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2025-06-08 15:11

6/8 いかに欲を捨てるか

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井原さんのインタビュー

#声日記

Summary

このエピソードでは、高島トレイルを舞台に、伊原智一さんの挑戦やトレイルランニングの魅力が語られています。自然の中でリフレッシュすることや、自分を見つめる大切さが触れられ、感動的な瞬間が描かれています。剣道における欲を捨てることの重要性が探求され、無心での鍛錬が最高のパフォーマンスに繋がると語られています。また、トレイルランニングの選手たちの体験から、勝つことよりも楽しむことの価値が示されています。

高島トレイルでの出会い
こんにちは。 5月7日土曜日。
今日2回目の収録です。 先ほどは車の中でしたけど、
ただいま、高島トレイルの山の中。 標高900メートルぐらいの山から、今降りている途中です。
はい、久しぶりですね。なんかこの山を歩きながら収録する。
久しぶりですけど。
先ほどね、ちょっと 伊原智一さんの応援と
ちょっと取材というか、 写真を撮ったり音声を撮ったりして、無事トレイルの上でね、
会うことができまして、 まあまあ一緒に並走させてもらって、
どうかな、1時間とは言わなくても 30分以上、まあでも1時間4、50分ぐらい
一緒に 歩けたので
結構ね、収録もしましたし、それ以外もいろいろお話ができて、
まあ伊原さんの様子も分かったし、 来れてよかったなという気がします。
本当はもうちょっと車で行きやすい場所に行って、
あのちょっと 様子を見て
と思ったんですけど、そのこの先のね、地蔵峠っていうところに車で行こうと思うと、もう間に合わないなっていうぐらい
伊原さんが早かったんで、まあ急遽、その手前で車を止めて、
お値を、山を登って、山の上で待ち構えようということで、予定をそのトレイルの上で会うことに変えたんで、結構登りましたね。
下からどうかな、600メートル近く、500、600メートルぐらい、下から登る
トレイルを登って、でその尾根に出て、そこが高島トレイルなんですけど、まあその高島トレイルに出てからちょっと逆走して迎えに行って、
そうですね、そこから2、30分ぐらい歩いたところであったんで、そこをまた20分ぐらいかけて戻りつつ戻ってきて、
そうなるとちょっと逆向きにね、進んで次の峠まで行って、っていう感じだったんで、やっぱり4、50分
一緒に歩けたかな。
まああの車で行ける場所じゃなくて、自分の足で登らないといけないような場所で
会うことにしたんで、結構登るのに大変でしたけど、
おかげでなんか、
一人でね、黙々と、まあ割と長めの登山ができて、
なんか気持ちいいですね。ちょっとリフレッシュになったな、これは。
うん、なんかもう誰もね、会わないような結構マイナーな山なんで、
そのトモさんと、あとオオフチさんっていうね、チーちゃんって呼ばれてますけど、
2人以外は誰とも会ってなくて、
それ以外はもうずっと一人で歩いてますけど、
なんかこうやってね、一人で山ん中歩いてるのも、今日すごくね、景色、あの景色じゃない、天気も良くて、
すごい気持ちがいい天気ですし、 あの鳥の声とかもすごいあちこちで鳴いていて、
すごい気持ちがいい日なんで、 なんかこれはこれで
いい機会になったなぁと思って、
すごく気持ちがいいです。 トモさんのおかげでね、
あの午前中、 バッとね、懸念だった仕事を終わらせて、
午後からバッと車で出て、 そしてこの気持ちいい山を歩いて、
めちゃくちゃ頑張っている 伊原智一さんの
応援ができて、 一人ね、ちょっと満足感に浸りながら、
山を降りているっていう、 そんな気持ちの良い時間です。
伊原さんの挑戦
うん、なんか気持ちいいな。 さっきちょっとね、走ってバーって、
小走りで降りてたんですけど、 なんかそんなに急いで降りるのももったいないなって気持ちになってきて、
こうやって、 喋りながら、この山の時間をね、
楽しみながら、ちょっと歩いて降りようかなって気持ちになって、 ちょっとペースを緩めて、
歩いています。 伊原さんのあった印象なんですけど、
まあ渋いっすね、渋いっすねっていうのは、 一般的にも、伊原智一さんっていうのは、
