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健康のあれこれの健康のあれです。こんにちは。
この番組は、建設コンサルタント業界という、わかりにくくつかみにくい業界について、あれこれ、お話をしていく番組です。
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建設コンサルタント業界に衝撃の走るような特大ニュースが飛び込みまして、昨日からTwitterXが大騒ぎしている状況ですけれども、何があったかというと、
東京会場ホールディングスという会社が、ID&Eホールディングスを買収しますということを発表したというニュースが、日経新聞ほかいろんなところで報道されています。
また、東京会場ホールディングスのホームページにも、ID&Eホールディングスのホームページにも同様のことがプレスリリースされています。
ID&Eホールディングスって何?って思う人もいるかもしれませんけど、わかりやすく言うと、日本工営さんです。
日本工営さんが昨年、自ら設立をした持ち株会社の名前がID&Eホールディングスさんなんですね。
つまり、ID&Eが東京会場に買収されると、当然日本工営さんも東京会場さんの参加に入るということになるということで。
ちなみに、私のポッドキャスト以前、何度かにわたって日本工営さんのことを日本工営さんって呼び間違えてるんですけど、
これ、私ちょっと完全に勘違いしてまして、工営さんの名刺を見ると、ホームページ見てもそうですけど、日本工営ってアルファベットで書いてあるわけです。ローマ字っていうか日本って。
それで、ああそうか、本当の名前は日本工営なんだなと。ただみんな呼びやすいから日本工営って呼んでるのかなって思い込んでたんですけど。
ホームページをよく見るとですね、表記上アルファベット英語で表記するときは日本と書くけども、日本語の読みは日本工営ですってひらがなで日本工営って書いてあってですね。
あ、そうなんだみたいな。日本語では日本工営が正しいんだということで。ちょっと紛らわしいんですけども、日本工営さん、日本語で呼ぶときは日本工営さんって呼ぶのが正しいそうです。
それでですね、この話というのは東京会場ホールディングスさんが11月20日から2025年の1月15日、来年の1月の中旬、だから11、12、1、3ヶ月ぐらいにわたってってことですかね。
TOB、株式公開買付というものを実施しますということが公表されております。株式公開買付って何かって話した方がいいのかな。株式公開買付っていうのは、買収をする側がいくらで買いますって言うんですね。
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ID&Eホールディングスの株主の皆さんっていくらで買いますって言うわけです。そうすると、ID&Eホールディングスの株主の皆さんは高いじゃん。高く買ってくれるなら売ろうって言って取引が成立をして取得すると。
一応報道でもそれからホームページで公表されていた資料においても全ての株を買い付けるということを目標にしてますって書いてありましたね。100%保有して完全子会社にするということを一応目指しているというふうに書いてありました。
TOB公開買付っていうのは市場外で株の売買を行うってことらしいんですね。その瞬間の市場の価格よりも高いお金で買いますってことを公表することで、
ID&Eの株主さんからすると、ID&Eさんは一部プライムに上場してますから東京のプライムに上場してるんでプライムの市場の価格その市場で売るんだったら例えば5000円でしか売れないと相場がそれぐらいだったとして変動しますから5000円が5500円かもしれないし4500円になったりするかもしれないけどそれぐらいの相場でしか買えないところが
東京会場さんは6500円で買いますよって言うわけです。そうすると市場に流すよりも直接東京会場さんに直取引で6500円で買ってもらうのが絶対お得ということですね。これツイッターでも今から急いで買ったらお得しますかねって書いてありましたけれども
今から市場で6500円よりも安くID&Eの株を買うことができればその差額分は儲かるんじゃないかと思いますけど普通に考えた場合に現状のID&Eの株を持っている人がこれそのまま6500円で東京会場が買ってくれる株なのに意味もなくそれより安い金でどこかで売るってことは普通しないと思いますから
