1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #39 知らない記憶を知りたい現..
2022-11-26 18:47

#39 知らない記憶を知りたい現代人

通常回では珍しいソロ回です。

今週のキーワード

最近あった、「あれ、どうしたらよかったんだ」エピソード/ 人違い? それとも知り合い?/ 「まぁ、ぼちぼちですね」/ あの時、どう言う会話をするのが適切だったか?/ 災い転じて福となりたい/ 会話からのヒント/ 「下の名前、何でしたっけ?」/ 「あの時の案件って、その後どうなりました?」/ 「今ってどちらの部署にいらっしゃるんでしたっけ?」/ 状況からのヒント/ 自分より上のフロアにはどんな人や部署がある?/ 未来では「全く知らない状況」が少なくなる?/ 記憶が外付けになる/ 「知っている状況」からスタートする/ 会った瞬間にその人の情報が脳に流れてくる/ 自分で記憶することの価値が高まる/ 記憶を失っていないことに感動する/ 人を覚えるコツ・覚えられるコツ/ 自分の自己開示を振り返る

西暦3000年の人類に向けて、日々感じたことをゆるく垂れ流している二人。果たして、未来に届けることができるのか。

BGM素材:DOVA-SYNDOROME

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拝啓、3000年の人類へ。私は、こう考えます。
知らない記憶を知りたい!
みなさん、こんにちは。拝啓、3000年の人類へのあっちゃんです。
今回ですが、通常回としては珍しくソロ回ということで、
最近あった、あれどうしたらよかったんだろうっていうエピソードを話したいなというふうに思ってます。
先日出社したんですけど、会社に到着してエレベーターが来るのを待ってたんですね。
そしたら後ろの方から、お久しぶりですっていうふうに声をかけられたんですけど、
その時、僕イヤホンをしてたんですが、明らかに僕の方に向けて声をかけているようだったので、
イヤホンを外して振り返ったんですね。
そしたら40代後半ぐらいのお姉さまが立っていましてね、
おそらく社員の方かなと思うんですけども、
軽く営釈をしながら、マスクで覆われていない顔の上半分を見てですね、
どなたかなっていうふうに伺っていたんですね。
数秒考えて脳みそのどこをひっくり返しても、全然その方が誰かわかんないんですよね。
僕自身、仕事が研究開発系なんですけども、
営業のようにいろんな方とよく交流をする方ではないので、
プロジェクト等でお会いしたことのある方であれば、大体の方を覚えているんですよ。
加えて、よほどのことがない限り、人の顔は覚えるようにしているので、
大体の人は覚えているんですよ。
それなのに、全く顔が思い当たらないっていうことがありました。
そうした中、エレベーターがやってきまして、乗り込むわけなんですけども、
今度は、「最近どうですか?」っていうふうに聞かれたんですね。
この誰なのかっていうのがわからない状態で、
何て返したらいいんだろうっていうことを今度は悩むわけですね。
誰なのかっていうのを並行して思い出そうとはしているんですけども、
何も情報のない中で、どういう状況なのかっていうのを伝えするっていうのはなかなか難しくて、
ここまで考えても出てこないってことは、相手の方が人違いをしている可能性もあるわけですよね。
そうなってくると、もし仮に知り合いの方で間違えたことを言うもんなら、すごい失礼じゃないですか。
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向こうの方は自分のことを覚えてくださっているのに。
かといって、その一方で相手の方の人違いだった場合に、
人違いっていうことを気づかせてしまうと、めちゃくちゃ恥をかかせてしまうわけですよ。
この浅っ腹から。
結局、その数秒悩んだ結果、とっさに出てきた言葉っていうのが、「まあ、ぼちぼちですね。」っていう回答でした。
そんな風に無難な会話を一往復したところで、僕の降りる回が来たので、エレベーターを降りたわけなんですけども、
本当に誰だったのか、その出来事があった時から数日経った今、収録中でも思い出せてないっていう感じですね。
まあ、その後も結局何か連絡が来たわけでもないですし、ここまで来ると人違い説が濃厚なわけなんですけども、
いまだにモヤモヤしているのが、一体あの時僕はどういう会話をするのが適切だったかなってことなんですね。
気になって同期の友達とかにもこの話をしたんですけど、
無難にあの時はお世話になりましたっていう形で話を進めるとかっていうのはどうだろうとかっていうのは聞いたんですけど、
皆さんだったらこの問題どうしますか。
顔は知ってるけど、お名前を忘れてしまったっていう出来事がたまにあるじゃないですか。
でもその前の段階で、そもそも相手が人違いをしている可能性がある状況下で、
自分も相手も恥をかかず失礼のないようにやり取りをするには、どういった会話をするべきだったんでしょうか。
下手にその場で自己開示をすると、どこかのタイミングでボロが出ると思うので、
うまく情報を聞き出しながら、あわよくばもし知り合いじゃなくても、
災い転じてふくとなるじゃないですけど、知り合いになれたらすごいよなぁとか思ったりするわけなんですね。
例えばエレベーターでは話を合わせて情報を引き出した後、
後からその方について社員録なりなんなりで調べて、
もしかしたらエレベーターで出来事があった時にどっちがよされてたかもっていうことを言いながら、
自分のことを簡単に自己紹介をして、お互いの接点になるところで、
