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2021-03-10 22:05

【番外編 #01】なぜ福岡か?おすすめのポッドキャスト

第2回の配信で、「後で話します」と言いながらすっかり忘れて未回収となっていた、例えとして「福岡県」を題材にした理由をご説明します。

私がポッドキャストを始めるきっかけになった3つの番組がそれぞれ、福岡にゆかりがあるからなのですが、それぞれの魅力についてアツめに語っていますので、ご視聴いただければ幸いです。

・コテンラジオ(https://open.spotify.com/show/3qiAapMhh8UgWVfDWTSq2f)

・新型オトナウィルス(https://open.spotify.com/show/0K3BvGpQWJ0RwcgExHVHhD)

・牛を忘れる(https://open.spotify.com/show/48B3AMtF5VtQCmEjQOZw0z)

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建コンのアレこれの建コンのアレです。よろしくお願いします。
前回、2回目の配信で、公共事業の中での建設コンサルタント業界の役割を説明する上で、福岡県を例にとったんですけれども、
その福岡県がなぜ都道府県がある中で福岡県かというのを、後で説明しますと言って、すっかり説明するのを忘れてしまいまして、
急遽、この回は番外編として、なぜ福岡県かの説明をしたいと思います。
福岡県を選んだ理由は、私がポッドキャストを始めるきっかけになった好きな番組があって、
それが福岡県を拠点にして発信されているので、福岡県を選んだんですね。
ということで、今回は私のおすすめポッドキャスト番組紹介を番外編としてさせていただいて、
建設コンサルタント業界の説明のシリーズは、また次回から続いていくということにしたいと思います。
でですね、今日紹介するのは3つの番組を紹介します。
もしですね、私のツイッター経由とかでこのポッドキャストを聞いてくださっていて、
あまりポッドキャスト番組を掘り下げていないという方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
で、その3つの番組っていうのは、1つは古典ラジオ、これめっちゃ有名な番組です。
古典ラジオと新型オトナウイルス、3つ目が牛を忘れる、この3つ紹介したいと思います。
で、早速最初の古典ラジオですけれども、こちらはですね、歴史を面白く学ぶキュレーション番組ということで、
実はですね、ジャパンポッドキャストアワード2019っていう結果発表されたのは去年ですね。
去年発表された、2020年の前半に結果が発表されたんですけど、2019年で配信されていたポッドキャスト番組の中で審査員が選ぶアワードで、
大賞とスポティファイ賞っていうのをダブル受賞をした、今非常に話題の番組です。
で、どういう番組かというと、歴史について喋っている番組なんですけど、ただダラダラと喋るのと違ってですね、その特徴は株式会社古典っていう会社があって、
これは、いわゆるベンチャー企業ですね。で、その企業の代表の深井龍之介さんという方と、同じくその古典の楊英史さんという方をキュレーターとして、
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歴史について話していくと。で、そのパーソナリティーとして株式会社ブック代表の樋口さん、樋口清則さんという方が、
パーソナリティーをやっています。この樋口さんは後で出てくるんで、ちょっとこの古典ラジオの中では深井さんと樋口さんというか、株式会社古典の話をちょっと多めに話していきます。
で、この番組はシーズンごとにテーマがあって、今最新はですね、第一次世界大戦なんですけど、あの決して時系列的に言ってるわけじゃなくて、第一次世界大戦の前はローマ帝国かな。
ローマ帝国。あとアメリカ開拓史とか、ローマ帝国の前に宗教改革か。とにかくそういう時系列を追ってるってわけじゃなくて、日本史で言えばですね、
あの、なんだっけ、吉田松陰とか、なんだ、面白きこともなきを面白くの、
高杉晋作。高杉晋作の回は私大好きで、もう4週、5週ぐらい聞いてますかね。あの、まあとにかくですね、そういう日本史、世界史の話をしているよという番組です。
で、この番組の特徴は、この深井さんと陽さんがですね、20冊とか30冊とか、ものすごい量の本を読んで、で、その本から得た知識をブレンドして、
しかも、深井さん、特に深井さんなりのキュレーションで、感情とか政治的主張っていうのをなるべく背して、
