1. あのさ、
  2. #37 証明できない「私」という..
2025-07-20 59:14

#37 証明できない「私」という存在

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惑星間での移動が可能になった近未来というSF設定 / 地球に移住してきたバクちゃん / 作者自身の体験が反映されている / 絵柄は可愛いが内容はシリアス / キャラクターの多様性が背景の豊かさを示す / 複雑で困難な手続きの数々 / 偶然に助けられたり / 社会的に存在を認められることの困難さ / 制度の複雑性が問題として描かれる / 個人的にも身に覚えにある体験がたくさん描かれていた / 国籍や移住先によっても移住の困難さが変わってくる / 本来サポートされるべき制度が整っていない / 現地ではゼロからスタートを強いられることが多い / 経験やスキルが無視される苦しさ / 移民の成否は「運」に大きく左右される / 言語の違いによる親子間の断絶 / 子どもが親の通訳・手続きを担うケース / 自分のアイデンティティが曖昧になる / 家庭内では親の文化圏、学校では現地文化との間で揺れる / 社会制度の言語が理解できない / 子どもが親の病状を先に知ってしまうことの苦しさ / 多様な移民背景があるにもかかわらず一括りにされがち / 日本の中でも地方と都市の文化差が描かれているのも興味深い


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[収録日:2025年5月6日]

サマリー

このエピソードでは、増村十七の漫画『バクちゃん』を通じて、移民の生活や直面する課題が語られます。物語は、移民として日本にやってきたバクちゃんの日常を描き、移民としてのアイデンティティや困難さについて考察されます。また、移民の現実や資格の価値の変化についても考察されています。特に、出身国や背景によって異なる移民の経験や、資格の書き換えの難しさが取り上げられ、個々のストーリーを通じて「私」という存在の証明の難しさが描かれています。移民2世としてのアイデンティティや言語の問題についても触れられ、登場人物の経験を通じて、両親とのコミュニケーションの難しさや子どもたちが直面する社会的な課題が考察されています。また、東京に上京した経験を通じて、育った場所との違いやカルチャーショックについても考察されます。

漫画の紹介とテーマ
こんばんは、りょうこです。
むぎほです。
ポッドキャスターのさは、日常の些細なことから社会のこと、自分自身や人との関係性にまつわることなど、
結論も解決策もないけど、そんなぐらいの話をそのままに語っていこうという番組です。
はい。
はい、ちょっと今日、滑舌が弱いかもしれない。
大丈夫?なんか、鼻静かれてるとか。
いや、むしろなんかこもりすぎて、ちょっとしゃべる量が少なくて、あんま舌が回ってない感はある。
あるある。私もそれよくあるからわかる。
なんか、頭の中では読んでるつもりでも、なんか口のスピードと頭が合ってなくて、「うっ!」って。
そう、そうなの。
ちょっと噛み噛みかもしれないけど。
大丈夫よ。
えっとじゃあ、今日はあの久しぶりにお互いに共通のものを読んで、ちょっといろいろ感想とかをおしゃべりしようという回になりまして、
で、選んだ作品が、えっと、増村十七さんのバクちゃんっていう2巻完結の漫画があるんだけど、
これを今回2人とも各々に。
私はなんか結構前、何年か前に知って、その時に紙で買って、そのまま家の本棚にあって、
で、久しぶりに目がついたというのもあって、
そう、でなんかこれ、後でまた話すんだけど、これ結構あの移民をテーマにした作品っていうのもあって、
で、なんかこう前々からポッドキャストでも、
まあ、うちらが全然違う道のりをたどって今に至るみたいな話をよくしてるんだけど、
ムーちゃんが結構こういろんな場所に転々としたり、
まあ、もろ移民としてある場所でこう一時期定住をしたりっていう形で暮らしてきてるじゃん。
だからなんかこう、作品のテーマ性から各々の受け取り方の違いとか、
どういう部分にこう自分がこう、なんだろう、印象に残るというか、
っていう部分もなんかこう違うのかなと思ったりして、
一応この作品を選んで読もうという話になりました。
移民生活の様々な課題
すごい久しぶりに漫画読んだから、なんか漫画の読み方をあんまり覚えてなくて、
しかもKindleで読んだから今回、
そうね、絵とかもすごい綺麗だったし、
なんかこれ紙で読めたらよかったなって思ったんだけど、
まあでもKindleでも結構、画質とかもだいぶ良くなったので、
新しいタブレットで読んだから、結構くっきりとしてて、
いい感じに読めたんだけど。
そうね、どういう感じです?
