言い出せない理由
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、言い出せないという話をしていきます。
はい、言い出せないですね。
言いたいことがあるけれども、言い出せないというとき、
それは何か不都合があるのか、
相手にどう受け取られるかわからないからとか、
言ったらどう思われるかとか、
いろいろな要因がある中で、言い出せないというようなことがある。
コミュニケーションをとっていれば、そうした場面に遭遇することもあるかと思います。
もし、仮にあなたが言いたいことを言えないようなタイプなのであれば、
こうしたらいいんじゃないですか、というような話ですかね。
それで、結論から言うと、
言ったほうがいいなと思ったら、言ったほうがいいです。
それはそうだろうと。単純ですよね。
言ったほうがいいと思えば言えばいいんですけれども、
それができれば苦労はしません、というようなことですので、
どんな要因であっても、言い出せませんよというようなことがあれば、
まず考え方という部分で、
あなたと相手ですね、言いたいことを言い出せない相手は、
当然ですけれども、考え方が違うわけです。
別の生き物ですからね。
たとえどれだけ似たような境遇で過ごしていようとも、
どれだけ考え方が似通っていようとも、
全く同じということはない。
であれば、言わなければわからないですよね、
あなたの言いたいことは。
世間一般的に言われる、いわゆる社会通念的に
言わなくてもわかるというようなことがあったとして、
あなたがそう思っていても、もしかしたら、
相手はそれを知らないかもしれないですね。
どれだけ常識と言われているようなことであっても、
言わないとわからないかもしれない。
こうしたことを思えば、言い出せないけど、
言ったほうがいいなと思うのであれば、
それは言ったほうがいいという結論になりますよね。
そうは言っても、それはわかったと。
考え方が違うのはわかりました。
一般的な常識と言われているものが、
自分と相手がもしかしたら違うのかもしれないというのも
言葉を伝える技術
わかりましたと。
それであっても、何らかの理由によって
言い出せないことは言い出せないんですと。
そういうこともあるかもしれませんね。
言いたくなければ言わなければいいんですけれども、
言いたいけど言えないというような場合に関してですからね、これは。
ここで一つ、こうした言葉を付け加えれば、
どんな理由にせよ、言い出せない理由が
何であるにせよ、言ったほうがいいなと思っているのであれば
言えるようになりますよというようなことがあります。
言わなくてもいいことかもしれませんが、と付け加えればいいんですね。
もしくは余計なお世話ですが、というような感じですね。
これもね、もしかしたら無意識的に活用しているかもしれませんが、
これを付け加えることの利点というものは、
今から言い出すことは、
あなたに対しては、あなたから見て相手に対しては
言わなくてもいいことかもしれないんですと、
ただその上で言いますと言うんですね。
自分の意見を伝えたいですというようなことを
明示するとともに、
相手が知っていること、分かっていることを
あえて被せて、あなたは知らないでしょうけれども
というようなニュアンスはないですよと、
そういうことが伝わるわけですね。
かつ、これから言い出す自分自身のことを
相手よりも下げているわけです。
言わなくてもいいことかもしれませんがと。
本来上下というものはなくて、
後か先か前後しかないんですけれども、
全ての人がそうした考えを持っているわけではないので、
あえて自分自身を一段相手より下に下げて、
相手が今から自分が言い出すことを
受け取りやすくしてあげるんですね。
そうしたことも言わなくてもいいことかもしれませんが
言いますよというような、
これを付け加えれば、
その後に続く言葉に、
相手が受け取りやすくなるというような
属性を付与することができるんですね。
これをすることによって、
言ったほうがいいけれども
言い出せないということがなくなる。
言ったほうがいいなと思えば
言えばいいんだなと。
そしてそのまま素直に言葉に出す。
そうしたことができるようになります。
つまり何が言いたいのかというと、
言い出せない。
言いたいことを言えないということですね。
結論から言うと、
これは言ったほうがいいなと思ったら
言ったほうがいいです。
それはそうなんですけれども、
それなりの理由があって、
何らかの事情があって、
言いたいことも言い出せないんですよ、
というようなことがあれば、
まず一つ先に考え方ということで、
自分と相手は考え方が違う。
いかに一般常識、社会通念的に
現代を生きていればそうは思うだろうと、
当たり前でしょうというように、
あなたが言わなくても分かるから言い出さない。
そういうことがあったとしても、
もしかしたら相手はそれを知らないかもしれない。
そこで意思疎通の底が発生する可能性もあるということ。
ただここまで分かった上で、
それでもなお言い出せない。
ということであれば、
一言付け加える。
言わなくてもいいことかもしれませんが、
というように言うわけです。
これをすることによって、
相手と自分との間に段差をつけてあげて、
相手が自分が今から言う言葉を受け取りやすい
というような状況を作ってあげる。
こうした配慮ができることも、
技術がある人がやってあげるべきことですから。
言い出せないのであれば、
言わなくてもいいことかもしれませんが、
と付け加えて、
言うということをすればいいですよということですね。
私が今回もそうですけれども、
こうした話をしている中で、
言わなくてもいいことだと思うことも多々あるんですね。
それは現代を生きていれば、
当然あなたもある程度コミュニケーションは取ってきたであろうですから。
私がわざわざ言わずとも、
分かる人は分かる、知っている人は知っている、
やっている人はやっている。
けれども、中にはそうではないこともあるかもしれませんので、
言った方がいいなと思っているから言っているわけです。
対面であると、
あとはこうした一方的なポッドキャストでやるのでは、
状況が異なりますけれども、
やることは同じですね。
言い出せないのであれば、
一言言わなくてもいいことかもしれませんが、
付け加えて使ってみてください。
ということで以上となります。ありがとうございました。