社内イベントの目的
新米広報のための質問箱。こんにちは、朝日デジタルラボの新米広報津田です。
こんにちは、広報の武田です。
このポッドキャストでは、ひょんなことから広報を兼務することになった津田が、広報の先輩である武田さんに、広報って何なの?と、そのいろはを伺っていく、そんな内容でお届けしております。
今回は、社内イベントについて話してみようかなと思いました。
広報さんとつながっている人の中で、何月何日、何年を迎えて、社内イベントをやりましたとか、
季節で、毎年夏になると、夏祭りを社内でやっていますとか、外に出していたりする方がいるじゃないですか。
社内向けの広報さんのお仕事なんだなと思って、それをどういうふうに、どういうことをやっていて、どんな感じでやっているのかということをお話しできたらなと思うんですけど。
社内イベントって、目的によって結構違うんですけど、大きく分けると、福利構成的な意味合いで、
要は社員のためのイベント、本当に会社の大きい農会みたいなやつとして、福利構成としてやっている場合。
この場合は、担当しているのがバックオフィス系の部署であることが多いので、主に総務とか。
なので、広報が管理部門にいる場合は、それが広報の仕事になることが結構多いと思うんですよね。
もう一つが、株主とかインクルーズの外部の方をターゲットにしたファンミーティングみたいなやつ。
この1年ありがとうございましたみたいなのがありますよね。
ファンの中には社員も含まれていますっていうやり方が多いと思うんですけど、この場合は、ただ福利構成的に社員が喜べばいいっていうだけではなくて、
例えば株主とかもいるからね、株価に期待していただけそうなメッセージだったりとか、
あと親密度を上げるために、何をターゲットとして発信するかみたいなところがキーになってくるので、主にマーケの仕事とかになることが多いんですよね。
そうすると、広報がマーケティング系の部署にいる場合は、広報もそれが仕事になるっていうケースが多いかなと。
所属がどこについているかによって、お仕事が広報さんに入るときもあれば、そうじゃない部門がやってることもあるってことなのか?
どちらにしても、イベント自体で発信したい情報とかを拡散する仕事は広報さんの仕事だから、
イベントを作るところも広報がやってるか、発信するところだけを広報がやってるかは、その会社によって違うかなとは思うんですけどね。
関係者向けイベント
バウンシーが以前いた会社とかだと動画のスタートアップだったので、定期的に市販機に1回ぐらいかな、社内イベントがあって、
みんなでケータリング的なちょっとおいしいものを食べながらお酒を飲んで、
バウンシー以外にもいろんなところが動画を作ってたので、みんなで作った動画を見ながら食事をするみたいなのがあったりしたんですけど、
ああいうのを会社ごとにいろいろやってる。
パターンとしては、完全に社内向けのイベントから離れて、関係者を招待してみたいな感じのことですよね。
エリアは関係者を招待したイベントとかはやってますよね。広報さんを呼んだりとか。
やってますよね。
あとメーカーも多いかなと。
私が前に言ったカーナビとかを作ってたメーカーは、1年に1回、従業顧客、クライアントだけを呼んだ半クローズドなイベントをやっていて、
内覧会ってよく呼ばれるやつ。
オープンする前の技術開発とか、社内の優秀な人材とかをお客様とか株主とかに紹介するみたいなイベントですよね。
その手法にメディアがたまに呼ばれてとかもあって。
例えば、僕がよく言ってたところだと、携帯電話のキャリアさんとかは、携帯ショップの人たちを呼んでイベントをやって、
外の人を呼んで、いつも売ってくれてる人たちだから派手なイベントなんだよね。
私の行ったところも、スマホのアプリを出してたから、キャリアさんにそれを呼ばれてね。
ありますよね、あれね。
あれド派手ですよね。
社員へのメッセージ
CMに出てるタレントとかを送るやつね。
そう、すごいなっていうやつ。派手さで人を呼んで、ローをめぎらうみたいな感じの。