なんか感想っていうか、
ざっくりあらすじを言うと、
すごいざっくりとしてるんだけど、このバクちゃんっていう子が主人公で、
バクの星、物語の設定として、
地球と他の惑星、他のいろんな星から移民に来る。
で、たまたまこの物語の設定上、
いろんな惑星がある中の地球という一つの星の中の日本という場所に、
いろんな星から移民にやってくる。
で、そのうちの一人としてバクちゃんが、
バクの星?バク星人の星?だっけ?
バク星人。
そうそうそう、っていう星から日本に移民でやってきて、
で、そこで暮らしたり、働いたりしながら、いろんな人と出会ったり、
その中で生じるいろんな圧力とか、いろんな差別の経験とか、
と同時に、なんかこう、良い関係性を築けたりとか、
っていう、なんかこう、移民としてやってきたバクちゃんの、
1年間の日常生活を描いたものになってる。
で、あってる?
あってるあってる。
いい感じにまとまってる。
そうなんだ、ちょうど1年っていう期間を、
2冊とか2巻完結で、その間でこうカバーしてる感じだよね。
そう、なんかね、たぶんこれ1巻が発売された後に打ち切りになっちゃって、
だから、もともと2巻で作ろうとしてたというわけではないはず。
続くつもりだったみたいな。
だったんじゃないかな、たぶん。
だからもう今も、今たぶん紙で新しくは手に入らないんじゃないかな、
中古とかだったら買えるかもしれないけど。
もうそれ以上は捨てないっていうか、もうそこで終わりっていうか、2巻。
そうそうそうそう、だからなんか、いい作品だっただけに2巻で終わっちゃって、
結構残念だったっていう当時の印象が残ってるんだけど。
そうそう、そうだよね。
なんか、どうだった?というか。
なんか、そうだね、すごい、最初の第一印象としては、
絵とか描写みたいな感じではすごく世界観とかもSF的で、
で、なんか出てくるキャラクターもみんなそれぞれの惑星からやってきてみたいな感じで、
そのバクちゃんもバクだし、
それぞれみんなキャラクターがあって、すごいキュートな感じで描かれているんだけど、
と同時にすごくリアル、移民の体験みたいな部分が結構細かくリアルに描かれてて、
そこの2つのバランスっていうのかな、がすごい絶妙だったなみたいなのは、
すごい最初の第一印象であったかな。
りょうちゃんはどうだった?
りょうちゃん、もう前に買った時には読んではなかった?
読んでた、読んでた。
読んでて、そうそうそう。
それでずっと手元にあって、今回久しぶりに読み直したっていう感じかな。
でもなんか、私は結構読んでて、
バクちゃんは永住権を目指して移民に来たわけじゃん。
で、その永住権を取るためのプロセスとかも、
大体こうイラスト、漫画のこの物語の中で、
どういう手順で永住権が取れるようになるのか、みたいな道のりが示されてたと思うんだけど、
あれも国によって違うよね、多分。
いろんなゴマゴマとした部分とかは。
だからなんとなくここで書かれてるのは、
日本の場合のプロセスを書いてるのかなと思って読んでて、
で、なんか私は国籍も日本だし、
こう、なんていうか、日本の外に行って永住権を目指すぞ、みたいな、
そもそも行って、かなり長期間を通して住む、みたいな経験もないから、
その当時読んだ時も、なんか本当にゴマゴマとして、
かつすごくめんどくさいいろんな手続きっていうのがあるんだなぁと思って、
だからなんか、結構一巻の最初の方とかに、
まず一番最初に、永住権の獲得するためのロードマップっていうのが示されていて、
で、まずその入国するまでの手続きっていうのは、
まあもちろんバクちゃんはもう住ませて、日本に入国してるわけで、
で、今度その後住民登録とか、
そこで日本で使える携帯を買うために銀行で講座作ったりとか、
で、まあ同時に仕事も探したりとか、っていうもろもろのこういろんな手続きとかがあって、
でもすごいその、どこだったっけ、銀行の講座か、銀行の講座を作ろうと思ったら、
日本で勤務、その日本でまだその働く先はバクちゃんは見つけてなくって、
で、あのまあ働くにあたって連絡先も必要だから、携帯が必要だってなって、
で、携帯を買うためには銀行で講座を作らなきゃいけないってなって、
そのために銀行に行ったんだけれども、
日本であの就労してない人とか、あと連絡先もない人とか、
そうそうそう、だからなんかそういう手続きはそもそもできなくて、
なんかその手順を順々に踏もうと思ったのに、
なんかどれを最初にしてもうまくいかないみたいなのがあって、
うわあ、そうかと思って、そうなんか当時も、
なんかじゃあどうやって、どういう順番でならいいんだっていうのが、
なんか結構やっぱ難しいんだなって思ったっていう記憶があって、
で、なんかやっぱそういう一つ一つのこう公的な手続きがなかなかできないっていうものに対して、
この作品の中であの、えっと、花ちゃんだっけ?