これを公表した瞬間にそれよりも安い取引って普通行われにくい話ってことでそれが公開買い付けっていうののミソなんじゃないかと思ってるんですけど
まあその株式の売買の話はまあそういうこととして
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そうですねTOBで思い出されるのは私も以前の回で話しましたけれども日本技術開発さんっていう日木さんと言われる会社がかつて最終的にはエイトさんに買収をされるということがあって
その時というのはユメシンホールディングスっていう会社が敵対的TOBというのを日木さんに仕掛けたんですね
その時はだから日木さんからすると同意もしてないし嬉しくないんだけど買っちゃうよって言ってユメシンホールディングスさんが買おうとしたという時に
時系列とか細かい経緯は雑に話しますけれどもその時に最終的にはエイトさんがユメシンホールディングスさんが買うって言った価格よりもさらに高く
うちが買いますって言ってそれでホワイトナイトって言うらしいですけど業界外のユメシンホールディングスさんに日木さんが買われてしまうのを防ぐような形で業界内のエイトさんが日木さんを買うということが起こって現在のエイト日木さんに至ってたりするわけですけれども今回のTOBは
この後話しますけど有効的TOBといってどうも何年も前から議論を重ねてというのはこれID&Eホールディングスさんのことちょっと今回はわかりやすく日本工営さんと呼んじゃいますね何年も前から日本工営さんは東京会場さんと協議を重ねてうちの株買ってもらいますという形で今回の取引にどうも至っているみたいな
ここらへんがね私は機械設備が専門なんでね機械メーカーの出来事とかで言うといろんな買収があってですね中にはえげつないものもあって例えばA社という会社がB社を買収しましたって時にB社製造業でいろんな製品作ってんですけど
そのある製品は事業規模は大きいけど利幅が小さいとか将来の成長性が小さいでBの会社の小さい部署は部署としても小さいし事業の規模も小さいけど成長性が見込めるみたいになった時にB社をがばーって買収した後その大部分であるメインビジネスをまた別の会社に売りさばいて
今後成長市場の小さいところだけ手元に残すとかねそういう買った後にまたバラバラにするみたいなことも世の中はあるんですよね
という一方で車のスウェーデンにボルボっていうブランドというかメーカーがあってボルボっていう会社は今中国資本の参加になってるんですけどでも街でファーってボルボが走っててそれが中国資本であるということをそんなに意識するか気にするかっていうとそうでもないと知らない人もいるぐらい
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っていうようにそのもともとあったブランド力をそのままに資本体系だけが変わってるみたいなケースもあってまあ企業の買収っていうのは様々なわけなんですね
で今ちょっとチラッと言ったみたいに日本公営さんと東京会場さんは以前から協議を重ねていてそれで今回に至ってるということでこの話はですねえっと id & e ホールディングさんのホームページにも載ってるし東京会場ホールディングさんのホームページにも載ってます最新のニュースのところに例えば id & e ホールディングさんのホームページだと
東京会場ホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付に関する賛同の意見表明および応募推奨のお知らせという資料が上がっててこれはトータル70ページぐらいの結構がっつり書いてある資料なんですけどそれをざっと目を通してみました
ザーッと言うと今回の東京会場さんのうちの株を買うって話について我が社は賛同します
我が社の株主の皆さんぜひこれに応募してくださいってことが書いてあるんです
だからもうやめてくれ買われてしまうっていうそういうんじゃないんですもう納得づくなんですお互い
でこれが何が起こったかっていうこともあのよく読んでいくと詳しく経緯がかなり私は驚いたんですけどかなり詳しく書いてあって
えっときっかけはですね2020年
なのかなぐらいから東京会場さんの防災コンソーシアムっていうまあ複数の企業を一緒になって防災について考えていったり協業ですね事業提携ってか一緒に仕事をするみたいなことをやるような防災コンソーシアムのメンバーとして
