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健康のあれこれの健康のアレです。 どうもこんばんは。
このポッドキャスト番組は、建設コンサルタントという分かりにくく、つかみにくい業界についてあれこれお話をしていく番組です。
Spotify、Apple Podcastなどのポッドキャストアプリの他、YouTubeでも視聴することができます。
長らくですね、風邪をひいておりまして、 これね、今も咳が残ってまして
ちょっとこれなぁ、石を一個一個カットするの編集大変なんだけど、カットしないかもしれません。
本の出版と執筆メンバー
それで、本が出版されました。本を書きました。
という話を今日したいと思います。 実際には私一人じゃなくて、
ツーブロさんとマーホンさんと私の3人で執筆をしました。 ツーブロさんというのはツイッターのアカウントも持っていらっしゃって、YouTubeなんかも
ドボクエっていうYouTubeなんかもやっていたりしますね。 マーホンさんはそんなにアカウントがあったりして、そういう活動している人ではないんですけど、
オンラインで何かやってる人じゃないんですけど、どんな人か知りたいと思ったら、けんこんレイディオに
たまに出たりしてますね。私がけんこんのあれこれとのコラボ会で、マーホンさん出ていらっしゃいましたね。
と、私の3人で書いたということで、今日このポッドキャストはどんな本なのかっていう話と、どうやってその本を書いたかって話をしたいと思います。
没案みたいな話も、そこでは紹介していきたいなーっていうふうに思っています。
まず一つ目のどんな本か。
っていう話なんですけど、けんこんの仕事をわかりやすく伝えるっていうことを主眼にした本です。
なので、そういう意味では、このけんこんのあれこれっていうポッドキャスト番組とも通ずる狙いの本です。
で、どんな人に読んでほしいかっていうと、けんこんをあまり知らない人に紹介をするっていう
色合いが強い本ですね。 なんで、中身もわかりやすいし、結果的に動物区を専攻している大学生とかに
メインターゲットみたいになるのかもしれないんですけど、思いとしては、これから進路を考える高校生とか中学生にまで届いたら嬉しいなーって
思ったりしていますし、その高校生中学生でも読んでわかるようなテイスト感、内容になっています。
その背景には、けんこんってなかなか知られていないし、面白さもなかなか伝わりにくいし、知りたいと思っても情報が少ないっていう認識があって、
知りたいと思った人が知れるようにって言って、私はこの番組をやってるんですけど、またそれとは違う媒体でね、本というもので、それが伝わったらいいなーっていうふうに思ってます。
さっき言い忘れましたけど、この本はKindleで買うことができて、書店には並んでいないです。もともとKindle版の電子書籍として作り始めて、ただ、その電子書籍としての原稿をそのまま紙の本にするサービスが、
これ、たぶんAmazonのシステムを使ってるんじゃないかと思うんだけど、そういうのができるので、Kindle用の原稿をそのまま本にする形で紙の書籍にしてます。だからね、今、手元に本があるんですけど、文字なんかも結構大きくて、パラパラパラパラとめくれて読めますね。そんな感じの本になってます。
どういう内容を書いてるかなんですけど、そういう健婚という仕事を知らない人を想定して書いたんで、ある意味、このポッドキャストを聞いてる人、もし健婚業界内の人が多いとすると、よく知ってる話って思うかもしれません。
すごく面白く読めるかというと、健婚業界の内部の人にとっては、そんなに刺激は少ないかもしれませんね。ただ、より健婚をまだ知らない人にとって読みやすいようにと思って、
普段気に留めないような日常の風景、川とか道路とか、そういうものの裏側にある健婚の仕事が伝わるような構成になってて。例えば、こんな目次なんですけど、目次のいくつか紹介すると、
埼玉は生成県じゃないって本当?みたいなパートがあったりとか、連続で赤信号に引っかかるのはなぜ?みたいな部分があったりとか。あとですね、これ本当に健婚と関係あるのかよなんですけど、台風レポーターはなぜ飛ばされない?っていう話なんかもあります。
