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2022-03-16 10:46

侮辱罪の厳罰化とTwitterのつぶやき(第515回)

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SNS上のひぼう中傷対策で侮辱罪の厳罰化が閣議決定したことと、Twitterはツイートを「つぶやき」としたことで、テレビに向かって独り言言ってる感覚でツイートしている人がいるのがいけないんじゃないかといった話です。

=== 目次 ===
侮辱罪の厳罰化が閣議決定
ツイートを「つぶやき」とした影響
Twitterの全文検索が炎上を生んでいる?
ネットリテラシー教育を受けるべきは大人
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00:01
SNS上の誹謗中傷対策を強化するために、侮辱罪が厳罰化されるそうです。
1年以下の懲役金庫と30万円以下の罰金に引き上げられるそうです。
そんなもんなんだと思ってしまいましたが、
痴漢や異質物応慮と同程度の罪になるということで、正式に犯罪の仲間入りをしたといった説明をしている専門家の人もいました。
あと、酵素事項というのが今までの1年から3年に伸びたのが大きいと言っている専門家の人もいました。
ネットでの誹謗中傷の場合、その発言をした人を突き止めるための作業、手続きなどが必要になってきますが、
よく聞く話でプロバイダーに開示請求を出してどうのこうのみたいなことにも時間がかかるので、これまでの1年で事項というのがハードルが高かったということです。
また、この侮辱罪の法改正とは別にプロバイダ責任制限法の改正というのも決定されたそうです。
これは今年中に施行予定ということなんですが、発信者開示請求がしやすくなって、ネットでの匿名の攻撃者を特定しやすくなるということらしいです。
と、ここまでちょいちょい難しい言葉を使いながら調べたことを話しました。
SNSでの誹謗中傷はやはりツイッター上で起きていることが多いと思います。
ツイッター上での誹謗中傷に関して私が常々思っていることを話したいと思います。
ツイッター上で、ダイレクトメッセージで芸能人であったり有名人であったり、誰かに誹謗中傷の言葉を投げかけるというのは、明らかにその人に対する攻撃であり、程度問題とかもあると思いますが、侮辱罪に関わってくることだと思います。
ただ、DM以外の普通のツイートの場合、本人に伝わらないと思って発言している人が多いように感じています。
03:13
本人が見てないところで誹謗中傷しているから許されるというわけでもないと思いますし、本人の目の届かないところで誤った情報、嘘の情報、デマなどをまき散らしている人がいるとしたら、それは何とかさばいてほしいと思いますよね。
ただ、テレビを見ながら独り言としてつぶやいているような、この女優さん劣化したねとか、そういう言葉をツイートしてしまったものが罰されてしまうのはちょっと怖い社会かなとも思いますよね。
で、そもそもこれはツイッターのツイートのことを日本語にするときにつぶやき、つぶやくと訳したことの影響なんじゃないかと常々私は思っています。
英語でのツイートは、小鳥がさえずる、ちっちっと鳴くという意味の動詞であり、さえずりという名詞なんですね。
小鳥がちっちっち、さえずっている、さえずりとつぶやきでは全然ニュアンス違いますよね。
ただ、日本ではツイッターが流行り始めたときにつぶやきという言葉がセットで語られることが多かったので、いまだにツイートはつぶやきだと、誰に読まれるでもなく自分の心の中のものを吐き出す場所だと思っている人も多くいそうですよね。
自分はフォロワーが少ないから、そんなに誰も見てないだろうと思って大胆な発言をしてしまっている人も多そうです。
誹謗中傷ではなくて、その発言した人本人が不良意にツイートしてしまったものが拡散されて炎上というケースもありましたよね。
もしかすると人によっては検索で自分のツイートが見つけられてしまう可能性があるということすら知らずにツイートしている人もいるかもしれません。
で、私が常々言っているのは、ツイッターの全文検索の機能はなくした方が世の中平和になるんじゃないかということです。
06:04
インスタグラムと同じようにハッシュタグだけ検索できるようにすればそれで十分じゃないかと思うんですね。
つぶやきとしてツイートしている人が検索に引っかからないようになりますし、みんなに見てもらいたいというツイートをする人はハッシュタグをつければいいわけですね。
いわゆる炎上という状態が起きたときに、でも自分のタイムライン上は平和だということは多いですよね。
ツイッター上での炎上が全部自分のタイムラインに入ってくるわけではないですよね。
ただ、炎上しているときにその関連するキーワードで検索をかけるとものすごい数のツイート、それこそ誹謗中傷の言葉がバンバン出てきて、
これ確かに炎上している超本人だったら世の中の人がみんな敵みたいな、みんなに攻撃されているように感じると思います。
本当に炎上している芸能人、有名人の場合はダイレクトメールがガンガン来たりとか、コメントとか引用ツイートで自分が炎上していることはわかるんだと思いますが、
外野の人たちからすると、炎上ウォッチャーからすると検索してみると思うんですよね。
ある意味、炎上はツイッターの検索機能がもたらしている面もあるんじゃないかと私は考えています。
とはいえ、私が言うように全文検索の機能をなくして、ハッシュタグ検索だけになるということはまずないとは思います。
なので、ツイッターを使っている人のデジタルリテラシーを上げてもらって、不要意な発言が本人であったり本人のファンに届いて悲しい思いをさせているかもしれないと理解してもらうことで、
少しでもテレビに向かって一人言を言っているような感覚のつぶやきを減らすことができればなと思います。
検索されないようにうまく検索除けをするとか、アカウントに鍵をかけるとか、そういう選択肢もありますよね。
そして、そういうネットリテラシー教育を受けるべきは大人じゃないかと、おじさんおばさんじゃないかと思います。
09:01
弁護士.comが男女1355人に調査した結果で、ネット上での誹謗中傷の書き込みをしたことがあるのは、50代男性が一番多かったということなんですね。
1位50代男性、2位40代男性、3位30代男性、4位40代女性、5位30代女性だったんですね。
この話題、あっこにお任せでやっていて、1位が50代男性というのに和田明子さんは驚いていたんですが、出演していた山の内すずはめちゃくちゃ納得できると言っていたんですね。
山の内すずに対してダイレクトメッセージで、誹謗中傷、ひどい言葉を投げかけてくる人がやっぱりいるそうで、そういう人のアカウントを見に行ったら、自分の顔をちゃんと出していて本名でやっているような50代くらいの男性が多いと言っていました。
ネットリテラシーの前に人としてどうかとも思いますが、ともかくそういうおっさんたちにこそネットリテラシー、SNSでのリテラシーの教育が必要だと思います。
同じおじさんとして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回は以上です。
10:46

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