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  2. タイパを求める愚②娯楽編
2023-07-17 10:10

タイパを求める愚②娯楽編

#ADHD #ケアレスミス #マルチタスク #HSP #うつ病 #営業 #時間術 #仕事
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どうも、あさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを、平日毎日17時から発信しています。
今日は、昨日の続きで、タイパ、タイムパフォーマンスについて話していきます。
昨日は、ビジネスチックな読書に関する話のタイムパフォーマンスでしたが、
今日は、娯楽編として、ドラマ、アニメ、映画などを2倍速とか、
2倍までいかなくても、1.5倍とかで観る方が最近増えてきているという話なんですけど、
僕もそこはね、動画、映画とかもね、話の流れが分かって、
結末が分かれば、それで楽しめるんじゃないかって、一瞬感じたこともあるんですけど、
なんせ時間がないですからね、ADHDは特に。
なので、その残された、限られた時間の中で、うまく楽しもうと思ったら、
短期に映画とかもね、話の内容を分かった方が、それで十分じゃないかって思った趣旨もちょっとあったんですけど、
いや、これはやっぱり考えを改めてべきだなと思って、
そこはタイパーを求めちゃいけないというふうに気づきました。
その気づいた理由が、最近、3歳の息子と毎週仮面ライダーを見てるんですけど、
これ面白いんですよね、最近仮面ライダーね。
その話をするとだいぶそれちゃうんで、そこはしませんが、
仮面ライダーとか何でもいいですけど、特撮もそうだし、アニメもそうだし、レンドラもそうだと思いますけど、
週1で放送がありますよね。
ここを週1回しか見れないから、次がどんな風な展開をしてくるのか楽しみになります。
楽しみになるし、今日見たその回がどんな内容だったか、
自分の中で回想したりもすると思うんですよ。
今日の話はこんな感じで、こうなったからこういう結末に今日はいたったなと。
この後どんな流れになるんだろうかって結構考えたりすると思うんですよね。
翌週の放送までに、これもしかしたら僕だけですか、わかんないですけど、
結構何回も何回もあのシーンを振り返ったりとか、
いやあそこかっこよかったなとか、そこは特撮ならではかもしれないですけど、あそこかっこよかったなとか、
ここでこうしたときはもっとこうなったかもしれないようにとか、
いろんなストーリーを僕は結構考えたりして、
一つの回でも何回も楽しんじゃったりするんですよ。
これはちょっと子供がいるからですけど、
その仮面ライダーであれば、昨日見たやつをもう一回見たいって結構言い出すんですよね。
同じ放送を翌週の放送までに2回3回って結構見ることがあって、
同じシーンなんですけど、自分が気に入ったシーンってやっぱり結構何回も見ちゃうんですよ。
そうすると余計脳に同じシーンが刻まれていく、より深く記憶に残っていくので、
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それを踏まえて何回もそのシーンを見た後に翌週がすごい楽しみになっているというか、
ようやく回ってきた次の週みたいな感じで、
次の回の放送、次の展開に対する期待値がもうかなり高まっている状態になっています。
これって倍速でタイパーを求めて早く見てしまったら絶対に感じえない感覚だと思うんですよ。
よく海外ドラマとかアニメなんかも一気見しちゃうことってあると思うんですけど、
特に最近はサルスクで何でも見れるので一気見しやすい環境にはあると思うんですけど、
そうすると例えば20何話の海外ドラマ1シーズンを一晩か二晩かけて一気に見たとすると、
その間はどんどん次の展開が楽しめるので、脳内の物質がすごい放出しまくって快楽だと思うんですよね。
ドーパミンなのかセロトリンなのかちょっとその辺はパッと出てこないですけど、
ドーパミンかな?すごいどんどん物質が出てきて楽しくて楽しくて気持ちよくてしょうがないという状態になっているので、
どんどんどんどん次の展開を楽しみにして見ちゃうと思うんですけど、
一気に20話とか見た後、全部覚えてますか?それ。
なんか楽しかったっていう、面白かったっていう記憶は感覚として残ってると思うんですけど、
どうなってどうなって、こうなってああなって、そしてこういう風に着地したっていう、
なんかその辺のプロセスって意外と全然覚えてなかったりしませんか?