ちょっとイケオジっていうかね、 かっこいいおじさんっていう、おしゃれでかっこいいおじさんっていう、
大人気ですよ、本当に。 男性からも好かれる、男性も女性も好きな、
イケオジっていうポジションだと思うんで、 そもそも渋いおじさんなんですけど、
まあそんな方がね、人生でも最長の挑戦をしていて、 今で100時間ぐらいずっと行動していて、
毎日ね、1時間ずつしか寝ずに、 チャレンジしてるってことで、
まああと24時間以内ぐらいでゴールできるといいねっていうのを目指して、 今進まれてるんですけど、
あー、 丸4日、今5日目、
まあ5日間もね、人間が、 ずっと山を歩き続けてる、走り続けてるっていうのは、
そりゃもう、修行僧みたいなもんなんでね、 その、ただでさえ渋いおじさんの、
伊原さんがね、 なんかこう人生を賭けたというか、人生でも最長のチャレンジをして、
まあ体もボロボロになっていると思うんですけど、 そんな中でもね、なんかすごく元気に話をしてくれて、
まあかっこよかったですね、もう、 まあ4日もね、こんなスピードで歩いてる人なんて、
なんていうかな、無駄なものがないというかね、 うーん、ものすごく、
こう研ぎ澄まされたというか、 うーん、
人としてすごく、 いろんなものが削ぎ落とされた、
なんかピュアな状態というか、なんかそういうものを、
見た気がして、 なんかその時間を一緒にね、
過ごせて、横で歩けたのは、 自分はすごい嬉しかったなぁと思います。
何がいいんでしょうね、なんか、 まああの今回、
ずっとね、挑戦しているパークレーマラソンという、 チャレンジ、伊原さんが、まあものすごく乾燥の難しいアメリカのレース、
7年、何年も挑戦していて、 今年もね、今度こそ乾燥ということでチャレンジしたんですけど、
まあそもそもその大会自体で、 乾燥できる人が一人も出なかったということで、
まあめちゃくちゃ難しい、今年は都市だったんで、 伊原さんも乾燥できなくて、
で、自分には何が足りないんだということでね、 いろいろ自分を見つめ直そうということで、
第4位が1位に挑戦したっておっしゃってましたけど、 なんかそういうのもかっこいいですよね。
何が足りないんだっていう、 うーん、
なんかそうやってこう自分をね、 トレイルを通じて高めようとしているっていうのが、
なんかその人間をね、 トレイルで高めていこうとしているっていうのを感じられて、
それがかっこいいなって思いました。
剣道のドキュメンタリー
なんかちょっとね、最近立て続けにそういう話が 多かったなと思ってて、
あの実は昨日たまたま、夜にNHKで、 ドキュメンタリー番組やっていて、
あの、剣道のね、ドキュメンタリーを たまたまつけてやってたんですよ。
で、別にそんなに見る気もなかったんですけど、 たまたま流れてきたのが面白すぎて止められずに最後まで見たっていうドキュメンタリーで、
確か2002年ぐらいでしたっけ? なんか20年以上前のドキュメンタリーなんですけど、
剣道の話で、 当時ね、全日本選手権、剣道で一番日本一を決める大会で、
圧倒的王者みたいな方がいて、 その人に挑戦していた方のドキュメンタリーで、
結構若手で、若手っていうかちょっと年下で、 注目株って感じだったんですけど、
全日本選手権でね、面を打たれたのをかわして、 面を打たれたのをかわして胴を打ち返すっていうのを、
ものすごいこう、綿密に準備をしていて、 その通り相手が面を打ってきたので、打ち返して、
全日本選手権で優勝したかと思ったんですけど、 審判は相手の面を取ったと。
面は決まっていなかったようにも見えるんですけど、 相手の面を審判は取って一本負けしたっていうね、
年があって。 その方がね、そこでね、
自分に足りないものは何かということを考え出すわけですよね。 実際その大会のビデオを後で見返したら、
確かに面有りだったと。 つまり相手の面が確かに入っているように感じると。
それは何が違うのかっていうところで、 結局自分は勝つことだけにこだわって、
剣道における無心の重要性
面を打たれた時にこうやれば勝てるみたいな作戦だけを一生懸命考えてやって、 胴を打ったんだけど、その胴は
認められずに相手の面が認められたということで、 そこをね、自分が勝つことだけを考えていたというふうに反省して、
その後ね、自分の欲を捨てることを必死に、
