00:00
こんにちは、趣味はなんでもむしゃむしゃDJいしかわです。むしゃむしゃラジオでは、いろんな方をゲストにお招きして、趣味のお話を聞いています。
その趣味の楽しいところや始め方など、美味しいところを聞いて、新しい趣味を見つけるきっかけにするための番組です。
今日は若干酔っています。大体130回ぐらいですかね。これまでやってきて初めて酔った状態での収録をしているのではないでしょうか。
でも良いんです。今日は酔っていても良い趣味を紹介しています。
というわけで早速参りましょう。というわけで早速いただきましょう。DJいしかわのむしゃむしゃラジオ。
早速今日のゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。
本日持ってきてもらったのは、山形県から秀穂酒造、秀穂純米、ほうじょう祈願祭、生原酒というふうにいつもやっている酒ノートのQ太郎です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。Q太郎さん、結構最近スペースで知り合ったばかりなのにありがとうございます。
こちらこそ急に声かけていただいて、こんな面白い番組に出していただけるなんて。
ありがとうございます。Q太郎さんについてもうちょっと自己紹介を詳しくお伺いしてみてもいいですか。
そうですね。今さっきも言っていた通り、お酒とそのお酒を作っている、お酒というか日本酒ですね。
日本酒を作っていらっしゃる酒蔵を紹介する番組、酒ノートというのをやっております。
もうじゃあQ太郎さんご自身はお酒大好きということですね。
そうですね。もう日本酒にハマってもう長いっていう感じなんで、最初飲んでるだけやったんですけど、どういう人作ってはんねやろうみたいな、そういうのが気になり出して調べてみて。
で、味やなんやらをちょっと覚えてられないなと思ったんでノートに書いてラベル貼ってっていうのをし始めてから、これ音声でやったら面白くねと思って。
それで番組始めたっていう感じですね。
面白い。ということは今日お伺いできるのはもちろん日本酒ということですね。
そうですね。
事前にDMでやり取りさせていただいていて、今日こうやってお話しするんだったらお互いに日本酒用意しようってことになったんですよね。
そうですね。飲みながらしましょうよ。
はい。というわけで僕も用意しました。
なるべく地元の酒屋さんみたいな感じのがいいってことですね。
地酒っていうのを選んでいただくのが一番いいかなと思ったんで。何コーティング貼ったんですか?
これが地酒なのかちょっとわからないんですけど、僕そんなに詳しくないんで飲むんですけど、純米銀条の水芸。
水芸ですね。クジラ描いてるやつですか?
そうです。クジラが可愛かったんで。
あー、いいですね。なるほど。僕は今さっき言った通りシュウホーというお酒を買ってきました。
まさに今日お持ちのやつだったんですね。
そうですね。今さっきは。
じゃあとりあえず乾杯から。
そうですね。乾杯しましょう。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。乾杯。
03:01
いやー、美味しい。
うん。
いいですね。こうやって飲みながらポッドキャストできるっていいですね。
毎週もうベロベロになりながらやってますよ。
それはポッドキャスト撮ってるときも結構飲まれてるわけですよね。
そうですね。小さい瓶を半分以上は飲みながら。
それも酔っ払っちゃって最後の列回ってないとかそういうことないんですか?
あー、今までなかったですね。多分。
キュー太郎さんは強いんですか?
そうでもないと思うんですけど。
僕は割とお酒はビールも飲むし、ワインも飲むし、焼酎も飲むし、日本酒も飲むしっていう感じなんですけど、
キュー太郎さんはお酒、日本酒でそのノートまでやられてるわけじゃないですか。
そうですね。
特に日本酒が好きなわけですよね。
そうですね。昔はそうでもなかったんですけど、
僕も石川さんと同じでね、ビールをまず酒として飲んでて、
で、いろんな他のお酒、日本酒だったり、ちょっとワインは飲めないんであれですけど、
ウィスティー飲んでみたりとか、マッコリ飲んでみたりとかっていろいろしてたんですよ。
で、その時にちょっとある居酒屋さんが、お昼ご飯にうどん食べられるぜっていうふうに聞いて、
で、そのうどんがすごく美味しいということで行ってみたら、
そらもう店内に酒瓶がずらーっと並んでて、
で、日本酒ってこんなにあんの?って思ってみてて、
ちょっと飲んでみようかとお昼から飲んでヘベレ系になったっていうのが一番最初なんですよ。
うどんとか蕎麦と日本酒の相性ってめちゃくちゃいいですもんね。
お出汁と日本酒っていうのがすごい相性いいんで、多分それでやってはったんやと思うんですけど、
まず僕がハマったきっかけはそこでしたね。
それでいろんな銘柄があって、じゃあ次これ飲んでみよう、次これ飲んでみようというので、
味の違いっていうのを知るようになってから、どんどんどんどんハマっていったっていうのがきっかけでしたね。
なるほど、いいですね。
確かに日本酒、ワインとかも日本酒もみんなそうですけど、
ラベルのデザインとかも見せたかったじゃないですか。
で、味も楽しめるし、目でも楽しめて舌でも楽しめるっていうのがあるのがいいですよね。
そうですね。今ちょうどあの目でって言ってくれた派って、
そのラベルの色合いとかデザインとかっていうのはもちろんあるんですけど、
実はお酒自体の色っていうのも透明一色じゃないんですよ、日本酒っていうの。
濁りがあるとかそういうやつですか?