まあ、読んでいくとね、ちょっと健婚との関係もそこで出てくるんですけど、それぐらい、普通の日常の話を入り口にして、そこの裏側に健婚の仕事があるよっていう、そういう内容になってます。
制作の経緯と議論
どんなふうにこの本を作ったかなんですけども、きっかけは、私にとっては、ツーブロさんからの一本の電話でした。
あれさん、ちょっと相談なんですけど、本を書かないかっていう話が今あるんですけど、一緒にやりませんか?って、そう言ってくださったんですね。話を聞いてみると、出版プロデューサーっていう仕事があるみたいなんですよね。
その出版プロデューサーの大川さんっていう方から、ツーブロさんに話があって、健婚の本を書きませんか?っていう、そういう内容でした。で、ツーブロさんはそこで私に声をかけてくれて、一緒にやろうって言ってくれたっていう、そういう感じですね。
で、2人でまず、どんなふうに書きましょうか?どんなことを書きましょうか?って言って、ウェブで話をしていると、やっぱり、私は機械が専門で、ツーブロさんは環境が専門なんですよね。
で、私も機械の中でも、道路の機械もあるし、河川の機械もあるんだけど、ツーブロさんは河川の専門の環境屋さんって感じなんですよね。
で、そうなってくると、健婚って幅広いんで、2人ではやっぱりちょっと書ききれないねって話になって、もう1人、道路とかわかる人をメンバーに加えようって話になって、本さんに声をかけて、3人でやりませんか?って言って、2つ返事で引き受けてくれて、3人でやり始めたっていう。
そんな経緯ですね。さっき言った出版プロデューサーの大川さんって何者かって話なんですけど、そういう本を書くっていう仕事を生業にしているわけじゃない、専門の人とか一般の人とか、でもネタがありそうな人に対して、その人が本を出すのを助けてくれるっていうか、やってくれるプロデューサーさんなんですけど。
これ、はっきり言っちゃうと、その有料のサービスなんです。私たち執筆者が、プロデューサーの大川さんに、そのサービスの料金を支払って、そのお金を払ったことによって、大川さんは、後にちょっと出てくるんですけど、ライターさんを手配してくれたりとか、Amazonにアップロードする手続きをやってくれたりとか、そういう全体のコーディネートをしてくれて、
私たち書き手としては、1つにはライターさんのインタビューに答えるとか、あとは目次を決めるとか、そういう部分に注力できるっていう、そういうことなんですよね。企画を考えるとかね。そういうサービスがあるんですよ。
ちょっと後ほどその話もしたいというか、そういうプロデューサーさんのサービスに乗っかって、そのサービスを利用して本を書いたという感じです。
さて、3人でね。マーホンさんとツーボロさんと3人で企画の中身を考えていったんですけど、まずね、誰に届けるか。何のためにこの本を書くか。そんな話を結構議論しましたね。
その辺を固めながら、どんな本にするかっていう、どんな構成にするかみたいな話をしていきました。それで、目次を作ったところで、ライターさん。これはね、富永さんって方なんですけど、この富永さんは本当に素晴らしい人で、結構土木のことを専門にしているフリーライターの方です。
この富永さん、ライターさんを交えて、4人でどんな本にするかっていうことを議論していったってことですね。やっぱり私たち、報告書を作ったりして文章を書くにしても、こういう書籍を執筆するような書き手、作家ではないので、
世に出す本とか記事としての経験が豊富な富永さんに、言葉にしていってもらうっていう、それはすごくありがたいことだったし、どんな本を作るかっていうコンセプトの段階でも、富永さんの視点で、
例えばこんな本とかありますけど、それに近いですか?みなさんが作ろうとしているやつってこれに近いですか?それともこんなスタイルもありますけど、そういうのにしますか?とかね、案とかを出してくださって。そういう富永さんの案に対して、でもこうなんですよね、案なんですよねって、そこに反応する形で、私たちがやりたいこともだんだん具体化していったみたいな。
そういう意味でね、ただ原稿を書いてくださったっていうだけ以上に、富永さんが議論に混じってくださったことによって、この本ができたなーってすごく思ってます。
で、その議論がなかなか難しかったんですけど、その一つはね、やっぱり健康って幅が広すぎて、本当に幅が広すぎて、一個の本にならないんですよね、なんか。しにくいんですよ。健康ってなんなんだって話をしにくいんですよね。
