#026|伊勢神宮・役木曳きご奉仕:1300年の流れに一瞬入って、「精神性」が腑に落ちた話【わたしとくらしの実験室】
2026-04-21 14:19

#026|伊勢神宮・役木曳きご奉仕:1300年の流れに一瞬入って、「精神性」が腑に落ちた話【わたしとくらしの実験室】

今回のエピソードは、伊勢神宮の式年遷宮に関わる神聖な行事「役木曳き」へのご奉仕を通して、ホリスティックヘルスでいう「精神性(スピリチュアリティ)」が、頭ではなく体で腑に落ちた、そんなお話です。


20年に一度、社殿と神宝を新しくしてご神体を遷す、約1300年続く神宮最大のお祭り「式年遷宮」。 その最初の行事「御木曳初式(役木曳き)」に、特別にご奉仕させていただく機会をいただきました。


外宮・豊受大御神の正宮の棟持ち柱を、「小川町勢勇団」1番車としてお運びする、大変光栄な役割で。 なぜ私がこんなありがたい機会を、という不思議な気持ちを持ちながら、2日間の行事に参加しました。


法被を着た瞬間の感覚。木遣歌の中で綱を引いた時間。約500年続くお木曳行事(御木曳は500年ほど前に始まった)の、その一瞬に自分が加わっている——という、時間の感覚がおかしくなるような体験。


その中で、ホリスティックヘルスの12の指標のひとつ「スピリチュアリティ(精神性)」——自分の外にある大きなものとつながる感覚——が、説明ではなく肌で感じられた2日間でした。


■ このエピソードで話していること

・式年遷宮とお木曳行事とは何か

・役木曳き(御木曳初式)へのご奉仕の2日間

・外宮正宮の棟持ち柱を運ぶということ

・ホリスティックヘルスにおける「スピリチュアリティ」というカテゴリー

・神聖なものとのつながりが、日々の調子を整えることにつながるということ



■ こんな方におすすめ

・伊勢神宮や式年遷宮に興味がある方

・日本の伝統や文化の中に、暮らしのヒントを見つけたい方

・スピリチュアリティと健康のつながりが気になる方


1300年続く流れの、ほんの一瞬に加わらせてもらえた。 その感覚が、日常に戻ってからも、じんわりと残っています。


▷「お木曳」とは:https://isesengu.jp/okihiki.html




【パーソナリティ】

稲墻麻子 / Asako Inagaki

自分に合った調子のよさを見つける「自分のトリセツ」づくりの伴走者。

心や体の状態だけでなく、仕事、人間関係、環境など、暮らし全体を整える視点から、自分らしく心地よく生きるためのサポートを行っている。

高校・大学時代をアメリカで過ごし、外資系金融・コンサルティング・FinTech企業でマーケティングや顧客エンゲージメントに携わる。

その一方で、フルタイム勤務中に経験した心身の不調をきっかけにホリスティックヘルスを学び始める。

心と体、思考、人間関係、環境、仕事、学び、Joy(喜び)など、暮らしに関わる12の要素を統合的に見つめ直し、自分に合った「調子のよさ」を育てていくホリスティックアプローチが特徴。

現在は、パーソナルセッションやグループセッション、企業向けワークショップ、親子プログラム『OYA to KO』など、多層的に活動を展開。

日本に暮らす外国人への英語プログラムや多国籍チーム向けの企業研修も行い、ヨガや呼吸法、食のアプローチを取り入れながら、科学的な知見と日常の実践をつなぐスタイルで伴走している。

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サマリー

パーソナリティの稲垣麻子さんが、伊勢神宮の式年遷宮における「役木曳き」という神聖な行事に参加した体験を語るエピソード。1300年の歴史を持つ式年遷宮の最初の行事である役木曳きで、外宮正宮の棟持ち柱を運ぶという光栄な役割を担った。この体験を通して、ホリスティックヘルスにおける「精神性(スピリチュアリティ)」を頭ではなく体で腑に落ちたと語っている。