うん、花ちゃんなんか助けてる。
結局このバクちゃんが一年間一緒に同居する女の子なんだけど、
その子がこの世界ではあのバクちゃんをバクちゃんと認めるものが少ないんだっていう風に言ってる、
セリフがあって、なんかもう本当にその通りっていうか、
なんか自分をこう自分としてちゃんと証明するために、公的に証明するために必要な手続きっていうのがそもそもできなくて、
できないが故に、なんかその自分の存在を誰にも認めてもらえ、
まあ認めてもらいにくいっていう状況がある。
で、なんかその困難さみたいなものが、すごい漫画の絵のタッチとかめちゃくちゃ可愛いんだけど、
割とこうシリアスな内容として描かれてるっていうの。
まあここだけじゃないんだけど、なんかその絵のタッチとは裏腹に結構現実の、
割とこう日本で起きている、いろんな移民に関わる問題とかが描かれているなっていう印象だったし、
まあ今もそう思ってる。
そうね、私もなんかそこを読んだ時に、なんかそこはやっぱり日本と他の国って、
私も自分が体験したのはニュージーランドだとオーストラリアだけだから、
その自分の個人的な体験からしか言えないんだけど、割とその2カ国とも割と移民を受け入れてきた国で、
なんかまあそういう背景もあってか、なんかその多分日本に比べたらそこのあたりのハードルみたいなものがちょっと違ったりもするのかなっていうのはあって、
なんか割と日本とかって携帯とかも契約するのも結構めんどくさかったりするし、
銀行とかも住所がないとダメとか、誰か保証人がいないとダメとか、結構厳しい。
私が講座作る側でも結構厳しいなって言葉とかわかってても厳しいなって思うから、
なんかそれこそ日本に移住してきたっていう人からしたら多分すごくハードルが高いっていうか、
それに比べて割とニュージーランドとかは携帯とかも割と簡単に契約とかもしなくても普通に番号とかもすぐに登録できるし、
銀行も結構そういうプロセス化されてて、割と簡単に講座を開けるようになってて、
どっちが先かみたいな感じのそういうプロセスの複雑さじゃないけど、
そういうのを表現する上では結構なんかすごいわかるって思ったけど、
同時になんか国によっても結構それは違ってきたりするのかなと思って、
だからなんかそうね、なんか日本に移住してくる人たちって多分結構大変、
いろいろなフープをいくつもいくつもくぐってたどり着けるかぐらいの大変さなんだろうなみたいなのはすごい伝わってきて、
私も実際現状はわからないから、あれなんだけど、多分そういうところから作者さんが調べたにしよう、
実際に知ってるにせよ、結構そこは難しいなと思ったし、
そうだからさっき言ってたけど、そもそもそういうものがなかったら仕事にすらアプライできなかったりするから、
仕事がないイコールやっぱりお金が暮らしていくためのお金を得られないっていうのにもつながってくるから、
だいぶその自分の生活とか生きるものすべてに関わってくるライフライン的なものがそこまで難しくなってるっていうのがまずそもそもすごい問題だなっていうふうに思ったし、
そういうのを多分サポートする人たちとか団体とかコミュニティみたいのもあるんだろうけど、
運とサポートの重要性
そういうのがあったとしてもやっぱりそのプロセス自体がもうちょっとオープンにならない限り、
そこをどうくぐるかをサポートするよりさ、そもそもそこ自体が変わってくべきじゃないっていうのはすごく読んでて思ったかなぁ。
なんかそのバクちゃんをすごい花ちゃんに出会えたっていうのがすごく大きいポイントっていうか、
それなかったらだいぶいろいろつまずいて、前になかなか進めなかっただろうなっていうのは読んでて思った。
そうだね、しかもその花ちゃんとの出会いも本当にたまたまだったっていう、たまたまでかつ本当に運良く住む場所も得られたっていう。
本当に移住とか今移民生活だいぶ運みたいなところもあったりするから、でもなんかそこがすごい複雑で、
