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第304回、アシカガキャスト。
先日、仕事をしている時にメッセージがFacebookメッセンジャーで来て、
急ぎのお願いと書いてあったので、それを見てみました。
結構昔に私がカスタマイズの手伝いをしたWordPressで構築されたサイトがあるんですが、
それがアクセスできないと。
で、管理画面にもアクセスできなくなったので、見てほしいということでした。
その時、やってた仕事も切発待ってたんですが、
それは困ってるだろうということで、見ることにしました。
サイトを見てみたところ、明らかにプラグインがエラーを出してるんですね。
そういうエラーメッセージだけが表示されている画面です。
WordPressの管理画面も同じエラーメッセージが出ています。
そのメッセージを送ってくれた人は、そのサイトの持ち主とはまた別で、
仕事でそのサイトを受け負ってる人で、
自分でWordPressの構築はできるので、プラグインがエラーを起こしているということも分かっていて、
管理画面にログインしてプラグインをオフにするという発想はあったと思うんですが、
管理画面にアクセスできなくなっていたので、お手上げ状態だったんでしょうね。
私もそれほどWordPressに詳しいわけじゃなくて、
WordPressでサイト構築したり、途中からお手伝いしたりとか、
いくつかWordPressの案件はやったことあるんですが、
それでも片手で数えるぐらいですね。
なので今回の現象は経験はなかったんですが、
ネットで調べてみるとすぐヒントが見つかりまして、
FTPでプラグインの名前を変えることによってプラグインを無効化する方法があるということでした。
その方法をやってみて無事サイトにも管理画面にもアクセスできるようになりました。
もちろんそれだけで解決ではなくて、そのプラグインが必要であったらバージョンアップするとか、
代わりになる機能があるプラグインを入れるとか、何かしらその後のフォローは必要ですね。
あと簡単に解決したみたいに言ってますが、
そもそもFTPの設定が私のMacに残ってなくて、
その情報を探し出さなくてはいけなかったり、
プラグインをリネームして無効化してもまた別のプラグインでエラーが起きたんで、
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それも無効化と。
2つ無効化する必要があったりと、それなりには手間がかかりました。
この一見で思ったのはやっぱりワードプレスはリスクが大きいなということですね。
プラグインのせいで突然管理画面にもアクセスできない状態、
エラー画面しか出ない状態にサイトがなってしまうわけですからね。
誰か手伝ってくれる人、頼れる人がいなくて、
そういう知識が全然ない人だとかなり厳しいですよね。
ちなみにたまにこの手の依頼は来ることが私の元にあります。
ワードプレスで何か不具合が起きているので見てほしいという相談ですね。
ワードプレスはカスタマイズしていく上で、
wp-config.phpというファイルをいじるという作業が出てくるんですけど、
これテキストファイルなんですが、
このwp-configのファイルの記述をちょっとでも間違えると、
サイトにも管理画面にもアクセスできなくなるという現象がすぐ起きるんですね。
このwp-config自体はブラウザ上からでもいじれるんですが、
記述のミスをして管理画面にもアクセスできなくなってしまったら、
ftpでファイルをいじるしかないんで、管理画面しかアクセスできなくて、
ftpを知らない人がミスして管理画面にアクセスできなくなったら完全にアウトですよね。
他にもプラグインで簡単にカスタマイズできるのはいいんですが、
複数のプラグインを同時に使った時に相性が悪くて問題が起きるとか、
wordpressをバージョンアップしようにもプラグインが対応してないからバージョンアップできなくなるとか、
いろいろ気をつけないといけないことも多いんですね。
ということでwordpressはやっぱりリスクが大きいなぁと思った話でした。