事実であろうということをシンプルに説明してくれる。それを20冊分30冊分読んだ中での、どうもこれが真実っぽいぞっていう部分を説明してくれるっていうのがすごくですね、
耳に入りやすいし、何だろう、価値の高い情報だなって私は思うんですよね。で、この株式会社コテンっていう会社について、私ちょっとここの流れで説明というか、
話をしたいんですけど、なんで深井隆之さんが20冊も30冊も、なんかもっと40、50とか言う時もありますけど、本を読んで、こんなポッドキャストで話すためにですよ。
たくさん本が読めるのかっていうと、これ私の理解なんですけど、決してラジオのためだけに読んでるんではないんじゃないかなと思って、というのは、この株式会社コテンのメインの事業っていうのはラジオ放送じゃなくて、
世界史のデータベースを作るっていうベンチャー企業なんですよ。で、私ちょっと詳しくわかんないですけど、このベンチャー企業のカンファレンスみたいなやつでも、
取り上げられたりしているような、ちょっと注目されているという話を聞いたことがあります。
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で、この株式会社コテンのホームページを見るとまさに書いてあって、たくさんの本を読まないとわからない情報がすぐわかるようなデータベース。
で、しかもその歴史の情報を統計的に分析できるような形で納められているデータベース、さらにマップ情報、地図情報とひも付けて歴史情報を理解できるようなデータベースを構築しようとして、今活動をしているベンチャー企業ということなんですよね。
で、これ私すごくこのコテンの事業って面白いなと思っていて、私たちの建設コンサルタントの文脈で考えると、例えば江戸時代って藩に分かれてましたよね、薩摩藩とか長州藩とか、あの藩を跨いだ移動っていうのは制限があったんですよね。
自由に行ったりできなかったんですよね。坂本龍馬が脱藩しましたって話とか聞いたことあるんですけど、脱藩って。
あの脱藩っていうのは藩の席を外れて、要は今で言うと日本国籍を放棄して出ちゃうみたいな、当時の武士っていうのは自分の藩に対しての責任があるんですね。ある意味兵士っていうか、武力っていうか、戦闘力としてカウントされているし、あるいはガバナー、マネージャーとしての役職を持っているので、藩の政治、それから藩の軍事に対して責任があるところを、
放棄してあるのを脱藩っていうみたいなんですけど、あのっていうように藩の席、藩の戸籍があって、それに基づいて跨いだりするときには必要な手続きがあったんで、多分農民の人なんかは本当に相当、あのちゃんと手続きしないと藩の外には出れなかったんじゃないかなと思います。
っていうぐらい、江戸時代でさえ藩って国境のようにね、当時の藩って藩独自の政府があって、藩独自の軍隊があって、藩によっては自分の通貨、藩の通貨を持ってたりするっていう話もあるんで、本当に国のように振る舞っていた、国のような存在だったんですよね。
なんですけど、当時、当然江戸時代にも道路ってあるわけですよ。で、この道路っていうのは繋がっちゃってるじゃないですか。で、この道路って、規格っていってね、幅が凸凹していると、例えば何でしょうね、4メートルの幅の道路があったとして、一部だけ2メートルに狭まってたら、非常にボトルネックになってて、そこから向こう行けないわけですよね。行けないってのは、大きな荷物を運べない可能性があるんですよね。
っていうように、道路って、頭からお尻まで同じ道路、規格で統一されてるっていうことが非常に重要。今でも昔でも重要なんですけど、その江戸時代でさえ藩の敷居は高かったんだけど、日本の広域道路の規格が統一されたのはいつかというと、大法律令ができた700年なんですよね。
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江戸時代が始まったの1600年ですから、その900年前にすでに道路っていうのは整備されてたっていうことですよね。あの規格は統一されてたっていうことですよね。で、この700年、西暦700年のこの大法律令で本格的に整備された街道っていう道路ができたときに、駅って言葉ができたんですよね。
今駅って言うと鉄道の駅のことを思い浮かべますけど、駅っていうのはもともとそういう意味じゃなかった。道路のそのチェックポイント、キーポイントのことを駅って呼んでたと。で、この道路の規格を統一するっていう話は神の始皇帝もやってるし、古代ローマ、これwikipediaで調べると面白いですけど、古代ローマの街道っていうのはwikipediaで見ると舗装構成っていうか路面構成とかwikipediaに出てます。