当時の日本工営さんですね当時まだ id & e じゃないんで日本工営さんはメンバーとして参加してたそうです
その時から日本工営さんと東京会場さんはつながりがつながりがあったつながりがあったって言っていいでしょうね一緒にお仕事をする関係間柄であったと
でその後の2022年の10月っていう風に書いてあったと思いますけれども
そういうことで日本工営さんってどういうビジネスをしているのかどういう強みがあるのかっていうのを知っていた状態で東京会場さんが別の証券会社を通じて
より強い協業とか提携に関心があるかを確認をしたそうです
これは別の証券会社さんその証券会社の会社の名前も資料には書いてありましたけど
なんでそこを通じたかというとその言い出している会社がどこかわからない匿名取得した状態で単純にねこういう保険の会社ともっと一緒にやるっていうことに関心ありますかっていうのを聞きたかったという意味で
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直接聞かずに証券会社を経由したというようなことが書いてありました
それが2022年の10月で2022年の年末のあたりには関心があるっていう意思を確認した上で東京会場さん本人と日本工営さん本人の議論が開始をして
そして2023年去年ですねの8月の末に単なる事業業務提携よりもより強い関係を構築してシナジーを発揮するということを目的として
資本関係と合わせた提携を行うってことについて基本合意がなされたそうです
だから今回のようなTOBを行って100%株式を取得して完全子会社にするっていうどういう持ち方かってことまでは当時決まってませんでした
それもなんかはっきり断って書いてありました
どういう割合で株を持ち合うのか持つのかということはこの当時決まってはいなかったけど
でも単なる業務提携じゃなくて資本関係を伴う業務提携をするっていうことについては1年以上前にお互い合意をしてたっていうそういうことみたいですね
その後様々な協議を重ねる中で
なんか見たら2024年の4月ぐらいって書いてあったかな
今回のような形での取引を実施するということになりましたっていうそういうことが書いてありましたね
ここで業界通の人は気になることがありますね
それって持ち株会社化するっていうタイミングとすげー一緒じゃんみたいな
伏線だったのかなみたいな
私もちょっとそう思いました
一応見てみるとですね
日本工営さんが持ち株会社化に移行しますということを公表したのは2022年の8月です
2022年の8月です
この時点で持ち株会社化することは決まっていたってことですね
で今回の公表されているそのTOB買収に関する各社その関係の2社が出している資料に書いてある時系列を見ると
2022年の10月ぐらいに東京会場さんから声かけがあったらしいんで
なんとなくねずれてますね時期が
って感じはします
本当のところはちょっと分からない
でも素直に公表されている順番を見ると
もうすでに持ち株会社化することは
2022年8月に公表しているってことはそれ以前にずっと議論をしてたはずですから内部で
その流れはもともとあって
そこに加える形で東京会場さんが
ご一緒しませんかという声かけをしたんじゃないかというように読み取れます
でそういうことでですね
私ちょっと昨日ツイッターで騒いでるときにはなんかすごくこう
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なんつーの本当に買収っていう買収っていう言葉のイメージの感じで
買われてしまうのかというふうに思ったんですけれども
そういうね単純シンプルな話ではなくて
お互いのメリットが重なり合うという部分を見出して
ウィンウィンの関係として提携というか資本関係を結ぶっていう
そういう動きというように読み取れましたね
アイディアンドイーホーリングさんに書いてあるさっきの
なんとかかんとかに関する賛同の意見表明および何とかのお知らせっていう
まあ書類があるんですけどね70ページぐらいの書類があるんですけど
その中にはまず冒頭にしっかり書いてあって東京会場さんによる
当社株式の公開買付に関して賛同の意を表明します
そして当社の株主の皆様がこの公開買付に応募することを推奨します
ということを決議しましたっていうふうに書いてありますね
それとですねじゃあ何が保険の会社である東京会場さんが
どうして日本工営さんを手に入れたいのか
