今回のエピソードは、ゴールデンウィークに「だらだらしていい」という、科学的な理由をお話しします。
せっかくの連休だから、と予定を詰め込んでいませんか?
実は「楽しい」と「休まる」は別物。山登りもテーマパークも、気持ちはリフレッシュできても、体と頭はフル稼働しています。
脳には「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれる回路があります。
ぼーっとしている時、何もしていない時に活動し、記憶の整理や感情の処理を担う、脳の回復システムです。
ところがスマホや情報過多の現代では、このDMNが働く隙間がどんどんなくなっている。
それが「休んだつもりなのに疲れが取れない」の正体かもしれません。
好きなドラマをだらだら見ること。
ただ横になること。窓の外を眺めること。
「ちゃんとした休息をしなければ」というプレッシャーを手放すと、もっとラクに休めるようになります。
■ このエピソードで話していること
・楽しい予定でも体と頭が疲れる理由
・現代人の脳がずっとオンになっている仕組み
・デフォルトモードネットワーク(DMN)とは何か
・だらだらすることが休息になる、科学的な根拠
・GWに試してほしい「頭を使わない時間」のつくり方
■ こんな方におすすめ
・GW明けにいつも疲れを感じる方
・休んでいるはずなのに疲れが取れないと感じている方
・がんばらない休息の取り方を知りたい方
頭を使わない時間が、一番の回復になることがある。そのことを、このGWに一度試してみてください。
▷ 参考文献:Azarias et al. "The Journey of the Default Mode Network: Development, Function, and Impact on Mental Health." Biology, 2025. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12025022/
【パーソナリティ】
稲墻麻子 / Asako Inagaki
自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。
心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。
高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。
その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。
心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。
現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。
日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。
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サマリー
ゴールデンウィークに予定を詰め込みすぎると、楽しい反面、体と頭は疲れてしまいます。脳には、ぼーっとしている時に活動し記憶の整理などを行う「デフォルトモードネットワーク(DMN)」がありますが、現代の情報過多な生活ではこのDMNが働く隙間が減っています。そこで、意識的に「頭を使わない時間」を作り、DMNを休ませることで、本当の意味での休息を得られるという科学的な理由を解説します。