だけでもないんです。
例えば、普通の透明な日本酒だと思ってても、
白いグラスとかについてみるとちょっと黄色みがかってるよねとか。
ありますね。
もっと熟成させたような日本酒っていうのもあるんですけど、
そういうのはもっと黄色というよりも茶色みがかってるとか。
で、今言われたように白く濁ってる。
他にも赤い色を出すっていうような作り方をしてあったりとかっていうのがあったりもするんですね。
06:06
色とりどりというふうに言ってもいいと思うんですけど、
いろいろあるんです、日本酒の中に。
ちょっと奥深いんで、この辺はあれですね。
不思議ですよね。
ワインもあるじゃないですか、白ワインと赤ワインで、
皮がついてるから赤ワインになってたりとか、
橙とかオレンジって言われるちょっと残してるものがあるからっていう、
その元から想像できる色になるじゃないですか。
そうですね。
日本酒の場合ってお米からできてるじゃないですか。
だから透明とか白く濁るのは何か分かるんですけど、
赤っぽくなるのって赤飯ってことですか?
いや、赤飯はあれは小豆の色なんで。
お酒を作る時の材料って何か知ってあります?
お酒を作る時はお米ともやしもんとかで読んだ気がする。
それです。
ちょうどもやしもんでもよく出てきてたんですけど、
お米とお水、そしてコウボと麹っていうのが必要になってくる。
で、麹でお米をまず加盟して、
もやしもん読んでた人やったらよくわかってあると思うんですけど、
オリゼっていうのは実際にお酒を作るための菌なんですけど、
そいつは糖がないとお酒を作れないっていうので、
そのもう一つ前に糖を作る菌が必要だったりするんですよ。
で、それが澱粉を糖に変えると。
それが麹菌っていうものになるんです。
で、今度コウボ菌っていうのが糖をアルコールに変えるっていうものになるんですね。
で、そのコウボ菌っていうのが赤い色を出すっていうのがあったりするんです。
それは突然変異で生まれたものなんですけど、
それが赤色のお酒を作るっていう一つ目のパターンなんですね。
で、もう一つのパターンは赤米っていう古代米がありまして、
それを使うことによって最初から赤色のお米で作るから、
そういう赤色のお酒ができるっていうような。
どちらも比較的珍しいですよね。
そうですね。
最近ちょっと、例えばバレンタインの時期とか、
そういう時にピンク色のお酒をプレゼントしようみたいな流れで、
その赤い色を出すコウボで作ったお酒っていうののにごり酒っていうのを出されたりとかっていうふうなお蔵さんは、
割と出てきてはいるんですけど、まだまだ少ないですね。
そういう展開もありますね。
ピンクってちょっとやっぱりね、かわいらしい感じなんですよね。
キュー太郎さんは、日本酒の楽しみ方としてどうやって楽しんでるんですか?
何かと一緒に食べるの、ご飯と一緒に飲むのが好きとか。
僕は確かに晩ご飯の時によく飲んでたりするんですけど、
それよりも想像して楽しむのが好きだったりするんですよ。
想像して楽しむ。飲まないってことですか?
飲むんです。
例えばお酒を飲んだ時に、このお酒はあの料理に合うなとか、
09:03
こういうシチュエーションで飲むのいいんじゃないかみたいな。
そういうのがめっちゃ好きで、それも放送内でよく言ってたりもするんですけど、
このお酒やったら恋人同士で飲んだらすごい盛り上がったりするよねみたいな。
そういうのを想像するのがすごい楽しいんですよ。
このお酒の色だったりとか、味だったりとか、匂いだったりとかからストーリーをもう組み立てられるんですね。
そうなんですね。頭の中で。
ただただで楽しむだけではなくて、そういった物語も含めて楽しめるのがいいとこなんですね。
僕はですけど、他にそんなことしてある人はあるのか全然聞いたこともないですし。
面白いですね。
あと他にはこういう、例えば自分の友人たちを思い浮かべて、
この人にはこのお酒合うよねとか、飲んでもらいたいなみたいな、そういうのも考えたりしますね。
それは味からとかになるんですか?