はじめに:伊勢神宮の神聖な行事への参加
皆さん、こんにちは。わたしとくらしの実験室、ホストの、Inagaki Asakoです。
このポッドキャストでは、がんばりすぎない調子のよさを育てていくヒントを、暮らしの中での小さな実験や気づきとともにお届けしていきます。
はい、今日はですね、ちょっと少し特別なお話をさせていただけたらと思っています。
先週、伊勢に行ってきたんですね。これはちょっと旅行というよりも、なんというかご奉仕にという感じなんですが、
伊勢神宮の式年宣宮に関わる、とっても神聖な行事に参加させていただいたんですね。
この式年宣宮って20年に一度しかない、すごい特別な行事なんですけれども、
その行事に関わる一つの大切なご神事だったんですけれども、忘れないうちにちょっとここでお話しさせていただきたいなと思っています。
式年遷宮とお木曳行事の背景
まず少し背景をお話しさせてください。これご存知の方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、
伊勢神宮には式年宣宮というご神事がありますよね。
20年に一度、神殿とか神宝といって神宮の神様たちですね。
ここでいう天照らす大神とか、豊受けの大神という神様たちに捧げられる衣服だったり、装飾品だったり、武器だったり、日用品などのちょうど品全般を指すらしいんですが、
この神宝を新しくしてご神体を新しいお宮へ移すという神宮最大のお祭りを指します。
次回が第63回という、この式年宣宮なんですが、2033年にハイライトとなる
行事が予定されていて、2025年くらいからですね、およそ8年ほどかけて様々な準備と関連の祭事が進められていっているということです。
この宣宮の歴史は約1300年間続けられているんですね。もう想像を超える長い時間ですよね。
そして、その中におきひき行事という民族行事があるんですね。
これは新しい神殿を建てるための御用材、つまり財木を神域の中に引き入れる行事なんですけれども、
これは約500年の歴史があって、地元の人にとっても一緒に数回しかない大切なお祭り。
これがこのおきひき行事というものなんですが、そのお祭りに参加させていただきました。
今回私がご奉仕させていただいたおきひき、正式にはですね、おきひき染め式と呼ばれるものなんですけれども、
この宣宮で使う木材の中でも特に重要とされる薬器というものを最初に運ぶ、その一番最初の役割を担う行事だそうです。
役木曳きでの役割と準備
しかも今回はですね、逆の豊受の大神上の将軍の胸持柱という柱を運びするという大変高円な役割をいただきました。
この胸持柱というのは、聖殿の屋根、一番高いところにある胸着というものを支えるために、建物の両側に建てられる柱のことを言うそうです。
この建物の中でも特に重要な柱で、将軍の最神部というのは基本的に神職の方しか入れない、そういう神聖な場所なんですけれども、
そこに使われるものだそうです。
私はですね、他にも仲間約20名の方と一緒にですね、小川町声優団というところの一番車として、
逆御将軍用の宝柄というのをご奉仕をさせていただきました。
もうね、本当に聞き慣れない言葉ばかりなんですけれども、
はい、本当にこういったご神事にはたくさんの重要なキーワードが散りばめられていますね。
私も今回本当にこれに参加するとき、そしてその参加した後もたくさん調べてですね、いろいろ学びました。
はい、でね、この本当に神聖なご神事なんですけれども、
なんで私がこんなありがたい機会をいただけたんだろうというね、
漠然とした不思議な気持ちも持ちながら、2日間ご奉仕させていただきました。
行事初日:身を清め、正式参拝へ
そしてどういうふうにね、行事が進められるかというと、まずお座りもこう引く前に必ず行う行事があるので、
前日から始まるんですね。
まず私たちが行ったのが4月12日の日曜日なんですけれども、
礼服に身を包んで伊勢神宮に集合しました。
最初に向かったのは伊勢神宮ではなくて、伊勢神宮からちょっと車で30分くらいですかね、離れた海沿いにある二宮北間神社というところに向かいました。
あの浜山宮といってですね、伊勢参りの前に海で身を清めるという古くからの習わしがあります。
その古くからの習わしで、まず最初に二宮北間神社に行って参拝するということを行ったんですね。
そしてその後、内宮の正式参拝へ向かっていくんですが、この内宮に入ること自体、本当に空気が全然違いますよね。
行ったことがある方は、もしかしたらそうそうって思ってくださるかもしれないんですが、内宮に入るとですね、
鳥の中と外ではだいぶ、言葉ではうまく説明できないんですが、すごく静寂に包まれていて、背筋が伸びるような感じがする空気が漂っているんですよね。
私は今までの人生で過去2回ほど伊勢神宮に参拝させていただいてますけれども、今回初めて正式参拝というものをさせていただきました。
これは何かというと、一般参拝よりも商店に近い場所で参拝できるありがたい機会なんですけれども、
