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2022-04-18 10:30

Dropbox Backupは容量無制限が売りじゃない(第525回)

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容量無制限が話題のDropbox Backupについて調べたことを話しました。機能が盛りだくさんになったDropboxからバックアップに特化した廉価版プランができたという捉え方が正しいと思っています。

=== 目次 ===
Dropbox Backupの容量無制限が話題
機能を特化した廉価版プランだと思う
外部のファイル置き場ではない
初心者に優しくわかりやすく容量制限なし
既存ユーザーがBackup機能を使うメリット
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アシカガキャスト!
ドロップボックスから、ドロップボックスバックアップという新サービスが発表され、提供が開始されました。
これを紹介する記事で、月600円で容量無制限のクラウドバックアップが可能な、とか
容量無制限でバックアップできるバックアッププラン月750円といったタイトルの付けられ方をしたので、
安くて容量無制限というところがピックアップされています。
Twitterでも、ドロップボックスがトレンド入りするほど話題になっていて、私もそれでこのサービスを知りました。
なお、さっき記事のタイトルを読んだときに、月600円と750円があったんですが、
これは月々払うと月750円で、年間プランで1年分をまとめて払った場合には、1月あたり600円ということです。
この金額はドロップボックスバックアップの専用プランの金額なんですが、
既存のドロップボックスユーザーがバックアップのプランを契約することはできないんですね。
ただし、既存のユーザーもドロップボックスバックアップ機能は使えると、でも容量無制限ではないと。
じゃあ既存のユーザーがバックアップを使うメリットは何だろうと。
そもそも従来のドロップボックスとはどう違うのと。
なかなか分かりにくいサービスだと思い、私もなかなかピンとこずに色々調べてみました。
まずこのドロップボックスバックアップは機能がどんどん強化されていって盛りだくさんになったドロップボックスから、
バックアップの機能だけに特化した廉価版のプランができたという捉え方が正しいんじゃないかと私は考えます。
ドロップボックスは基本的には複数のパソコン間でファイルを同期させるためのサービスですよね。
自宅と仕事場のパソコンとかデスクトップパソコンと持ち運ぶノートパソコンで同じファイルを使うために、
昔は私は外付けハードディスクを会社に持って行ったりとかしてたんですが、外付けのハードディスクやUSBメモリーなどを持ち歩かなくても、
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クラウド経由で指定したフォルダの中身が常に同期されるというのがドロップボックスの最初のコンセプトですね。
ファイルを同期するためにクラウド上にバックアップが作られるんですが、
ウェブブラウザからそのファイルにアクセスできるのも便利な点になります。
いざとなったら出先で人のパソコンを借りてドロップボックスにログインすれば、自分のファイルにアクセスしてブラウザ上からダウンロードしたりもできます。
そしてスマホが普及してきたら、スマホのアプリからクラウド上のファイルにアクセスできると、
いつでもどこでもスマホから自分のファイルにアクセスできる環境を作ることができたというのは、
今では当たり前のように使っていますが、かなり画期的だといい時代になったなと思ったものです。
そしてドロップボックスが機能強化していく中で、クラウド上で新しくファイルを作ったり編集したりできるようになったんですね。
そしてクラウド上で編集されたファイルは自動的にパソコン上にも同期されると。
全てが双方向なんですね。
そしてここでやっとでドロップボックスバックアップの話に戻るんですが、
ドロップボックスバックアップは双方向ではなく、パソコン上のフォルダーをクラウド上に同期し続ける一方向のバックアップなんですね。
ただクラウド上での編集作成はできませんが、クラウド上のファイルにアクセスすることはできるようです。
ドロップボックスのサイトの説明にも、ドロップボックスのサービスと同じようにバックアップしたファイルにはいつでも簡単にアクセスできます。
パソコンでもモバイルアプリでもウェブアプリでも操作できますと書いてありました。
なおドロップボックスの公式のサイトには載ってないんですが、ニュース記事にはドロップボックスバックアッププランは容量無制限なんだけど、クラウドストレージとして利用できる容量は2GBと書いてありました。
ドロップボックスの日本法人が多分メディア向けの発表会的なものを行ったようで、そこで発表された資料があるみたいで、公式のサイトよりもニュース記事の方が内容が細かいんですね。
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バックアップできる容量的には無制限なんだけど、ブラウザ上で確認できるファイルは2GBまでという制限のようです。
なお初歩的な話なんですが、ドロップボックスのサービスそのものもドロップボックスバックアップも特定のフォルダの中身を同期し続けるという仕組みなので、自分のパソコン上のローカルのファイルを消してしまえばバックアップからも消えるんですね。
なのでドロップボックスバックアップにファイルを入れてしまって、自分のハードディスクからはファイルを消して空き容量を増やすというような使い方はできません。
なので取りためた動画や写真ファイルをそこに突っ込んでおいてパソコンのハードディスクの空き容量を増やそうという発想で使えるものではないんですね。
ドロップボックスもドロップボックスバックアップも。
容量無制限の部分がピックアップされてますが、海外ではどうかなと調べてみたところ、容量無制限についてどうこうと語られているものを見つけることはできませんでした。
ドロップボックスのサイトの説明文にもどこにも容量無制限とは書いてないんですね。
ドロップボックスバックアッププランの説明文にはパソコン1台および外付けハードドライブ1台のバックアップが月額わずか750円で利用可能という書かれ方をしていました。
このパソコン1台および外付けハードドライブ1台が制限になっていてファイル容量に対しては制限がないと。
これは新たにドロップボックスを使い始める初心者ユーザーに対して優しくわかりやすくということなのかなと感じています。
少なくとも容量無制限の部分に魅力を感じるヘビーなユーザー向けのプランではないということでしょうね。
既存のドロップボックスのプランのユーザーでもこのバックアップ機能が使えるんですが、あえて片方向だけのバックアップを取るだけの今よりも機能制限されているサービスを利用するメリットが私はまだピンときていません。
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ドロップボックスバックアップの公式の説明文の中にファイルは共有ファイルから分離してバックアップされるため緊急バックアップを上書きしてしまう心配がありませんと書いてあってそこが既存のユーザーがバックアップを使うメリットなのかなと思います。
ただ緊急バックアップを上書きしてしまう心配がありませんがどういうケースを想定しているのかが今一つわかっていません。
ドロップボックスの本来の機能でファイルの履歴管理もできるので何かあってもファイルは復元できるはずなので緊急バックアップを上書きされてしまう心配というのがよくわからないですね。
通常のドロップボックスのファイルのクラウド同期とは別にバックアップが取られるようなのでものすごく重要なフォルダーとかは念のためにバックアップ機能も使っておくというのもありかなぐらいに考えています。
今回は以上です。
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