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建コンのアレこれの建コンのアレです。よろしくお願いします。
今日の収録は4本目くらいなんですよね。
ちょっとだんだん、ちょっとくたびれてきたというか、頑張ってまいります。
今回は技術士の話の6回目、7回目になるのかな。
選択科目2について話していきたいと思います。
早速まいります。
選択科目2っていうのは、2-1と2-2に分かれます。
選択科目の2-1の方から話していきます。
選択科目の2-1っていうのは、問題の内容は4本のうちから2本選ぶみたいな感じで、
まず全部に答えなくていいんですね。
自分で選んで、それに対して答えていくと。
4つ用意されている問題には何が書いてあるかというと、
○○の場合の留意点を述べようとか、例えば橋梁を仮設するときの留意点を述べようとか、
○○の原因を述べよう、腐食の原因を述べようとか、劣化の原因を述べようとか、
こういったことに対する対策を述べよう、述べよう系なんですよね。
で、これは今まで話してきたような必須科目の1とか選択科目の3とは完全に対照的な問題のスタイルで答えがあるんです。
答えがあるんです。答えっていうのはつまり、学術的に正しいとされる答えがあるんです。
だから知ってたら書けるし、知らなかったら書けない。だからコツもミソもありません。
選択科目2の1っていうのは、私から解説をするようなヒントもコツもミソも何もないです。
知ってれば書けるし、知らなきゃ書けない。それだけです。
だから私は技術士の筆記試験対策としてこの2の1に一番時間をかけます。
どういうことかというと、私はこれまでお話したみたいに筆記の選択の3とか必須の1に対しては結構自信を持ったコツを持ってるんです。
そのコツを使えば結構少ない勉強時間で合格点を取れると思ってるんです。
実際そんな感じで合格してきました。
なんだけど、この2の1だけは知らなかったら書けないんです。
4つの選択肢のうちに知ってるものが2つなきゃいけないんですよ。
1個じゃダメなんですよね。
2枠知識で書いたりして、ギリギリ怪しかったけど通ったなみたいな時もあればやっぱダメだったっていう時もあるし、
今まで10年間試験を受けた時にはこの選択科目の2の1をパッと見た時に無理だと思って私退席した時もあります。
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ある年は。
今年無理だって言っても試験会場に出てっちゃったこともあります。
っていうぐらいこの2の1は危険です。
だからここでしっかりと大体どんな問題が出てきても書けるように準備をする必要があって、
この2の1の準備に私は時間を一番かけました。
おすすめの勉強方法はまず傾向分析非常に大事だと思います。
だから今入手できる限りありったけの過去問題に目を通してください。
少なくもこの2の1については。
どんなお題が出てるのか。
私は一覧表に全部整理しました。
特にキーワードね。
腐食を聞いてるとか、仮説方法、施工方法系の問題だったりとか、
あと塗装の話とか、私が受けたのは高構造コンクリートの高構造の方なんですけど、
塗装の話とか、あと疲労破壊とか破壊の盲導の話とかね、ありますね。
新材料もあったっけな。合金とかの。
そんな感じで傾向を分析してるっていう、そういうことです。
こういうのの勉強の場合は勉強ノートを作るのもいいと思います。
まずね、過去問題を分析して一覧表を作ってやるべきことは、
今この瞬間書けるテーマいくつあるかなってみるんですよ。
これは書ける。腐食はさすがに知ってるなとかね。
応力とかはさすがに知ってるなとか。
だけど仮説方法は苦手だな、自分設計だからとか。
ノートが出てきても書けるように知識をインプットしないといけないんです。
いっぱいインプットする必要があるんです。
そのためにはノート作るのもいいと思います。
あと、これは話半分に聞いていただきたいんですけど、
山を張るのも悪い作戦じゃないと私は思います。
実際私が建設部門を受かったときは、結構山が当たりました。
この2-1についてね。
だからちょっと今までの傾向で、
これは出そうだけど近3年出てないなみたいなテーマがあったりすると、
それはちょっと強めに勉強してって書きやすいようにしていくとか。
