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2023-04-03 09:16

Macでリアルタイムにボイスチェンジャー(第642回)

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ボイスチェンジャーに興味を持って、MacのGarageBandかAdobe Auditionでリアルタイムのボイスチェンジができることを知りました。実際にピッチやリバーブを変えた声を収録してみた例も聞けます。
=== 目次 ===
ボイスチェンジャーに興味を持った
Adobe Auditionでリアルタイムのボイスチェンジ
リバーブ効果でいろんな場所にいるような音を
GarageBandをボイスチェンジャーに
Loopbackで生配信などに対応
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ボイスチェンジャーに興味を持って、Macと自分の手持ちのアプリケーションで何とかならないかと実験してみた話です。
結論から言うと、MacのガレージバンドAppleが提供する無料のアプリケーションを使うと、
リアルタイムでボイスチェンジャー的なことができることがわかりました。
また、Adobeのクリエイティブクラウドを使っている人なら、Adobe Auditionというオーディオのアプリケーションを使ってボイスチェンジャー的なことができます。
ただ、ガレージバンドにしろ、Adobe Auditionにしろ、ボイスチェンジャーで変えた声で生配信などをするためには、別なツールを組み合わせる必要があります。
まず、ボイスチェンジャーに興味を持ったきっかけが、iPhoneアプリでボイスチェンジャー的なことができるものがあって、声のモデルが新たに追加されました、みたいなニュースを読んだことです。
で、そのアプリを試してみようかなと思ったら、昔すでにダウンロードしたことがあるアプリだったんですが、
アップストアのレビューを見ると評判が悪くて、ボイスチェンジャーで変換した音声を別アプリに送ったりはできないので、ただ自分の声が変換されるのを聞いて楽しむくらいしかできないんですね。
ただ、そのアプリはパソコン版もあって、パソコン版は生配信とかにも使えるらしいです。
そして、そのアプリのレビューだとか世の中の評判を見てみると、ボイスロイドというのが良いらしいと知りました。
で、これ調べてみるとテキストを読み上げるソフトでした。
で、そういったことを調べているうちに、私がポッドキャストの収録や編集をしているアドビューオーディションでできるんじゃないかと気づいたんですね。
そこで、アドビューオーディションで録音した声の音声をボイスチェンジャーで声を変えたみたいに編集する方法を調べたところ、リアルタイムでボイスチェンジャー的に使えるよというアドビューが出している記事を見つけました。
詳しい仕組みはちゃんと理解してないんですが、マルチトラックにするとできるということを知りました。
今実際にやってみるとこんな感じです。
今ピッチシフターというのを使って声をちょっと変えてみています。
リアルタイムで話している声をモニターすることができるんですが、ちょっと遅れて聞こえてくるんで、すごいしゃべりにくいですね。
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ピッチシフターという効果にはあらかじめいくつかプリセットが用意されています。
例えばこれは怒れるネズミというプリセットの効果です。
これが闇の帝王というプリセットなんですよね。
闇の帝王というのはプライバシーに配慮して声を変えるという人みたいですね。
もはや聞き取りづらかったと思いますが、闇の帝王というプリセットで、闇の帝王というよりプライバシーに配慮して声を変えられた人みたいですねと言っています。
ピッチシフター以外で私が面白いなと思ったのがリバーブという効果です。
いろいろな表面をバウンスする音波のことですとあって、反響音みたいなことだと思うんですが、いろんな場所にいるように聞こえる効果を加えることができるんですね。
例えばこれは教室という効果なんですが、かなり広い教室ですね。
これはお風呂場です。これは記憶の中という名前がついているプリセットです。
なお、これらはリバーブのコンボリューションリバーブという効果のプリセットのものを使ってみたものです。
ここまでのボイスチェンジャーというか声の効果は収録した音源に対して効果をかけているのではなくて、リアルタイムで効果をかけて収録しました。
Adobe Audition上で。
次にガレージバンドですが、マイクの入力に対してプラグインのピッチというのを選んでピッチの中のボーカルトランスフォーマーを選ぶと、
Adobe Auditionでのピッチシフターと同じようにピッチを変えて声をボイスチェンジャーで変えたみたいに変えられます。
はい、これ以上的に録音しています。
後で説明しますが、ガレージバンドからの音の出力をオーディションの入力にするために別のツールの力を借りています。
ガレージバンドにもリバーブの効果もあります。
みなさん、こんにちは。
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ホールのリバーブですね。
リバーブでいろんなところにいるような反響音とかの効果をかけられるのは面白いですね。
で、今ガレージバンドで効果をかけた音をAdobe Auditionの音声入力にしたわけですが、
それにはループバックというアプリケーションを使いました。
音の入力とか出力をコントロールするツールなんですが、
サウンドフラワーというのが有名で、私の中ではそういうことをやるのはサウンドフラワーという印象だったんですが、
サウンドフラワーはちょっと古いツールで、今はループバックみたいです。
Macでの話ですね。
ループバックではソースとアウトプットとモニターの3つの設定をします。
ソースというのは音の入力ですね。
つないでるマイクの音、アプリケーションが鳴らしている音などを複数の音をソースとして使うことができます。
今回の私のケースだとガレージバンドを音のソースと設定しました。
音のアウトプットはサウンドフラワーそのものになるので、今回は特に設定していません。
複数のアウトプットをしたい場合にアウトプットの数を増やすことができるようです。
音のアウトプットがループバックになるので、録音するAdobe Auditionの設定で音声入力をマイクとかではなくループバックに設定します。
なのでマイクとかアプリケーションで鳴っている音とかそういうのを全部ひっくるめてループバックがバーチャルマイク的に全部音を取りまとめて音声として録音するアプリケーションとか
ライブ配信のアプリケーション、ビデオ会議のアプリケーションなどに音声入力として使えるということですね。
そしてモニターというのは最終的にループバックが取りまとめてくれた音を聞くのをスピーカーから鳴らしますか、ヘッドフォンで聞きますかというのを設定するところです。
モニターしないという選択肢もあります。
なおこのループバックは有料のものなんですが無料でもトライアルモードということで20分間は利用することができます。
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今回はこのトライアルモードを使わせていただきました。
ということで今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
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