生きることがその運みたいなものに託されて良いのだろうかみたいな、
もっとちゃんとしたプロセスなり、保障じゃないけど、ちゃんとここで生きていけるみたいなサポートというか、
そこまで一種の賭けじゃないけど、生きられるかどうなるかわかんないけど、行ってみようみたいな感じの、
サポートって言ったらまたちょっと違うんだけど、そもそもの体制自体が、
そういう外から来るものすべてに対してのバリアじゃないけど、難しくしておけばここは通れないだろうみたいな感じをしてるのは、
してる感はすごいあるっていうか、そこをくぐり抜けたものだけがたどり着ける場所みたいな。
で、そこにたどり着くプロセスが、誰かからこうね、たまたま運が、運良く出会えた人からのサポートによって、
くぐり抜けられるのか、そういう団体なりコミュニティなりがあって、そこを抜けていけるのかみたいなのは人によって違うんだろうけど、
なんかそこにちょっと一種の運みたいなのがあるのに、私はいつも複雑な感情を抱くというか。
なんかその実際に、むーちゃんのその移民の経験の中で、
なんかこれはもう運でしかないじゃんみたいな出来事ってあったりしたってこと?
運っていうかそうだね、なんかやっぱりその、なんかそれこそ仕事探すのとか、
もう最初自分が言って、それこそさっきりょうちゃんが本の中で言ってたって言ってたみたいに、
その私が私っていうのを証明するものが一切ない。だから例えばその、
移民の現実と挑戦
前にいた国での履歴書があったとしても、この今の国ではゼロからのスタートっていう風に見なされるから、
自分の経験とか持っている資格とか、その私が私として存在するそういうもの、
すべてが通用しないってわけではないけど、ほぼほぼ意味がない。
もうここではあんまり通用しないよみたいな感じでのスタートだから、
そこでの職探しって結構きついし、そこで仕事を見つけるっていうのは、
私はだいぶ運みたいなものが関わってくるなみたいな、運とかタイミングみたいなもの。
あとそれこそ人との縁だったりとか、それも一種の運じゃないけど、
誰と出会うかとか誰とつながるかみたいのもやっぱり、ある程度は自分でコントロールできるかもしれないけど、
知らないところでつながって、たまたまそれが仕事につながったりみたいなこともたくさんあるし、
私もそういうことがあったし、周りにいる人もそういうのを結構体験してて、
そういう運とかタイミング的なものが結構そういうのに影響してくるんだみたいなすごいあるかな。
すごい花ちゃんとの出会いのとこを私も読んでて、
こういうのあるっていうか、こういう人が一人でもいることによって、
結構道が開けてきたりみたいなことは結構あったりもするなっていうのは読んでて思ったかな。
なんか実際にその作中でも、移民センターみたいなところあったじゃん。
あったね。
なんかいろんなこう星からやってきた移民たちが、
その就職するために履歴書の書き方を教わったりしてるんだけど、
なんかその中でも、確か元の星で司会生士とかだったかな、司会だったかちょっとどっちか忘れちゃったんだけど、
その資格を持ってそういう仕事をしてたんだけど、
ちょっと治安上の関係から日本に、地球に移民でやってきて、
でも元の国、元の星でできていたその有資格の仕事は、
今移民で地球にやってきてはできないっていう。
それは現実でも多分いろんな資格によっては移行措置じゃないけど、
何らかの別の手続き踏んだりすればできたりするものもあるのかな、多分。
なんかあんまり私詳しくないんだけど。
なんかね、そこもすごい複雑で、
そこで結構顕著に出てくるのが、
出身地、出身国がどこかみたいなので、
移民の中でのランク付けじゃないけど、
どこの国出身でこの資格を持ってるなら、
例えばその書き換えができたりとか、
その数年のトレーニングを得て、資格の書き換えができるよっていう国もあれば、