もちろんそうですね。自分が飲んでみて、この味わいやったらこの人好きやなとか。
このお酒合ったらこの人ちょっと合ってないかなみたいな、そういうのをいろいろ想像してみるっていうね。
自分のことを知ってる人に勧めてもらえるのってめっちゃ嬉しいですね。
そうですね。自分もちょっと人に勧めたことがあって。
で、この小さい瓶、720か入ってる瓶を、ちょっとこれ美味しいから飲んでみてって言って一本人にあげたことがあるんですけど、
もう美味しすぎて一晩で無くなりました?と言われて。
めっちゃ嬉しかったですね。
なんかすごいおしゃれな楽しみ方をされてますね。
ありがとうございます。
僕は今回こうやってお話をするために酒屋さんに行ってきたんですよ。
はいはい。
で、いっぱいあるじゃないですか。
で、もちろん居酒屋さんだったりとかで、見たことのある、聞いたことのある名前の日本酒もあるし、
初めて見るなっていうラベルのものとかもあったりしたんですけど、
キュー太郎さんもちろん日本にある全ての日本酒を飲んだことがあるとは言えないですよね。
もちろんですね。
ですよね。
そういう時に、これ飲んでみようって思うきっかけというか、
どういう選ぶ基準で、今回これにしようとかって決めるんですか?
僕は、ジャケ買いです。
あ、ジャケ買いなんですね。
ジャケ買いです。
というのも、確かに全てのお酒を飲んだことはないんですけど、
行きつけの酒屋さんとかやったら、7割くらい飲んだことあるのを並んでるなってなった時に、
3割飲んだことがない。
でしたら、その3割の中から自分の気になるやつを、
ジャケットを見てパッと買って帰ったりとかはよくありますね。
そこの基準には、純米酒、純米銀錠、純米壇銀錠みたいな精米っていうんですかね。
そうですね。
クオリティだったりとかっていうところでもなく、もうジャケットなんですね。
あ、そこはいきますね。
自分の全く知らない酒であれば。
というのも僕、1回買ったお酒は、ほぼ2回目っていうのを手を出すことはないんですよ。
というのも、日本に酒屋さんって1300、今何割だったかな、後半くらいから1400くらいあるんです。
12:01
これを、お蔵さんにつき1本ずつ飲んでいこうと思ったら、ものすごい時間かかるじゃないですか。
で、さらにそのお蔵さんが10本ずつぐらい出して貼ったら、1万を超えるわけじゃないですか。
となると、生きてるうちに飲み切れんって思った時に、
それやったら新しい、見たことないのを買いたいなっていうふうに思って、
それで、そういう買い方になりましたね。
なるほど。
じゃあもう、美味しかろうが、あまりイマイチだな、自分に合わなかったなって思っても、もう次なんですね。
そうですね。
それを残しておきたいのが、自分の記録として残しておきたいと思ったのがノートになってくる。
なるほど。
だって、僕も日本酒飲みますけど、見たことあるものとか、今日もそうだったんですけど、
これは飲んだことあるっけな、どうだったっけってなりますもんね。
そうです、そうです。
で、例えばお店とかやったら、このラベル持って帰れないとかになるんで、
写真撮って帰って、ちょっとメモしといて、みたいな感じでやったりはしますね。
なるほどね。
忘れたくないんです。
うんうんうん。
そうですよね。だって、そのたくさんある中で、毎回違うものを飲んでて、できるだけ大事な初体験をしようってなってた時に、
かぶりたくないですもんね。
そうです、もちろん。
なるほどね。
今まで日本酒って、それこそ筆文字で書いている名前とかが多かった印象がすごいあるんですけど、
ここ数年なのかな、もっと前からなのかもわかんないですけど、
ナンバーシックスみたいなのとか、
なんかちょっとオシャレなワインなのかな、みたいな感じが増えたじゃないですか、
あれは新しい間口を広げようとしている坂倉さんの努力なんですかね。
そうですね、かっきり言って。
やっぱり若い人に飲んでもらいたいっていう気持ちがすごく強いんです、坂倉さんにとっては。
昭和40何年やったか、ちょっとそこまで細かい数字は忘れたんですけど、
それくらいから日本酒の消費量っていうのは右肩下がりなんですね。
もうどんどん減っていってると。
で、コロナ禍になってしまって連れられた奥良さんっていうのもすごく多くあったりします。