そういうのもいいんじゃないでしょうか。
というのが2-1ですね。
とにかくコツがないっていうところがポイントですね。
時間かけて頭にインプットするしかないっていう。
そういうところです。
次に選択科目の2-2の話をします。
選択科目の2-2の問題の内容っていうのは、
回答者、受験者が対象物をまず設定します。
例えば、私だったら水門とかですね。
水門の設計とかね。
出題の年によってある程度縛りとか流れがあるので、
それに沿った中身を書かなきゃいけないんで、
いつも自分がやっている設計を対象にできるかどうかは、
ちょっと年にもよってラッキー・アンラッキーがあるんですけど、
問題の内容はどういうのかっていうと、
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対象物を示して、そこに対する検討すべき事項を列記しなさいと。
それを実施するための手順と留意ポイントを書きなさい。
工夫することを書きなさい。
3、最後、全体を効率的・効果的に進めるためのポイント。
調整方策を書きなさいって、最近の近年の方法だって書いてますね。
3のキーワード、調整方策ですね。
この問題は何なのかっていうと、私が考えるに、
選択問題の2の2っていうのが一番、建設コンサルの方は、
普段の業務に近いと思います。
普段の業務って言っても、その中でも管理技術者がやってることに近い。
だから管理技術者的な視点で、
もう一度自分がいつもやってる設計っていうのを振り返ってみて、
それとこの選択科目の2の2っていう問題を重ね合わせて見てみると、
結構いけるような気がします。
人によっても違うかも分からないですけどね。
私はそんな感じで感じました。
つまり何かっていうと、1では検討すべき項目を書くんですよね。
水門の設計だったら、当然ですけど水位とか、
過重条件を整理しなきゃいけないし、
オーソドックスな過重条件の他に、さらにプラスアルファな条件ってあるのか。
私だったら、津波傍聴艇の水門の設計をしたときに、
普通の河川の水門だったら見ないような、
津波で船がぶつかった場合の衝突火事を見てください、みたいな話とかあったんですよ。
そういったことが今回の対象物にあるかどうかっていうのをチェックしますっていうことを1に書いたりする。
これが検討すべき事項を記述するっていう1の中身です。
さらに手順と留意すべき点っていう2ね。
手順と留意すべき点なんですけど、
この手順の書き方も何と何と何を決めたらこれができるよっていうことが分かってるよ私はってのを書く必要があるってことですね。
今言ったみたいに条件を整理して、競技をしてとか、競艇もあると思う。
いろんな場合で競技事ってありますよね。下水道競技とか警察競技とか。
あと私の水門の設計だったら電気。
これは競技っていうほど役所的な競技じゃないですけど、電気の設計者と調整をする必要ってあるんですよね。
うちが50キロワットのモーター使うんだったら50キロワット使いますって電気に示してあげる必要があるんですよね。
そういった手順、どこまでいったら50キロワットっていうのが決まるか。
ちょっと機械に話をやっちゃって申し訳ないんですけど、建設ボーンだったら建設ボーン的な話書いてください。
関係者の地盤とか地質の話とか、いろんな手順を書くっていうことです。
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3番目に書くのはその手順の中で特にウィークポイントになりやすいところ、抑えところを書くっていうことですね。
私が言ったみたいに、後から競技をして条件がひっくり返されちゃうと困るから、細かい、例えば背景図なんかを書く前にどこまで固めるか。
それが大事ですよ。ここで固めるためにはこの時点で1回目の競技に行っといたほうがいいとか、例えばですけどね。
そういうのが3で書く調整方策、効率効果的な調整方策って話です。それが1,2,3です。
ここでの私のお勧めっていうかな、気をつけたほうがいいんじゃないかっていうポイントは、ウルトラシーなアイディアを書く必要はないと思います。
選択科目2の2っていうのは結構当たり前のことを書く問題だと私は思ってます。
普通にできますかっていうこと。だからいろんな木をてらって、超いいアイディアを書く必要ってなくて、それよりも矛盾しないことのほうが絶対大事だと思うんですよ。
