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はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
変化への様々な反応
ということで、今回は、変わったよねへの反応という話をしていきます。
変わったよねへの反応ですね。
いつもそうなんですけれども、今回もピンポイントなことになります。
今までのあなたと何か変わりましたねというふうに言ったり言われたりすることがあると思うんですよ。
何か環境が変わって、かつていた人たちと顔を合わせるとなった時に、
今までと雰囲気が違うねとか、昔と比べて何か変わったねというようなこと。
言われた時のその反応ですね。
これに対してどのように反応するかで、自分自身が本当に変わったのかどうかというようなことがわかるようなこともあれば、
見る人が見ると、やっぱりこいつ変わってないなというふうになったり。
心のありようというものが、自分自身もそうですけれども、相手にも伝わるようなこと。
そうした意味での変わったねということへの反応というものがあります。
これはまず3種類あるんですね。
あなた自身の話ですから、誰かに対してということではなくて、あなたが変わったねへの反応として3種類あります。
それは何かというと、自分で自分自身が変わったんですよというのか、
人から言われてそうなんですよというのか、
人から言われて何にも変わってないんですよというのか。
この3つ、3種類ですね。
他者からの認識
一つずつですね。
まず自分で言うということ。
これはね、論外ですね。
論外というと、ちょっと突き放したような言い方になりますけれども、
あなたもね、あなた自身のことではなくて、第三者への見方で見るとわかると思うんですけど、
自分から言う人。
俺や私、変わったんですよと。
今まではこれこれこういうね、人間だったんですけど、
もういろいろなね、ことがあって変わったんですよと。
自分から言う。
これはね、もはや反応というよりかは発信になってますけれども、
自分でどう変化したのかということを相手に、いわば説明をするようなこと。
これは特に相手もそのことに関しての説明なんて求めていないですし、
自分で言うぐらいだから大して変わってないんだろうなというふうに、
そういうふうに思われますね。
ですから、もし仮に万が一、そんなことはないと思いますけれども、
あなたが自分で自分のことを第三者、他人に対して、相手に対して、
私はこれこれこういう経緯で今までの私とは違うんですよと、
変わったんですよと、見ればわかるでしょうというふうにですね、
アピールすると、やっぱり変わってないなと。
自分の思いとは裏腹に、今までどおりいいですねと、
ということになりますので、これは言わないほうがいいです。
たとえどれだけ、仮に自分で自分が変わったと思っていたとしても、
自分で言うことはしないということですね。
次に、人から言われて、そうなんですよと、私変わったんですよというふうに、
相手の意見を肯定する流れで、自分が変わった経緯を話す。
これは一見良さそうですよね。
何と言っても相手から言われたわけですから、あなた変わりましたねと、
良くも悪くもどっちの意味かわかりませんけれども、
前と違いますねというふうに、変化を認めてもらえるというか、
気づいてもらえるというか、
人から向けましたねとか、よりひねくれましたねとか、
いろんな意味があると思いますが、
人から言われて、そうなんですよと、相手が言ったことをその通りに反応する。
これは相手が言ったことを肯定するという部分では非常にいいんですけれども、
本当の意味で変わった人というのは、相手から変わりましたねと言われても、
自分でそうなんですよと言わないですよね。
それがなぜかということの話が次なんですけれども。
3つ目。
人から言われて、あなた変わりましたねと言われても、
まあ確かにそう見えるかもしれないですけど、そんなことないですよと、
何にも変わってないです。もう昔の通り、今まで通りですよ。
こういうですね、反応をするわけです。
3つ目ね。
話の流れでわかるかと思いますけれども、
どの反応をするといいですよというのは、これはもう3つ目ですね。
誰かからあなた変わりましたねと言われても、そんなことはないんですよと、
本当の変化とは
何にも変わってないんですよというふうにですね、反応する。
なんていうんですかね、一周回って変わってないですよと言える人。
こういう人が本当の意味で変わった人なんですね。変化をした人。
それは気づくわけです。
何かこう変わった変化したということが第三者からそう見えていたとしても、
自分からすると、あなたからすると、結局のところこれが本来の自分なんであって、
その中間にあったもの、自分で変わったと言ったり、
人から言われてそうなんですよ、変わったんですよと言っているような状態の自分は、
中間であったと。本当の意味では変わっていなかったなというふうに、
あそこまでたっかんしているというか、一周回っている。
そのような状態になって初めて本当に変わったということになれます。
こんなこと言ってますけど、私がそうではないですよ。
私がそういう人間ですというようなことではないですからね。
大したことないですから、私も油断していると相手から言われて、
変化変わったと言われて、特にいい意味だとすると、
どちらかというと、嬉しく感じますよね。今までと変わったと言われると。
これが何でか不思議なんですけれども、悪い気はしないですよね。
それはおそらく上昇したというような意味合いで受け取っているからだと思うんですけれども、
ですから私自身も目指すべきところとして、変わったねと言われても、
いや何にも変わってないんですよと。これは本来の自分だって。
それまで中間であったと。そこに気づける。
このような反応、変わりましたよねというようなことへの反応として、
本当の意味で変わった人の反応と言いますか。
そんなように思うわけですよ。
したい反応をすればいいんですけれども、
あなたがしたい反応をすれば、それを誰が伺えることもないので、
したい反応をすればいいんですけれども、その反応というものは見る人によっては、
やっぱりこの人変わってないねとなったりすることもありますので。
まずはコミュニケーションの技術でも当然そうなんですけれども、
意識をして使ってみるということは技術ですから。
今後、仮に変わりましたよねと言われたときに、
何にも変わってないですよというふうに言うことが、
本当の意味で変わったということなんだなということを技術として覚えておいて、
実際そうした場面に出会わせたら、
いやそうなんですよ、変わったんですよとにやけたい気持ちを抑えつつ、
いや何も変わってないんですよと。
確かにそう見ていただけるのは嬉しいんですけどというふうに、
相手が言ったことを正面から否定するのではなくて、
どんなことでも一旦肯定する、受け入れるということはしつつ、
何にも変わってないんですというふうに反応する。
これがいいんじゃないかなと。
私自身も実践していきたいなというふうに思うようなことですね。
つまり何が言いたいのかというと、
変わりましたよね、絵の反応というところで、
これは3種類ありますね。
自分で言う、私最近変わりましてと自分で言うのか、
人から言われて、いやそうなんですよ、実はこれこれこうでと言うのか、
人から言われて、そう言っていただけると嬉しいんですけれども、
何にも変わってないんですよと反応する。
これはどれが一番ベストかというと、
3つ目の何にも変わってないんですよというふうに言うことです。
こういうことが自然とできる人が、
一周回って本当に見て変わったというような人なんだと思います。
そういう人間になっていくために、
まともに意識していきましょうというようなことですね。
ただ、絶対これをしなければいけないということではなくて、
あなたがしたい反応をすればいいと思います。
そこは選択の自由がありますから、
選びたいものを選ぶ、選択肢を増やして、
これを選ぶということをすればいいと思います。
ありがとうございました。