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2021-11-01 12:53

Kindleダイレクトパブリッシングで紙の本も販売できるように(第479回)

Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)で電子書籍だけでなく紙の本も販売できるようになった話題です。会報誌、広報誌とかを作ったついでにKDPという用途もありかなといった話もしています。

=== 目次 ===
KDPで紙の本も販売できるように
プリントオンデマンドとは
PDFで入稿できるけど印刷の知識は必要
どういう用途に良さそうか
Kindle本は読み放題で読まれることが多い
インプレスのネクパブ・オーサーズプレス
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アシカルゲスト
Kindle Direct Publishingで
電子書籍だけでなく紙の本も販売できるようになりました
個人でもAmazonで本を販売できるという
Kindle Direct Publishingですが
従来のKindle形式の電子書籍だけでなく
紙でも本を売ることができるようになったということですね
これはすでに海外では利用されていた
Amazon POD プリントオンデマンドというものです
注文を受けてから印刷するプリントオンデマンド形式なので
本の在庫を抱える必要がないんですね
販売価格はもちろん売る側の人が決められるんですが
電子書籍の場合は最大70%ロイヤリティを受け取れるんですが
紙の書籍の場合は60%と最大60%と書いてありました
紙の本の場合は印刷にかかった費用も引かれるとありましたので
印刷の費用を引かれた上でそこから60%ということなんですかね
そもそも通常の印刷とプリントオンデマンドの違いについて話したいと思います
プリントオンデマンドというのはオンデマンド印刷とも呼びますが
プリンターのお化けみたいなすごく立派なプリンターでプリントアウトすることですね
そういう業務用の立派なプリンターもどんどん性能が良くなってきているので
印刷物と品質的には否定を取らないような感じになってきていると思うんですが
それなりにコストはかかるんですねプリントアウトすることに対しての
で従来通りの印刷の場合は少ない部数をするのには向かないんですが
大量に印刷した場合には本1冊あたりのコストは下げることができるんですね
オフセット印刷とか従来通りの印刷の場合にはまず版というものを作る必要があるんですね
版はハンコみたいなものだとイメージしてもらえばいいと思うんですが
まず最初にハンコを作っておいてそのハンコができればインクをつけてペタペタペタペタやって印刷していけばいいんですね
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このハンコみたいなものを最初に作るのにコストがかかると
白黒印刷の場合は版は1個ですけどもカラーの場合は4つ4色のインクでするので4つ版を作るんですね
なので最初にその本のページ数文版を作ることに時間とコストがかかりますが
その後大量にするのは得意なんですね
そこでの数すっていくコストに関してはプリンターより安いのである程度の冊数以上すればそのコストが逆転するんですね
なのでプリントオンデマンドの場合は在庫を抱えずに注文が来るたびにすればいいというメリットがあるんですが
毎回同じそこそこなコストがかかってしまうと
印刷の場合は最初にコストがかかってしまうので小部数の場合には向かないんですが大量にすればどんどん1冊あたりのコストを下げられるというメリットがあります
このKindle Direct Publishingでのオンデマンド印刷での紙の本ですが
レイアウトにこだわったデザインされた本は作れないんじゃないかと最初思っていました
電子書籍の場合はリフロー型だとページ、ページ数という概念がなくなってしまって
読む側の人が設定している文字の大きさなどでページが変わってしまいますよね
なのでそういうノリでAmazonにお任せで紙の本に程よい文字サイズで自動的にテキストが流し込まれて
図版とかもなりゆきで入って勝手にレイアウトされた本が印刷できるというものかなと思っていたんですが
そういうやり方もあるようですがそれだけではありませんでした
PDF形式で入行できるということなので1ページ1ページ作る側が考えてデザイン、レイアウトした本も出せるということのようです
ただそれにはデータを作る上である程度DTP的な知識、印刷物を作るための入行データの作り方の知識が必要だと思います