っていうので、日本酒業界自体がもう若い人っていうのをターゲットにどんどん出していきたいというところで、
まず見た目から入ろうと。味ももちろんやけどっていうのもあって、
やっぱり見た目で悪かったら古臭いラベルで売ってたらなかなか手出しにくいところがあるじゃないですか。
そんなんもあって、若い人をターゲットにというので、そういうラベルも多く作られてますね。
面白いのでしたら、ジュークっていうお酒があるんです。
もうストレートに19って書くんですけど、関数字で。
そことかいったら、例えば今回新しい出した発端が僕も紹介したんですけど、
花鎌切りっていう、花に期待する鎌切りのラベルのピンクのお酒っていうのが出されたりとか、
あとは猫のラベルだとか、狼のラベルだとかっていうのが。
かわいいですね。
そうですそうです。チンパンジーだとかっていうね、そういういろいろかわいらしいラベルで出されてて、
15:01
味も若い人が好みそうな味わいっていうのを目指して作られてるような、そういうお蔵さんもあったりするんですね。
なんかたまに流行りとかがあって、
ダッサイがすごい流行ったりとか。
ありましたね。
時期あったりしましたよね。
ダッサイバーとかがあるなと思ったら、
去年か一昨年ぐらいに出張で山口に行くことがあって、
レンタカー借りていろいろ動いてたので、
ダッサイの本社のところまで行ったことがあって。
あ、そうですか。
コロナ禍で入れなかったんですけど。
すっごい山奥にあるようなところですね。
めっちゃ雰囲気いいところにありますよね。
そうですね。
あれは日本酒のお蔵さんで結構山奥にあるところが多かったりするんですね。
っていうのもやっぱり日本酒を作るときの環境っていうのが、どうしても自然の環境で作りたいっていうのが多くて、
水の綺麗なところっていうのとか、
あと寒いところっていうのを選ばれるんで、
山奥にあったりするんです。
あとダッサイで言うたら、
ここは社長がものすごいやり手で、
日本で一番海外に出してはるんじゃないかな。
やっぱり今消費量が日本のと下がっているっておっしゃってましたけど、
逆に海外だったら右肩上がりのはずですよね。
あーそうですね。
日本食レストランがすごい増えているじゃないですか。
僕以前ロンドンで日本食レストランを作ってたことがあって、
あ、そうなんですか。
それで向こうにいる日本の酒造会社さんというか、
お酒の商社の方だったりとかと打ち合わせしてたりとかしてたこともあって、
やっぱり日本食って全てヘルシーだと思われてる節があるので、
それもあって日本食レストランに行って日本酒を飲むのがおしゃれとか、
デートで日本食レストランとかラーメン屋に連れて行かれたら嬉しいなんていう話を聞いてて、
そうやって日本よりも海外の方に広まっていってるんだなと思ったんですよね。
そうですね。今すごい海外での販売数っていうのは増えてたりしまして、
それこそ今言ってた脱菜だとかっていう山口県に関しましては、
海外向けの消費量っていうのは右肩上がりになってるんですよ。
五郷っていうお蔵さん、お酒を出してるお蔵さんがあったりとか他にもありましたね。
そういうのは含めて全てのお蔵さんで海外向けっていうのが、
山口県では右肩上がりっていう風になってるという噂を聞きまして、
やっぱり海外での消費量っていうのはものすごい増えてはいるんです。
ただ一つ問題があるのが、生酒を送れないっていうところなんですね。
どうしても生酒っていうのがフレッシュなお酒っていう風な立ち位置で売り出してたりするので、
飲み口っていうのもやっぱりすごく飲みやすかったりしますし、
濃い味っていうのを出してくれたりもするんで、
割と好まれたりするんですけど、それが海外に出せないというところで、
18:03
実は海外でお酒を作るっていう、そういう日本酒を作るっていうのも今増えてきたりもするんです。
やっぱそうなんだ。次そこ聞きたいなって思ったのに今話聞いてて。
ワインって日本でもワイナリーができてきたりとかしてるじゃないですか。
そうですね。
ここ20年ぐらいのことだと思うんですけど、
やっぱ海外で日本酒を作るっていう発想も動いてるんですね。
そうですね。
例えば日本のお蔵さんが海外でっていうのももちろんありますし、
海外の方が海外で海外のものを使って日本酒を作るっていうようなものもあったりするんですね。
飲んだことありますか?
