1. 40代って、思ってたのと違うんだけど
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2024-03-01 27:44

#27 ソフト老害ってなんだ?若者から嫌われたくないロスジェネ世代の苦悩を考える

放送作家の鈴木おさむさんが言う「ソフト老害」というワードが話題になってるのを見て、なんだかモヤモヤしてしまったリエ。その実態は何なのか?キャッチーで流行りそうだけど、それでいいのか?2人で考えました。
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40代って、思ってたのと違うんだけど
放送作家の鈴木治虫さんが、ご自身が本を出されて、
本が仕事の辞め方だったかな、1月に発売された本で、
その中で語っている内容の中に、ソフト老害っていう言葉が、
自分自身のことを指しているんですよ、鈴木さん自身のこと。
どういうことかっていうと、
若手が会社で、自分の企画というか、案を出したのかな、
ある番組の会議で意見を出したところ、番組の構成が変わったそうなんですよ、
その一言によって。若手のディレクターさんが用意していたVTRがカットされちゃったそうなんですよね。
その構成が変わったことにより。
それを別の機会の時に、そのディレクターさんから話を聞いたそうなんですよ。
実はあれねって、あの経緯でなくなっちゃったんですよ。
それで鈴木さんがガーンってなったみたいで。
あの俺の一言で。
苦い経験があって、自分の一言が良かれと思って出した一言で、
若い方の何か機会を奪ってしまうとかっていうことに繋がったんじゃないかって。
これだけが原因ではないけれども、これも辞めるきっかけの一つにはなったそうなんですよ、彼の中で。
良くないなと思って。
もともと老害っていう言葉なんですけど。
老害っていうのがね、工事園の意味によると老人による害。
硬直した考え方の高齢者が影響力を持ち続けて、組織の活力が失われることっていうふうにあるんですよね。
そこにソフトってつくんですけど、それは鈴木さんの解釈なんですけど、
会社と若い人たちの間の年代、幅広く言うと30代から50代、もうちょっと狭めに言うと40、50代ってところですかね。
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会社の上層部と下の若い世代の間に入って、
バランスを取ろうと思って、上の意見も取り入れつつ、下との間に入ってうまく立ち回った結果、
若い世代にちょっと我慢を強いらせてしまうとか、
若い人がこれからやろうとしていることに邪魔してしまうとかっていう、そういう意味で使っているそうなんです。
まず私は新しい言葉ってできるもんだなって感心したんですけど、
老外っていう言葉ももともとモヤっとしているところがあったところにソフトってついたことにより、
何々と思ってちょっとモヤモヤしてしまって、なんだこの言葉はと思って。
聞いてみると、昔からあることじゃないかなと思って。
別に珍しいことじゃない。
上は80代の人が60代に向けてマウント取るとか、それこそ下は中学生が小学生に向けてマウント取るとかって、
簡単に言ってしまうと、そういうことって昔から繰り返されていることであって、
職場にはびこる若きソフト老外。60代70代じゃなくても年齢が若くてもやってしまうよっていうのが、
MJSっていうらしいんです。ソフト老外にあたるMJS。
まずですね、M、昔話をする。
昔はこうだったっていう話をね。
コロナ前はこうだったよなっていう話をやたらするとかね、例えば。
MJのJは自慢話。
仕事の武勇伝語を語ったりするじゃないですか。
あれ俺が取ってきた仕事なんだよみたいな。
自慢ね。
で、Sは説教。
飲み会の時の振る舞いがこうなってないとか、
仕事のね、あれは違うだろうみたいなのとかのMJSらしいですね。
あとね、相手の気持ちを理解してるよ俺はっていうのも、
なんかそこにソフト老外らしいんですよ。
MJSに入らないんですけど、
あーわかるわかる、そうだよなっていうのを全然わかってないですけどっていう。
まぁMJSは別に昔からよくある話だけど、
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教官ムーブみたいなのは新しいかもしれないね。
昔からこれね、私たちも経験してきてると思うし、
自分もやっちゃってるかもしれないし。
だから昔、珍しくもなんともなくて、
いわゆる中間管理職の悲哀っていうのはそういうことだし、
あとその、何だろう、昔話とか自慢とか、
そういうのは昔から迷惑上司の例みたいなので、
もう代々言われてきたことなので、
別に新しくもなんともないんだけど、
日本人は新しい造語を作るとすぐに追いつく傾向があるので、
キャッチーだしね。
さすが鈴木治さんは売れっ子放送作家で、そのへんのセンスはなかなか秀逸ですね。
なんか今更って思ったのと、
これ言い出すと、パワハラとかセクハラとかもそうなんだけども、
何も言えない。
だからそうだと思うんですよ。
今、そういうハラスメントを恐れて何も言えなくなってる。
だから、上の管理職はもちろんそうだし、中間管理職もすんだし、
だから、一人でも部下ができれば、ハラスメントに怯える文化になってるので、
最近ね、そういうのを恐れる側、会社側が一切することをしない。
残量もない、飲み会も誘われない、怒られもしない、みたいな会社があって、
一見ホワイトじゃない。
