相手の事情の重要性
どうも、丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、相手の事情という話をしていきます。
相手の事情ですね。
あなたがコミュニケーションをとる相手の事情。
なぜそういうコミュニケーションのとり方なのか、なぜそういう言い方なのか、
理由は、意図は、言うなれば言葉の裏側ですかね。
そういった相手の背景を考えたことはあるでしょうか。
通常のコミュニケーションをとる中での一歩先の話というようなことになりますかね。
若干高度な技術ではあると思います。
仮に今までこのようなことを考えたことがなかったとしても、たった一言添えるだけで、
あなたが相手の事情を考えることができる寛容な人へとなることができますよというようなことですね。
何ですかね、あなたが誰かから誰かに対して、
あの人は僕の私の事情をわかってくれないんだよと、
そのような主張をしたい場合には、ちょっとニュアンスが違いますからね、今回の話は。
それで相手の事情というもの。
これはですね、多くの人は相手の事情というものを考えていないというと、
少し語弊があるかもしれませんが、
基本的に自分自身に意識の矢印が向いているというようなこと。
それは当然、私も含めてなんですけれども、
相手のことを中心として考えられるような、
崇高な人というのはなかなか数が少ない。
事情というものは聞かれてもいないのに話をすると、
例えば話が長いであったり、言い訳じみているなというようになったり、
そういうケースがありますね。
あなた自身も聞いてもいないことをつらつらと話す人に対しては、
長いとか言い訳なんだろうなとか思うことがあると思います。
それは逆も然りなわけですね。
ということは、聞かれたことに答えるのであれば、
例えば同じ内容であっても、同じ発言であっても、同じ文脈であっても、
そういう事情があるんだなというように聞き入れられることになりますよね。
それはあなたの事情は何でなんですかということを聞いているわけですから、
それに対して答えてもらう、もしくは答えるということをする場合には、
ああ、そうなんだねと合意形成が取れるというか、
あなたはそういうふうに思っているんですねというようなことが聞き入れやすくなりますね。
それで、これを聞く人が少ない、
相手の事情をガンガン見る人が少ないというような中で、
もし仮にあなたが相手に対してこのような質問をすると、どうなると思いますか。
それはこの人に話をしてもいいんだなというような、安心をしてくれるようなことになりますよね。
自分の意見を押し殺さずに素直に全てを話してもいいんだなというように思ってもらいますよね。
もしくは、相手が自分の事情を理解してくれる、聞いてくれる、分かってくれるというようなことが分かれば、
何でも話したいというように思うようになりますよね。
そうした相手の事情、これをですね、ガンガ見るようなことをあなたがするというようなことなんですよ。
そうすると、その繋がりで良好な人間関係が築けるというようなことになっていきますよね。
じゃあそれはどうやってやるんですかと。
相手の事情をガンガ見るということ、なぜそういう言い方なのか、相手の背景を理解しようとする、それは分かりましたと。
それをやる人が少ないというのも、自分自身の周囲を見渡してのサンプル数というところ、多くはないですけれども、確かになと。
振り返ってみれば、あまり自分自身のことを聞いてくれたり、相手に対して話をして、それを受け入れてくれたり、
矢印ですね、意識の矢印が自分自身ではなくて、相手、もしくは相手から見たあなたに向いているなと思える人は確かに多くはないかと。
効果的な対話の実践
それは分かりましたと。
じゃあどうするんですかというようなことですよね。
これはこの一言なんですけれども、
そうなんですか?なんでですか?
たったこの一言でいいんですね。
前回もちょっと似たような答えというか結果を出したような気がしますが、
今回は相手の事情をガンガ見るということ、それはもうこれです。
そうなんですか?なんでですか?
この一言を相手に言うだけで、先ほどの聞かれてもいないことを相手が話すわけではなく、
あなたが聞いたことを相手があなたに対して答える。
ちょっと話してみようかなという気にまずは最初はなるわけです、相手からすると。
そうして話を聞く、相手の事情を聞く。
これをすることによって、また繰り返していくことによって、
この人に話もしてもいいんだなと心を開いてくれる、安心してくれる。
そうなっていくことは想像に難くないですね。
何がしかの会話といったり、発言で、
どちらかというと自分自身のことを重心として考えているかなというような場合に、
相手の事情、これは知るためにそうなんですか?なんでですか?ということを実践してみると、
あまり普段しゃべらない人と言ったり、無口であるというような人であっても話してくれるということが起こります。
ですので、誰かとコミュニケーションを取るというような時に、
相手の事情、背景を聞いてみるということを、
まずは試しにやってみると効果のほどが実感できるかと思います。
つまり何が言いたいのかというと、相手の事情。
あなたが誰かとコミュニケーションを取っている際に、
相手の言い方がなぜそういう言い方なのか、
なぜそういう発言をするのか、理由と意図。
相手の事情、言い換えると背景。
こうしたものを聞いてみると、
この事情というものは聞かれていないのに話すと、
事情は事情として受け取ってくれない。
逆に聞かれた上で話すのであればそれは事情であるというように受け入れてくれる。
ただ、そんなに多くないですね。
相手の事情というものを聞いてくれる人というものは、
おそらくあなたの周囲を見渡してみているとわかるかと思いますが、
そんなに多くないです。
そんな中で、あなたが相手の事情を鑑みる人になるとどうなるかと。
それは安心してくれる存在になれる。
その続きで良好な人間関係が築けるということ。
それをするためには、相手の事情を鑑みるような話の流れにするためには、
あなたが聞けばいいですね。
それはたったこの一言。
そうなんですか?
なんでですか?
たったこの一言でいいわけですね。
非常に簡単でかつ単純ではありますが、
実際にやってみると想像以上の効果がある。
それを実感していただけるんじゃないかなと思います。
今までやったことがないのであれば、
まず最初は意識をしてやってみるといいんじゃないかなというところですね。
ということで、以上となります。
ありがとうございました。