もう全くそれこそ無効みたいな。
そうなんだ。
だからなんかそういう、そこもすごい結構いろいろ複雑なところがあって、
多分なんかニュージーランドの場合は、
南アフリカからの移民が結構多いよね。
サウスアフリカからの移民が結構多くて、
で、多分先生かお医者さん、どっちか忘れちゃったけど、
は多分割とその資格の書き換え的なものの措置があったはずなのね。
資格の価値の変化
だから結構多いんだけど、そのお医者さんとか、
で、その移民の人たちがサウスアフリカからの。
で、私がすごい仲良かった子がいて、
で、その子はフィリピン人だったんだけど、
その子はフィリピンでは医者で、お医者さんで、
結構大きい病院に勤めてて、数年間。
で、ニュージーランドに最初工学留学みたいのできて、
で、行く子はここで働きたいって思ってて、
永住したいって思ってて、
でも、医師免許の書き換えはとても無理。
あ、そうなんだ。
結局その子はだから、またちょっと医療関係のジムじゃないけど、
みたいな感じの資格というか、コースみたいのに1年間通って、
医療関係のそういう、なんていうのかな。
何だったっけな。内容は忘れちゃったんだけど、
全然その医者ではなく、
もうちょっと医療関係のジム的な感じの仕事に就いてて、
でも、フィリピン戻ったら普通に医師免許持ってて、みたいな感じで、
だから、どこの国の資格を持ってるかで、
多分分野とかによっても変わってくるんだろうけど、
その資格の価値みたいのが変わってくるのね。
それも結構シビアじゃない。
シビアだね。
移民って言っても、移民で一括りできないところがすごいあって、
そのニュアンスって、そういう人たちに出会ったりとか、
自分がそこの中で揉まれてないと、なかなか人に話してもあんまり伝わりにくかったりとか、
外から見たら、みんな移民だから一緒じゃん、みたいな。
この国の外から来た人、みたいな感じで、一括りにされやすいんだけど、
実際、見てみると、いろいろ移民の中での結構いろいろな方みたいなのがあって、
だから、そうだね、私も結構いろいろ周りで、
もともとは弁護士だったとか、
もともとは結構、医療関係で働いてたとかいう人も多かったけど、
私はニュージーランドで調理士の学校に通ってて、
だから結構クロスメイトの子たちとかも、そういう子たちが多くて、
もともとそういう全然全く関係ない仕事をしてて、
でもやっぱりその永住権を目指すコース、
バクちゃんのさっき言ってたコースみたいなので、
手に触的な資格で、この国で例えばそのコースに行って、
っていうのが一番手っ取り早いっていうか、確実で手っ取り早かったりするから、
みんなそれをしててまでも来る、来てそのコースをしてっていう感じなんだよね。
だって、元の国でもさ、弁護士なり医者なりってめちゃくちゃ取るの大変なわけじゃん。
そう。
それがさ、全くほぼほぼ無価値になって、
それこそ全然違う分野で、別にその優劣とかはないけど、
今まで自分がこうやってきたことを全部ゼロにして、
全く違うことをそこでやって資格を取らなきゃいけないっていうのは厳しいし、
しかもそれがこう一律に全ての人にとかじゃなくて、
たまたま生まれた国によってそこの差が生まれるっていうのは、
なんかそれこそさっきムーちゃんが言ってたけど、その運の要素がめちゃめちゃ強いんだなって思ったわ。
ほんとね。
運に任されてしまっていいのか人の人生みたいな感はあるよね。
そうだよね。
その国のボーダーラインとかは、
例えばニュージーランドだったら、ニュージーランドとの関係のよしあし。
よしあしって言ってもいろんなベクトルがあるから何とも言えないけど、
結びつきが強い国だったらいいけどとか、あるいはその国の経済状況とか、
そういうものによって惹かれてるのかな。
そうだね。
まずたぶん一番ベースにあるのは、
ニュージーランド、オーストラリアの場合は、
日本語なんて言うの?