で、例えば富永さんが例として出してくれたアイディアとして、質問、質疑応答みたいな、聞く人と答える人みたいなキャラクターを登場させて、そこで会話形式で作るような、そんな本もありますけどどうですか?とかって、そういうのもあったんですけど。
そうするにしてもね、何を語るかっていうのが、なかなか固まっていかなかったんですけど、いろんな議論をしていく中で、最初に言ったように、日常の何気ない風景の裏側にある健康を伝えるみたいな、そういうコンセプトにだんだん修練していったっていう感じですね。
あと、その、議論の中では、一瞬この本って一体何の本なんだろうって思わせるぐらい、健康を前面に出すんじゃなくて、普段気になってるこういうものってありますよね。実はそれっていうのはっていうテイストで書いていこうっていう、そういう話になってたんですよね。
そんな流れで作っていったんで、台風レポーターの話とか、なんで風で飛ばされないのか。別に人間が踏ん張って、それに風が当たって、転ばない、倒れない、飛ばされないっていうのは全然健康と関係はないんだけど、そこに働いてる力学をちょっと説明していく過程で、実はこれって伝心柱に風が作用するとか、
溶壁に土圧が作用するとか、そういうのと共通するようなものなんですよ、みたいな。そんな話とかをしていってるっていう、そういう項目があったりします。
ここで、没案を紹介したいと思いますけど、没案の一つは、こんな目次立てを考えたことがありました。
ニーズをコンセプトに落とし込む計画、それからコンセプトを形にする設計っていうふうに、健康の役割をストレートに伝えていくような、そういう目次はどうだろう、みたいなのが当初の方の案でありましたね。
これは特にね、私とツーブロさんの2人で話してるときにあったんですね。ツーブロさんが計画の人で、私が結構詳細設計ばっかりやってる人なんで、それをそういう幅があるなっていうことで書いていこうかって言ったんですけど。
ひとつにはね、ツーブロさんは河川の人で、河川の計画の話はできるけど、交通の計画とかにはそこではカバーできないし、設計、私やってるって言っても機械の設計しかやったことないから、道路設計やったことないし、護岸の設計もやったことないし、
没案の理由と本のコンセプト
なんかこの線で行くと、なんか語れるポイントがすごい絞られていっちゃうね。健康の良さみたいなのって伝わりづらいねっていうのと、やっぱりなんか馴染みにくい内容になっちゃって、誰に聞かせよう、誰に読んでもらおうとしてるのかがなんか見えてこないねみたいな、そんなので没になりました。
没案の2つ目は、こんな感じです。道路ができるまで、それから被災地が復興するまで、みたいな感じですね。という案もあったんですけど、この中で特にやっぱり被災地の復興の話とか災害に関する話というのは、できればね、もっと今回の本にも盛り込みたかったんですけども、
ちょっと今回は盛り込めなかったということですね。だから単純にシンプルに没っていうことではなく、思いとしてはどこかに入れたかったけど、ちょっと力及ばずだったというところがあります。
ただ、この木地建ての道路ができるまでとか、被災地が復興するまでっていう木地建てだと、やっぱりね、どうやって物ができるかっていう、事業全体の話にどうしてもなっちゃうんですよね。
だから、工事のフェーズまで語らないと、道路ができるまでの話っていかないし、行政判断の発注者さんの話なんかも出てきて、そうすると、健康らしさが薄れてっちゃうんですよね。土木事業全体の話になっちゃう。
これはちょっと、やっぱり捉えてるエリアっていうか、幅が広すぎるね。道路ができるまでっていうのは広すぎるね、みたいになって。それで、やっぱりこの話はやめとこうという感じになりましたね。
それと、なんとかができるまでっていうのよりもっともっと柔らかい本にしたいなっていう思いもあって。そんな議論を得て、ありふれた日常の裏側っていうコンセプトにたどり着いたと。そんな経緯がありました。
それからですね、議論の中ではこんなワードも出てきて、私好きなんですけど、秘密を教えてあげる感じの本にすると、フックができるっていうかね、なんだろうそれって思わせられるねっていうアイディアもあって。
