1. こまとドビ森のアレ、食べました?
  2. ワインエキスパート試験のその..
2025-11-22 25:02

ワインエキスパート試験のその後と、書籍『美味しさの傾き』

■話してること

11月、食欲の秋/いもくりなんきんの季節/シルクスイート/フルーツサンドヤオイソの「栗のサンドイッチ」は新たな栗スイーツ/ワインエキスパートの試験の合否発表/今年の試験は難しかった/金のブドウバッジをソムリエ協会から貸与しています/なくしたら警察に届け出ないといけない/ドビ森は今後ワインエキスパートとして頑張ります/今回は、書籍『美味しさの傾き 』の紹介/ワインショップ仔鹿による書籍です/京阪三条のワインショップ仔鹿/ワインエキスパートを勉強することでこの書籍の解像度があがった/何故オーストラリアの旅行記なのか/ワインが日常に浸透しているオーストラリア/生産したワインの8割が国内で消費されるオーストリア/ワイン生産者がやっている居酒屋「ブッシェンシャンク」/ドイツ語が押し寄せてくる本ですが/ブッシェンシャンクは究極の地産地消/ワインの評価が凝り固まっている/フランスのワインが良いとは言われているが/欠陥のあるようなワインでもその土地の料理と合わせたら美味しいこともある/塩尻のコンコードの赤ワインとその土地の料理とのエピソードから一節/その土地でその料理が愛されているのかを考えよう/美味しいと思ってなかったものを美味しいと思える旅に出よう


■書籍『美味しさの傾き』について

著者のワインショップ仔鹿さんがnoteで書籍について掲載されています。是非御覧ください。

『美味しさの傾き』新装版 発売のお知らせ|仔鹿 / こじか社

https://note.com/jolly_auklet649/n/n00c2e344db91


■ご意見・ご感想 募集中

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■番組について

この番組は、ただただ食べ物が好きな二人が、美味しかったあれやこれやについて語り合うポッドキャスト番組です。

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■出演

こま(IG:https://www.instagram.com/_komairyo/)

ドビ森(IG:https://www.instagram.com/nitamagojun8341/)

サマリー

ワインエキスパート試験の結果発表について語り、合格通知を受け取った喜びを分かち合っています。また、京都のワインショップ小塚が書いた書籍『美味しさの傾き』にも触れ、オーストリア旅行記としての内容が紹介されています。ワインエキスパート試験の勉強を通じて、オーストリアのワイン文化や歴史を学び、ブッシェンシャンクというワイン居酒屋の魅力を紹介します。また、ワインの評価基準や、ワインと食文化との関係についても考察しています。ワインエキスパート試験後のエピソードでは、長野の塩尻での地元のコンコードワインとその味わいについて語っています。また、松茂豊氏の食文化に関する考察を通じて、地元食材とワインの組み合わせの重要性が浮き彫りになります。