イギリスの、もともとイギリスのコモンウェルスって、
カナダ、オーストラリア、イギリス、あとニュージーランド。
っていう植民地時代からの、
今もたぶんそのコモンウェルスの一つとして、
イギリスがたぶん、首相とかの政治的なトップではないけど、
なんか国の君主みたいな感じでいて、
っていう国がコモンウェルスって呼ばれてて、今も。
で、その中にある、
そうするとそこの中にある国々は、
つながりがあるじゃないけど、
そこのつながりがたぶん一番強いから、
そこの国との結びつき、
それこそニュージーランドとオーストラリア間では、
すごく行き来しやすいし、
ニュージーランドの国籍持ってる人は、
オーストラリアにビザなしで住めるし、
いろいろなそういう特別な措置があって、
だからたぶんそういう、
資格の書き換え的なものも、
たぶんわりとやりやすかったりもする。
私は資格とか持ってる仕事じゃないからわからないんだけど、
やりやすいんだと思うけど、
たぶんニュージーランド側から見ての、
発展途上国みたいな感じで見なされる国に対しての、
たぶんそういう措置みたいのは、
あんまりなかったりするかな。
あと例えばそこの特定の国からすごく移民が多い、
自分の国に対してっていう国にも結構厳しめの、
そういう措置っていうか、
そもそもビザが取りにくかったりとか、
ニュージーランドに入ってくるのに、
あとは資格の書き換えとかもそうだし、
そういうところで結構コントロールされたりする場合もあるかな。
だからどういう感じで選んでるのかは、
私も定かではないんだよね。
その辺はあまり明確に。
そうそう。
多様な移民の背景
だから、もちろん多分そういう大学とかの、
例えばそういう卒業資格的なもののレベルを合わせて、
教育省とかが多分いろいろこういうふうにレベル付け的なのをして、
これぐらいの資格で、これぐらいの内容を学んだら、
これぐらいだろうみたいな感じのレベルの一致みたいのは、
多分してるんだとは思うけど、
その辺の中身みたいのは、私も詳しくはわからないかな。
多分そういうのも結構、
あんまりはっきり表に出てなかったりとかもするし、
多分そこの国から移民が多い場合には、
もうそもそもそういうのなかったりもするから、
なかなか難しい。
でもなんかバクちゃんの中ではさ、
実際現実もそうだけど、
さっきもムーちゃんも言ってたけど、
移民って言ってもさ、いろんな背景で移民でやってくるわけじゃん。
バクちゃんでその移民センターみたいなところで集まった人たち同士で、
なんでここにやってきたのかみたいなのをさらっというシーンがあって、
そこでも自分の星の環境汚染だったり、
資源が枯渇しちゃったり、
そういうふうに物理的にもうちょっと住むのが難しいってなってやってくる場合もあれば、
治安がすごく悪くて、
日に何度もいろんな場所で爆発が起きるとか、
とてもじゃないけど生活していけないみたいな感じでやってくる人もいれば、
逆に日本でこっちに地球に移民してきて、
日本にやってきた方が、
自分の好きなアニメとか、
そういう好きな自分の趣味のものがいろいろあるから、
自分の星も好きだけど、
でもそういう楽しさを求めて移民でやってきたっていう人もいるし、
あとは戦争でそもそも星が消えたっていう人でも、
もう選択肢がなく、
地球にやってきて、日本に来て、
で、何とか働いてるっていう人もいれば、
で、なんかその人たちをみんな移民としてくくられるけど、
本当に背景が様々で、
で、置かれた状況も違うし、
だからなんか十分に語学とかいろんな準備をしてやってくることができる人もいれば、
もうそういうの時間とか余裕とかなく、
とりあえずやってきて逃げてきて、
で、暮らしながら何とか最低限の単語とか、
最低限の文法みたいなもので何とかやってるっていう人とかもいて、
で、なんかまたその中で、
例えば1世代目がそういうふうに移民で逃げてやってきて、
で、何とか生活して、その中で自分の子供を育てて、
で、子供の場合は日本語の方がかえって上手に使える、
