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2025-06-11 06:34

集団でいると発言できない

発言できないことを良しとしてもいいんじゃないでしょうか。できないことがあるということはその反対はできるということでもありますよね。


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サマリー

集団での発言についての考え方を探求し、発言しないことが必ずしも悪いわけではないと述べています。むしろ、聞き手としての役割が重要であり、発言することのプレッシャーから解放されることの大切さを強調しています。

集団での発言の難しさ
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、集団でいると発言できない、という話をしていきます。
集団でいると発言できない、ですね。
1対1であるならば、ともかく普通に会話はできるんだけれども、
複数人でいる、集団でいると、その中で発言ができないということに対して、
これを何とかしなければいけないのかな、というふうに思っていればいいですね。
それは、集団で発言できる方法はこうです、という話ではなくて、
もうそれでいいんですよ、というような、そういう内容になりますので、
集団でいるときにどうやったら発言できますか、というような、それは今回の話は該当しないですね。
先ほども言いましたけれども、結論から言えば、別に発言できなくてもそれでいいんです、というようなことなんですね。
そうなんですけど、じゃあどういうことですか、と。
ちょっと分かりません、というようになりますので、
なぜこのように考えることができるのか、というようなことで、
これは1対1の会話にも通ずるようなことではあるんですけれども、
発言できないということは、逆を返せば、発言していない状態、
人の話を聞いている、というようなことになりますよね。
3人、4人、5人、もっと多くても、例えば何かの集会だったり飲み会だったり、
何でもいいんですけれども、話す人というのがいると思うんですよ。
その集団の中において、より多く発言をする人、
そうした人がなぜ発言をするのかと、なぜそれだけ話す人がいるのかと言ったら、
それは当然、話を聞いてくれる人がいるからであって、
話をしている人以外の人が全員無関心で聞いていないような状況だと、
話す人もですね、乗り気にならない、というか、そもそもなりたたない、
話がなりたたないというようなことにもなります。
ですから聞く人が必要なんですよ、ということで、
聞く人がいなければ話す人もいないわけですよ。
そんな中で、仮にね、集団で言うと発言できないということを思っていて、
発言しなきゃなというふうに思っていたとしても、別にそれはそんなことはない。
さらに言えば、誰も話をしていないその集団であっても、
沈黙の時間があるというようなこと、
その時に一番に発言をする必要も特にないわけですね。
そういうふうに考えなくてもいいということです。
つまり聞き役に徹するというような、むしろそうしたことが長所であるかもしれない。
あなた自身は集団でいる時に発言をしないけれども、その代わりに、
集団でいる時に人の話を聞くということが上手であるというような、
そういうところが長所なのかもしれないですよね。
発言もできて、聞くこともできて、
それは両方できるに越したことはないですけれども、
とはいえ、別にできなくてもいいんですよ。
そこに思い悩む必要もないということで、
聞き手の重要性
黙って聞いて、うなずいてくれる人がいたり、
目を合わせてくれる人がいるというような、
そういう存在になるだけで、話す人からすると安心感がある。
ひょっとするとその話す人も、自分ばっかり話しているけれど、
大丈夫かなというふうに思っているかもしれないですよね。
でも周りがしゃべらないからちょっとしゃべり続けているけど、
他の人もしゃべりたいんじゃないかなというふうに、
そういうふうに思っているようなことがあったとしても、
あなたがしっかりと相手を見てうなずき、
にこやかに話を聞く、
どうぞそのまま続けてくださいというような、
そういう意図を持って示していると、
話す人も安心して話がすることができる。
こういう心構えというか、思考の転換というか、
何々できないというふうに言うと、
改善しなければいけないことかのように感じるじゃないですか。
ではなくて、集団でいると発言しない、
その代わりに聞く役割に徹すると。
そういうふうにですね、
丸々できないで終わらせないで考えてみると、
それはそれでいいんだなというふうに思えるんじゃないかなと思います。
無理に発言しようとして、
よくわからないような話をするぐらいであれば、
黙って話を聞いていたほうがむしろ好印象なということもあります。
自然と発言しようと思ったときに、
すっと言葉が出るような、
そういうときにのみ集団でいるときに発言をするというスタンスでも、
全く問題はありません。
集団でいるときに発言をできない自分を責めることなく、
それは聞く人も必要なんだなという思いで、
そのままでいい、そのままを伸ばそうというふうにしてもいいんじゃないでしょうか。
つまり何が言いたいのかというと、
集団でいると発言できない。
とりわけ発言をしなければいけないと、そういうことではないです。
話す人がいるように話を聞く人も必要なんですと。
聞く人がいなければ話す人も話し続けるのが苦になってきますから。
誰しも周りに人がいるのに虚空に向かって話し続けるなんていうのは、
よっぽどの人でない限りは難しいですから。
聞くに特化して光る人へとなっていくというような、そういうことですね。
たとえ発言できなくとも全く問題ありませんので、
そのままでそれを伸ばしていきましょうというようなことです。
ありがとうございました。
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