ワインエキスパート試験の結果
こまとドビ森です。こまとドビ森のアレ、食べました。
この番組は、ただただ食べ物が好きな2人が、美味しかったアレやコレについて語り合うポッドキャスト番組です。
はい、お願いします。
前回の収録から1ヶ月ほど空きまして、
11月。
11月入ってます、我々の時間では。
はい。
いや、でもこれ放送されるのも、
まだ11月中でございまして。
いや、もうちょっと食欲の秋ということで。
そうよ、なんかこう寒いなーっていう日もあれば、まだあったかいなーっていう日も。
また秋って言っていいっすよね。
いいと思う。秋ってあるかもしれんな、まだ。
紅葉ですしね。
うん、全然ある全然ある。
この時期になるとね、もう芋栗軟禁。
はい、なんか言いますね、芋栗軟禁。
もうなんか、デパートやら、ケーキ売り場とか行ったら、もうそれだらけじゃないですか。
だらけよー。
お借りするからすごくね、嬉しくて。
もう全部好きなんですよ。
芋栗軟禁。
俺も好きよー。
僕はケーキ屋さんとか行っても、モンブラン食べるんですよ毎回。
もう1年中。
1年中ね。
それぐらい栗とかそういうのが好きで。
今年も例のごとくいろんな芋栗軟禁味が並んでまして。
中々食べました? 芋栗軟禁。
ちょうどね、この前また次回か次次回ぐらいに話すんですけど、金沢にちょっと旅行行ってて、
そこのパン屋さんで食べたハード系のサンドイッチに、まず詳細は金沢編でお伝えするんですけど、
シルクスイートっていうさつまいもが使われててめちゃくちゃ美味しかったね。
シルクスイートはさつまいもって言わずにシルクスイートって言いましょう。
なるほど、それは言うといた方がいいかもしれない。確かにめちゃくちゃ甘かった。
僕はね、四条大宮にあるフルーツサンドのお店で、八尾磯っていうフルーツサンドのお店があるんですよ。
そこの人が、この期間限定で出してる栗のサンドイッチがあるんです。
栗のサンドイッチ。
栗のフルーツサンドって言うんですかね。ちょっと変な言い方ですけど。
栗をちゃんとフルーツとしているということですね。
黒板と生クリームと栗。
マンゴーとか苺とか挟んだフルーツサンドあるじゃないですか。あれが栗なんですよ。
栗スイーツって言ったら芋栗なんかにのきらめそうなんですけど、ペーストにしてありますね。
さっきのシルクスイートもペーストやったような気もするね。
これは栗がゴロゴロ入ってるんですよ。形がちゃんとある状態の栗で、
ゴロゴロしながら生クリームと一緒に食べるみたいな感じなんですけど、
これは新たな栗スイーツでしたね。
確かに栗スイーツって、モンブランもそうやけど、ペースト状がありの、
ちょっとアクセント的にね。固形のやつそのまま残ってるってある。
ガッツリ栗食べましょうみたいな。
これめっちゃ美味しかった。ちょっとまだやってるかわかんないですけど、
栗好きな人は来年に向けて。
今からちょっとメモしといてください。
無理やろ。
カレンダーに書いておくな。
インスタにログとして残しておくか。
めっちゃ美味しかったです。
いいね。芋栗南京ね。こんな季節なんで、
そうやって食べ物も美味しい季節になってますけれども、今回何の話ししましょう。
前回ちょっとお待たせしたんですけど、
どうしたの。
ワインエキスパートの結果がとうとう出まして。
だから前の収録の時点では、
収録の時点では二次試験が終わって、
また合格発表まで時間があって。
放送時点では世の中できないものが発表されてたから。
10月の中後16日とかに発表されてたんですよ。
ネットで発表されてて、
その後合格通知みたいなのがお家に届くんですよ。
確か不合格でも届くのかな。
届いて、
届いて、何が届いた?
新たな栗スイーツ
合格通知がね。
素晴らしい。
合格通知が届いたら、そっから、
あっさりすぎへん?合格。
これはもう当たり前のことなんで。
やかましいよ。
なかなか難しいもんちゃうの。
合格通知届いて、
難しかったです正直。
今年二次試験結構落とされてましたね。
