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2022-04-20 10:37

Adobeが買収したレビューツールが動画編集ソフトに組み込まれた(第527回)

Adobeが買収した動画のレビュー/校正ツール Frame.io がPremiere Pro、After Effectsに組み込まれたようです。調べてみると、Frame.ioのAdobe向けプランができたという捉え方が正しいようでした。

=== 目次 ===
レビューツールとは
動画のレビューはむずかしい
Adobe向けのFrame.ioの機能
プロジェクト数に制限あり
最初はグループ版の無料体験版
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アシカルゲスト
アドビが以前買収したフレーム.ioという 動画レビューツールがあるんですが
これがついにアドビの動画編集ソフト
アドビプレミアプロ、アドビアフターフェクトゥーと 連携して使えるようになりました
まず念のためレビューツールとは何かの話をします
このレビューという言葉が耳馴染みはあるけども 意外と曖昧にしか知らない人も多いと思います
amazonのサイトの本の書評とか商品を使っての感想とか あれもレビューですね
レビューを辞書で調べると評論・批評・書評とありました
動画編集とかデザインとかクリエイティブワークにおいての レビューというのは
制作途中のものあるいは完成したものを見て ここをもうちょっとこうしてほしいとかいう要望であったり
修正の指示であったりを制作者に伝える作業ステップ
これが対面でみんなで集まって行われたりしますし
リモートでデータのやりとりで行われたりもするわけですね
オンラインでリモートでこのレビュー作業をやりやすくするための レビュー用のツールというものがいろいろあります
日本では構成ツールといった方がわかりやすいかもしれません
構成は学校の校に正しいの方の構成ですね
これも100%浸透してる言葉じゃないと思いますし
音で聞いた場合に構成という言葉がいろんな構成があるので
ポッドキャストで話す分にはわかりにくいというデメリットがあります
赤入れなんていう呼び方もありますね
大体構成は赤色のペンで行うので赤入れという言い方をしますが
これも万人が理解できる言葉ではなさそうですね
多分構成はレビューという大きなくくりの中に入ってくる言葉で
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レビュー=構成とはちょっと違うかもしれないですね
ともかく構成修正指示要望などなどを作っているものを評価して
より良いもの間違いのないものにするために関係者とかチームで行うのが
レビューという作業ですね
そして動画のレビューは動きがある分1枚の静止画
ポスターであったりバナー画像であったりのレビューよりも難しそうだなというのはイメージできると思います
テキストで行うんだったら何分何秒のところのどこどこの部分を修正してほしいと
それでもまあわからないことはないかもしれないですが動画の中のそのシーンのところに直接
文字や画像や記号を使って書き込まれている方が断然わかりやすいですよね
そういうことが行えるのが動画レビューツールということになります
SNSでも今どんどん動画が使われるようになってきていますしビジネスシーンでもどんどん動画が必要とされてきていると思うので
動画レビューツールの重要性もどんどん増してくるはずですね
そこでアドビは動画レビューツールのフレーム.ioを買収して自分たちの動画編集ツールに組み込んだといった形になっているわけです
フレーム.ioはアドビの専用のツールになったわけではなく従来のプランも今まで通り提供は続けられています
アドビのクリエイティブクラウドユーザーなら追加料金なしで使えるフレーム.io for Adobe Creative Cloud という新しいプランができた感じになっています
できることとしてはレビュー機能としてコメントをつけたり動画のフレームに合わせて注釈を加えられる機能と承認機能もあるみたいです
関係者の人がチェックして承認されたらこれでOKですという確認が取れるということですね
あと100GBのフレーム.io専用ストレージがあってメディアのアップロードとダウンロードを素早く行うための高速ファイル転送機能もあるそうです
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カメラトゥークラウドという機能があるそうで説明文をそのまま読むと映像編集者やモーションデザイナーなどの作業担当者にカメラからのフッテージを最速で最も簡単かつ安全に受け渡せるカメラトゥークラウドワークフローが使用できますとあります
撮影した映像素材をクラウド経由で制作担当者に素早く渡せるということなんでしょうね
その他フレーム.io for Adobe Creative Cloudの機能説明として最大5つのアクティブなプロジェクトのメディアを直接クラウドにアップロードし共有先のチームメンバーを指定できる
レビュアーとの無料共有機能(人数制限なし)とあります
フレーム.ioの既存のプランで無料プランはプロジェクト数2つまで月額15ドルのプロプランはプロジェクト数の制限なしとなっているので無料プランとプロプランの間なんですね
そしてレビュアーとの共有機能も多分フリープランと同じ共有リンクを知っている人がアクセスできるタイプなんじゃないかと思います
プロプランだとそれにバスワードをかけられるんですね
なので結局フレーム.ioの全ての機能を使いたい、高度な機能を使いたいという場合は別途有料のプランを使ってくださいということのようです
アドビの説明にもフレーム.ioのグループ版プランまたはエンタープライズ版プランにアップグレードすると追加のコラボレーション機能やセキュリティ機能を使用できるだけでなく
さらに多くのユーザーとストレージを簡単に追加することができますと書いてありました
なおアドビIDを使ってフレーム.ioにログインしてフレーム.io for Creative Cloudを利用するんですが
09:07
使い始めた時点でフレーム.ioグループ版プランの30日間の無料体験版が開始されるということです
なので30日間は月額1ユーザーあたり25ドルのチームプランと英語版では書いてあるんですが
グループ版のプランの機能が使えて30日経ったら機能的にダウングレードすると
今まで通りグループプランの機能を使いたかったらお金を払う必要があると
しかもグループプランなので25ドルかける人数分毎月かかるということになります
そう考えるとフレーム.ioがアドビの動画編集ツールに組み込まれたとはいえ
お試し版が無理やりバンドルされているみたいな捉え方もできてしまいますね
カメラトゥークラウドという機能を使わないんだったら
フリープランとアドビが提供しているものはそんなに大差ないのかなとも思ってしまいます
最後ちょっと批判っぽくなっちゃいましたが今回は以上です
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