でも、ホワイト企業っていうのは、本当にごく一部しかないんですって、言葉の定義として。
というのは、ホワイト企業っていうのはあくまで定時で買えるしとかっていうことは全部そうなんだけど、
でも、ある意味能力主義で、
要するに時間内に生産性が高くない人は、割と居心地が悪くなったり評価が下がったり。
割と欧米型なのがホワイト企業。
そうではなくて、そういうハラスメントゼロ、残量もない、怒られもしないということは要求もされない。
だから、いいよいいよ、大丈夫だよって言って、定時に帰ってもいいよ、みたいなぬるい会社。
パープル企業というらしいです。
パープル企業、初めて聞いた。
その心は、その代わりに一切成長もできませんっていうことらしく。
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やっぱり、今の子世代とか、すごい若い20代とかは、それはそれで困るので、
割と上昇志向が強い若い子は、パープル系の会社は辞めちゃうケースが結構あるんですって。
ベンチャーでもユニコーン系の、ベンチャーは大概まずい会社が多いけど、
ベンチャーの中でも一つまみぐらいの成長株のユニコーン企業に転職して、
パープル企業よりはきつい。
残量もあるし、能力も要求されるし、その代わり自己成長できてやりがいがあるというところに、
あえて転職する人とか、あとはあるいは企業だよっていう人も結構若くてもいるので、
だから反動っぽいですよね。
圧を一切かけない方向に舵を切ったら、そういうんじゃないんだけどみたいに今なってきて微妙みたいな。
極端なんだよな。
いわゆるハラスメントとかと、そういうのが本当に嫌で、
無くさなきゃいけないじゃんって言って矢表に立って戦ってきたっていうのは、
それこそ50代とか40代とかなんだと思うんで。
40代はもうぼちぼちどうだろうって感じだけど、一番真っ向に立ち向かったのが40、50代。
結果としてハラスメントはいかんということでガラッと変えた。
変えた結果、変えたけど浸透に少し時間、10年くらいかかって浸透してきたなってなって、
今だからパートル企業が多くなり、そうじゃないよって。
逆にハラスメントとかのことを全然知らない世代がいざ就職してみたら、
そうじゃないんだけどみたいな感じに今こうこうみたいな。
だからプロセスとしてはそうなんじゃない?
そうなるでしょうねっていうプロセスなんだと思うけど、
ちょうどやっぱりソフト老害を言い始めている40、50代は、
上の世代がハラスメントを受けてきたこともあるから、
ああいうのは本当に嫌だ、はなりたくないっていう意識が強すぎて、
下からちょっとでもそう思われる要素を自分で勝手に見つけて、
自己嫌悪をして恥ずかしくなって、
俺はちょっとソフト老害だみたいになって、
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もう迷惑かける前にいなくなった方がいいんだっていうのが鈴木夫さんってことでしょ。
極端ですよね。
極端だなと思って、そこまで責任感をしなくても。
そんなに自己肯定感を下げなくてもいいと思うけど。
って思いますけど。
そうだね、上の意見が通ったからこうなってしまったって、
それだけじゃないような気がするんだよね。
いや、なんだろうな。
そういうことってゼロにすることはほぼ不可能なわけだし。
逆に、例えばそういう中間管理層が、
すごく自己嫌悪をしてあげて、
極端に仮にごっそりいなくなったとしましょう。
20代の勢いはあるけどまだまだ未熟な若手と、
ゴリゴリの管理職の60代とかがガチンコでぶつかったらどうなるのよって話なんだよ。
確かに。
どうすんの?ってなるじゃん。
そうだね。
それじゃ回らないわけですよ、やっぱり。
それはうまくいかないわけ。
本当にそれで俺たちの目が詰まってるぜって思う20代は、
さっさと独立して若い人しかいない会社を作り、
若い人たち向けのビジネスをやってるだろうし。
でもそうじゃなくて、もっと広い年代層に
早急しなきゃいけないビジネスの場合は、そうはいかんので。
そういう人の中はやっぱりテレビだから、そうはいかんでしょうね。
だからやっぱり上の意見を見て、下のやる気も買い、
でもまだまだだなと思ったら意見を言うし、
別に普通に立ち回っただけだと思う。
そこで自己喧嘩になって、
うちに閉じこもって一人でどんどん考えを進めたり、
行動に起こしたりするのは、逆に良くないと思うんです。
そうじゃなくて、そういうことが起こるのは仕方がないから、
起きた後に、若手にちゃんとフォローすればいいだけのことだと思うんですよ。
意欲は買うとか、いいところは褒めるけど、
今回はこれこれこういう理由で案が通らなかった。
けど、めげずに頑張ってほしいとか、
そういうフォローを入れればいいだけのことで、
中間会議職のやるべきことっていうのは、
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そのフォローが仕事だと思うんですよ。
俺はソフト老害だ、ダメだダメだ、
もう引っ込んだ方がいいんだみたいなのは、
ちょっと良くないと思うよ。
私もこのソフト老害っていう言葉を聞いて、
いきさつを読んだ時に、
え、そういうこと?と思って、
イメージしてたことと違かったから、
こんなことで老害って思っちゃうんだと思って。
ちょっとね、
本当に現代の40代50代、
特に男性なんだと思うんだけど、
いかに自己肯定感の低い人生かっていうことなんだと思うよ。
本当に嫌われたくないんだよ。
どうすんのそんなので、
人生長いの?
