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アシカガキャスト。
BeRealという写真SNSが海外のZ世代に人気だそうです。
我が家にもZ世代の娘がいますが、たぶんまだ日本のZ世代には知られてないと思います。
日本では海外でこういうのが流行ってるらしいよという情報に敏感な人、あわよくば先行者利益でビジネスに生かしたいと常にアンテナを張ってる感度の高い人が使い始めているみたいです。
アンチインスタグラムと言えるようなワンアイデアで、新しい切り口でインスタグラムに対抗しようという写真SNSアプリの一つと言えますね。
BeRealは投稿できるのが1日に1回だけで、ランダムな時間にBeRealの方から今から写真を撮って投稿しろという指示が来るんですね。
そしたらそこから2分以内に写真を撮って投稿しないといけないルールになっています。
そして写真はインカメラとアウトカメラで同時に撮られるので、撮影しているものとそれを撮ってる自分とが両方映るようになっています。
そして撮り直しはしない、フィルターなどの加工なし、トリミングなどの編集もなしと、その瞬間のリアルな写真を投稿しなさいということなんですね。
これはインスタグラムのきれいな写真、もられた写真、フィルターで加工された写真、映える写真、そういう作られた写真を競い合うインスタグラムに対するアンチテーゼなわけですね。
ちなみに投稿した写真は友達しか見ることはできないそうです。
1日1投稿とはいえアプリの指示に従っていたらプライバシーダダ漏れになる危険性もあるので、リアルで親しい人同士の写真SNSということなんでしょうね。
アイディアとしてはすごく面白いなと思いました。
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でも私が使ったとしても、何時に写真を撮れという指示が来ても、ほとんどの場合、自分の仕事部屋でパソコンに向かっている写真ばかりになると思います。
アメリカの女子大学生の間ですごく人気になっているという記事を読んだんですが、それはうなずける気がしますね。
高校生だったらほとんど日中は授業中でしょうし、会社員で出社してるんだったら、業務時間中に2分以内に写真を撮れと言われてもちょっと困っちゃいますよね。
今コロナ禍で日本の大学生も自由に動き回れてないと思うんですが、コロナ禍関係なく考えると大学生ぐらいが一番楽しめそうなSNSですね。
恋人同士でフォローしあって使うと監視ツールみたいでちょっと怖いですね。
2分以内に写真を撮れなかった場合、写真を投稿するまで友達の写真を見られなくなるそうです。
そして後から投稿した場合にはこの人は指定の時間に写真を撮れずに遅れて投稿しましたよとフォロワーに知らされるそうです。
写真を撮り直すことは実はできるんですが撮り直したよということがフォロワーに通知されるということらしいです。
このPDRフランスで作られたアプリサービスらしく今年になってからイギリスアメリカで大学生の間で口コミで広まって人気になったそうです。
アンチインスタグラムのアイデア写真SNSとしては以前紹介したディスポというのもあります。ディスポはディスポーザブルカメラ、使い捨てカメラをイメージしたもので
写真を投稿するにはディスポのアプリで撮影しないといけないんですが撮った写真はすぐに見られないで翌朝9時に見られるようになるというのがポイントです。昔のカメラみたいに現像に出して出来上がってくるまでに時間がかかることをイメージしてるんですね。
撮った写真は昔のアナログのカメラで撮影したようなちょっと荒い感じの雰囲気のある写真になるようにフィルターがかかります。
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もう一つポパラッチという写真SNSもあります。このポパラッチという名前はパパラッチから来ていてあなたは友達のパパラッチになって友達があなたのパパラッチになるよと自分ではなく人の写真を投稿するSNSなんですね。
友達の写真を撮ってタグ付けして投稿する。自分の写真は投稿できないというアイディアのアプリサービスになっています。
友達と一緒に楽しい時間を過ごしている時に友達の写真を撮ってその写真をじゃあ送ってあげるねではなくパパラッチでその友達のタグ付けをして投稿すればいろんな友達からの写真がどんどん自分のアカウントに紐づいた形で集まっていくと。
リア充陽キャ向けのSNSって感じがしますね。これはもちろんタグ付けされて投稿された自分の写真でこれは嫌だなというものを消すことはできるそうです。
このパパラッチもBリアルも親しいリアルの友達同士の閉じたSNS。外からは何やってるのかが見えないSNSな感じですね。
そもそもアンチインスタグラムなのでアンチインフルエンサー的な場になっていてフォロー数やいいねの数を競ったりしない場ですよね。
なのでインスタグラムとかTikTokのように企業としてもビジネスとしても参入しなくちゃといった場にはならなそうに感じました。
Bリアルもディスポもパパラッチもインスタグラムの対抗場としての期待も込められて潤沢な資金調達はできているようです。
とはいえサービスとしてどうやって利益を出していくのかは難しいようにも感じました。
プラットフォームとして人を集めることができればその先お金を儲ける手段はなんとかなったりするというのはGoogleであったりLINEであったりで実証済みなので頭のいい人がちゃんと考えるんだと思います。
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そういえば今娘がパラレルというアプリを使っていて音声チャットなどのアプリなんですがディスコードよりいいよと娘は言ってるんですが広告も入らないしどうやってパラレルは儲けてるんだろうねと聞かれたんですね。
それで調べてみたんですが確かに広告も入っていないしアプリも完全無料で課金などありませんでした。
そして12億円資金調達してるというニュースがありました。
なのでパラレルも海外のPDRとかディスポとかポパラッチがやってるようなまずはとにかくユーザーを集めてマネタイズはその後だという戦略なんだろうなと。
日本でもそういう形でのアプリサービスの運用ができるんだと感心したので余談ながら最後パラレルの話をしました。
今回は以上です。