なのでDTPが得意なベテランデザイナーの需要が生まれるのかなと思ったりもしました
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でも考えてみたらKDPで紙の本を出すというのは個人の人中心ですし
そこまでお金をかけられないだろうなと、かけないだろうなと思いました
KDPで紙の本を出すのがどういう時に向いてるかなと考えたんですが
開放紙とか広報紙のようなものにいいんじゃないかと思いました
開放紙とか広報紙のようなある一定のターゲットに向けて作られる印刷物ありますけど
別に会員とか社員とか関係者以外に見てもらっても別にいいんだよねというものは多いと思います
なのでそういう開放紙や広報紙を作ったついでにKindleでも売るというのはいいんじゃないかなと
その時に電子書籍だけじゃなくて紙の本が選べれば年配の人とかにも手に取りやすいんじゃないかなと思いました
今そういう開放紙とかも電子化しちゃおうかなと考えているところも結構あると思うんですが
KDPで出すことによってやっぱり紙が欲しいという人のニーズに応えることができるという使い方もありそうですね
同人誌、同人漫画にもいいのかなとも思ったんですが
既に同人誌を印刷して作ってそこそこ売って儲けてるという人がKDPで売るメリットってそんなにないですよね
そもそも同人誌の時点で利益は全部自分の懐に入るわけですし
売れることが見込めるのであれば大量に印刷した方が1冊あたりの本を作るコストが下がりますからね
あと同人漫画の場合は2次創作のものであったりアダルト要素があるものだったり
その辺を多分その同人誌界というかその世界の中でのいろんなルールみたいなものがあると思うんですが
Amazonで売るとなった時にはその辺また別なルールとかが出てくると思うので
Amazon側もそういう同人誌を売ることに積極的じゃないでしょうし
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同人誌側の人たちもAmazonで売ることにはあまり積極的にならないんじゃないかなと思いました
娘が順調にお宅の道を進んでいまして
先日すごく久しぶりに一緒に中野ブロードウェイに行ったんですね
で同人誌専門店みたいな薄い本がいっぱい売ってるお店に行って娘は大興奮してたんですが
とにかくその数の多さに圧倒されましたね
今の時代デジタルで漫画を書いてデジタルで入校してということなんでしょうね
あとですねそもそもKindle Direct Publishingの本はKindle Unlimitedで読まれることが多いと
サブスクリプション型で対象の本が読み放題のKindle Unlimitedのユーザーにいかに読んでもらうかというところがポイントになってきてるみたいなんですね
なので紙の本はもちろんUnlimitedの対象ではないのでそこまでネームバリューもない人がKindleで本を出すということで考えると
紙の本はそんなに売れないだろうしKindle Unlimitedで電子書籍で読んでもらうことを考えた方が良さそうですよということですね
今出版社も電子書籍を売るのではなくてKindle Unlimitedの読み放題で読んでもらった方が儲かるんじゃないかと気づき始めたらしく
どんどん出版社が読み放題に本を提供し始めているという記事を最近読みました
どんどん読み放題のUnlimitedの本が増えてくれば競争が激しくなりますしUnlimitedのユーザーが月額払っている金額のトータルがベースになっていて
その金額からAmazonがいくらか引いた残りを読み放題で読まれたページ数なんですかねか何かで分配されるわけなので
本を提供する側ばっかりがどんどん増えても提供する側一人一人一社一社は儲かりにくくなってくるということですよね
あとインプレスがネクパブオーサーズプレスというサービスをやっていて
すでに日本でのAmazonのプリントオンデマンドが始まる前から日本からAmazonのプリントオンデマンドを使って紙の本を出版することができるようになっていたようです
12:17
直接AmazonのKDPで紙の本が印刷できるようになったのでこのインプレスのサービスを使うメリットがどうなのか詳しくは分かりませんが
興味のある人はネクパブオーサーズプレスで検索してみてください
ネクパブオーサーズプレスは共同で出版した場合の利益の分配機能があるらしいです
今回は以上です
12:53

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