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2021-09-21 09:29

動画の字幕はFigmaで作ればいいじゃない(第470回)

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動画に入れるテロップはグラフィックツールで作ると便利という話です。わたしはFigmaで作っています。慣れたツールでストレスなく文字詰めなどできますし、修正もFigmaで行い上書き保存するだけなのでラクです。

=== 目次 ===
YouTube動画の量産を始めた
グラフィックツールで字幕を作る手順
グラフィックツールで字幕を作るメリット
動画編集ツールで字幕を作らないデメリット
もっと効率化もできるはず
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00:01
最近、新しいYouTubeチャンネルを始めました。
キャラクターデザイナーの井上ひさとさんが64歳にして、
iPadでのお絵かきにチャレンジするということで、
私がリモートで教える様子を動画にして公開していきます。
井上ひさとさんは、サンリオでハンギョドン、バッドバツマルを生み出したすごい人で、絵もすごく上手いです。
ベネッセのコラショというキャラクターもデザインしています。
最近、ポッドキャストで話していた、ふんふんという自分の映像とパソコンの画面などを合成できるツールを有料プランにした話もこのYouTubeチャンネルのためです。
あと、手元カメラとしてウェブカメラを2台新たに導入した話もそうですね。
そして今回の話は、YouTube動画をある程度量産しなきゃいけなくなったので、それに関連した動画制作の話です。
動画にテロップ、字幕を入れるときに、私はこうやってますよというネタです。
動画編集ツールのテロップを入れる機能、テキストを扱う機能は一切使わずにグラフィックツールで作っています。
具体的にはフィグマという無料のツールを使っていますが、アドビのイラストレーターでもXDでもアフィニティデザイナーでもアートボードを複数いっぱい作れるグラフィックツールなら同様のことができるはずです。
やり方としては、まず動画のサイズフルHDなら1920x1080ピクセルのフレームを作ります。フィグマではフレームと呼んでるんですがアートボードですね。
このサイズでアート枠を作りますよという枠ですね。そして作っているムービーのどこかのシーンをスクリーンショットしてそのアートボードフレームの背景に敷きます。
そしたらそのフレームをいっぱい複製して用意しておくか新しい字幕が必要になるたびに複製していきます。あとはテロップや矢印や図形など動画に重ねるグラフィック要素文字の要素を作っていきます。
03:15
この時に背景に動画のシーンがあるとテロップが入った感じがつかみやすいですよね。もちろんこれは私の動画が ipad の画面と井上さんと私のそれぞれのズームの画面が配置されているので絵面的にはずっと同じだから
一つのキャプチャ画像でイメージがつかみやすいということはあります。グラフィックツールのフィグマ上でまとめて一気にテロップを作ってしまうんですね。テロップはだいたいフォーマットも同じに揃えたほうがいいので
フレームごと複製して文字を打ち替えるとか同じ位置にコピペして文字を打ち替える感じで作っていきます。そしたら背景に敷いた画像は非表示にして背景を透明にした状態で10日の png 形式で一気に画像として書き出します。
あとは動画編集ツールに一括で読み込ませて適切な位置に配置していけばいいんですね。ここでの適切な位置というのは座標の位置という意味ではなくて時間の位置ですね。テロップを入れるタイミングのいいところに配置していくということです。
グラフィックツールを使ってテロップを作るメリットとしてはまず位置決めはグラフィックツール上で行うので動画編集アプリ上では単純に動画の上に png で書き出した画像を乗っければいいだけなんですね。
位置の調整が必要ありません。そして文字詰めをするとか文字と文字の間隔を調整する文字詰めや文字に縁取りをつけるとかシャドウをつけるとかを使い慣れているグラフィックツールでできるところがメリットです。
その辺の作業を動画編集ツールでやろうとするとすごくストレスなんですよね。もちろん慣れていて使いこなしている人は動画編集ツール上でやる方がいいという人もいるかもしれません。
あと直しが楽というメリットもあります。動画編集ツール上でテキストとして扱っている方がその場で直せて楽じゃないかと思うかもしれませんがそもそも動画編集ツールは時間軸がある中でテロップを探さないといけないので
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あそこのテロップの内容をちょっと変えようと思った時に動画編集ツール上で探すよりもグラフィックツールで探す方が断然楽なはずです。グラフィックツール上では一覧表示されている状態なわけですからね。
私は動画編集にアップルのファイナルカットプロを使っているんですが画像を読み込むときにコピーしてファイナルカットプロのプロジェクトの中に入れてしまうんじゃなくて画像は元の場所に残しておくという設定をしておけば
グラフィックツールから上書き保存するだけで何もせずにテロップは自動で新しいファイルに差し替わります。なのでフィグマ上で複数のテロップを修正して複数ファイルを一気に書き出すだけでファイナルカット上では何もしなくてもテロップの修正ができるんですね。
プレミアプロでも同様にファイルを差し替えるだけで更新できたはずです。確かプレミアでは差し替えますかという確認のダイアログが出てきていたと思います。
動画編集アプリ上でテロップを作らないことのデメリットとしては文字を使ったアニメーションとかができないことですね。
テロップが1文字ずつ現れるとか最初は文字間隔が広く出てきて徐々に文字の間隔が狭まるとかそういうアニメーションです。
ただそういうのってほとんど使わないですよね。テロップの場合はせいぜいフェードインフェードアウトぐらいできればいいと思います。
フェードインフェードアウトならグラフィックツールで作って読み込んだ画像になったテロップでもできますね。
あと発展形としては字幕をテキストファイルとして用意しておいて一括取り込みで自動で複数のテロップを作るということも多分できると思います。
テキストのスタイルをAパターンBパターンCパターンとかあらかじめスタイルとして定義しておけば多分もっと効率化できると思うんですが、私はまだそこまではやっていません。
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ということで動画を編集するときにテロップはグラフィックツールで作ったら便利ですよと私はそうしてますと。
Figmaという無料のグラフィックツールを使ってますという話でした。
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