2024-07-31 08:13

喪失感

字面で想像すると悲しいイメージですが解釈によってはそうではなくなります。

これも1つの先入観ですね。

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はい、どうも。丸山です。まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、喪失感というテーマで話をしていきます。
はい、喪失感ですね。
失う感覚、感じたことがあるかと思います。
このような喪失感というものは、時には気力を失い、
何もしたくない、
そのような気分になることもあれば、
失ったものの大きさをなくして初めて気づく、
そのようなこともあるかと思うんですけれども、
前提として、喪失感を感じられるということは、実は幸福なことでもあります。
何も持っていないことであれば、失うという感覚を得ることさえできないわけですね。
何も失うものがなければ、喪失することもないわけですから、
この喪失感を感じられるということは、何かを持っているということにもなります。
ですので、あなたが仮に喪失感を感じたとなった場合に、まずこのことを思い起こすと、
喪失感という言葉の持つ悲しいイメージ、そうしたものとは反対の感覚を得ることができます。
ただ、そうは言っても、
人は何かを得るより何かを失う、得をするより損をする、いずれも後者の場合において、
なくしたり損をしたりする場合において、より自らに不利をこむったなというような感覚を持つ特性がありますので、
喪失感が何かを持っていたからなくせるという、そうしたことがわかっていても、
そんなことを言っても、喪失感は喪失感なんだよというようなこともあるかと思います。
これを思う場合にはですね、2つのことを考えるといいかと思います。
一つは、
喪失をしたものは、おそらく戻ってくることはないであろう。
このように思うこと。
失うという点で多いものといえば、何ですかね。
例えば、お金であったり、人との関係であったり、
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あなたの所有物であったり、
この辺りですかね。
通貨、人、物、
イメージしやすい、失くすと喪失をするという場面において多いであろうそれらのことに思いを馳せてみても、
いずれも、
失くしたもの、失ったもの、
これらはもう戻ってこないから。
そうした喪失をしたという感覚に、
今、自分がとらわれていたとしても、自分を苦しめるだけだから、
このことはもうきっぱり忘れよ、だとかね。
忘れがたい内容であったとしても、
時間の経過とともに薄れゆく、
だから今はそのことは考えないようにしよう、とかね。
このように、
失ったものはおそらくもう戻ってこないであろうということを
思うということ。
言い方を変えると、諦める。
もう、
いらないと思う。
そのような感覚になるということですかね。
ただ一方で、どうしても頭に引っかかる。
この今、自分が感じている感情をどう表現したらいいのか、
それはもう喪失感であるというような状況において。
二つ目ですね。
では、それをもって、その喪失感という感情を得られたという体験を通して、
何に生かすことができるのか。
つまり、失くしたものにとらわれず、その体験から得たこと、
これをどのように解釈をすれば、
あなたのためになるのか、自分のためになるのか、
そのように考えるということですね。
この喪失をしたという体験、経験を得られたことによって、
何に生かすのかと考えた場合には、
もはや失っていないも同然だと、
いうようにですね、
なります。
それは、持っていたものが、
得ていたものがなくなって、
さらにそこから何かを得ようというようなことをするわけですから、
これは具体的な目に見えるもの、
そうしたもの以上に、あなたの中に経験として蓄積がなされていくわけですから、
何かを失った、それ以上のものが得られるというような解釈ができるわけです。
さらに加えて言うのであれば、
何か人との関係性でも、
お金でも、物でも、何かをなくしたというその現象が起こったというような場合には、
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あなたの人生には今その現象が必要であったということにもなります。
生きていく上でね、人生の中であなたの人生に不要な出来事は、
実は何一つ起こらないというようなことになっていますので、
喪失感を得て、行き止まりだというように感じるような場面も、もしかしたらあるかもしれませんけれども、
そうした感覚はですね、必要なことになるわけです。
つまり、喪失感、こうしたものをですね、感じることはあるかと思います。
それは何かを失ったというような感覚。
ただこの失うということができるということは、それまで何かを持っていたということにもなります。
トライオーによっては、なくせるものを持てていたということが、まず幸せであったと、幸福であったと。
ただそうは言っても、なくしたものはなくした、これを表現するには喪失感という言葉が最も似つかわしいと、
そうした場面で、次何をしたらいいのかわからない、何を考えたらいいのかわからない、
そうした場合にはですね、二つ。
一つは、失ったものは戻ってこないということを認める。自分の中で折り絵をつける。
二つは、失ったものから何を得たのかというような、いわゆる教訓ですね。
その体験の中から得た教訓は、今後何に生かすことができるのか、そのように考える。
ということですね。
全ての物事は考え方一つですから、あなたがですね、何をどう捉えるか考えるかによって、全てが変わりますから。
何回もね、このことは言っている気がするんですけれども、何回でも言います。
ということで、今回は以上となります。最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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