また日本工営さんは東京会場保険の会社の資本を受け入れるということに
何のメリットがあるのかということもかなりいろいろと書いてあります
例えばですけど競争ともに作ると言って競争って最近いろんなところで出てきますね
最近でもないか一昔前からかもしれませんけど
競争による新たなビジネスの創造時代とともに
変化するグローバルな社会課題の解決に貢献し続けるためには
社会課題の解決に貢献し続けるためには
多様な知見とアイディアを結集し
常に新たなチャレンジに取り組む必要があります
技術と保険を掛け合わせた新たなサービス価値を創造することは
当社グループの創業者である久保田ゆたかが説いた
挑戦する気概そのものであり
100年企業としての礎を築くための重要な契機になると認識しました
ということがですね
日本公営さんの書類に書いてありまして
創業者の意思も引っ張り出してきて
ちょっと失礼かもしれません
意思に鑑みても相違しないと
創業の意思の延長線上に今回の判断というのはあるんです
ということと技術と保険を掛け合わせた新たなサービス
そういう話が書いてあるんですね
具体的にどういうことが書いてあるかというと
具体的に保険と技術の組み合わせの話はね
東京会場さんの方の資料にちょっと出てくるんだよな
どっちかっていうと
日本公営さん側の資料にはこんなことが書いてあって
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コンサルティング事業に関しては
民間事業への拡大のチャンスが増えます
ということが書いてあって
それは結構そうかもなって気がしますね
公共だけじゃなくて
民間のビジネスを拡大していく足掛かりとして
保険の親会社のネットワークとか
そういうものがいい感じになります
そういうことが書いてありますね
それからそれに関してね
防災もそうなんだけど
都市空間事業とかエネルギー事業についても
民間事業へのアクセスが増えることが期待される
ということが書いてあって
これね結構私が最初に言ったですね
買収っていうと
がばっと会社を買った後に
中のいろんなセクションをバラバラにして
あっちは売ってこっちは残してみたいなこと
する場合もあるって話をしたんですけど
この公開されている資料をよく見ますと
日本工営さんの主たる事業分野である
コンサルティング事業と
防災とかのコンサルティング事業と
都市空間事業とエネルギー事業
もう一回言いますね
コンサルティング事業を都市空間事業を
それからエネルギー事業と
3本柱がメインですよって話をしていて
3本とも大事ですって書いてあります
だからこの3本柱に関しては
どこが主でどこがサブとかいうことはないですと
全部東京会場の保険の
今までの事業と
親和性シナジーが期待できますと
そういうことが書いてありますね
だからなんか私が最初にイメージした
うわっ買収されてバラバラにされちゃったら
どうしようとかってちょっと思いましたけど
そういうことは出さそうな風な感じで書いてあります
あとは財務基盤
大きい資本を受け入れるってことで
いろんなことにチャレンジもできるようになりますとか
戦略的投資が可能になりますってことが書いてあったりとか
あと人材ね
親会社の人材を受け入れて
どうのこうのすることができますとか
あと海外事業の拡大に寄与することが
考えられるってことも書いてありますね
海外事業もね
今もう二国間
あれとかじゃなくて
自社ビジネスとして海外の開発をするってことは
ありますからね
ジャイカさんプロジェクトじゃなくて
日本工営さんも
日本工営さん独自プロジェクトで海外で
やってることもあるんで
そういうところの財務基盤という意味では
確かにね
日本工営さんとか
単独の資本力
だけじゃなくて
大きい会社の資本力を活用して
どでかい投資を
海外に対してやるみたいなことも
考えてらっしゃるかもしれないですね
一方
東京会場側の
メリットは何なのかみたいなことも
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書いてあって
災害リスクの評価
把握や
温室効果ガスの排出量の可視化といった
現状把握
現状把握して
②都市計画防災計画ハード対策や
エネルギーの最適化といった
対策の実行
そして③
財、物、工事
利益保障といった
経済的な保障
ここに保険金の支払いも含まれます
そして4番目に
災害に被災した後の早期復旧再建
ビルドバックベター
