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2026-01-27 11:49

【9割が無駄?】マイコス菌が効かない科学的理由|北海道のリン酸過剰問題

話題のマイコス菌、あなたの圃場で本当に効果が出ていますか?

このエピソードでは、10年以上現場を見てきた土壌のプロが、マイコスキン(菌根菌)が効果を発揮する条件と、多くの圃場で効果が出ない科学的理由を解説します。

こんな内容を話しています

菌根菌の仕組みと作物への寄生メカニズム

リン酸吸収促進が機能する条件とは

北海道の圃場でリン酸過剰が多い実態(基準30→実測50〜80)
「基準は30だけど、50でも少ない方」という現場のリアルな感覚を踏まえ、あなたの圃場でマイコスキン投資が本当に有効かどうか判断できるようになります。

無駄な資材費を削減し、費用対効果の高い土づくりを実現したい農業経営者は必聴です。

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#農業 #土壌改良 #土づくり #施肥 #土壌診断 #土壌分析 #土壌医 #農業経営アドバイザー #マイコス菌 #菌根菌
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サマリー

このエピソードでは、マイコス菌と菌根菌の関係を深く掘り下げ、北海道のリン酸過剰問題がマイコス菌の効果に与える影響を探ります。特に、作物に対するマイコス菌の実際の効果は条件によって変わるとの見解が提示されます。また、マイコス菌が林産の吸収促進において効果を発揮しない理由についても考察されています。水源の存在やエネルギーの使い方に注目し、農業の現場での実用性についても触れています。