それはすごく今回の目次立てにふんだんに反映されてると思っていて、健康の仕事ってやっぱりなかなか知られていないので、だから私たちの役割自体がちょっとエキサイティングな秘密、気になる秘密として紹介しやすいんですよね。
赤信号に引っかかりやすいのは何ででしょうか?とかって、秘密がそこに含まれてるわけなんですよね。
あの、埼玉県は実は生みなし県じゃないってどういうことでしょうか?とかって言うと、それも秘密がそこに含まれているっていう、そういうそれを気になる感じで伝えていくと、実はそこに健康の仕事が関わってるっていうね。
トンネルの天井にあるファンは何のためにあるのか?とかいうのもね。これも知ってる人は知ってるのかもしれないですけど、そういう問いに対して答えるっていうような作り、目次構成にしたっていうのは、結構たどり着くまでに何度も議論を重ねたんですけど、いいスタイルを見つけられたなって思ってます。
さあ、それで目次立てが大体できたところで、ライターの富永さんにインタビューを受けて、そして富永さんに原稿を書いていただくっていうフェーズになっていくわけですね。
さっきも言いましたけど、富永さんはドボクに関する記事とかを書いてらっしゃるフリーライターの方なんで、まず詳しい。詳しいし、知らないことを調べるのもすごく上手で。
ジェットファンの仕組みとかも、本当に専門的な基準の話とかを調べていらっしゃって、私のインタビューの質問は富永さんが考えてくれて、それに答えるんですけど、
答えたものを記事とか原稿にする過程で、補足情報として必要なことは富永さんの本で調べて入れ込んでくださったりして、それはすごくありがたかったですね。
そうやって上がってきた原稿は、やっぱり私たちが普段書いている報告書みたいな文章とは全然違って、一般の人に読んでもらう言葉として書かれているもので、それはやっぱり自分たちには書けない原稿だったなというふうに思います。
そこに対して私たちがやったのは、結構部分的な構成とか、あと富永さんなりに調べてくれてはいるんだけど、もっと明確に根拠を示そうと思うと、何とか基準のこことかっていうふうに、私の場合は明示したくなってきたりしたところがあって。
それで原稿の中では、例えばだけど、電気設備に関する技術基準を定める省令っていう、これは経済産業省の省令を引き合いに出したりとかですね。
あとは、土木構造物標準設計第2巻の解説ね。これは溶石の標準設計の文脈を参考文献として示したりとか。
そういうふうに、うちの会社の書棚にあるような専門書を引っ張ってきて、富永さんが調べてくださって書いてくれたものに、より的確な基準を当て込んで、ここにこう書いてあるからこんな感じの書きっぷりにさせてくださいとか言って、書いてる内容を私たちの方で手直しをするとか。そういうやり方をしましたですね。
あとそうね、ジェットファン。ジェットファンのページはね、もしお手に取ってくださった方はぜひ見ていただきたいんだけど、本当に超マニアックで専門的な。これ、東北の人もあんまり知らない。いや、トンネルやってる人は知らなくはないか。
そういう基準書のね、道路協会の基準書なんだけどの計算式とかを示してね。それはコラムで。最初の入り口は飛行機のジェットエンジンに似てるけど、電気のモーターで動いてるから、どっちかというと扇風機に近いですよみたいな、そんな話から始まるんだけど。
ちょっと読んでいくとだんだんマニアックになっていくみたいな。そういうのは面白かったし。そういうところを元々の富永さんが作ってくださった原稿に対して、私たちがもう少し中身を変えていったり、色合いを変えていったりするっていう、そういう作り方を今回の原稿ではしました。
出版の背景と反応
で、最後にやったのがタイトル決めなんですよね。このタイトルは執筆者さんに、まあこれね、執筆者。でもやっぱりこういう形式で書く場合、私たちを執筆者と呼ぶみたいですけどね。でもやっぱりちょっと富永さんに追うところが大きいので、私たちが書きましたって言っちゃうんだけど。
実際に書いてくれた言葉一つ一つは富永さんが書いてくれた言葉の方が多いかもしれないんだけど。私たち3人でタイトルを決めたんですね。3人でタイトル決めの打ち合わせをした時に、一番最初に3人とも言ったことは、建設コンサルタントって言葉をなるべく使いたくないねって言って。
