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2023-04-03 09:17

Macでリアルタイムにボイスチェンジャー(第642回)

ボイスチェンジャーに興味を持って、MacのGarageBandかAdobe Auditionでリアルタイムのボイスチェンジができることを知りました。実際にピッチやリバーブを変えた声を収録してみた例も聞けます。

=== 目次 ===
ボイスチェンジャーに興味を持った
Adobe Auditionでリアルタイムのボイスチェンジ
リバーブ効果でいろんな場所にいるような音を
GarageBandをボイスチェンジャーに
Loopbackで生配信などに対応
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Macでリアルタイムにボイスチェンジャー
アシュートゲスト
ボイスチェンジャーに興味を持って
macと自分の手持ちのアプリケーションで
なんとかならないかと実験してみた話です
結論から言うと
macのガレージバンド
appleが提供する無料のアプリケーションを使うと
リアルタイムでボイスチェンジャー的なことができることが分かりました
また、Adobeのクリエイティブクラウドを使っている人なら
Adobe Auditionというオーディオのアプリケーションを使って
ボイスチェンジャー的なことができます
ただ、ガレージバンドにしろ、Adobe Auditionにしろ
ボイスチェンジャーで変えた声で生配信などをするためには
別なツールを組み合わせる必要があります
Adobeオーディションのボイスチェンジャー
まず、ボイスチェンジャーに興味を持ったきっかけが
iPhoneアプリでボイスチェンジャー的なことができるものがあって
声のモデルが新たに追加されました
みたいなニュースを読んだことです
で、そのアプリを試してみようかなと思ったら
昔すでにダウンロードしたことがあるアプリだったんですが
App Storeのレビューを見ると評判が悪くて
ボイスチェンジャーで変換した音声を別アプリに送ったりはできないので
ただ自分の声が変換されるのを聞いて楽しむくらいしかできないんですね
ただそのアプリはパソコン版もあって
パソコン版は生配信とかにも使えるらしいです
そしてそのアプリのレビューだとか世の中の評判を見てみると
ボイスロイドというのが良いらしいと知りました
で、これ調べてみるとテキストを読み上げるソフトでした
で、そういったことを調べているうちに
私がポッドキャストの収録や編集をしている
アドビオーディションでできるんじゃないかと気づいたんですね
そこでアドビオーディションで録音した声の音声を
ボイスチェンジャーで声を変えたみたいに編集する方法を調べたところ
リアルタイムでボイスチェンジャー的に使えるよという
アドビが出している記事を見つけました
詳しい仕組みはちゃんと理解してないんですが
マルチトラックにするとできるということを知りました
今実際にやってみるとこんな感じです
今ピッチシフターというのを使って声をちょっと変えてみています
リアルタイムで話している声をモニターすることができるんですが
ちょっと遅れて聞こえてくるんですごい喋りにくいですね
ピッチシフターという効果にはあらかじめいくつかプリセットが用意されています
例えばこれは「怒れるネズミ」というプリセットの効果です
これが「闇の天皇」というプリセットなんですが
「闇の天皇」というよりはプライバシーに配慮して声を変えられた人みたいですね
もはや聞き取りづらかったと思いますが
「闇の天皇」というプリセットで
「闇の天皇」というよりプライバシーに配慮して声を変えられた人みたいですねと言っています
ピッチシフター以外で私が面白いなと思ったのがリバーブという効果です
いろいろな表面をバウンスする音波のことですとあって
反響音みたいなことだと思うんですが
いろんな場所にいるように聞こえる効果を加えることができるんですね
例えばこれは「教室」という効果なんですが
かなり広い教室ですね
これは「お風呂場」ですね
これは「記憶の中」という名前がついているプリセットです
なおこれらはリバーブの「コンボリューションリバーブ」という効果のプリセットのものを使ってみたものです
ここまでのボイスチェンジャーというか声の効果は
収録した音源に対して効果をかけてるんではなくて
Macでリアルタイムにボイスチェンジャー
リアルタイムで効果をかけて収録しました
Adobe Audition上で
次にガレージバンドですが
マイクの入力に対してプラグインのピッチというのを選んで
ピッチの中のボーカルトランスフォーマーを
選ぶとAdobe Auditionでのピッチシフターと同じように
ピッチを変えて声をボイスチェンジャーで変えたみたいに変えられます
はい、これはガレージバンドでボイスチェンジャー的に声を変えたものを
Adobe Auditionで録音しています
後で説明しますが
ガレージバンドからの音の出力を
Auditionの入力にするために別なツールの力を借りています
ガレージバンドにもリバーブの効果もあります
皆さんこんにちは
ホールのリバーブですね
リバーブでいろんなところにいるような反響音とかの
効果をかけられるのは面白いですね
で、今ガレージバンドで効果をかけた音を
Adobe Auditionの音声入力にしたわけですが
それにはループバックというアプリケーションを使いました
音の入力とか出力をコントロールするツールなんですが
Sound Flowerというのが有名で私の中では
そういうことをやるのはSound Flowerという印象だったんですが
Sound Flowerはちょっと古いツールで
今はループバックみたいです
Macでの話ですね
ループバックではソースとアウトプットとモニターの
3つの設定をします
ソースというのは音の入力ですね
つないでるマイクの音、アプリケーションが鳴らしている音
などを複数の音をソースとして使うことができます
今回の私のケースだとガレージバンドを音のソースと設定しました
音のアウトプットはSound Flowerそのものになるので
今回は特に設定していません
複数のアウトプットをしたい場合に
アウトプットの数を増やすことができるようです
音のアウトプットがループバックになるので
録音するAdobe Auditionの設定で音声入力を
マイクとかではなくループバックに設定します
なのでマイクとかアプリケーションで鳴っている音とか
そういうのを全部ひっくるめてループバックがバーチャルマイク的に
全部音を取りまとめて音声として録音するアプリケーションとか
ループバックの使い方
ライブ配信のアプリケーション、ビデオ会議のアプリケーションなどに
音声入力として使えるということですね
そしてモニターというのは最終的にループバックが取りまとめてくれた音を聞くのを
スピーカーから鳴らしますかヘッドフォンで聞きますかというのを設定するところです
モニターしないという選択肢もあります
なおこのループバックは有料のものなんですが無料でもトライアルモードということで
20分間は利用することができます
今回はこのトライアルモードを使わせていただきました
ということで今回は以上です
アシカガコーディがお届けしました
OK。では参りましょう。
09:17

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