まあこれもね、何と言ったらいいのか難しいんですけれども、その一般の参拝の場所から一つ先に進むんですが、その中に入った時も空気がまたさらに変わったのを感じました。
そして次の日の早朝、3時半起きだったんですけれども、まだ暗い中、発火を着て集合。
行事二日目:お木曳きと一体感
で、これ川辺に集合したんですけれども、周りにはですね、600人弱のお揃いの発火を着た方々がたくさんもう集合されていて、
それを見た時に、これは観光気分でもなく、ただの見学ではなくて、もうちゃんとしたご奉仕なんだという気持ちが湧いて、すごく背筋が伸びたのを覚えています。
で、とにかくですね、お材木は本当に立派な木で、なんて言うんでしょうね、丸太?こんなに美しい丸太、見たことないなあっていうくらい美しいものでした。
で、この大きな御用材をみんなで力を合わせて引いていく老若男女、たくさんの人が一緒に声を合わせて体を動かしていくんですけれども、途中ね、掛け声と歌が混ざったような気あり歌というものがあるんですけれども、それが何度も行われるんですね。
それが600人弱の大人数を一体にしてくれるんですよ。もうね、なんかアドレナリンが出るし、鳥肌でしたね。これ500年続いてきた行事、その一瞬に自分が加わっているって、そう思ったらね、とっても尊くて不思議な感覚がありましたね。
はい、新域への引き込み、お祓いを受けて御用材をご奉仕していくという流れなんですが、そしてその後、またね、ハッピーのままなんですけれども、月空のね、参拝をさせていただきました。またこちらもね、正式参拝ということでさせていただいたんですが、またね、不思議なことに月空内空、両方ともね、入らせていただきましたけども、空気感が全然違うんですよ。
なんとなーく、月空がもっとまろやかな空気感を漂わせていて、内空、アマデラス大海かみたいな、ね、祀られてますけれども、そちらはもっとピリッとしたような、雪地が伸びるような空気感でした。
体験から得た「精神性」の理解
この体験を通して改めて感じたことがあったんですね。私がホリスティックヘルスコーチとして、日々の調子を見ていくときに使う12の指標の中に、スピリチュアリティ、精神性というカテゴリーがあるんですね。
これ、なかなかつかみづらいカテゴリーで、クライアントさんにご説明するときも、どう伝えようかって、いつも悩みながらね、お伝えしているっていうところが実はあるんですけれども、一つの考え方として、個人が意味とか目的を求めてそれを表現する方法。
あとは神聖なものとのつながりを経験する方法というようにされてるんですね。自分自身とか他者とか自然とか瞬間、そういうものとのつながりっていうふうに言ってもいいのかもしれません。
宗教とかヨガとか瞑想、先祖とのつながり、あとは神社やお寺でのお参り、形は何でもよくって、自分の外にある大きなものと自分がつながる感覚と言うといいのかなと思うんですけれども、自分との深いつながりっていうんですかね、これが日々の調子を整えることとはひいては健康につながるというふうにも言われているんです。
頭ではわかっているつもりでしたし、自分としてもなんとなくこの自分との深いつながりっていう方法は呼吸を整えたりとか、あとは運動したりね、私趣味でゴスペルやっているんですけれども、そういったたくさんの人と一緒に同じ歌を歌っていくとか、そういった体験を通してスピリチュアリティが深まるという感覚はあったんですけれども、
今回この神聖な行事に身を置いて、たくさんの人と一緒に歴史に、歴史の中でいろんな体験をするっていうことを通して、これが精神性というものなのかなっていうのを説明ではなくて、
頭で感じるのではなくて、体全体で肌で感じたということを経験させてもらいました。
1300年の流れに触れた感動
正直ね、ちょっとうまく説明が難しいものではあるんですけれども、この1300年の間、人々がね、お伊勢さんを大切に守って受け継いできた、その長い長い流れのほんの一瞬に自分も加わせていただいた、
そういった特別な体験、それだけで十分にとても尊い気持ちになりました。
この日常に戻ってからも、あの時の体験とか感覚とかをね、少しずつじわじわと消化しているというか、思い出している感じなんですけれども、本当に20年に一度という貴重な体験、自分のためにも残しておきたいですし、皆さんにもどういったものなのかというのを少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
おわりに:感謝と今後の抱負
はい、それから最後に一つだけ、この式年宣言というご神事の特別な機会に参加させていただけたこと、本当にね、ありがたく感じています。
私自身今回初めて知ったことも多くて、もし万が一お伝えした内容に謝りがあった場合は、どうぞそっと教えていただけたら幸いです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。
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