さすがにちょっとね、ああ、一本飲んだから。
そのお酒は確か作られた方が、ヨーロッパのどこの国だったかちょっと忘れたんですけど、
日本に来たことないのにYouTubeで作り方を見て作ったっていう。
へー。YouTubeってすごいですね。
ものすごいバナナ味のお酒でしたね。それは。
まあ身を見真似だから。
そうなんですよ。
ただ結構そこそこちゃんと日本酒って言える程度のクオリティーではありましたね。
もう全然違うやんけみたいな感じではないんですか。
ではないです。
あ、日本酒こういう味のやつもちゃんとあるわみたいな。
さっきおっしゃってたように、大きくお米と水が大事じゃないですか。
そうですね。
で、米も違ければ水も南水、甲水とかで全然日本と違ったりするじゃないですか。
そうですね。
その中で日本の日本酒に匹敵するようなものは生まれるんですかね。
海外ですかね。できます。
できる。
はい。それはできると思います。
もう断言できるぐらい。
もちろん。
例えばヨーロッパっていうのが甲水が多いと。
で、日本はすごく南水の技術というか水が多いっていうところがあるんですけど、
日本酒作りっていうのは南水で作りにくいっていうところがあるんですね実は。
甲水の方が酵母の活性力っていうのが強くて、
それでお酒っていうのを作りやすいっていうふうによく言われるんです。
ただ日本には今まで積み重ねてきた技術の中に南水でおいしいお酒を作るっていう技術はあるんですけど、
そういうことは海外の甲水で作れば、もちろんいいお酒っていうのはできるよねっていうところもありまして、
日本の奥良さんがメキシコかどっかの日本酒を作ろうとしている醸造場に研修をしに行った。
研修に行ったじゃなくてその教えに行く方ですね。
っていうのを行って作ってみたら、これはなかなかいけるぞみたいな酒が作れたりしたんで、
日本人の持つ技術を海外に伝えることができれば、
日本でも全然飲めるような、おいしいと思えるようなお酒っていうのは断然できると思います。
そんなことが起きたら、旧太郎さんが飲み尽くそうとしてるお酒が永遠に増え続けちゃうじゃないですか。
21:00
そうなんですよ。
でも飲んでみたいですね。
そうですね。飲みたいですね。
結構日本国内だったら、こういう高倉さんには結構回ってるんですか?
僕はあんまり回ったことはないです、実は。
僕は京都に住んでるんで、京都のところは何県かもちろん行ったりはあるんですけど、
県外で遠くまでっていうとなかなか難しくて。
アクセスがいいところにないですもんね。
そうなんですよ。行こうと思ったら半日とか普通にかかるんで。
ただこういう放送もしてたりするんで、
酒蔵の経営者の方々からよくダイレクトメッセージでお話いただいたりして、
放送後により詳しい話を聞かせていただけるみたいなこともあったりするんですね。
エゴサしてて気づいて、キュー太郎さんに連絡いくんですね?
そうなんですよ。
めっちゃいいですね、それ。
ただそれはもう終わってるんで放送載せられないっていうのがちょっとあれですけど。
いいですね。
キュー太郎さんとしては、自分が得た知識をシェアしつつ、より詳しいところも知れるから、
知識の定着も含めてめちゃくちゃ役得なポッドカットってことですね。
そうですね。ただ僕どこからもお金持てないんで、
店には来てますけど。
一人で勝手に日本酒の宣伝舞台作ってるみたいなもんなんで。
そうですね。でももらっちゃったらね、本当の本音が言えなかったりしちゃいますもんね。
そうなんです。
ただ、一度、二度ぐらいはお酒を送っていただいたことがあって、
それで紹介してくれないかって言われたことがあるんですよ。
その時は宣伝料とかそういうのを話まで行ったんですけど、断りました。
断ってお酒をいただいて、宣伝はさせていただきますと。
その代わり、好きかって言いますというふうなことで。
かっこいい。
じゃないと僕は趣味でやってるんで、趣味じゃなくなると嫌になるのは分かってるんでね。
一回のそれで続けられなくなっちゃうぐらい縛られるのが嫌ですもんね。
そうですよ、ほんまに。
美味しいお酒を飲んで、美味しいよって言って、こういう人が作ってるんだよっていうのを
ただ発言したいだけで始めたんで、そこはもう絶対譲れないなと思って。
素敵ですね。でも発信することで自分の知識が増えたり世界が広がっていくってことは
僕も経験してるので、その楽しさはありますよね。
そうですね。
いい活動ですね。
ありがとうございます。
ただ、ニッチすぎてあんまり聞いてもらえないっていうね。
そうなんですか。
海外授業とかも高そうじゃないですか。
やっぱりそれをしようと思ったら英語で喋らんなんのかなと。
日本語の勉強とかで聞いてくれる人とかがいたらいいんですけどね。
そうですね。韓国か台湾あたりで何人か聞いてくださってる方がいらっしゃるみたいなところはアンカーで見ることが多いんですけど、
24:03
その方々からメッセージは来たことないんで。
なるほど。
僕も一回サウジアラビアで女子大生で日本語を勉強してるっていう子が趣味で検索してくださったんだと思うんですけど、
一回出てもらって。
そうなんですか。
サウジアラビアとこうやって繋いで。
すごい。
結構届いてるんだなって思って。
でも多分本当にサウジアラビアで聞いてるのはその子だけだと思うんで。
すごい偶然だったと思うんですけど。
それでその時は何の話し始めたんですか?