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マイコス菌の基本理解
さて、今日の表じゃ語れないトークは、マイコス菌についてです。
マイコス菌、何かと話題を呼んでいるかなと思います。
おととしぐらい、2,3年ぐらい前からですかね、何かと話題を重なっている、SNS上だとかウェブ上でも話題ですね。
水道栽培に使われたりするマイコス菌ですが、私が現場を回っている限りでは、大豆に使ってみたり、なんていう場合もありますし、普通に水道栽培で使っているケースもたまに見られます。
このマイコス菌なんですが、個人的にはほとんど効果がないと思うので、進めていません、っていう話をしていきます。
なぜこういう結論に至るかっていうのは、マイコス菌の前に菌根菌を知らないとわからないと思うので、まず菌根菌、そしてマイコス菌について話をしていきますね。
事前に言っておきますが、これはマイコス菌そのものを否定するものではありません。
マイコス菌はおそらく効果はあるんだと思います。菌自体はちゃんと働くというか、作物にとってプラスの効果を発揮すると思うんですが、
その効果を発揮する条件というのがかなり絞られてくるというのが私の考えです。
なのでマイコス菌自体は決して無駄じゃないんですが、あなたの保障にマイコス菌がマッチするかというところを個別に見ていくと、そんな保障というのは早々ないんじゃないかなというのが私の考えている結論ですね。
その結論に至るプロセス、私の思考をこれからお話ししていきます。
まず、マイコス菌とは菌根菌の異種です。菌根菌というものの中にマイコス菌というジャンルがあります。
例えて言うなら、動物というジャンルの中に人間という動物、一つの種族というかジャンルがあるように、もっとひどい抗議の意味では動物というものに生まれますね。
そんな感じでマイコス菌というものは菌根菌の異種です。
この菌根菌というものは何かというと、作物の根に着生して活動する菌。
いわば単独では生きていけないもので、何かに寄生することによってその寄生した植物、作物から栄養をもらうことで活動するというものが絶対寄生菌とも呼ばれますけど、そういう活動をしています。
マイコス菌や菌根菌は作物の根っこに着生して、その作物から養分をもらって活動します。
その結果、作物の根っこに着生して、その根っこから菌糸を伸ばして、その糸が作物にとって重要な養分を吸い上げて、作物に恩返しで供給してくれるんですね。
なので、作物の生育が良くなるようというような話になっています。
基本的にはそんな理解でいいかなと思います。
専門家、先生とか学者に言わせればそんな簡単な説明ではあって怒られちゃうかもしれませんが、よりわかりやすく簡潔に話すとそんな感じかなと思います。
リン酸過剰の影響
菌根菌、マイコス菌、活動するには今言ったように作物の根っこに着生しなければならないんですが、
できるような作物とできないような作物があります。
なのでここの区分けはきちんと理解しないといけません。
基本的には稲蚊だとか、それから豆蚊ですね。
この辺には好んで寄生すると言われていますので、
スイートリキトウ、それからスイートコーンやデントコーン、あとダイスだとか豆類、この辺は寄生があるかなというのは周知の事実かなと思いますが、
改めてこの辺は寄生する作物が欠けられますので確認しておきましょう。
主にこのマイコス菌をはじめとする菌根菌の役割っていうのは林タンの吸収を促してくれるというもの。
それからマイコス菌については水分ですね。
水がなくても稲が育つよっていうね。
リキトウ栽培、オカゴ栽培なんかでもよくフォーカスされているというか、これがメインかもしれませんね。
そこから発生して豆にもいいんじゃないのということで大事に使っている方もいると思いますが、
大きく分けてこの2つがメリットと注目されているメリットかなと思います。
水分、それから林産の供給ですね、吸収促進ですね。
なのでここを期待してマイコス菌を使っている人は目的からすると正しいですね。
ただしこの規制して活動する菌が本当にその補助条件で活動するかどうかっていうところが一番重要です。
チェック項目としては林産過剰か否か、そして水を入れるか入れないか、これは推定に関してですね。
まず林産過剰であるかどうか、これが一番の鍵となっていきます。
さっき言ったように作物の林産吸収を助けるというのがマイコス菌なんですね。
なので林産の吸収があまり良くない、そういう土壌条件でマイコス菌は大活躍します。
例えば林産欠乏の土壌ですね。作物が林産がないと生育が良くないです。
作物の根っこをせっかく土壌中で伸ばそうとしているのに林産がないためになかなか根張りが良くならないとか、
林産の吸収がうまく進まなくて、生育がどんどん前に進まないというような状況で作物は困ったなとなるわけですね。
そんな時に自分の根っこにマイコス菌がもし付いていれば、
エネルギーをあげるから活動してくれと、頼むから林産を拾ってきてくれ、取ってきてくれ、
そして俺にその林産を供給してくれと依頼するわけですね。
そうやって自分の代わりにマイコス菌を働かせて、林産の遠くから自分の根っこが届かないところから持ってくる。
これがマイコス菌、そしてそのマイコス菌が着性した作物との連携プレーなんです。
ところが北海道の穂上、畑、水田、どこもかしくも今やほとんど林産過剰ではないかなというのが私の認識なんですが、
皆さんの穂上はどうでしょうか。林産欠乏しているという方、またはそういう穂上、皆さんのところにどれくらいあるでしょうか。
土壌診断書を見てみると林産の基準値、大体10から30ぐらいというふうに基準が書かれています。
そして私が見る限りこの30で収まっている穂上というのは半分以下だとそういう肌感でいます。
ひどいところは70、80とかという数値が出てくるわけですね。
玉ねぎ畑に関しては100以上になっています。玉ねぎは林産が重要なので100以上になるのは別に悪いことではないんですけど、
玉ねぎではないのに70、80という穂上も結構あるんですよ。
50、60ぐらいだったらマシな方で、私の感覚では50ぐらいだったらそれは林産過剰ではないぐらいの感じですね。
基準は30ぐらいなんですけど30以下なんですけど50ぐらいはまだ少ない方なんですよ。
少ない方というのがもうあちこちにあるんで50ぐらいだったらもはやこのご時世普通ですねというのが私の感覚です。
なのでほとんどの北海道の畑、そして水田というのは林産が過剰に溢れています。
マイコス菌の効果と課題
そういう条件下でさっき言ったこのマイクロスキンが活動するのかというところがポイントです。
作物は自分が根っこを伸ばしたときに林産が生まれます。林産を作物はダイレクトに吸うことができます。
あれマイクロスキン何もお願いしなくてもいいなってなっちゃうんですね。
自分の根っこにマイクロスキンが着性していてもそいつの力を借りずとも自分の力で林産を取ってくれるわけですね。
だとしたらなぜそいつにエネルギーを貸してあげて渡してあげて活動してもらわなければならないんでしょうか。
自分の貴重なエネルギーをマイクロスキンにあげるんじゃなくて自分の体の成長に使った方がいいのではないかという風になるわけですね。
なのでマイクロスキンは着性して死にはしないんでしょうけど果たしてそいつは活動しているのかと言われたらハラハラ疑問だなというのが私の考えです。
なので林産過剰の畑ではマイクロスキンは恐らく有効な効果を発揮しきれないんだろうなとそのポテンシャルは眠ったままなんじゃないかなというのが私の結論です。
そしてもう一点水ですね水。水に関しては水道にマイクロスキンを使っている方というところに限ってなるんですが今言ったように水がないからこそ水を求めてマイクロスキンにエネルギーを渡して活動してもらうというところですね。
なので水を入れてしまう水源でマイクロスキンを使ってもそれほど影響というか良くも悪くも何も起こらないんじゃないかなと思ってしまうんですね。
水がない陸島栽培だとかそういったところで頼むから水が欲しいなと水分が欲しいなという意味合いでマイクロスキンにその望みを託す。
そういう使い方であればまあ分からずともないんですがこれから水が入ってくる。
苗種はもう水をかけられている。育病とかですねそういう状況下でマイクロスキンを使っていても水吸えてるんだから別にマイクロスキンいらないよねって稲が根っこが判断してしまうわけですね。
なのでおそらくこれも効果ないんじゃないかなと思います。
もちろんねマイクロスキンの効果って例えば弾流構造を形成させるとか微生物に関わるところでは色々と効果がコマコマとあると思うんで決してそれだけではないと思うんですが
一番皆さんが特的としているところって林産の吸収促進だとか水がない間伐状態でも作物がするところだと思うんですよ。
そうしたらその目的にとっている使い方ができているかと言われたらおそらくできてないんじゃないかなともしくはできないんじゃないかなというのが推測できるんですね。
なのでこういう場面ではマイクロスキンはあまり有効な手札ではないかなというふうに考えています。
農業におけるマイコス菌の実用性
この話をですね私自身が現場を歩いて農家さんに対してすると意外と知られていないことも少なくないです。
林産果樹だと働かないの?だとしたらそれ使える場所うちにはないねというふうに返答されるパターンが結構あるんですね。
なので意外と知られていないんじゃないかなと思って今日はテーマにしてみました。
皆さん知ってましたか?知ってたらむしろありがたいというか安心します。
知らない人がいっぱいいたらこれはお金をドブに捨てている状態になっちゃうんじゃないかなというねそういう記事があるので。
メーカーさんとかねそれを売っている販売店は儲かるのでいいかもしれませんけど
農家の皆さんのクラスにならないと意味がないと思うんで
農家というか畑とか故郷とか総合的に見たら日本の農業のためになっているのかというところを考えたら
うーんちょっと違うかもっていうふうな印象が私にはありましたのでお話ししてみました。
役に立つところがあれば嬉しいなと思います。
参考になった方がいましたらいつも通りいいね、コメント、フォロー、シェアしてもらえるとすごく嬉しいです。
励みになれますのでよろしくお願いします。
では引き続き農業経営の果実を考えていきましょう。
ではまた。
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