リード獲得のためのイベントの出展とか、セミナーみたいなものと大きく違うのは、
満足度を上げるためにやっているっていうところが大きく違うから、
リードを獲得するためのイベント出展とかだと、
ただお金かけて派手にやっても意味がないんだよみたいな。
レベルの高いリードとか、伝えたい商品性をアプローチとかって言うと思うんですけど、
社内イベントっていうのは、ある意味派手であることも重要だったりするんだよね。
要はグランディングというか、
ファンになってもらう。この会社の一員で良かったなって、得しちゃったなみたいなものが必要って。
普段食べれないものを食べられたりとか、派手な仕掛けがあったりとか、表彰されたりとか、
タレントさんみたいな歌手が来たりとかってパターンあるよね。
この会社の一員で良かったなって思っていただくことが多分重要で、
メディアさんを呼びするのは、
あなたのうちの会社の一員です。いつもありがとうございますっていう意味もあれば、
うちの会社すげえだろっていう意味もある。
勢いの演出でもあるもんね。
そういうのもあるかなと。
そういうイベントは、
広報主導で動くっていうよりかは、
年一なのか、半期なのか、市半期なのかは、いろいろあると思いますけど、
そもそもそういうイベントをやって、こういう目的でやりましょうっていうのを決めたら、
そこから動くとすれば広報さんが動いてる感じなのかな。
本当に会社によると思うんですけど、
スタートアップとかだと、そもそも温度を取っているのが社長本人だったりすることが結構ありますよね。
そうすると、さっき言ってた学校室チーム、要は人事とか総務とかが、
プロジェクトチームみたいなのを作ってやってたりとかする。
広報は大体、そこに必ずどんなケースでも入っているっていうことが多いんじゃないかなとは思うんですよね。
スタートアップの会社さんで、メディア絡みで多いのがメディア懇親会みたいな、
4,50人くらいのメディアの人を会社に呼んで、
お酒とかがあってとかっていう感じで、
会社の中の企画の人だったり技術の人たちが普通にいて、
ざっくばらんに喋りながらとかっていうのは、よくあるパターンですかね。
社内に向けてやってればいいっていうのは、
社員の満足度を上げることが最優先事項なので、
何をしたら社員が喜ぶかとか、誇りに思うかとかっていうことを考えるし、
大きくそういう場だからこそ、会社のメッセージをすり込みするっていうか、
社員に対して確実に伝えたいメッセージをちゃんと伝えられる。
例えば社長本人の言葉で、社員全員に何かを喋る機会って実はあんまりないので、
そういうところに使ったりとか、
例えばタブーマーカーのコミュニケーションが不足しているところを補うみたいな、
プロジェクト違うとお互いの商品を知らなかったりとかすると思うんですよね。
そういう横節の情報交流を作るために企画したりするので、
要はタゲットが社員とか関係者だから、
要は人事とかの仕事になるわけですよね、カテゴリーとしては。
でもこれがもうちょっと株主とか顧客とかパートナー企業みたいになってくると、
そのカウンターパートにいるのは大体営業さんとかじゃないですか。
だから営業主体になるんですよね。
要は一番重要なのは、
株主や顧客や重要なパートナーがうちに期待してくれること。
この会社やっぱりすげえなと思ってもらうことなので、
どうしたらそうなるのかを考えるフロントにいる営業が温度を取るみたいな感じになるよね。
そういうのにも確かに取材に行ったことがあるね。
社内イベントの意義
今回の主役はメディアじゃなくて営業さんの取引先なんだなって。
そう、だから取材を記事にしてくれなくてもいいですよって言って呼ばれるやつみたいな。
とりあえずこういうのをやってるんで、もしよかったらぐらいで呼ばれるやつとかは割とそういうノリがありますね。
そうですね。
なるほどね。
それって会社がどれぐらいの規模になったらやるとかそういうものでもないのか?