そうなんや。合格率もちょっと低いんかな。
難しかったです。
ちょっと変なワインの品種も一個出て。
言うとったもんな。
あれはちょっと無理ですね。
当てれた人いるのかなって。
で、そこで認定の手続きをするんですよ。
ワインキースパーソンにそこで認定しましょうと。
申請をするんですよ。
追加で2万円払うんですよ。
認定手続きと。
金の話はすんな。
そういうものは資格なのかな。
認定登録してもらえるんですよ。
ちょっと暑いんで脱いでもらえる?
どうぞどうぞ。
落語よろしく。
ここから本気でいこう。
脱いで。
ライブ感で。
そう。
なんかもうええわお前なんやねん。
しんど。
このさポッドキャストという場合じゃなくて、
俺しかわからんことすんなよ。
皆さん今これ何が起こったかというと、
ほんまに今いる場所が暑いんですよ。
俺も一枚脱ぎたいなぐらいで思ってて、
ドビーが一枚脱いでいいですかって言って、
その上着を脱いで。
ほんま暑いから。
落語家の人って本題入るときに一枚脱ぐわけですよ。
枕が終わったら。
ここで脱いで何かなと思ったら、
ずっとこっち見てるから何かなと思ったら、
何ですかその左胸のバッジは。
これがワインエキスパートのブドウバッジですね。
金のブドウバッジ。
素晴らしい。
これがもらえるわけですよ。
証なんや。
これがワインエキスパート。
また写真でも見せますけど、
金のブドウバッジが。
え〜。
売り屋さんとかがお店行ったらつけてるようなやつ。
のワインエキスパートバージョンみたいな。
はいはいはいはいはい。
これが対応されるんですよ。
対応なん?
そうですよ。
もらえる僕のもんじゃないですよこれ。
そうなん?借りてんの?
対応なんですよこれ。
だからこれ無くしたら警察に届けないといけないですよ。
借りてるもんを無くしちゃいましたって。
これって持ってるってことは、
試験受けたって証なんで、
受けてない人が持ってたらおかしいじゃないですか。
メルカリとかにも絶対出しちゃダメだし。
あ〜なるほど。
あなたのもんじゃないんで。
え〜。
出さないでください。
おもろその考え。
なるほどな。
これは対応されてるもので。
なるほど。
無くしたらちゃんと警察に届けないといけないし、
再発行するにしてもいいでしょう。
すごいなあ。
ファッションとしても付けてもいいぐらい。
確かに。
今日茶色のセーターに、
そういうおしゃれしてんのかなと思って、
よ〜みたいなブドウの形やから、
答えてるまで時間があった。
そうです。
このまま見事、同時化いけまして。
素晴らしい。
ありがとうございます。
皆さん応援ありがとうございました。
これでちょっと、
これがスタートラインなんで。
この僕も認定されたということは、
ソムリエ教会に、
ちゃんとこのお酒とか、
ワインを始めるとするお酒、飲料、
公衆衛生の向上に努めていきたいと思います。
そこもあるの?
普及啓発に努めていきたいと思います。
公衆衛生もあそうですか。
頑張ってください。
これをちょっと素晴らしさを皆さんに伝えていけたらなと。
でもみんな期待してるでしょ?
あなたのくどいワインの説明を。
でもこれがね、教科書っていうか、
教本で習ったことだけじゃやっぱりないので、
これから、
とったとたんやで。
もう教本に書いてないことがいっぱいね、
押し寄せてくると思いますけど。
そうですね。頑張ります。
頑張ってください。荒波にままれてください。
そこでですね。
急に。
今回ちょっとお話ししちゃうのが、
一冊本があるんですけど。
本を紹介したいんですけど。
ワインの流れで。
そう、ワインの本なんです。
本の話。
今回ちょっと最近買った本なんですけどね。
はいはいはい。
このおいしさの傾きという本。
おお。
おいしさの傾き、サブタイトルが?
ワイン屋がオーストリアを訪ねた記録。
おお。何ですかこの本は。
これワインショップ小塚っていう。
京都の京阪山城の北側にあるワインショップ。
書籍『美味しさの傾き』の紹介