より良く再復興するみたいな
ですね
④防止施設の運用維持管理といった
復旧維持管理
ということで4つの
領域でシナジーが
発揮できると書いてあるわけですね
現状を把握するということ
リスク評価とかね
現状を把握するということ
そして対策を実行するということ
そして経済的な保障を行うということ
最後に
復旧維持管理を行うということ
この4つの領域で
ソリューションを一体的に
お客様へ提供することが可能となります
と書いてあって
技術と保険を
組み合わせているということなんですかね
その保障を
込みにして
でもなぁ
防災って結構公共だからなぁ
なんかそういうのってちょっと私は
ぶっちゃけ具体的なイメージがあまり
湧かないですね
技術と保険の組み合わせの
話についてはね
日本公営さんとして確かに資本力が
手に入っていろんなことができるようになる
っていうのはわかる気がするけど
東京会場さんとしてはどうなんですかね
でもどっちかというとやっぱり
現状把握っていうのは結構強いんじゃないか
って気がしますね
ここはリスクが高い
ここはリスクが低いっていうのはね
保険料の設定するときもね
なんか
なんていうんですか例えば住宅保険とか
火災保険とか入るときに
火災保険はあるかもしれないけどね
水害リスクが高いところ低いところとかも
公表されてる
ハザードマップ
ありますけどあれもいろんなケースの中の
代表的なものっていうかね
一番あれなやつを
出してるわけですけど
本当は自治体とかの
ハザードマップを作る過程で
いろんなケース計算するじゃないですか
健康の人はわかると思いますけど
いろんなケースも知りてえなー
とか思ったときに
東京会場さんは今となっては
その今となっては
まだですけど
日本工営さんと一体になることで
社内的な分析として
よりきめ細かな
水害リスクの
分析とかできるようになるわけですね
水害だけじゃなくて
多分日本工営さんなんていろんな技術者がいらっしゃいますから
火山が噴火したときの
リスクとか地震のリスクとか
土砂災害のリスクとかいろんなリスクを
社内研究とか
社内分析として行うことができる
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わけですね今だったら
日本工営さんとか国土交通省さんの業務として
やるっていうパターンで
あるところに対してですね
社内的にやるってことができるっていうのは
ここは結構
保険と技術の
掛け算が利きそうなとこだなー
っていう感じは
結構かなりしますね
結構かなりしますね
という話ということで
東京会場さんにとっても
日本工営さんにとっても
お互いの狙いが重なり合う形で
お互い納得した状態で
今回の買収が成立するということなんですけれども
それにしてもね
業界ナンバーワンの
健康企業ですから日本工営さんは
業界ナンバーワンの日本工営さんが
別の業界の企業の
子会社になっちゃうっていうことはね
やっぱりすごく
衝撃でしたね
聞いたときには
そうですね
健康にも
いろんな会社があって
その中でやっぱり上場してる企業と
非上場の企業っていうのがあります
上場してる企業
っていうのは市場に株が
出回ってるというか
いろんな人が市場を通して株式を
保有してる状態なんで
常に株式が
誰の手元にあるかっていう
流動してるような
そういう状態ですよね
上場企業
非上場っていうと株式を発行した
その会社が直接
売った人しか株式を持ってない
そういうことになるわけなんですけど
上場企業っていうと
やっぱりこういう買収される
確率は高い
ですね
非上場は
そもそも株式の株主の数も少ないでしょうからね
そういう
上場非上場って
よく
オープンチャット
とかでも学生さんの質問で
上場企業に
入りたいですとかね
上場企業なのに
給料が少ないんですかとか
質問もあったりしますけど
上場と非上場って何なのかってこと
よくちゃんと理解したほうが
いいですね
上場企業を目指すことそのものは別にいいと思いますけども
ただのイメージで
上場企業に行きたいなって
思うのは
なんかそれは
ご自身の幸せに
必ずしも直近しない可能性があるというか
自分の幸せの価値観と
上場企業というものは
どういうふうに関連するかを
よく理解したほうがいいと思いますね
あのちょっと
この言い方をすると今回の買収が不幸なことのように
聞こえるかもしれないから
そういう意味じゃないんですけども