自分が楽に使える言語としてあるけど、
でも親にとってはそうではなくて、
なんか親との意思疎通のために作品の中でも、
割とこう年老いた親がどんどん日本に来てからの記憶を忘れていってるから、
自分が親の言語を今学んでるんですっていうふうに言ってる人もいて、
なんか本当に移民って雑にくくられるけど、
本当にいろんな背景があるっていうのが、
結構この漫画の中でも描かれてたなと思って、そうそう。
作品の中で同じバックの星からやってきて、
バックって、なんか人間に変形ができるんだよね、大人のバックっていうのは。
そうそう、びっくりした、読んでて。
だから一見人間に見えるみたいな人が実はバックですみたいな展開があって、
だからなんかバクちゃんが最初に働いていた定食屋さんの店主が、
最初なんか普通に人間のおじさんだって思ってたら、
実はバクでしたっていう、めっちゃネタバレではあるんだけど、
で、なんかその子の、あ、その子じゃない、その人の息子も、もちろんバクなんだけど、
かえってその子は人間の姿でいるほうが楽、
で、かつバクの言葉は子供みたいな言葉しか喋れなくて、
日本語のほうが流暢に使えるっていう子がいて、
でもなんかその子が、なんか自分があるし何者かって言われると、
別に日本人でも地球人でもなく、かといってバク星人でもないみたいな、
なんかどっちでもあるみたいな部分もあるけど、どっちでも結局のところないみたいな、
なんかそういう気持ちがあるっていうふうに言ってて、
で、なんか結構そういう話を、なんか私は結構在日コリアンの人とこう身近で、
移民2世のアイデンティティ
こう親しくなるようになってきてから、すごいそういう話を聞くようになって、
なんかそれはその、なんだろ、国籍の問題みたいなのもあるし、在留資格とかなんかの問題でもあるんだけど、
なんか結局自分が、自分の居場所はどこなんだろうみたいな感覚とか、
自分が何者かみたいな感覚で、その自分が何者にもなれなさみたいな感覚があるみたいなのを、
よくその一人とかだけじゃなくて、複数人から聞くようになって、
なんか私は結構この大福ちゃんって言うんだけど、
その大福ちゃんの話を見ながら、なんかその身近な人たちのいろんなこう話してくれたこととか、
結構こう思い出してて、
私もすごい大福ちゃんの話はなんかリアルだったし、
なんかすごく移民2世、それ以降として生きることの複雑さみたいなのをすごくよく体現してて、
なんかすごいさ、すごいこう親のことを面倒見なきゃみたいな、
なんかやっぱり自分の方が日本語うまいし、
日本のその引き足りない文化的なものにもっと馴染んでいるからこそ、
なんかそのバイトの回し方とかもお店の回し方だったりとか、
あとはなんだろう、自分も自分自身もその学校行くための奨学金を自分で手配したりとか、
なんかその多分いろいろな私も結構、
まあ友達でもそういう2世の子たちとかもいるし、
いろいろなそういう研究とかもあって、
特にオススメとかニュージーランドそういう、
なんていうのかな、2世以降として生きることのそういう研究とか、
そういうものに対してテーマとして扱うことが結構多くて、
やっぱりなんかそこで今すごく取り上げられているのがやっぱり言語の問題、
でやっぱりその親はどう、なんか親は何としてでも子供にその国に馴染んでほしいとかっていう思いがすごく強いから、
普通にその現地の学校行って、英語なりそこの現地の言葉を学び、
でも家に帰ってきて、子供は基本的に学校行くからその学校でどんどんどんどん言葉を覚えていくんだけど、
親はもちろんその親のそういう自分たちの文化とかのコミュニティで割ととどまってしまう傾向にあるから、
そこから外にあまり行かないから、その学校行ってるとかじゃないからさ、
やっぱりそこでこの現地の言葉のレベル的にギャップが出てきて、
で、なんか子供も子供でやっぱりその親と話す以外に話さないとか、
で、まあそれこそ親と話す時もなんかそのごちゃ混ぜで喋ったりするから、