ちっちゃいワインショップの店長さんが書いた本なんですよ。
ワインショップ小塚っていう。
結構ね、そこの小塚さんっていうワインショップ、
僕すごい好きで、たまに結構行ってるんですけど。
日常のお酒を扱ってるワインショップなんですよ。
なんかとびっきりいいワインっていうよりかは、
なんか手軽に1000円から3000円ぐらいで買えて、
普段の肉じゃがとか、
なんかそういうお好み焼きとか。
日々の料理やね。
と合わせるワインをいっぱい取り揃えてる、
そういうコンセプトのワインショップなんですよ。
ぜひ行ったら、
こういうのと一緒に飲みたいんですけどって言ったら、
提案してくれます。
その人がオーストリアに行ってきた旅行記なんですよ、これ。
お店の日々のことっていうよりも、
旅行行った話?
オーストリア、なぜオーストリアに行ったのか。
確かに。
これワインエキスパートの勉強したら、
なぜか分かるんですよ。
そうなん?
勉強したが故に、この本の解像度が上がるというか、
すごく入ってくるようになったのは、
これワインエキスパートの証だなと。
それは証でしょう、それは。
オーストリアという国に何か良い印象はあります?
もうウィーン合唱団でしょう。
音楽とか?
音楽のイメージで。
あと、
なんか白ソーセージのイメージだね。
なんかそんな感じもありますね。
でもそれぐらいかな。
オーストリアのワイン文化
ワインエキスパートを勉強すると、
試験範囲にいろんな国があるんで、
いろんな国のことを学ぶんですよ。
そこで初めて知るその土地の文化とか、
歴史みたいなのが、
自然と学んでいくわけなんですよね。
その味はフードや歴史、文化から生まれたもの。
気候とかね。
それでいうとオーストリアは、
結構僕勉強してた段階で、
行ってみたいなって思ったんですよ。
なんでだろうな。
それがね、何がっていうと、
オーストリアってすごく、
ワインが根付いてる、日常に根付いてる国なんですよ。
そうなんや。
なんかあんまりイメージ俺はなかったけど、
そうなんやね。
オーストリアって、
作ってるワインの8割を、
自国で消費してるんですよ。
わっ、出た、そういうやつあるな。
ほぼ出てないんですよ、外に。
だから俺みたいなやつは知らんねんな。
だから作ったやつを、
8割自分らで飲んでるんですよ。
そんぐらいワインが、
日常に浸透してるというか。
なんで、そこにこの人が行ってきて、
観光客としても行ってるし、
ワインショップの位置、
海老手としても、
いろんな目線から、
オーストリアで食べて飲んで、
畑を農家さんと回ったりとかしながら、
いろんなことを感じたことを、
書いてる本なんですよ。
ブッシェンシャンクの魅力
へー、面白そう。
面白そうでしょ。
これめっちゃ良かったです。
それは、俺みたいな、
まだ解像度上がらなさそうなやつでも、
楽しく読めるもんかね。
でも、いけると思います。
ほんと?
ちょっとギリギリな言い方やったけど。
オーストリアって、
ドイツ語圏なんですよね。
なんで、地名とか、
ブドウ品種の名前とかが出てくるんですけど、
全部カタカナで一応書いてあるんですけど、
めっちゃ読みにくいです、そこが。
ドイツ語な。
ドイツ語の発音がわかんないんで。
ドイツ語難しいよな。
オーストリアがそんな感じで、
変なとこにちっちゃいツとかガーとか、
ブーとか入ってるやつだよね。
そうなんです。
なんかね、こう、
一応注釈とかもいっぱい付いてるんで、
全然わからなくても、
調べなくても、
注釈が載ってるんでいいんですけど、
それで行くと、
オーストリアってワインが根付いてるって言ったじゃないですか。
ブッシェンシャンクっていう
深井・ブッシェンシャンク。
居酒屋さんがあるんですよ。
それ何って言うと、
ワイン生産者がやってる居酒屋なんですよ。
ブッシェンシャンク。
ホイリゲとも呼ばれるんですけど。
そのジャンルをホイリゲっていうの。
ホイリゲって、
新しい酒っていう意味と、
そのワイン居酒屋っていう意味の2個あるんですよ。