その時は日本語をどうやって勉強していて、日本語を勉強してどう活用したいのかなって話したんですけど、
上手でしたよ。日本一回も来たことないのにあんなに好きで。
で、やっぱり漫画なんですよ。
やっぱりそうなんですね。
漫画と日本の食事、お酒も含めて強いカルチャーですね。
お酒で勝負できるカルチャーだなと思います。
そうやったらサウジアラビアの方に是非ともこの日本酒の回を聞いてもらいたいですね。
それこそ日本酒っていうのは神様とのつながりももちろん強くあるんで、
日本の文化の一つというふうに考えてもらうっていうのが大事なところなのかなっていうふうに思ってるんです。
この僕のお酒趣味っていうふうに僕は人に言うとただの飲米じゃねえかっていうふうによく言われたりするんですけど、
それをどうすれば趣味まで消化できるのかなっていうふうなちょっと一つ考えたことがあって、
それが酒蔵の紹介とかっていうところにつながってきたのかなっていうのは今はちょっと思って、
自分の中で納得してる部分ではあるんですけどね。
だいぶその趣味を突き詰めようとされて、だいぶいった感じはしますよね。
そうですかね。
お酒飲むってすごい真口の広い趣味だとは思うんです。
僕は成人してる方やったら誰でも始められる趣味とは思うんですけど、
ただそれでただ飲んで酔っ払って終わりっていうのではちょっと面白くないなっていうのは思ってたところではあったんで。
そうなんですよ。飲んだお酒、お酒好きで最初に言った通りビールも飲むしワインも飲むしってやってるんですけど、
あの時のお酒美味しかったなぐらいを覚えてても、これがどれかを全然覚えてないんですよ。
僕はキュー太郎さんみたいに、お腹のお酒をなるべく飲まないようにしてるとかじゃなく、
何を飲んだか覚えてなくて、もったいないなって思うときがたくあるんですよね。
そうですね。お酒をそういうふうに記録するアプリなんていうのもあるんで、
もしあれやったらそれでしてもらったりとかしたら、
酒の輪とかっていう日本酒専用の記録アプリとかでもあったりする。
記録つけてもらうのはいいと思うんですけど、
僕それが続かなかったんですよ、実は。
そうなんですね。
そうなんです。アプリでやると忘れるんです。
なので手書きでやろうっていうふうに思ってやり始めたのがこのノートの形だったんですね。
27:04
手書きの方がハードル高いのに。
って思うでしょ。ハードル高いからこそやるんです。
なるほどね。ちょっとわかる気がしますね。
やらなきゃって思ってるところがあったりする。
ハードルが高すぎると、また今度でいいかって思ってしまうんで。
なのでできる限り手書きでやって。
合う合わないとかもあるんでしょうね。
もちろんそうだと思いますね。
ブログ続かないのにポッドキャスト続いてるって意味わかんないかもね。
それに近いですよね。
たぶんそうだと思いますよ。
やっぱりポッドキャストって収録して編集して音楽つけてみたいな面倒事があるからっていうのと、
ポッドキャストに聞いてもらってるっていうリアクションがあったりとかもちろん。
それも含めてのポッドキャストっていうところがあると思うんで。
たぶんそれでいけるんじゃないですか。
確かに。
今、キュー太郎さんの酒ノートは大体どれくらい登録されているものなんですか?本数でいうと。
本数ですか?140回分になりましたね。
すごい。
前回で。
ノートに記載されているのと、手書きされているのとポッドキャストはイコール?
ではないです。
全然ではない。
ではないです。
ノートの方が多い?
そうですね。
そうですよね。
今、ノートを見開きで大体1本使ってるんです。
すごい。そんなに書けるんですね。
そうですね。
色と香りと舌触り、味と感にした時どういう変化があるかっていうのをまずテーマとしてバーッと書いて。
それでその中に細かく書き込んでいってっていうのが書く部分ですね。
もう1ページにラベルをめくって貼り付けておくと、そういう酒だったよねっていうのを覚えてられるっていう。
なるほどね。
それで見開き、2ページ分で使って今8冊目ですね。
すごい。
大学ノートって言うんですか?昔のキャンパスノートで8冊分っていうのを今やってますね。8冊目。
じゃあ結構溜まってますね。
そうですね。
そんだけ飲んでて、1本ずつっていうことも決められてるじゃないですか。
そうですね。
この久太郎さんがこの日本酒いつか飲んでみたいぞみたいに思っているものってあったりするんですか?
それこそさっき言ってた海外のもので、若瀬っていうお酒があるんです。
若瀬。
はい。たしか若瀬という名前でよかったと思うんです。
和風と書いて若瀬ってことですか?