2で手順を書いた後、3で調整方策を書くときに、2と3を見比べて採点者が確かになって、ここの手順のこのポイントのことを言ってるんだな、この人はってパッと見てわかるような繋がり、ロジック、それが大事だと思います。
なので私はこの選択科目2の2をやるときはショートバージョンで山崎メソッドを使います。
最初の5分か10分くらい。何書こうかな。まず対象施設何しようかな。この対象施設も私は時間に余裕があるときは2つか3つ挙げます。
水門について書くか、あれについて書くか、これについて書くか。これについて書くんだったら手順にはこんな話を書くし、ここの調整方策を書こう。
いくつか選択肢の中でうーんって考えて、これが一番通った話を書けそうだなって決めてから書き始めます。
それが私の2の2のやり方。だからちょっと簡易なショートバージョンの山崎メソッドを使うっていうのは良いと思います。
おすすめの勉強方法、選択科目2の2の勉強方法はまず山崎メソッド的なやり方でいろんなアイディアやロジックセットを出す練習をするのが良いと思います。
過去問題を引っ張り出してきて、芸術士会のホームページからダウンロードできますので、その過去問題に対して自分だったらこの対象物の話を書こうかな。
同じ問題に対して別の対象物だったらこんなことを書けるな。あるいはこんな対象物だったらこんなことを書けるなって。
スルミを何回もチュパチュパするみたいに、同じ令和2年なら令和2年の問題に対していっぱい練習できるんですよ。
こういう山崎メソッド的なロジックセットいっぱい出せるんですよ。
だから1年分使って原稿用紙1セット書いたら終わりじゃなくて、あの間このアイディアってそういうアイディア出しの練習すごく大事だと思います。
そんなアイディアをいっぱい出す練習も必要だし、いくつか出したアイディアの中から一番良いアイディアってどれかなってこれ本番やることになるんで。
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3つ書いてどれにしようかなって悩むことになるんで、選ぶっていう練習もいいと思います。
それから前回の話でもちょっと出しましたけど、足りない引き出しを補う練習っていうのがいいと思います。
手順とか留意点とか調整方策で書ける内容ってどういうことがあるんだろうな。
私が言ったみたいに対外競技っていうのはオーソドックスな例ですけど、他にも例えば部内の外中さんをどういうふうに抑えるかとか、
あるいはここの手順では一気にピンポイント的に工数が増えるから、そのポイントだけ人を増やせるように部内調整をしておくとか、
あるいはアルバイトの人を雇うとか、そんなんでもいいと思うんですよね。
でもそんなアルバイトを雇うなんて書いていいのかって思った方がもしいたとしたら、私はいいと思うんですけど、
そこがだから引き出しとか、あるいは使っていい玉の認識のずれだと思うんですよね。
回答者、受験者によって何書いてセーフで、何書いて意味あるかって結構ずれてる。
これが技術士の試験のポイントっていうか、すごくミソだと思うし、それが難しいところだと思うんですよね。
こんなこと書いちゃいけなくて、これを書くべきだと思ってたのに、それを一生懸命書いても毎年受からないっていうことが私もありました。
だけど幅広く考えてたら何か受かるようになったっていうのが私の実感です。
なので引き出しを広げる。引き出しだけじゃなくて、使っていい武器が何なのかっていう発想を広めに捉えるっていうかな。
そういうことが試験勉強として結構効果的じゃないかと思います。
そのためには、添削してもらうっていうのはそのためにやるっていう部分でもあると思いますし、
有料の添削サービスをやってらっしゃる方なんかもいますから、そういう方に見てもらうのもいいと思うし、
単純に技術士を勉強しているようなツイッターのアカウントの人に何か問題を投げかけてみて、これってどんなアイディアありえるかなみたいな。
僕だったらこんなアイディア考えたけど、そんなの書いてもいいのかな?どういうこと?2と3何書くの?
なんかそんな議論をするだけでもすごくいい勉強になるんじゃないかと私は思います。
ということで選択科目2については以上です。ありがとうございました。