僕もこういうこと興味があるんですよねっていうところで、
そこから実際に何か協力できることはないかみたいな話ができるところまでいくと、すごいなって思います。
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どちらにせよ、その会話や状況から相手を推移するっていうことが必要になってくると思うんですけども、
どういったことを引き出すことができるかなとか、
その状況下で考えることができるかっていうのを改めて考えてみたんですけど、
大きく2つあると思っていて、
1つはその会話をしながらその人の状態とかから、
その人は誰かっていうヒントを得るっていうことがあるかなと思っています。
例えばその方の顔とコア色ですよね。
服装とか仕草とか、癖とかっていうのもあったりしますし、
会話でいうと、よく言うのは、下の名前何でしたっけっていう聞き方をするみたいな形で、
本当はその名字を忘れているから、別のところを聞くことで思い出していくっていうような話の流れももちろんありますし、
例えば今回の件でいうと仕事の中での相手の話になるので、
あの時の案件ってその後どうなりましたかとか、
もともと一緒にやっていたプロジェクトの展末であったり、
その先を聞くことで何のプロジェクトで関係したかっていうところを引き出して思い出すっていうやり方もありますし、
今ってどちらの部署にいらっしゃるんでしたっけ、みたいな形で聞いてみるっていうのもあるのかなと思っています。
でもよくよくこのさっきのエピソードの話を考えてみると、
相手の方も最近どうですかっていう聞き方をしてたっていうことは、
相手も結構自己紹介をしてなかったというか、自己開示されてなかったんだなっていうことに気づきました。
今は会話からのヒントですけど、状況からのヒントっていうのも一つあるかなと思っています。
どういうことかというと、少なくとも自分が降りるフロアっていうのがわかってますし、
自分の方が先に降りるということがわかっているので、
自分より上の階にあるフロアにはどういった部署が入っていて、
そこの部署と自分が以前関わったことがあるプロジェクトを持つ部署はどこだろうというところで、
プロジェクトチームであったり部署を割り出しつつ、関連する方はいないかっていうのを探っていくっていうやり方も一つあるかなと思います。
今の話をしていく中で、まるで探偵が現場で行う推理のようなことをどんどん述べていってたわけなんですけども、
残念ながらこれら考えてみたんですけど、
僕がその話した女性の方っていうのは誰だったのかっていうのは結局突き止められませんでした。
ここまでは知らない人が本当に知らない人なのか、
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実は知っている人を度忘れしていただけなのかっていう話だったんですけど、
未来ではどのようになっているんでしょうか。
このように相手のことを全く知らないっていう状況っていうのは今後も起こり続けるんでしょうか。
僕個人として思うのは、どんどん世代が移り変わっていく中で、
全く知らないっていう状況が少なくなっていくんじゃないかなというふうに思っています。
もしかしたら遠い未来の人からすると、
相手の記憶を忘れるっていうことであったり、
自分で思い出すっていう行為って、
昔話でしか聞いたことのない変な話になっているかなっていうふうにも思っているんですよね。
どういうことかというと、外付けのハードディスクのように
記憶が外にも書き込まれていたり、外から接続されるようになるので、
基本的な記憶情報っていうものを知っている状態から
出会いっていうものがスタートするっていうのが、
どんな状況においてもスタンダードになるのかなと思ったりしています。
そうなると、全く知らないっていう状況っていうのは減るのかなというふうに思っています。
最近の例でわかりやすい例だと、
昔の恋愛とマッチングアプリでの恋愛っていうところがあるのかなというふうに思っています。
昔の恋愛は相手の知識が全くない状態から、
例えば友人の紹介とかもありますけども、
ほぼ知識がゼロの状態から相手のことをどんどん知っていくというような形で恋愛が進んでいくっていうのが一般的でしたが、
最近の恋愛っていうのは、例えばマッチングアプリとかで言うと、
ある程度相手のプロフィールとかを知った上で、その人に対しての興味があり、
実際にお会いしてもこういった共通知識があるんだよねってところも含めて進んでいく恋愛になっているのかなというふうに思っています。
こういったように、プロフィールが開示された状態から、
出会いっていうものがスタートしていくことが増えていくんじゃないかなというふうに思っています。
先ほどのエピソードの例で言うと、
社員録であったり、その人の見た目や声っていう情報ってものがスマートグラフとか、
あとはゲームのソフトウェアにインストールされているっていうような形になっているように、
会った瞬間にその人の情報っていうのが脳に流れてくるみたいな状況が起こり得てくるっていうのが当たり前になっていくので、
全く情報を用いずに人と話すっていうことの方が、
めるざしくなっていくっていうような感じのことになると思っています。
そういった中で、記憶装置の力に借りる世界っていうものが当たり前になっていくとどうなっていくんでしょうか。
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一つは、自分で記憶することの価値っていうのは、
実は下がると思われがちですけども、