必死で欲を捨てようとしたということで、 毎朝7時に
剣道の道場に入って、一人で道場で雑巾掛けするっていうのをずっと続けて、 自分がいかに欲を捨てるかっていうことを必死でやりましたと。
そしてその無心になってね、勝つためにやるんじゃなくて無心で打つっていうね。 ただ一撃にすべてをかけるっていう、
なんかそういうタイトルでしたけど、 お話で。
で、翌年の全日本選手権で、本人もね、 どうやってやったらそんな手が打てたのか分からないっていうような小手を打って、
全日本初優勝するっていうドキュメンタリーなんですけど、 まあ面白くって、
剣道も本当精神世界っていうかね、奥が深いなと。 勝とうとすると勝てない。だけど無心になって、
日々鍛錬をした上で無心の中から最高の一撃が出てくるっていう、 なんかまあそういうお話ですごい深いなと思って聞いてて、すごく面白かったです。
でこの話、ちょっと最近ね、トレランでも実はすごい あの
同じような話があって、あの東京グランドトレイルっていうね、 大会にこの前行ってましたけど、そこで100マイルの女子選手
トップ3のインタビューをしまして、その時に同じように言ってたんですよ。 女子の
ちょっと待ってくださいね。 女子のトップ3の
インタビューで、 その時に
3人、徳本純子さんと、それから
3人一緒に インタビューをしたんですけど
出てこないな。 ちょっと待ってください。すいません。
徳本純子さん、片桐久美さん、徳澤香織さんってその3人をね インタビューしたんですが、その2位の片桐久美さんというのはね、まあまあ年配の選手なんですよ。
年配の方なんですけど、そんな方がね、そんなめっちゃ険しいコースなんですけど、東京グランドトレイルって、 そのカテゴリー、まあ100マイルのカテゴリーで準優勝されて、
しかも前年よりも5時間タイムを縮めたっていうことで、 まあどうしたらそんなに速くなれるんですかと、周りの人が聞いたら
そうしたらね、昔はもっと勝とうとしていたと。 もっと勝ちにこだわってて、勝ちたいという欲があったと。
だけどなんか最近は、勝負っていうよりは、勝ちたいという気持ちよりは楽しもうと思っていると。 だけどその楽しもうって思い始めてからケガもしなくなったし、
強くなったっていう話をしていて、 なんかそれも深いなぁと思って。
なんか最近ですね、そういう話をすごくね、よく聞くんです。
まあ結構心理をついているというか、 勝とうとするとね、一瞬勝てるかもしれない。
勝てることもあるかもしれないけど、なんかあんまり続かないっていうかね。 だけどなんかもっと
自分の中に自分を高めようとするとか、 自分自身が楽しもうとするとか、そういうふうにこう
自分の中で 何かを完結した目的というか
モチベーションみたいなものを持って、あるいは目的を持ってやっている人って強くて、 ずっとこうなんか自家発電できるっていうかね。
なんかすごい安定しますし、 なんかそういう負けたら失敗とかじゃなくてね。
楽しむんだっていう、誰もが追い求められるものを 目的に捨てたりとか、そうしながらこう
何か自分を高めていこうとするっていう。 なんかそういう姿勢って、別に取れらんでね。
記録を狙うとか、あの順位を狙うとかっていう世界じゃなくても、 まあ割と一般的に
なんか真理をついているというか。 意外と仕事もね、成績1位になろうとか、誰かに勝とうとかって思わずにやってた方が
むしろうまくいったりとか したりすると思うんですけど
よく似たことってあちこちにあると思いますし。 なんかそういうの最近結構トレイル
やってる人たちの、しかも結構なレベルで 極めてやってる人たちから
こうやってね、本当にポッドキャストで直接 いろいろ話を聞く中で気づかされてるなぁと思って
なんかちょっと自分も できるだけ欲を捨てて
欲を捨ててね まあただ楽しむためとか、人を喜ばせるためとか
僕は喜ばせるためが好きかもなぁ なんか人を喜ばせるため、ただ人を喜ばせるために
生きたいなと そんな気持ちを
最近新たにしています
ということで今ちょっと桑原橋に降りてきて 喋っている間にね山から降りてきて
楽しい山タイム終わりましたんで また車に乗って
京都に戻りたいと思います それではさよなら
15:11

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