で、ブッシェンシャンクもワイン居酒屋っていう意味があって、
これちょっと地域によって違うだけなんですけど。
ブッシェンシャンクは店の名前じゃなくて、
ジャンルなんや。
そういうワイン屋さんが
やってる軽食と、
自分たちで作ってるワインを提供してる、
なんか居酒屋さん。
ちょっと軽い居酒屋さんみたいな。
日本で言った、
カダウチみたいな日本酒のね。
でもあれは、あの人らがセレクトショップみたいな感じじゃないですか。
じゃなくて自分らのワインを売ってる。
生産者か。
そうかそうか。
高倉がちょっと軽食と、
自分らのやつを、
その言い方熱いな。
飲んでる、やってるのがめっちゃあるんですよ。
オーストリアには。
そんぐらい根付いてる。
根付いてる。
それは消費されるよな。
橋割り。
それをブッシェンシャンクって言うんですけど、
これも一応試験で出てくるんですよ。
覚えなあかんとこだね。
それを僕見たときに、行ってみたいなと思った。
ブッシェンシャンク行ってみたいなと思って。
ちょっと何個かお気に入りの
なんかのとこがあるんで。
行ってもいいのに。
この本の中で。
いいなここってなったとこね。
それさっき言ったドイツ語の話で行くと、
ウィーンに住んでる友達が、
友達に普段どんなワインを飲むのですかって聞いたときの
一説なんですけど。
一説、はい。
ゲミューシュターサッツやベルシュリースリング、
それにゲルバームスカテラあたりだと言っていた。
ベルシュリースリングといえば、
カルヌントゥムより南のブルケンラントや
シュタイアーマルクがメッカなわけだが、
とはいえそこのベルシュリースリングが美味しいかと聞かれると、
美味しいは美味しいけれど、
飲み慣れない味で変な感じがする。
そうだ。
最後だけちょっと分かった。
美味しいは美味しいけどとか分かったけど。
何が?
こんな感じでね。
地名と、
ブドウ品種が、
ドイツ語が押し寄せてくるんですよ。
押し寄せてくるね。
で、これまぁちょっとね、
僕一応見てもらったのが、
すごい付箋いっぱい貼っていたんですよ。
そう、なんか細い付箋のポイントみたいな。
ただちょっとこれもう全部、
ちょっと喋ってる時間もないんで。
だって何枚も10枚20枚ぐらい貼ってるよ。
なんでこれはね、本当に良くて、
ブッシェシャンクっていうのは、
畑と醸造所と酒場が一つの場所でコンパクトにまとまっているところ。
そうかそうか、醸造所あるってことは、
ブドウ畑もあるわな。
だからもう、
ブドウ畑で飲んでるみたいな感じです。
ええ、いいなあ。
で、そこで出てくるハムとかチーズとかが、
基本あったかいやつじゃなくて、
冷菜って感じですね。
ハム、チーズ、パンが軽食として出てくるんですけど、
それも基本地元のものなんですよ。
いいね。
究極の地産地消の酒場って感じなんですよね。
いいね。
いいでしょ。これオーストリア行ったら絶対行ってみたいなあと思いながら、
気になるなあ、そういう場所は。
全然酒飲みじゃない俺でもそれはちょっと気になるわ。
この中でね、いろいろ言ってるんですけど、
ワインっていうのは、
ワインと食文化の関係
基本ワインを評価するときって、
ワイン飲んで、このワインはいいワインだとか、
みんな言うじゃないですか。
けど、そうじゃないって言ってるんですよ、この人は。
そのワインっていうのは、
そもそも僕もワインのテイスティングの試験を受けたんで、
テイスティングの型みたいなのはもちろんあるんですよ。
匂い嗅いで、色見て、みたいな。
酸味とか渋みみたいなのを、
複雑味とかがあればいいワインだとか、あるんですけど、
そんなことばっかしてたら、
凝り固まってると、お前の舌は。
ワインエキゾートとったとたん。
自分の舌も含めてなんですけど、この人は自分も含めて、
そういうテイスティングばっかしてきたから、
凝り固まってしまってると。
それをほぐすためには、
毎日のそういう職業的な習慣から抜け出して、
別の刺激を体で取り込む必要があると。
