食ってかかるとは
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで今回は、
食ってかかると訂正しにくい、という話をしていきます。
食ってかかると訂正しにくい、ですね。
これは言葉通りの意味なんですけれども、
何か相手が言ったことに対して、
例えば相手の主張を曲げたり否定したり、
反対の意見を言い過ぎるというか、被せて言うというんですかね。
いわゆる食ってかかると。
これをすると、言った手前、訂正がしづらいというような、
いわゆる引っ込みがつかなくなるというような状態ですね。
反射的な返答の影響
これもコミュニケーションをとっていれば、起こりうる事態であるとは思います。
そうした頻度が多い場合には、
どういうふうにしたらいいですよ、というようなことですかね。
あとは、なぜそうしたことが起こるのか。
あなたはそういう人ではないと思うんですけど、
相手が言ったことに対して、
食ってかかるというようなことはあまりしない人だとは思いますが、
まず、なぜそうなるのかということで、
これはですね、日頃どういう思考をしているか、
普段からどういうコミュニケーションの取り方をしているかということにもよるんですけれども、
一番の大きな理由は、反射的に返答するからですね。
相手に話を返答する前に、考えてから話すというよりかは、
言ったことに対して、普段からしている思考を反射的に反応する。
これが日常的にどちらかというとネガティブな思考が多いかなというような場合。
推奨はしないんですけれども、どうしてもね、
この普段から不平、不満口、泣き言、悪口、文句、こうしたことを頭の中で考えていると。
相手が言った内容以下に関わらず、
反射的に返答する言葉が、相手の主張を飲み込まない返答になる。
いや、そんなこと言っても。でも、そういうことはあるけども。
みたいな感じですかね。これを言いがち。
言わずしても、頭の中で普段がそういうことを考えていると、
相手が言ったことに対して反射的に反応をしてしまう。
反射的に反応することは悪いことではないんですけれども、
その口から出る言葉が反対の意見ですかね。
そうした、いわゆる恐れが食ってかかるというような表現になると思うんですが、
そうなると、引っ込みがつかない。言った手前、訂正しにくいというようなことになりますよね。
であれば、日常的に考えることを変化させて、
相手を肯定する言葉で頭の中を充実させましょうということにはなるんですけれども、
そうは言っても、そう簡単に日常の思考というものは、
これを聞いたからこの後すぐに変わるということではないですので、
それは日常を通して毎日の繰り返しで変化をさせていくことですから、
とは言っても、食ってかかるというようなことをしてしまいますというようなこともあると思います。
であれば、相手から主張したこと、相手から話しかけられたことに対しての第一声だけ、
まず決めてしまえばいいんですね。
何を言われても、どんな話題であっても、何の話が振られても、
最初の一言、これだけ決めておく。
この考えていることが何だろうが、
どういう思考をしていようが、まず一言これを返すようなことを決めてしまうんですね。
じゃあそれは何なんですかというと、
そうなの?もしくはそうなんですね?
私はこれを推奨しています。
まず最初の一言、反射的に返答する、食ってかかるというようなことになる。
であれば最初の一言だけ決めておく。
肯定的な返答の重要性
それはそうなの?もしくはそうなんですね?というようなことを言う。
これのいいところは、肯定も否定もしていない。
あくまでフラットな返答ですよね。
そうだよね?そうじゃないよね?そうなんですよね?そうじゃないんですよね?
というような、どちらの返答でもない、そのちょうど中間。
そうなの?そうなんですね?
この疑問ともつかない疑問形というようなことですかね。
最後の語尾にハテナはつくような言葉ではあるんですけれども、
反射的にまずこれを言うと、相手が言ったことに食ってかかるというようなことはないわけですよ。
訂正するしないとかそういう話にもならないですよね。
そもそも食ってかかっていないわけですから。
非常に単純ではあるんですけれども、
なんだか普段相手に反射的に食いついてしまって、
引っ込みがつかなくなることがあるんだよなというようなことがね、もしあるのであれば。
反射的に返答するそのまず最初の一言を、
そうなの?そうなんですね?
これだけ決めておくというようなこと。
その後に何を話すか返事をするかということは決めなくてもいいです。
最初の一言だけ決めておくと、こうしたことが起こりにくくなりますよね。
この咄嗟の一言というのは非常に人間性が出る部分でもあって、
反射的に出る部分ですかね。咄嗟の一言。
その人が普段何を考えているのかということが如実に現れる部分でもありますので、
あまりポジティブではないかな、プラスではないかなというようなことをですね、
思うようなことがあればこれを活用するといいと思います。
つまり何が言いたいのかというと、
食ってかかると訂正しにくい。
これは相手の主張を曲げたり否定したりするような返答が、
反射的に出てしまうということがあると起こりやすくなりますよね。
自分が言った手前にちょっと訂正しにくいなと。
それはなぜそういうことが起こるかというと、日常の思考が、
どちらかといえば否定形といいますか、
酔いしゃしではなくてね、実際そうであったならば反射的に出る言葉というのは、
食ってかかるというような表現に当てはまるようなことがあると。
そのような場合には普段の思考を変えるのが一番なんですけど、
そう言ってもすぐ変化するというようなことはあまりないですから、
その場合にはまず最初の一言だけ決めておくというようなこと。
相手が何を言おうとも。
そうなの?そうなんですね。
こうした否定と肯定の中間ですね。
どちらでもない返答をすればいいというようなこと。
これだけ決めておいてね、使ってみるといいんじゃないかなと思います。
さっきも言いましたが、とっさの一言ってね、ほんと人間性が出ますので。
余談ですけれども、この間ですね、人とすれ違うときに、
うまくすれ違えなかったりですね、あるじゃないですか。
右に行く、左に行くか、向こうから歩いてきた人と何とか被ると言いますか。
うまくすれ違えない状況。
そのときにですね、相手の人に邪魔だよって言われたんですよ、とっさにね。
おそらく相手の人はとっさに出たと思うんですけど、そういう言葉が。
ああ、そういうやっぱり人もいるよなというようなことを。
普段の考えていることって大事だなと。
改めて考えさせてくれるような、そういう出来事があったんですけど、ほんと大事ですからね。
ですから、そうですね、食ってかかると適正しにくいので、
そうなの、そうなんですねということを言ってみるといいんじゃないかなと思います。
はい、ということで以上となります。ありがとうございました。