そうだよね。
こうなってしまうと、さっきも言ったんだけど、
何も言えなくなるって思っていて、
そうなると、ある一方では、
風通しの良い職場が良いとか、
理想的っていう話も聞くから、
風通し悪くなるじゃんと思っても言わない。
都合が悪いこと言わないとか、
これ気にしちゃうかなとか言って、
否定しなかったりすると、
どんどん風通し悪くなると思うし、
あと時々あるCMとかで実際流れて、
ジェンダー批判だったりとかあるじゃないですか。
批判がサッとして、
なんでこんなCM流したとか、
なんでこんな広告になっちゃったっていうの、
たまに出るじゃないですか。
ああいうのも車内で止める人がいなかったんだろうなって、
私は思うわけですよ。
一人二人はあれって思う人いたかもしれないけど、
全力で止めたり、
意見する人がいなかったんだろうなって思って、
そういうことにも繋がるんじゃないかなと思って。
あれって思っても、
ここで言うと角が立つしとか、
せっかくここまで進んでるプロジェクトだからとかであると、
どんどんそういう問題も出てくるんじゃないかなと思って。
そうだと思うよね。
だから、極端だよね。
そう、極端だなと思って。
極端で、
そうかな、だからさ、
物を単純に考えすぎてると思うんですよ。
ハラスメントにしてもそうなんだけど、
ハラスメントをしたと思われることがなぜ怖いかっていうと、
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相手がそうだと思ったらそうだからっていう、
もうコントロール不可能な感じが怖いわけですよね。
こっちはそんなつもりなくても、
相手がそのように受け取ったらそれはハラスメントだっていう風になるじゃない?
自分が意図してないのにあらかしちゃう恐怖があると思うんですけど、
でも、相手がそれを相当受け取るまでのプロセスって、
結構短絡的じゃないと思うんですよ。
だから、こう言われたから絶対ハラスメントだっていうことはなくて、
そこに至るまでにその人とどういう関係があったか。
それを踏まえた上で、こう言われたからハラスメントだってなってるはずなのに。
だから、もちろん一発アウトな言い回しもあるけど、
そうじゃないわ。
特にパワハラなんかはそうだけど、
そこに至るまでに、いろんな関係性とか、
イエローカード的なものとかがいくつかあった上での…
そうだよね。
だからさ、そうならないように、
関係性をもうちょっと丁寧に作っていく必要があるわけですよ。
どんなコミュニティだったとしても。
そうだね。
だから、それができないっていうのは、ちょっとなんつーのかね。
難しいんだけどさ。
特に男性の場合は女性ほどコミュニティがないとされているので、
人によるけどね。
中間管理職の仕事っていうのは、主にそれが仕事だから。
だから、なった以上はそこを頑張れよとは思うわけですよ。
そうだよね。
人をめくばり、聞くばりするのが仕事。
まあ、エジズムの量もまあまあ多いから、そこが中間管理職のきついところでもあるけど、
まあ、それしょうがないんで。
そこだよね。
だからさ、怖いから言えないじゃなくて、
いやいや、そうなる前までをもうちょっと何とかしなさいよって思う。
だって例えばさ、会社とかでパラスメントに怯えて戸惑ってる人に、
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そういう情緒ほど、大概ムチャムチャいい人だったりしませんか?