なんか最初と最後の始まりと終わりはなんとなく覚えてるけど、
どういう感じで展開していったのかっていうのは意外と覚えてないと思うんですよね。
で、だったら一気に見るのは、それはそれで一瞬快楽物質が出て幸福感感じるかもしれないんですけど、
なんかもったいない気がして、だって大して覚えてないんだから、
それだったら自分の中で何回も回想して、
ここはこうなってああなってって、ここが良かったんだなとか、
ここはこうじゃなかったよなとか色々考えながら、
ゆっくり見ていった方が最終的に人生の幸福度が上がってるような気がするんですよね。
この1年間もしくはこの2023年のこの3ヶ月間見たこのドラマがすごい記憶に残ってるとか、
この時自分はこういうことをしていて、その時の自分とこの俳優さんのここがすごくリンクしていて、
なんか共感したなとか、そういうのがあったらきっと10年とか20年経っても結構記憶に残ってると思うんですよね。
それがもし一気見しちゃうとかなり薄くなっちゃうんじゃないかなって思ったりするわけですよ。
違いますかね。
だとするとタイパーをあんまり求めると逆に幸福度下がってるんじゃないかなって思っちゃったりしたわけですよね。
特に1.5倍速とか2倍速とかで見ると役者さんの間の撮り方とか表情の移り変わりだとか、
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例えばそのキャラクターのポジションの変遷に合わせて見た目、服装、髪型が微妙に変わってくるとか、
そういうところに意外と気づかないでただただ話の流れだけを追ってスルーしてしまう。
結構その映画もしくはドラマのこだわりの部分を気づかないでいってしまったりするんじゃないかなと。
要は言い換えるなら食事を早食いしてる、ご飯を早食いしてるような感覚でちゃんと味わって食べてないとか、
そういうのに結構近いんじゃないかなって感じがするんですよね。
だから極論倍速再生で結果だけわかればいいやっていうのは、
ご飯はもう味もしなくていいからとりあえず栄養素だけ取っておけばいいみたいな、
そういう感覚に近いんじゃないかなって思ってしまう部分が最近多いので、
外はサクサクだけど中はもっちりして、これがうまいんだよなと思って食べる。
でもそれを2回も3回も食べてると、
いやこの袋を開封したときにまずふわっと香ってくるこの香りがやっぱりいいっていう風に最近気づいたとか、
それって一瞬で早食いしちゃったら何のこっちゃわかんない、とりあえずお腹パンパンになってるとか、
それらしい栄養素を取ってるから元気だけどっていうような感じになってくると思うんで、
それはそれでそういう場面、そういう環境というかそういう状況があっても一時的にはしょうがないと思うんですけど、
それってもっと本当は幸せを追求できる、もっと楽しめる、そんな要素を無視しちゃってるんじゃないかなって感じます。
だからね、これもしビジネスショー的な前回の放送っぽいようにするんなら、
ネタバレOKな人は先に結末とか見て、
これの話は面白いと思ったらもう1回普通速で見るとかっていうのもアリなのかなって思ったりしますけど、
僕の場合はあんまり先に結末を知っちゃうと楽しめないなっていう立ちなので、
もし普通にその映画とかドラマとか見てつまんなかったらそれはそれでしょうがないかなっていう、
そんなスタンスで見たほうがいいかなって、
外れたらそれはしょうがない、楽しいと思ったけどっていう感じでいいんじゃないかなと。
だんだんそういう風な経験をしていくと冒頭最初の数分見ただけで、
この映画は当たりだとか外れだとか分かるようになったりするんじゃないかなとか、
しないかな?分かんないですけど、
結構本だったら分かるんですよね。
最初の目次とその前の始めにとか、
帯とか著者のプロフィールとか見た段階で結構これは期待できるとか、
これはあんまり内容ないかもとか結構その辺が分かってきたりするんで、
映画とかドラマとかアニメとかも含めてそういうのが感じ取れたら、
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目利き力がちょっと高まったらいいななんて思ったりしてます。
逆にやっちゃいけないのが、せっかく買った本だからつまんないけど最後まで読むとか、
せっかく1時間も見たんだから残り1時間もちゃんと見るとか、
これが一番無駄だと思うんですよね。
なのでつまんないと思ったらもうそこでやめていいし、
最初に投資した1時間を回収しようとするから、
なんとかしてつまんないけど2時間見ようとか、
1冊300ページ読み込もうとかするけど、
それだったらそこでもうスパッと損切りして、
次の本とか次の映画とか行った方が帰っていいんじゃないかなと思うんで、
タイパーというかコストパーというか、
その辺の、それはそれでいいんですけど、
考え方というか使い方、その辺をきちんとどうやって使っていったら、
活用していったら最も効率がいいのか楽しめるのかというところを
改めて考えたいなというふうに思いました。
ということで日々時間に追われてやりたいことがいっぱいあるけど
なかなかこなせないADHDの皆さんのお役に立てば幸いです。
ではまた。
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