僕は高まるんじゃないかなというふうに思っています。
記憶装置が使えない状況下でも、
相手を記憶しているっていうことが、相手を大切にしているっていうことのアピールになり得るので、
これまでの恋愛映画とかでは、記憶が失われて取り戻すようなエピソードっていうのは結構あったと思うんですけど、
逆に記憶を失っていないことに感動するっていうようなストーリーも出てくるかもしれないです。
例えば、僕は外付けの記憶がなくても君のことを覚えているよっていうようなセリフでときめくような未来も来るのかもしれません。
そんな未来が来るのであれば、やっぱりなおさら人を記憶するっていうことが重要になってくると思うんですよね。
では、どうやって人を覚えていけばいいんでしょうか?
人を覚えることとか覚えられることって、よくネットとか動画とかでも紹介されていますが、
皆さんはどういった形で人のことを覚えていますか?
先日コラボをした際にもお話をしたんですけど、
その中では自己紹介の話をしていて、皆さんに受けがいいとか皆さんが知っているような自己紹介をすることで接点が見つかるっていう話もあったんですけども、
やっぱり人を覚えてもらうときには、自分の自己開示とか行動っていうものがどういったものが多かったかなっていうのを振り返りつつ、
自分の自己紹介ってものが一方的になっていないかっていうのを少し考えてみる必要もあるのかなというふうに思っています。
そういった形で、何かしら一方的な自己開示ではなくて、インタラクティブなコミュニケーションを取りながらしていれば、
やっぱり覚えてもらいやすくなるし、記憶に残る人になれるのかなというふうに思っています。
具体的には、自分の自己紹介をしながら、一方的に自己紹介をしゃべるだけではなくて、
自己紹介をしつつも聞いてくれている人とのコミュニケーションをとって、相手との共通点を見つけながら話を進めるというところが一つあるかなと思いますし、
あとは、その人と話している時間っていうものが楽しくなるように、
自己紹介もそうですけど、その人と何かしら作業であったり、出かけるっていうことに対してコミットしていくっていうのが一つあるのかなと思っています。
やっぱりそういうことをしてくれている人っていうのは結構僕も覚えていてですね、
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お世話になった方っていうのはすごく記憶にも残りますし、この人と一緒にいたら楽しいなっていうのはやっぱり記憶に残っていくので、
そういった時間が楽しくなるっていうところも一つ大事な要素なのかなというふうに個人的には思ったりしています。
結局その人に覚えてもらったり、覚えるっていうのは、僕個人の意見としては、
その人のキャラクターよりもおそらくその人と自分の接点っていうところに着目をしたりとか、
その人と過ごして楽しかった時間があった時にちゃんとそれを覚えておくっていうところが、
その人を覚えておくことにつながったり、人に覚えてもらうものにつながるのかなというふうに思っています。
皆さんも実感があるかもしれませんが、この2、3年間のコロナ禍において、
その前は知り合いであったり、一定期間の間、飲み会に行ったりとか遊びに行くっていう人がいたんですが、
この2年の間で全く付き合いがなくなって、もともと付き合いが深かった人だけが今も連絡を取り合っていて、
関係が煮詰まっているみたいなことがあるのかなと思うんですけども、
こういった相手との共通点みたいなところであったりとか、楽しかった時間をちゃんと覚えているっていうことが、
失われた人間関係っていうものを取り戻すところにつながってくるのかなと個人的には思ったりしています。
加えて、そういった記憶っていうものが今後未来でどんどん外付け化されていくかもしれませんけど、
ちゃんと相手との関係性であったりっていうところを覚えていくっていうところが、
相手にとって記憶したいと思えてもらえる人につながるかなと思います。
僕個人としてもやっぱり記憶したいと思ってもらえる人になりたいなと思うので、
こういったところを意識したいなっていうのは個人的に思います。
ではエンディングです。
今回は人違いなのか、それとも自分の度忘れなのかっていうのを出会った相手について、
推理をしながらお話をするっていうエピソードがあったっていう話と、
未来では記憶が外付けになっていて、基本情報を知った状態で
初めましてというふうになるのがスタンダードになるんじゃないかっていうお話をしました。
やっぱり僕個人としても人との付き合いの中で一方的な自己開示になってないかとか、
そういったところを振り返るいい機会になったのかなというふうに思いました。
番組ではお便りと感想を募集しています。
エピソードの概要欄とツイッターのハッシュタグ等々から、
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ぜひお便り・感想等いただければと思います。
Googleフォームでも回答を受け付けておりますので、もしよろしければご回答ください。
いただいているお便り・感想は読ませていただいております。
ご紹介等はしばらくお待ちください。
また番組ではコラボやゲストも募集しています。
番組に出てくださる方、番組に出てくれというような声がありましたら、
ぜひツイッターのDMまでご連絡ください。
では今回はこの辺にしたいと思います。
現在時の皆さんも未来時の皆さんもまた次回お会いしましょう。
さよなら。
18:47

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