どうなんでしょうね。
別に数人の規模でもやってもいいと思うんですけど、数人の規模でやると飲み会になっちゃいますよね。
ただの飲み会にはなるか。
社長のメッセージが届かないぐらいの人数になったらやるのかな?
どうなんですかね。
どうなんだろうな。
でも会社のステータスの一つっぽい感じはありますよね。
毎年イベントに参加していて、規模が大きくなるとか人が増えるとか、イベントが派手になっていくとかが見えると、その一員としては所属意識というか、そこが満たされる感じは多分あるだろうね。
私が前にいた会社って大手の家電メーカーの小会社だったんですけど、
私が入った時は社員全員の顔がわかる10人とか数十人ぐらいの規模だったんですけど、
そこからずっとそういう社内イベントってやってて、最初はお店貸し切りから始まるんですよね。
お店貸し切りで、スライドとかで社員賞と称したり、新製品の名前をみんなで考えたりっていうところに、もうちょっと経つとそこにパートナー企業も呼びましょうとか、お世話になっているメディアの人も呼びましょうとか、
だったらお客も呼びましょうみたいな。
社員がどんどん増えてきたので、お店貸し切りだと入らないのでホールを借りましょう。そういった大きくなっていく感じだと思うんですよね。
面白いね。最初のうちのあの頃はああだったのにっていうのもあるだろうし。
ありますよね。今言った私の例だと、近所の飲み屋を貸し切って、
ZESTって飲み屋ですけど、
貸し切って、貸し切ってかワンフロアを貸し切って。
ZESTって飲み屋なの?
ZESTの一つのフロアを貸し切ってやってたところから、最後は目黒ガジェンでしたからね。
あ、そう。それはなんかいいね。
そうそう、そういう感じですよね。
ちょっとずつ食べ物が良くなっているとか、
自分が成長した感じにも受け取れるもんね。
そうですよね。
そういう喜んでもらうって意味合いと、
会社が伝えたいメッセージを正しく伝えたりとか、
それこそ商品とかサービスの本来の姿とかを正しく社内共有するとかっていう場としても使われるものかなって。
なるほど。
もし会社のフェーズによるんだろうけど、
なんとなくイベントうちやらないなとかあったら、
広報さんの方からちょっと提案してみるとかはちょっとありかもね。
そうですよね。
広報イベントとしてやるかは別として、
それを社内広報チームでやって、
それで親睦を深めるのも一つのね。
社内でもやりとりしやすくなりますもんね。
そうですね。
そういうところにお客様とかメディアの人とか呼ばれることで、
なんか身内感みたいなものを感じるじゃない。
そうすると身内感になっちゃうと裏切りづらいでしょ。
そういう効果も広報的にはあるかもしれない。
イベントの進化
ライターさんとかだと、
それはジャーナリストっていうよりはファンじゃないですか、
みたいになってる人もいますもんね。
最初のうちから。
そういうのもファンミーティングですよね。
割とね。
しかも最初のうちにここがこうなってたらいいのにとか言うのが、
徐々に本当に治っていったりするから。
俺が育てた的な感じになりますよね。
多分なりやすいよね。
お時間になって閉めましたので、ここらで締めさせていただきますが、
アサヒデジタルラボのミッションは、コンテンツで明日のワクワクを作るです。
バウンシームーブー、最近はニュートンハブというのもやってますが、
そういったメディア事業の知見を基にですね、
住宅制作ウェビナー、
企業研修などいろいろやっております。
またですね、アサヒデジタルラボは10月、
アサヒ新聞社の他のグループと経営統合をしてですね、
株式会社4Xという名前に生まれ変わります。
アサヒインタラクティブ、サムライト、DEC、そしてアサヒデジタルラボですね、
一緒になってですね、パワーアップしてコンテンツをお届けしてまいります。
そちらもどうぞお楽しみに。
武田さんありがとうございました。
ありがとうございました。