これもね、建コンの人ってちょっと変わってる人多いなって思うけど、その中でも特に変わってる人が3人くらい集まってるからね。建コンとか入れたくないよねとか言って。それでこんなタイトルになったんですね。タイトル言ってなかったね。タイトル言えよ。
君の知らない街の仕事というタイトルの本です。サブタイトルで、建コン若手チームが語るインフラの世界という言葉になってます。学生にも転職者にも響くインフラの舞台裏を大公開。
表紙の題材にはそんなことも書いてない。メインのタイトルは、君の知らない街の仕事。これね、一つ誤算がありまして、このタイトルのせいかどうかはわかんないんですけど、Amazon検索で建設コンサルタントって入力しても、検索で引っかかってこないっていうね。
致命的な課題があることにちょっと今気づいてる。いや、わかんないです。これまだ公開されたのが先週か先々週ぐらい、10日前ぐらいなんで、時が当たってくるとちゃんと出てくるようになるかもしれないんですけど、書籍の説明欄には建設コンサルタントって書いてあるからね。
ただね、メインのタイトルに建設コンサルタントって出てこないから。Amazon検索して出てこないっていうのはちょっと。これは、そっか、そういう影響があるんだって思っちゃいましたけど。まあ、そんなことがありました。
あのね、まあそうね、これもうポッドキャストだから言っちゃうけど、我々がこの本を書こうっていうふうに言ったときに、そもそも健康について書いてる本ってあんのかなーって言って調べて、あるんですよ。長大さんが書いてる本がありまして。
それやっぱね、一つ、なんていうか、基準に我々の中ではなりましたね。それ一応紹介するとね。長屋さんが書いたの?著者は長屋さん兵器だったっけ?違ったっけ?
ああ、そうですね。人と夢を技術でつなぐ建設コンサルタントっていうタイトルの本があって。長大さんが出してるっぽいような感じだけど、著者としては長屋社長。当時の長大の長屋社長が監修ってことになってますね。
兵長は長大の加藤さんと宗洋さんっていうのかな?このお二人が、著者および兵者ということになってますね。この本もね、ぜひ面白いですよ。見てください。
まずパッと開くと、漫画から始まるんですよ。健康の漫画、実はないことはないんだけど。漫画から始まって、後半は本になってるっていう、そういう面白い構成なんですけど。
やっぱり、あの本と差別化したいよねって話があって。この人と夢を技術でつなぐ建設コンサルタントっていう長大さんの本は、割と健康の仕事をストレートに説明していく感じで。
あと特徴的なのが、パッと開いた漫画の部分って、海外事業のプロジェクトの話から始まったりしてるんですよね。だから、ちょっとコンテキストがある。コンテキストがあるっていうのは、健康を知ってる人がさらに知るみたいな、そういうところがあるかなと思って。
私たちは、やっぱり高校生とか中学生でもわかるような、もっと平易で柔らかい本にしたいなっていう運で、この企画を揉んでいったんで。そういうこともあってね、タイトルを決めるときに、やっぱり建設コンサルタントって書きたくないねって。
だから、「街の仕事って、手に取ってくれほしい。」みたいな、それくらいの感覚で作ったんでね。そういうタイトルにしたんですけど、Amazonで引っかからないということですね。Amazonで建設コンサルタントって検索すると、その長大さんの本がバーンって一番最初に出てきます。
この本は筆読、ぜひ読んでいただきたいと思います。我々の本も、できれば読んでいただきたいと思います。というところで、本というのを出すに至ったわけなんだけど。
1つ感想として思うところは、「匿名でやっててよかったな。」ってちょっと思って。今回の本を出すにあたって、正直言って、結構長くプロデューサーさんのサービスに払ってて、相当売れても元を取ったり儲かったりとかしないです。この本、いっぱい売れてもそんなに儲かんない。
本ってね、例えば10年後もこれを買う人がいるかどうかわかんないけど、一応Amazonに載ってるうちはちょっとずつ売れていくかもしれないじゃないですか。だから長い目で見たときには言い切れないかもしれないけど、およそ私が想像する出版部数、というか購入数では元取れないぐらい。
料金設定を考えるときにも、これ儲けたいわけじゃないから手に取りやすい料金にしようねって3人で言って決めたんですよ。そういう感じなんです。で、なんでこの話してるかっていうと、副業に当たるのか当たらないのかっていう話があって。うちの会社は一応無断で副業しちゃいけないんで。