これは紀元前100年ぐらいですね、ローマの街道。始皇帝って何年だろう?ちょっとごめんなさい、パッと出てこないんですけど、っていうように道路と歴史ってすごい深く関わっているんだなーって思っていて、でですね、建設コンサルタントの流れにちょっと寄せて話をすると、
私たち、特に設計、計画よりも、むしろ設計をする時っていうのは自然科学、科学っていう時は我々数学とか物理とか、自然科学のことを思い出すじゃないですか。で、それを基づくエンジニアリングで分析したり計画したり設計したりしてますけども、
デジタルの世界が今後来て、もしも私たちの暮らしとか生活が新しくなっていくときに、そういった未来像を描くときに、単純に物理数学のエンジニアリングだけで解けない課題ってあるんじゃないかと思って、そういう時にこういう社会科学、ソーシャルサイエンスっていう、これ歴史とか人文学とかですね、
そういう要素って重要になってくるんじゃないかなっていうことを思うんですよ。で、実際にコロナでロックダウンとは言わないんですよね、緊急事態宣言が出た時のすぐ直後、かなり早い段階で国土交通省の都市局っていうところが専門家の先生を集めて委員会を開いて、
コロナの中での街の在り方とか、空間の利用の仕方を考えるっていう委員会を開いて、何回か、3回か4回か経て、提言を出したりしてるんですね。
っていうように、今でもそういった人の暮らしの未来像っていうのを描く時に、社会科学的側面って参照されているわけですけど、こういった株式会社コテンの活動として、歴史上の人の振る舞いが分析できたりしやすくなった時に、もしかしてヒントになったりするんじゃないかするのかななんてことを思って、
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私は非常に注目して気にしているということです。もう一つですね、このコテンに登場する3人の方々、私と同世代、30代、樋口さんはもしかするともうすぐ40かもしれないですけども、そういう年齢感、若い人たちがやってるラジオっていう意味でもすごく好きです。コテンラジオぜひ注目してみてください。
続いて、2つ目の新型オトナウイルスという番組は、コテンラジオのパーソナリティーである樋口さんがお友達のITinsLabという、これはITスクールを運営している小林さんという方と2人で語る番組です。
この樋口さんというのはですね、コテンラジオのパーソナリティーでもあるんですけど、おそらくある意味でプロデューサーという位置づけのこともやっている人で、ポッドキャストっていうものの価値をいち早く見つけて、いち早くって言っても、たくさんすでに番組ありますけど、
今、普通のブログを書くようにポッドキャストをやってみたらどう?っていうことをいろんなところで発信している方です、樋口さん。その樋口さんとそのお友達の小林さんが語り合うんですけど、どういう内容かっていうとね、深掘り系ですね。無駄な努力ってあるんだろうかとか。
小林さんはそのITスクールで小学生とかに教えてるんですけど、ITとかプログラミングをですね。勉強する目的って何なのかっていうのを小林さんが、これは文部科学省の書類をベースに説明してくれて、その上でじゃあこうかな、ああかなっていうのを深掘ったりするっていう話があったり、生まれ変わったら何になりたいかって話をしたりとかですね。
あと私が好きなのは、この番組タイトルって不謹慎ですかねっていう回があって、そんなもちろん不謹慎だよって樋口さんが言うんですけど、不謹慎ですよね。でもこのタイトルじゃあ変えますかって言うと、僕たち変えます?とか言うと、いや、そりゃ変えんねってなって、なんで変えないのかってちょっと深掘りしませんか?ってところから始まって、
名が表す、タイトルが表すものと、そこで喋ってるものと、そういう相対としての、じゃあ誰を傷つけて誰のためになるのかみたいなことを語っていくみたいなのとかがすごく面白くて、素敵な番組です。もう一つはですね、小林さんも樋口さんも方言で喋ってるのが面白いですね。
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これ鷹川弁?樋口さんが喋ってるのは鷹川弁なのかな?ちょっと言ってなかったですけど、樋口さんは株式会社ブックっていうところを立ち上げて、福岡県鷹川市でいいかねパレットっていう廃坑を利活用した施設の運営をしています。
鷹川の生まれの人で、多分鷹川弁と思われる方言で喋ってて、素敵ですって感じですね。
福岡は私、前から好きな場所で、特にうどんが好きなんですけど、東京にウエストができたらいいなって思ってるんですけど、
あと鉄鍋餃子ももつ鍋も好きなんですけど、結構インディーズのアーティスト、音楽のアーティストとかも福岡で活動してる好きな人とかいたりして、
福岡に親近感はいろいろあって、ちょっと話戻すと、前回では福岡県を例にとりました。