いや、もうローマ字で若瀬ですね。
若瀬。へー。
これは割と手に入りやすいものはあるんですけど、まだ手が出てないっていうところで、いつか飲んでやろうかなと。
フランスで作ったお酒になるんです。
それは逆輸入って言い方でいいのかちょっとわからないんですけど。
飲んでみたいですね。
これちょっと一度飲んでみたいなって思いつつ、まだちょっと取ってやるかなっていう。
そういう感じの一本になりますね。
なるほど。ワインも、ワインといえばで一番最初に出てくるのがフランスだと思うので。
30:02
そうですね。
ワインのチャンピオンに日本酒料理してもらったらどうなってるのかなっていうのは確かに興味ありますね。
そうですね。
ワインと日本酒って割と作り方は似てたりもするんで、そういう方々がどういう風に作るんだろうってみたいな。
そういうところはすごく興味があって。
日本にはないお酒作りの中の手癖だったりとかがうまい方に左右してる可能性もありますもんね。
はい。それでちょっと楽しみに。
もうちょっとしたら飲もうかな飲もうかなと思って楽しみにしてる一本ではあります。
いいですね。でもそういうのもありつつ日々飲んでくっていうのがまたいいですもんね。
そうですね。
日本で作ってる日本酒の中で、例えば十四代っていう日本酒のトップを飾るトップにいるようなとことか、
あとジコンっていうのとか、さっきもナンバーシックスって言ってらっしゃったけどアラマサとか。
アラマサ、はい。
この3本っていうのは多分日本の中でトップだと思うんです。
うん。
でも実は全部飲んでたりするんで、ちょっとそこは飲んでるんで省いてみたいなところもあるんで。
そうですね。やっぱり海外のものは飲んでみたいですね。
日本のものって手に入れやすいんでやっぱり。
はい。そうですね。
その空輸しなきゃいけないものは途端にハードル高くなりますね。
そうなんですよ。本当に。
出向かないといけないですもんね。
そうなんですよ。
うん。
ほんまに。もう全然手に入らないお酒っていうのもあったりするんで、そういう意味で言うたら。
うん。
なるほどね。
やっぱり飲んだことないのは飲みたいですね。
はい。
ガーゼン飲んでみたいと思います。
あとはカナダとかでも日本酒作ってらっしゃる方がいらっしゃったりとかして、
はい。
全然日本にも入ってきてないようなお酒っていうのは、やっぱりちょっと一口飲ませてよって思ってはいますね。
はい。
いずれ中太郎さんの酒ノートバックパッカーバージョンみたいなことが出てしまう。
バックパッカーバージョン。
いろんな国に行って日本酒を飲むみたいな。
子供ミュージックなポッドキャストシリーズが。
めっちゃ面白いですね。酒ノートグローバルって言って。
はい。めっちゃ興味ありますけど、すごい大変そうですよ。
いくら金かけたらいいんやろ。
ポッドキャスト収益化できないのにっていう、今のところ。
海外で収益化してきますわ、それやったら。
そっか。海外だったらできますもんね。
そうです。アメリカとかやったらできるんで。
そこまで僕もさっき言った通り、ラベルをね、写真撮ったりとかもしてないし、
中太郎さんと話してて、日本酒やっぱり僕も好きだなと思った一方、
今までの飲み方がもったいなかったなっていう部分もちょっと面白かったりはしたんですけど、
そんな石川が日本酒を飲んでいく上で、
もうちょっとこうやったら日本酒飲むの楽しくなるよっていうことをアドバイスするとしたら、
何をまずさせますかね。
僕がさせてもらおうと思うんでしたら、
もうできるだけ酒屋さんに足を運んでもらいたいなと。
それでお店の人と仲良くなって、
お店の人が紹介してくださるお酒を飲んでほしいというところですね。
33:00
こういうお酒が好きなんだっていうふうにお店の人に言ってもらったら、
それに合うお酒をまず出してくれます。
それを飲んでみて、ちょっと合わなかったな、こういう部分が合わなかったなっていうふうに思ったのであれば、
それをまたお店の人に伝えると、じゃあ次はこれだ、じゃあ次はこれだっていうふうにいろいろ出してくれはるんで、
そうやって沼にハマってください。
飲み比べて飲んで飲んでっていうふうにしてるうちに、
これとこれの味は違うんだっていうふうに思うところが出てくるんで。
あとは僕のポッドキャスト番組に聞いてもらうぐらいですね。
一番大事ですね。
そうやってすり合わせていって、本当に自分が好きな日本酒が何かっていうものをまず見つけるっていうのがいいんでしょうね。
あとはこうやって僕が言うたみたいに紹介する人がいるっていうのが一番大きいのかもしれないですね。
日本酒ってやっぱりおっさんくさいとかって思うところあるじゃないですか。
