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2024-05-08 10:58

今さらながらDropboxのススメ(第750回)

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今さらながらのDropboxの解説です。本来は複数デバイス間でのファイル同期のためのサービスで、クラウド上にもファイルが同期されることから、履歴管理やほかの人と共有など便利な機能が使えます。
=== 目次 ===
ファイル管理はDropboxで
クラウドストレージサービスというより同期サービス
クラウド上でファイルの編集もできる
ファイルの履歴管理機能
他の人とのファイル共有も簡単
Dropboxが提供するファイル転送サービスも
バックアップに特化したDropbox Backup
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パソコンで作業する上で、やっぱり重要なのはファイル管理だと思います。
ファイル名の付け方とかフォルダ分けの仕方をすごく考えてやってる人もいると思いますが、
そうでない人も多いと思います。
私はあまりちゃんとしてない方だと思います。
なので探しているファイルを見つけるために時間がかかったりすることもあるんですが、
最近はもっぱらブラウザ上のDropboxからファイルを探すことが多くて、これが結構便利で気に入っています。
私はパソコン上でMac上で何かファイルを作るときには、
基本的には全てDropboxのフォルダの中にフォルダを作って保存するようにしています。
そうするとクラウド上のDropboxと常に同期することになるので、
自分のDropboxのページにブラウザでログインしてファイルを探すことができるんですね。
Dropboxを使うことで便利なのが、いろんなファイルのプレビューが表示されるところです。
結構大きく一覧で表示できるので、
Macのファインダー上で検索するよりも、ビジュアルで探しやすくて便利だと思います。
Adobe IllustratorのAIファイルとか、PhotoshopのPSDファイルとか、PDFとかKeynoteとか、いろんなファイルをプレビューしてくれます。
特に最近私はAdobe Illustratorのファイルを探すことが多いんですね。
印刷物を作る機会が増えて、ポストカードとか名刺とかの紙物もそうなんですが、
缶バッジとかアクリルスタンドとかキーホルダーとか、そういうグッズ類も結局のところ印刷物なので、
Adobe Illustratorでファイルを作ると、CMYKのファイルを作るということが増えているんですね。
あえてキーワード検索で探さずに、Adobe IllustratorのAIファイルだけを探すと、
ブラウザ上のドロップボックスの検索窓で、Type://AIと入力すると、
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AIファイル拡張し、AIのAdobe Illustratorのファイルだけを絞り込めるので、
その一覧をスクロールしていって、プレビュー画像で探すというやり方が気に入っています。
これのいいところは、過去に作ったファイルとの再会があることです。
あ、こんなファイルあったなと、このファイル今度また使えそうだというものを再確認できるので、そこもいいところだと思っています。
ということで、ファイル管理にドロップボックスを使うのはどうでしょうというおすすめなんですが、
改めましてドロップボックスとはという解説をしたいと思います。
もしかしたらドロップボックスについて誤解している人がいるんじゃないかと思うんですね。
ドロップボックスはクラウドにデータを、ファイルをバックアップするサービスだというのはちょっと認識が違っています。
なのでクラウドストレージサービスとかオンラインストレージサービスと呼ぶと、ドロップボックスの本質が伝わりにくいんじゃないかと思います。
オンラインファイル同期サービスとかクラウド同期サービスと呼んだ方が、わかりにくいですけど正しいんじゃないかなと思います。
ドロップボックスには今やいろいろな機能がついていますが、本来的には複数のデバイスでファイルを同期するサービスなんですね。
例えば自分が使っているデスクトップパソコンとノートパソコン、あるいはオフィスのパソコンと自宅のパソコン。
そういう複数のデバイス間で常にファイルを同期させることによって複数のデバイスでストレスなく作業の続きを行うことができる。
会社のパソコンでやりかけの仕事を同じファイルを自宅のパソコンで開いて続きの作業ができるというためのファイル同期サービスなんですね。
同期するにあたってファイルはすべてクラウド上にもドロップボックスのサーバー上にも同期されるので、この同期されているクラウド側のオンライン上にあるファイルを検索して探したりできますよというのがさっきの私の話ですね。
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ファイル形式によってはクラウド上のファイルを編集することもできます。
例えば画像をトリミングしたり明るさとかコントラストを変えたりできるんですね。
クラウド上で編集してももちろんその編集されたファイルがパソコンとも自動で同期されるということになります。
なのでクラウド上からファイルを消せばパソコンからも消えるし、パソコン上でファイルを消せばクラウド上のファイルも消えるということになります。
ファイルの履歴管理ができるのが便利なところで、過去のファイルに遡ることができます。
なのでファイルを保存してしまったけども前のバージョンに戻したいんだと、そういうことが簡単にできて非常に役に立っています。
ドロップボックス上にファイルを常に共有していることによっていつでも過去のファイルに遡れるという安心感があることが精神衛生上非常にいいですね。
クラウド上にファイルがあることの利点として他の人とのファイル共有がしやすいというのもあります。
当然通常はクラウド上のファイルにアクセスできるのは自分だけなんですが、簡単に共有用リンクを作れて、そのリンクを人に教えることによってファイルをダウンロードしてもらったり、画像や動画の場合はオンライン上で見てもらうこともできます。
なのでファイル転送サービスみたいなものを使わなくてもメールで送れないような大きなファイルもドロップボックスの共有リンクを教えれば、メールで送ればいいわけですね。
そのやり方とは別にドロップボックストランスファーというファイル転送用のサービスツールもドロップボックスは提供しています。
なおファイルのやり取りとして人からファイルを受け取る場合、送ってもらう場合にドロップボックスのファイルリクエストという機能がすごく便利です。
ファイルリクエストというのを作ってそのリンクを相手に教えれば、ブラウザ上でファイルを選ぶか、ドラッグ&ドロップすることで相手の人が簡単にファイルを送ることができるんですね。
ドロップボックスはオンラインストレージとしてファイルをバックアップしておく場所じゃないよということが言いたかったわけですが、ドロップボックスバックアップというバックアップ用のサービスも提供しています。
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こちらは通常のドロップボックスのような同期ではなく、パソコン側からクラウド側への一方向のバックアップのためのサービスです。
指定したフォルダが定期的にバックアップされると。15分間隔とか毎日とか毎週とか、あるいはカスタマイズして一定間隔ごとにバックアップしていく仕組みなんですね。
そしてブラウザ上のドロップボックスの自分のページから特定の時点のスナップショットを選んで、ある過去の状態にファイルを復元することもできるということです。
とはいえ、これも特定のフォルダを常にオンライン上に同期していくわけなので、パソコン上からファイルを削除すればオンライン上にも削除されている、そのファイルがない状態でバックアップされるということですね。
なのでパソコン上の古いファイルをオンラインストレージに保存することによって、パソコン上からはファイルを消してストレージの空き容量を増やすという使い方には使えないということになります。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪。
10:58

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