上場企業の方がいろんなことが起こりやすいっていう意味では
いろんなことが起こる可能性
確率も織り込んで
企業を選ぶ
自分の働く場所を選ぶということを
する必要がしたほうがいいだろうな
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なんてことを思ったりするんですけどね
あの
利益を
追求する
っていうようなことは
どれくらいどういうふうになるんですかね
今回の資料を
見る限りですと
あの
えー
基本的に
現状の
日本工営さんというか
ID&Eの経営体制は
そのまま残します
って書いてあったりとか
従業員の給与体系についても
原則
今までのままにしますとかですね
そういうことについても
東京会場さん側の資料にはですね
あの
指摘されてました
ので
あんまり日本工営さんが
ガラッと変わるっていうわけでは
なさそうに書類からは
読み取れます
で
一方でどうなんですかね
要は市場が
決めたというか市場の
その価値
ID&Eホールディングスの価値
に対して確実に
高い金額を提示して
TOBですから
そうするとその分
高い
価値を買収した後に
発揮してほしいはずなんですよね
うちの子会社になった後に
この高めに
買ったこのお金で元が取れるぐらい
価値を発揮してほしいと
考えるのが企業買収の
自然な
思考だと思うんですけど
その高い価値っていうのは
既存の東京会場さんのビジネスとの
シナジーによって生まれるのであって
無理して利益を絞り取る
みたいなことはする必要がないの
かもしれません
けども
ID&Eさんが上場企業
な時点で
今さら心配する話
じゃないのかもしれませんけど
健康の仕事って
やってる人はご存知と思いますけど
儲かる仕事もあれば儲からない仕事も
あるんですよね
儲かる仕事だけやって
儲からない仕事はやらない
っていう風に
いい話なんですけど単純な話
なんというか
そうもいかない場面
ってのがあったりするんだけど
そういうのってどんどん
ドライになっていったりするのかな
そうすると儲からない分野の人って
どんどん減らされてっちゃったりとか
あるのかな
別にそれは東京会場さんに買収される前から
あり得る話なんですけどね
上場してる時点で株主さんからの
積極的追求のプレッシャーってのは
非上場の会社よりも
強いでしょうから
分かんないこのセクションをどうにかしてよって
株主さんが言って
当時から言っていた可能性もあるし
今上場してる企業は今でもずっと言われてる可能性もあるし
非上場の企業にしたって
言われるには言われるわけなんですけどね
株主ってものがいますからね
そうなんですけどね
例えば私がいる機械の分野って
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本当に業界に技術者が少なくて
機械の設計ができる会社も
すごい少ないんですよ
そうすると何が起こるかっていうと
自治体さんのある仕事とかは
3回ぐらい
発注しても誰も応募する人がいなくて
あの
なんていうか応募者なしって言って
なんつーの
流れちゃうっていうか
不調ですね不調っていう形で
でまた
翌月とかに
発注されるんだけど誰も応募しなくて
誰も受注してくれないみたいな
ことがあるんですよ機械とか電気の世界では
これ
どう僕だったら滅多にないことだと思いますけど
必ず誰かを応募するみたいな話が
感じがありますけどそれはやる人が多いからね
なんだけど
その担い手が減るっていうことを
時に何が起こるかっていうのを
象徴する話として
今私が話したいのは機械とかだと
本当に業界にやる人がいないから
今11月ですよね12月とかになって
もう残りの後期は
3ヶ月しかありません
だから予定価格はうんぎゃくまんですって
ポーンって発注されてももう誰も
うちもできませんできませんって
応募しないみたいなそしたらその時自体困るじゃないですか
来年工事発注しようと思って
設計業務発注してんのに
設計業務誰もやってくれないから
じゃあ来年工事発注できないじゃんと
そうするとなんか老朽化した設備が
直せなくて困るなみたいな
そんなことがあり得るわけですよ
だからね
だからって言ってね
こんなことがあるかどうかわかりませんけど
何度も発注してもどこも取ってくれないんだけど
あの
やってくれませんかねみたいな話が
あったとしてしょうがないな
安いけどやるかと困ってるんだからやるか
みたいな感じでやると