最後にご紹介する番組は、牛を忘れるという番組です。これはですね、ちょっと福岡じゃなくて、これのやっているムロさんっていう方は大分県出身の方なんですけど、
最初の番組、古典ラジオの株式会社古典の深井龍之介さんと、大学時代のお友達です。
人類学を学んでいた方で、この牛を忘れるっていうタイトルは、なんか仏教の言葉みたいなんですけどね。
牛を知る?牛を何する?牛を何する?牛を忘れるって、4段階かな?3段階か。4段階あるうちの3つ目だったかな。
なんかそういう言葉みたいです。で、この牛を忘れるっていうのは、ちょっと今までの最初に紹介した2つの番組とはかなり
趣が違って、どちらかというと、樋口さんの呼びかけというか、提言。
ポッドキャスト上で提言しているのに反応して、一人語りのポッドキャストをやってみたっていうふうに、ムロさん自身がおっしゃってます。
私もまさに樋口さんの、確かにその通りと思って、今このポッドキャストやってます。
ですので、新型オートナウイルスと古典ラジオは、結構規格があって喋ってるのに対して、ムロさんは一人語りっていう違いがあります。
ムロさんの一人語りの面白いのはですね、論理的認識、メタ認知とか客観視ですね。
論理的認識を人間がするよりも、物語的な認識をする方が脳に優しいんじゃないかっていう言葉が、私はすごく印象に残ってて、
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もうそれを聞いた時以来、ムロさんを追いかけてるって感じですけど、これどういうことかっていうと、みんな高校野球、甲子園に熱中するじゃないですかって言うんですよね。
甲子園って、私たちは少年たちの青春っていうふうに見てるけど、これを本当に現象として客観視をすると、球を投げて木で打ってるっていう現象ですよねっていう。
でも、なんで私たちはそれを、球を木で打ってるなっていうふうに見ないで、青春だとか、あるいは競技だ、戦いだ、
勝った負けたっていう物語を見ようとするのは、そっちの方が人の脳にとって優しいからじゃないかっていうふうに言うんですね。
で、ここで面白いのはムロさんは、じゃあ高校野球は球を棒で打ってるだけだっていう、高校野球を客観視してる人をさらに客観視してるんですよね。
さらに外側から見て、こっちの認識の仕方とあっちの認識の仕方とどっちがどうかなっていうことを見てるっていうように、ムロさんのその人間観察観っていうものがすごく面白くて、
そういう視点で日々のムロさんの出来事を題材に思ったことを綴っていくと。
ちなみにムロさんは今コロンビアっていう国に住んでいて、その戦いだとか、戦いも詳しく書いてあるわけじゃない、喋ってるわけじゃないですけども、そういう部分も是非、
牛を忘れる、聞いていただいて知ってみてください。結構ね、もしかして好き嫌い分かれるかもしれない。
私も普通に会社に勤めてる会社員で、この人何言ってるんだろうって思うときあるんですけど、一つはですね、やっぱり圧倒的っていう言葉はちょっとピンとこないな、なんて言えばいいのかな、独特なのかな。
やっぱり人間観察観とか現象を観察する観察観、それっていうのは、これは間違いない、圧倒的な文献知識に基づいていて、いろんな本、いろんな思想、いろんな哲学、それから映画作品とか文書、小説とかそういった物語を知っていて、それに立脚した観察をされてるんですね。
それが面白いんですよね。あと声、声たまんないですね。BGMもたまんないですね、喋ってるときの。緩い感じで話してるけど言ってる内容が辛辣だったり、言ってる内容がすごく芯を食ってるなって感じがしたり、理解できないぐらい深いなって思う、深そうだなっていうか、そういう脳の刺激とリラックスを同時に与えてくれる素敵な番組です。
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牛を忘れる、ぜひ聴いてみてください。ということで3つ紹介していきましたけれども、こういった福岡県を拠点にする、あるいはそこに関連をする方々がやっている、古典ラジオ、新型大人ウイルス、牛を忘れる、この3つの影響で私は今、ポッドキャストをまさに始めようとしているという段階です。
ちょっと第3話目にしていきなり番外編になりましたけれども、次回から引き続き建設コンサルタント業界のあれこれについて説明を加えていくようなのを第1シーズンにして、シーズン2は各分野ごとの説明をしていくというような構成で計画してますので、今後ともよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。
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