2025-10-22 08:54

頭から否定

否定が悪いということではないです。頭からいきなり否定をすることがよろしくないんですね。であればこうしたらいいですよという話です。


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サマリー

コミュニケーションにおける頭ごしの否定は、人間関係を悪化させる可能性があります。このエピソードでは、まず相手の意図を理解することから始まり、否定的な反応を抑える重要性が強調されます。

頭から否定の問題
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。まずは、おめでとうございます。
ということで今回は、頭から否定という話をしていきます。
はい、頭から否定ですね。これは誰かとコミュニケーションをとっている際に、あなたに対して何か話をしてきた相手に対して
いきなり否定から入ってしまうと、それはあまりよろしくないですね、というようなことです。
当たり前といえば当たり前ですよね。よく言うじゃないですか、人の意見を頭から否定することは良くないですよ、と。
頭ではわかっていても、反射的にこうした否定をするというのはおこない。
あなた自身が否定と思っていないことであったとしても、相手からするとそれを否定されているというように受け止められてしまうこともある。
誰かのことを否定したいと思って否定するというようなことはあまりないと思います。
あなたはそんなね、誰から構わず否定をするというような人ではないと思いますから、そういうことはあまりないですよね。
ただ、時として反射的に相手が言ったことに対して、普段あなたが考えていることと相違があると。
言った後には気づくけれども、それを言っている時には気づかずに、頭から相手のことを否定してしまっている。
後になって、ああ、あの時、ああいうふうに言わなければよかったなというふうに悔やんだり、
自分では気づかぬうちに相手との関係性がぎくしゃくしたり、
そんなようなことにもなりかねないというようなことが、この頭から否定をするということなんですね。
問いから始める習慣
何をもって頭からというと、誰かが言ったことに対して脳を突きつける、ダメですよという、それをストレートに伝える。
何かしらのルールを破っていたり、あらかじめ決めておいたことをやらなかったり、
理由は様々あると思いますが、あなた自身がそれは違うだろうと思っていることを相手がした時ですね、
やってしまいがちですよね。それはダメだというふうに。
まずダメが先に来てしまうということ。
ただこれは、人間関係を築いていく上では、あまり推奨される行いではないというのは、あなたも聞けばわかりますよね。
で、あればどうしたらいいのか。
つい反射的に否定をしてしまう。そういう壁がもしかしたらあるのかもしれない。
気づかぬうちにそういう状態になっていたのかもしれない。
そこしてもですね、ここら辺りがあれば、次の言葉を習慣にすると、
いつ、いかなる状況においても、たとえ無意識であっても、頭から否定することはなくなりますというようなことがあります。
それは、なぜそれをしたのかというような、問いから始めるという癖を自分自身につけるということです。
どういうことか。これは自分の意見を相手に言うのではなくて、
それをなぜやったのかという相手にも必ず理由があるわけですよね。
あなたがたとえ否定をしたいと思ったことであったとしても、それをやった相手は何かしらの意図を持ってやっているわけです。
意図があろうがなかろうがですね。
もしかしたら無意識かもしれませんから。
何であれ、まずそれを聞くということなんですよ。
なぜあなたはそれをしたんですかという問いをまず始めに持ってくる。
たとえあなたがダメだと思っていることであったとしても、相手がもしそれを知っていたら、やらないじゃないですか。
逆に、あなたが頭から否定をされるというようなケースを想像したとして、
もし仮にその対象の人、相手の人がそれをダメだと思っているだろうなというようなことがわかっていたら、
その人の前でその相手がダメだと思うような行いは取らないですよね。
知っていたらやらないんですよ。
にもかかわらず、その相手からいやそれはダメだよというふうに言われる。
いや知っていたらやりませんよというふうに思いますよね。
なぜ最初から否定をするのか、こういうふうに思うと思うんですよ。
それは逆もしかりで、仮にあなた自身が相手に対してまず頭からダメという否定を言うと、
相手もですね、この人はいきなり否定をしてくる人なんだなというように思われてしまうわけです。
その後のコミュニケーションに繋がっていかなくなってしまうんですね。
なんでも頭から否定するから、ダメだと言うから、話すのやめようというふうになってしまうわけです。
そうではなくて、なぜそれをやったんですかという問いをする、
自分が行った行為の理由を聞いてくれる、
そういう相手に対してであれば、今後もコミュニケーションをとっていきたいと思いますよね。
それをあなたがやるということなんですよ、相手の人に対して。
たとえあなたがダメだと思っていたことを相手がやったとしても、
そしてそれに対してそんなことしたらダメですというふうに言いたくなったとしても、
そこは抑えて、なんでしたんですかというふうに聞くわけですね。
その理由を聞いた上で、
なるほどと、そういう考えがあってそれをやったんだねというよりですね、
一旦相手の意見を受け止めてあげるわけです。
それでも納得がいかないのであれば、
それはこれこれこういう理由でやったらダメなことなんですよというふうに言う。
頭から否定をしないということです。
当然否定をして叱るべきだというようなことはあると思います、誰にでも。
ただそれをいきなりやらないということ、頭からしないということなんですよ。
ワンクッション挟む、まず聞く、なぜなのかというような、
相手の行動発言の理由をまず聞くということを習慣化するわけですね。
人間関係の改善
たった一つこの習慣をつけるだけで人間関係というものは変わります。
ついついやってしまいがちなことですけれども、意識的に変えるということです。
技術を持って頭から否定することはせず、
まず問いから始めるというような習慣をつける、これをやるというわけですね。
つまり何が言いたいのかというと、
頭から否定。
誰かと話をしているときに、
あなたが持っている考え方と違うことを相手が言ってきたときに、
まず否定から入ってしまう。
いやそれはダメですよ、違いますよ、そうではないですよ、
なぜならこれこれこういう理由で、というように話をついついやってしまう。
ただそれは、それを受け取る相手からしたら、良い印象は持たない。
この人は頭から否定をする人なんだなというふうに思われてしまって、
結果人間関係がギクシャクしてしまう。
あなたも私もそうした心当たりの一つや二つはありますよね。
であれば、そうならないためにどうしたらいいのかというと、
なぜそれをやったんですか、話したんですか、したんですかということをまず聞く。
相手の話に対して問いから反応する。
誰かがあなたに話しかけてきた、それに対して反発を覚えた、
そのときにまず問いから始めるというような習慣を、
あなた自身がつけるということなんですね。
ダメだなと思ったことでもまず聞く。
それはどういう理由でですかというふうに聞くわけです。
その上でそれでも納得がいかないのであれば、
理由も添えて、訂正の意味も含めて否定をしてあげるというような。
否定というものは必ずしもダメなことではないですからね。
出しどころなんですよ、否定をする際にも。
いきなり否定してそれを受け入れる人はいませんから。
考えればわかりますよね。
あなたも自分の経験からわかりますよね。
いきなり否定されたらあなた自身も聞かないじゃないですか。
だからどこで出すかなんですよ。
出しどころですね。
それを選択するためにこうした考えを持って、
これを技術として使っていくということです。
自分がダメだと思うことを相手はダメだと知らないわけですから。
知っていたらやりませんからね。
ですからまずそのやった理由を聞く。
ただこれだけです。
頭から否定することをやめるためには、
なぜそれをしたのかというような理由を聞くことから始める。
ただこれだけ、この一つだけを覚えて使ってみていただくといいです。
たった一つのこの習慣をつけることによって、
人間関係が変わるということ。
十分あります。
ぜひ試してみてください。
頭から否定するのではなくて、
なぜそれをしたのかという問いから始めるということですね。
はい。
ありがとうございました。
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