日本という異なる、
例えばヨーロッパのワインを日本で飲むじゃないですか。
でもそのヨーロッパのワインっていうのは、
ヨーロッパで作られてるわけじゃないですか。
作った人は、やっぱりヨーロッパでの気候とか、
ヨーロッパの農作物と合わせながら、
培われてきた味覚の中で、
美味しいと思ったワインじゃないですか。
それを僕ら日本人が日本で飲んだとて、
分かるわけないじゃないですか。
その神髄たるところというか。
ただヨーロッパの、
例えばフランスのワインっていいって言われるじゃないですか。
角漬けとかでもよく出てくるじゃないですか。
だから結局あれがいいワインとされてるんですよ。
だからフランス以外のいろんな国で作るワインも、
フランスに近づけないといけなくなってくるんですよ。
いいワインに近づけなければと。
いいワインって言われる味にしようと思うと。
でもそれぞれの国で作られるブドウって、
それはバラバラじゃないですか。
味覚も違うし。
ただいいワインっていうのは、
そっちに寄せたワインのことを言うところに批判してるというか。
各フードごとにそのいいがあるわけやのに、
ワイン業界のいいっていうのが一個じゃねえだろうみたいな。
例えば土地のワインは、
それだけで飲んだら凄いデコボコした、
どこか欠陥のあるような味かもしれないけれども、
その土地のご飯と一緒に飲んだ時にその素晴らしさがわかると。
単体で飲んだら、
それはいいワインとはとっておっては言えないけれども、
その街の農作物とか料理とかと合わせた時に、
うまくなるっていう。
それはいろんな薬味っぽい感じですね。
だからネギとかすだちとか日本で言う。
あんなんて結構何でも合うじゃないですか。
日本の食品に対して。
そんな感じの立ち位置だと。
シンプルな。
なるほどね。
だからそんなにワイン一個でそんなドンとかじゃなくて、
そのフード文化、いろんなものを楽しむものの一つに過ぎない。
そうです。
ピースに過ぎないって感じか。
ちょっとこれ言いたいことがめちゃめちゃ多いんですけど、
ちょっと何から喋ってもまとまりきれてないですけど、
ちょっとでも一個ちょっと好きなとこがあるんで、
それだけ紹介させてもらいたいんですけど。
塩尻のワイン体験
以前、勝野間のワイナリーを訪ねた後、
そのまま電車で長野まで移動して、
長野に塩尻ってとこがあるんですけど、
そこって結構ワイン有名なんですよ。
塩尻で一泊して、その際にたまたま入った居酒屋で、
コンコードっていう葡萄があるんですけど、
コンコードの甘い赤ワインがあったらしいんですよ。
塩尻に。
長野といえばコンコードの赤ワインなんですけど、
ちょっとジュースとかにされる用の葡萄なんで、
甘めでそんなにワイン向きじゃないんですよね。
そんな辛口とかじゃなくて、
結構安いワインに使われがちな葡萄なんですよ。
そのまま飲むと甘くて単調で、
あんま赤抜けてないような、
もうフラットな感じのワインなんですけど、
隣に座った常連さんがね、
いろいろ話しかけられながら、
いろいろ頼んでいくと、
最初にやってきた味の濃い漬物で、
コンコードを飲むと別物のように美味しく感じられた。
漬物とワインって。
じゃあほんまに漬物なんや。
ピクルスとかじゃなくてほんまに漬物なんやな。
地元の漬物とコンコードの赤ワインだったら、
おもそ星くらい美味しく感じられたと。
続けて頼んだ焼き鳥も、
コンコードの泥臭い香りが、
甘辛いタレや、
焦げの香ばしさにしっくり合い、
酒に強くもないくせに、
その日は一人でボトル半分以上も飲んでしまった。
うわー。
いいフードエッセイでございますね。
ワインだけをテイシングして評価して、
それでわかったつもりになっていると、
こういった味は見落としてしまう。
なるほど。
しかし本来はこれがワインの味なのだ。
この土地、固有の味の崩れ方が、
甘酸味が、作りの悪さが、
その先ができた場所でどのように楽しまれているのかを見つけることは、
美味しく質がいいワインを探すのと同じくらい、