で、お店で例えば居酒屋さんとか行って日本酒っていうふうに書いてるだけのものを飲むと、
割と美味しくないんです。正直言うて。
そうですね。選べないというか。
ただの日本酒って書いてあるやつは、そんな美味しかった記憶ないですね。
そうですね。
で、銘柄の書いてるお酒っていうのをまず選んで、意識的に選んで飲んでもらうっていうのがやっぱり一番いいかなっていうふうに思います。
なるほどね。
日本酒っていうものをおじさんくさいとは思わないんですけど、僕は思わなかったんですけど。
おじさんだからかもしれないですけど。
最近、蕎麦と日本酒で飲むのがいいなっていうことに気づいたんです。
もう最高ですね。めっちゃめっちゃ美味いです。
蕎麦と日本酒がいいなって思ってしまってるのは、おじさんかもしれないかと思ったんです。
何言ってあるんですか。同い年ですよ。
同い年なんですね。
実は。
同い年。
年齢的なものというよりは、蕎麦と日本酒の良さがわかってしまう年齢になったのかっていう気づきというか。
そうですね。最高におっさん。
そこを認めるところから始まるような気がしますね。
ありがとうございます。
最後に、竹ノートの番組の宣伝をぜひお願いします。
毎週土曜日配信してます。竹ノート。
これは毎週違うお酒を1本ずつ紹介しまして、
それで、小倉さんの歴史だったりとか、作ってらっしゃる方々がどういうふうな思いを込めて作ってらっしゃるっていうふうなのを語っている番組になります。
ごくなりの解釈っていうのもあったりしますので、小倉さんの本位ではないところももちろんあったりはしますけど、大体あってると思います。
それで、日本酒以外のところももちろん、その地域とかの伝承とかっていうのも語ってたりもしますし、
あとはお酒の豆知識だとか、日本酒の基礎知識みたいなのも語ってますんで、ぜひよろしくお願いいたしますというところですね。
ありがとうございます。今日といったらぜひ一緒に飲んでください。
飲みましょうか。
お酒おいしいとこいっぱいあるんで。
ぜひ。
小倉さん今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
36:07
というわけで、本日は飲みながら収録をしておりました。
私が本日いただいていたのは、
香順辛口純米銀杏銀霊水芸ですね。
精米部合5割。
水芸酒造株式会社の日本酒ですね。
ちょっともう一度いただいてみましょう。
匂いはね、ほのかなお米の甘い香りがします。
色は透明ですね。
いただいてみましょう。
飲みやすいので、本当におチョコ入れて冷たい状態でグイッといくのがいい日本酒です。
僕は海産物で食べたいですね。
お刺身がいいかな。
もしくは牡蠣とかいいですね。
生牡蠣がいいです。
日本酒に限らずお酒全てそうなんですけれども、
学んだら絶対楽しいだろうなって思うんですよ。
ただ、本当に何を飲んだかっていうのをちゃんと覚えていられない。
もう40なのに適切にほろ酔いで終えるみたいな感じのことがね、
未だにあまりできないんですよね。
全然飲まない日か、飲んだらもう全然覚えてない日かみたいな感じになってしまいます。
これをまずね、どうにかした方がいいなって。
そういうことですよね。
今回の趣味を始めるには、
まずそのお酒の適切な量っていうところを学ぶべきだなって思いました。
一旦ね、酒ノートさんを聞きながら勉強していこうかなと思います。
というわけで、本日の趣味潜流。
美味しいなって思っててもね、
やっぱ次の日までに覚えてないのは、
きっとね、一緒に飲んじゃってるんでしょうね。
ラベルのビジュアルもね、すごいモザイクがかかった状態でしか覚えてないです。
いや、それすら覚えてないかな。
というわけで、いつものゲスト募集です。
どんな趣味でも構いません。
ムシャラジオに出演してみませんか?
あなたの好きなものの話を聞かせてください。
ムシャラジオに出演してみてもいいよという方、
Twitterの固定しているツイートにイイネをお願いします。
もちろんDMでも構いませんので、
ご連絡お待ちしております。
Twitterやっていないよという方、
メールアドレスもご用意しております。
メールアドレスはムシャラジオ
ムシャラジオは
みなさまからのイイネ、DM、メールお待ちしております。
最後にムシャラジオは
Spotify、Apple Podcast、Google Podcast、Amazon Music、KKBOX、YouTubeなどで配信しています。
内容はどれも同じなので、
使いやすいものでお楽しみください。
その際、番組フォローやコメント、評価をお願いします。
39:00
それでは、今回は
日本酒をいただきました。
ごちそうさまでした。
お相手は石川でした。バイバイ。