いうことがもしあったとしたらこれは市場の
原理からは外れた原理で
儲からない仕事を誰かがやってる状態が
発生するっていう
ことなんですけどそんなことが
金婚の中で行われてるかどうかは別として
わかりませんけども
なんだろうな
儲からない仕事はやらないとかね
あのやりたくない仕事は
やらないって
まあ自然なことかもしれませんけどね
そういうことが起こると
結局公共事業が
今まで通り
というかこう
スムーズに進むことが
できるのかなとか
いやすごい倍の
予定価格にして発注しなければ
誰もやってくれないみたいになるのか
大体の問題はお金の問題より時間の問題なんですけど
お金はそのままでいいんですけど
年度またぎで
半年時間くださいよとかそういう場合もあるんで
お金でどうこうできる話ばかりではないんですけど
というようにね
最初聞いたときは
なんかすごい
センセーショナルに私受け取っちゃったんで
わあなんか
公共事業とかね設計調査の業界が
すごい
荒廃していくのかもしれないみたいな
荒れてくような
イメージをしかもそれがナンバーワンのね
健康企業日本工営さんに起こった
出来事だから
わーって思ったんですけど
よくよく調べていくとそういうやばい話ではなさそうな
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なさそうな話で
お互い納得づくでやってるということ
でもあるし
資料の中では日本工営さんのビジネスは
そのままよというように書いてありますんで
そういう心配することではないんだと思うんですけど
改めてね
なんか業界のありようとか
公共事業のありようとか
それから株って何なのかとか
道場って何なのかとか
組織とは何なのかとか
企業が価値を発揮するってどういうことかとか
そういう
企業ってものがね
業界一番の会社が
どこかの子会社になっちゃうって
考えたら
あなたが今勤めてる会社もいつか
どこかの子会社になることなんて全然あり得るし
その会社がもうその名前では
存在しなくなることだって
生きてるうちには全然あり得ることだと思うんですよね
そうすると企業に身を置いて
仕事をして生きるって
どういうことかとか
考えますよね
私だったら一人の技術者として
別に会社にしがみつかずに
生きていけるように
やっぱなんなきゃなーみたいな
うちの会社がいつかはなくなってもいいし
別に自分の思いと
うちの会社がやろうとすることが
ずれてるなーって感じたら
うちの今の会社に
こだわらずに一人の技術者として
生きていけるように
別の会社に移るのか
自分の会社作るのかわかりませんけど
そういうことも考えてね
企業に頼って生きるっていうことは危ねーなー
みたいなことも考えたりとかね
いろんなことを考えさせる
非常に
話題性の大きい
ニュースだなと思いました
また
今日この話は
それぞれの会社から公表されている書類を
私なりに読んでみて
少し内容をご紹介しましたけど
ぜひ皆さん読んでみてください
非常に詳しく
趣旨
目的そして経緯が書かれています
何を言うと思ったんだっけな
そうそうそう
現時点で公表されている書類に
書かれていることはそういう話なんだけど
今後また実際に
何が起こるかというのはね
また1月15日でしたっけ
TOBの期限があって
それで
買収が成功するのかしないのかという話も
一応ないことがある
買収が成功した後に
組織体系としてまた順次
変更がなされていくんでしょうけど
その中でまたどういう変化が
行われていくのかとかね
きっとまた買収に伴って
一緒にこんなことをやってきますという
ビジョンのような資料とかも出てくるかもしれないですから
そういうのとかもね
ちょっと気にしてみていきたいなと
引き続きウォッチしていきたいな
と思っております
なかなかいろいろと
あの
難しい話でもありますし
株の話とかも慣れないし
私もよく知らないことも多いんですけれども
特に学生さんなんかはね
不安を感じている人もいるかもしれないし
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健康業界これから大丈夫かなんて
思ったりする人もいるかもしれませんが
気になることは
こちらの番組の質問フォームも受けておりますので
私が答えられることばかりではないかもしれませんけれども
お気軽に質問をご投稿いただければと思います
ということで
最後まで聞いていただきありがとうございました