で、副業って言葉も意味が広いらしくて調べてみると、こういう出版による収入があったとして、それを副業とみなして、すのかみなさないのかとか、ちょっとよくわかんないんだけど、うちの会社がどう判断するかもわかんないんですけど、でもめんどくさいから申請とかしてないんですよ。
出版の経緯
そもそもそれ申請すると、この健康のあれが私らということがバレちゃうから、それめんどくさいし、やってないし、そもそも儲かんねえしっていうシラを切ろうと思ってるんですけど。だから、お金を出してやってる趣味ですって言い張ろうと思ってるんですけどね。まあ、ちょっとそんなこと思ったでしょう。
で、マーホンさんとツーブロさんとの出会いなんですけどね。マーホンさんの方が先に私は知り合ってて、それは以前にも話した健康協会若手の会の立ち上げメンバーなんですね。私もマーホンさんも。だからもう10年ぐらいの付き合いって感じ。
で、ツーブロさんは、私が時々海外からポッドキャストを撮ってる国際ダイナム会議っていう国際学会みたいなのがあって、そこでご一緒してて。ツーブロさんも7、8年ぐらい前からかな、ご一緒してるのは。で、そのツーブロさんはいずれ若手の会のメンバーにもなって。その頃には私は若手の会を引退してたんですけど。
そんな繋がりがあるんですけど、3人とも別の会社で、単に別の会社っていうよりもね、業界規模的にガチガチの競合他社なんですよ、3人とも。ガチ。なんていうんですか。規模がね、私の会社だけちっちゃいとかね、すごい、同じ仕事取り合わないみたいな。そういうんじゃなくて、ちゃんと3社ともガチっていう競合他社なんですけど。
そんな3人でね、本を書けるっていうこの業界はやっぱ素敵だなって思うわけですよ。そもそも健康協会っていう協会自体がさ、そういう色合いがあって、他社同士だけど一緒に考えるっていうことで、それこそ河川構造物技術委員会とか道路なんとか委員会とかいっぱいあって、そこではもう本当にジャンルも同じくする他社の人たちが、より良くするために一緒に考えるっていう。
それが建設コンサルタンツ協会ってものなんですけど、そういう協会の活動も含めてね、やっぱり良い業界だなって、一緒にやりながら思いました。だから、この本のスタイルにたどり着くにも結構議論を尽くしたなって思うけど、その時間もすごく楽しかったですね。
あとね、やっぱりもう一つはとにも直さず、ライターの富永さん、素敵でした。本当に。そのライターさんに書いてもらうっていう世界があるっていうのも知らなかったので、そういうのを知れたという意味でも素敵な出会いだったし、やっぱり私たちは作家じゃない中で、私たちのある種専門性とか、
私たちだからこそ語れるものを言葉にしていってくださったその仕事にとても感謝をしています。
でですね、最後に、あと書きにも書いてるんですけど、この本はもう健康の仕事を全然網羅できてないです。
やっぱりね、3人で書いたら網羅できない。15人ぐらいで書かないと多分網羅できないなって思ってて。
で、今私が話したように、この本っていうのはプロデューサーさんの助けがあり、そしてライターさんの助けがあって、できてます。
そういう意味で、一語一句、自分たちで全部文字を書いていったわけではないっていう意味も含めて、この本の次を書く人っていうのが現れて欲しいなって思ってるんですよ。
いやー、ダムのこともっと書いてよ。なんかわかんないけど、護岸のこともっと書いてよ。あと港湾関係とかね。港湾とか海洋、海の話とか、あともっと地質の話とかね。
いろいろ語り尽くせてないことがいっぱいあるんで、この本を読んで自分も書きたいって思った方は、ぜひまず私かツーボロさんに連絡をください。
そうしたら、大川さんにお願いして、こういうプランでやってもらったんですよっていう裏側をもっと詳しくお話ししますんで、
そのサービスを活用して、自分も書きたいなって思ってくださった人がいたら連絡をください。ぜひ現れてほしいなって思っている。
というところで、まだ風が直ってないけど咳が残ってて、ちょっとお聞き苦しいところがあったかと思うんですけど、なるべく咳はカットしようと思います。
声の張りも聞き取りにくいというか不十分だったかもしれませんが、最後まで聞いていただきありがとうございました。