あるいはそれ以上に美味しさの世界を豊かにする道である。
松茂豊氏の食文化論
すごいね。
美味しいワインを探すのと同じくらい、
そういう地元に根付いた食べ合わせみたいなのを見つけるのも楽しいよ。
いいね。
そういう旅をしましょうっていうのが結構書いてあるんですよ。
書き方が聖書みたいな。
この人ね、結構文章が得意すぎて。
文章がいいですね。力強くて。
単に言って、
ああだこうだ言うんじゃなくて、食べたもの、
まずいな美味しいなじゃなくて、
なんで、そういうことで一個前の松茂豊さんが、
もうそれ今言おうと思った。
そうそうそう。まさにそうよ。
ちょっともう一回言えます?
今言えるかな。
前回のアヒルストアさんの魅力の前半の方で話してるんですけど、
松茂豊さんがね、孤独のグルメで有名な松茂さんが、
隣の国のグルメイトっていう、今ネットフリックスで配信はしてる、
韓国と日本で共同制作みたいな番組をやってあって、
要は韓国の方と日本の松茂さんで、
それぞれの国のおすすめの料理をお互い紹介して食べ合うっていう、
企画番組なんですけど、
その中で松茂さんが、
グルメとは何ぞやっていう話の時に、
金かけていいものを食うとか、いろんなものを食うだけじゃなくて、
ちょっとざっくりではあるんですけど、
その地域で愛されている食べ物が、
なぜ愛されているのかっていうのを探っていって、
自分なりに考えるっていうことこそグルメだって言ってて、
松茂 そうなんですよ。
その話を思い出してた。
なんでやっぱり、
なんて言うんですかね、
その土地に行って食べたものを、
それだけで評価せずに、
なんでこの食べ物っていうのはあるんだろう。
このお店のこのメニューにこれがあるんだろうって、
いろんな立ち位置があるわけじゃないですか。
僕らだってなら漬けだけ食べたって、
美味しいって感じる人少ないじゃん。
でもうなぎのね、うなじゅうと一緒になら漬けを食べたりとか、
実はそうやねんな。
分かる。
そういうのの文脈みたいなのを、
ちゃんと分かった上で、
うなじゅうの話は文脈というより、
実はうまい組み合わせでだけ。
そもそもなら漬けって、
なんで生まれたんだろうなとか、
どういう食文化でならで生まれたんだろうな、
そういうのも含めてね。
そんなのを、
自分の今まで美味しいと思えてなかったところを、
美味しいと思えるようになっていくのが、
海外に行ってできたら、
楽しい旅になるんじゃないかなと思います。
まじですよね。
ご飯、別に旅に限らず、
ご飯そんな関心ないよっていう人は、
そういうバックグラウンドみたいなところとかに、
関心を持てるかどうかの世界だと思うから。
なんでこれがあるのかっていうね。
そうね。そういうのも探っていきたいね、我々も。
いやそうですね、
これちょっとまだまだ言いたいことあるんですけど、
ちょっとまた。
これ初めて見た。
引用しますまたとかね。
また何かの機会に。
アドバイスショップ小塚さんもぜひ行ってください。
京阪山上に近くにあるんで。
あ、京阪山上ね。
ぜひ皆さん行ってみてください。
モアルもちょっとだけ置いてあります。
あ、それは良い情報。ありがとうございます。
見てみますね。
というわけで、今回いかがでしたでしょうか。
我々のポッドキャストは、
Xやインスタグラムなどやっております。
ひっそりとスレッズを始めようとしてるんやけど、
告知用ぐらいで。
そちらももしよかったらご覧ください。
お願いします。
また番組のフォローや評価など、
ぜひお願いいたします。
SpotifyやApple Podcastでできますので、
ぜひぜひお願いいたします。
コメントもお願いします。
というわけで、以上。
ドミノワイン全般のお話でした。
美味しさの傾きでした。
というわけで、以上コマでした。
ドミモリでした。
ありがとうございました。
25:02

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