うん、します。
私もあるんですよ、過去行ってたオフィスで、
すごい聞くばりができる優しい男性の上司で、
飲み会じゃなかったかな、なんかの時に、
どの辺に住んでるのとかって、こういうのも今聞いちゃダメなんだっけとかってすごい言われたんだ。
いやいや、全然大丈夫ですよとか言ったんだけど、
むっちゃ気にするわけですよ。
だって別にそのぐらいは聞かれてもいいのにっていうことも気にするような人だったから、
だからこそ別にこの人は、
もし言い回し的に、イエローカード的な言い回しをうっかりこの人がしちゃったとしても、
多分私は気にしないだろう、こういう性格の、こういう上司だったら、
そういう意図がないことはわかるので、
でもなんかその、だいたいハラスメントだーって言って訴えられがちな人ってさ、
もうなんか日頃から相手の考えてることとか意思なんかを全く尊重する気がなかったりとかするようなタイプの人じゃない?
そうだね。
そもそも論なんですよ。
それこそ鈴木治さんみたいにね、後になって、
なんか部下のチャンスを潰しちゃったかもしれないみたいにクルクルするようなタイプの人っていうのは、
多分現場でも大して嫌われてないし。
そうなんだよね、そもそもね。
と思うよ。
確かにね、やり手だし影響力のある方なので、
彼が出した案が通りそうっていうのはなんとなく素人目にも思うけど、
でもそれだけで採用されたわけじゃない気がするし、
やっぱりね、より良いものが選ばれると思うから、
そんな鈴木さんが出した案だからこれ通りますってそんな単純な問題じゃないと思うし、
これさ、ソフトロン街はさ、女性の中間管理職の人たちはどう思ってるのかね。
そうだね、聞いてみた。
今いっぱいいるでしょ、だって。
いっぱいいる。
どうしてんのかなと思って。
なんかさ、この間、家さんも来てる場所に来てたある女性が、
多分女性の中間管理職だと思われて、
家の介護だったりそういうのの状況って、
会社の同僚とかにシェアしますっていう話題をしたことあったじゃないですか。
そしたら、自分は言っちゃうし、部下のも聞きたい。
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そうじゃないと何かあった時に保護もできないしっていう言い方してたじゃないですか。
してましたね。
だから、そういうことじゃないですか。
そうやって目隠しをして、
女性の中間管理職の人は案外そこまでソフト労害のことについて
気にしていないんじゃないかっていう仮説ですけど。
そうかもしれない。
人によるよ。
男性でも女性でも、個人差は激しい話だと思うんだけど、
女性の中間管理職の人は、
女性の中間管理職の人は、
女性の中間管理職の人は、
女性の中間管理職の人は、
男性でも女性でも、個人差は激しい話なので、
性別で分類するのはやや乱暴ではあるけれども、
傾向としてぐらいの話。
どうしても女性の方がいろんな話題をシェアしがちだからね。
女性ってもともとコミュニケーション能力も高いと思うし、
ある程度はね。
どういう違いなのかな。
中間管理職の人は、なんだろう。
まあ難しいよね。もともとやっぱり、
もともととても苦手な人もいるから。
いるけど、実務の能力が高くて出世しちゃってるケースがあるでしょうから。
まあ難しいとは思うんだけどね。
思うんだけど、
そこまで自分を卑下しなくてもいいんじゃないと思います。
そうだよね。ちょっと同世代として思うところありましたね。
ソフトローアイ。言葉はキャッチーですけど、
あんまり流行ってほしくないワードかな。
流行ってほしくないな。
老害とかも便利な言葉なので、
割と使われがちですけど、
便利な言葉じゃない気がする。
便利な言葉ではないよね。
まあ、え?って思う人いるけど。
でも、それって年齢の問題なのかな。
やっぱりね、グラデーションもあるし、
はっきり言って人によるとしか言いようがないので。
10代でも変なやつはいるし。
そうですよ。いわゆる老害ムーブだって。
10代だって同じことする人いるからね。
ただ、一般論のイメージで、
年を取ると穏やかになってほしいな、
みたいなイメージがあるから、
それとのギャップで、え?って思うだけなんだけど、
若い子はけっきさかんでもさ、若いからね。
でも、そういうイメージがあるだけで、
あくまで個人差が激しい話なので、
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あまりそういう年代、年齢、性別とかで、
あまりにもザクザク切りすぎるのは、
自分も含めてだけど、よくないなと思いますね。
気をつけましょう。
皆さんもそういうエピソードがあったら、
メッセージ等お待ちしておりますので、
ぜひお聞かせください。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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