なんかその単語単語では喋れたり理解はできるけど、なんかそのちゃんとフルのセンテンスで喋れなかったりとか、
まあその聞くだけはわかるけど喋れないっていうのが多分一番多いケースかな。
だから自分の両親が話してたりとか、まあその自分の祖父母が話してるのはわかるけど、
なんか自分自身は言葉が出ないとかわからないっていうのがすごいあって、
だからまあそれこそ20代とかになってから、あのその言語を学び直すみたいなのもすごい多いし、
なんかその中でやっぱりその自分はどこにいるみたいなのはすごく大きなテーマっていうか、
なんか常にそのどっちでもなさみたいなのの間で揺らぎ続けるみたいなのはすごく、
あのみんなあるテーマっていうかすごく結構悩んでたりとか、
あとまあそれに対してまあこう、あのもうちょっと自分でのど的にこう学びに行くとか、
あのもうちょっと言語をあの一からやり直すみたいな人も結構増えてて、そうそうそう。
言語の壁とその影響
なんかねすごい複雑だよね。なんかいろいろなレイヤーがある感じ。
そうだよね、なんかその2世の話とかは、大学生の時からなんかあの授業で見た、
なんかドキュメンタリー映像結構古いやつだったんだけど、
なんか多分それは全然映像は古かったけど問題自体は割と今の問題でもあるとは思うんだけど、
なんかその例えば小中学生ぐらいの子供で、
でまあ家では親と話すために親の言語をしゃべるけど、
自分は日本語も普通にしゃべれて、
でなんなら学校生活とかは日本語で送ってるみたいな子が、
親は本当に日本語がほとんどと言っていいぐらいしゃべれないってなると、
特に日常会話は例えば問題なかったとしても、
例えば病院に行って、その先生の言っている医学用語とか、
体のいろんな組織の名前とか、なんかそういうものが理解できなかったり、
あるいはこう役所での手続きとかができなかったり、
難しい日本語がうまく理解できないとか書けないとかっていうのがあって、
なんかそういう場に子供たちが連れて行かれる、
でまあ親としてはやっぱその選択しかないから、
あの子供に頼るんだけど、
いくら日本語がしゃべれたとして、
なんかその役所でその役所の人たちが言ってる言葉とか、
いろんな手続きの手順、必要なものとか、
あとは病院でその医者が何を話してるとか、
何がどういうリスクがあってみたいな話って、
単純に語学だけの問題じゃないじゃん。
そうだね。
その子供たちがしゃべるっていうのを考えたときに、
だから、でもその子は自分の親のためにそれを知らないといけない、
なかったり、なんなら例えば親の、
特に病院だと親のその割と重い病気とかを、
親がちゃんと理解するより先に自分が理解してしまうみたいな、
それによる子供の精神的なショックとかもあったり、
っていうなんかそういう部分を映した映像みたいなのを見たことがあって、
その子供たちがそういう学校は、
別に自分と同じような背景の子たちが集まってるわけじゃないから、
なんかそういう自分が親と過ごす中で、
どうしても通訳をしなきゃいけないみたいな場面で起きる、
いろんな苦悩みたいなのを分かち合える場所がなかったり、
相談できる大人が見つからないみたいなことを、
問題提起としてしている映像だったんだけど、
なんかそれってもう、
ヤングケアラーもこうになっているし、
なんか結構問題としては重いなと思ったのと同時に、
なんか多分今もそれで、
多分その当時よりはいろんな支援体制とか、
いろんな期間っていうのはあると思うんだけど、
とはいえやっぱり日常のコマゴマとした手続きなり、
こう困っている親を助けないといけない子供みたいなのは、
あるんだろうなーって思って。
超ある。
そうだよね。
親が病院に行くときとか、あと妹が病院に行くときとかに、
親子の関係の複雑さ
私がつき添って、だからなんか、
言葉が分かんないときとかは、前もって症状を説明するとかさ、
マジで分かんないから、私別に医学生じゃないし、
なんか特定の言葉とかで、
症状を説明したかったときにあんまり分からなくて、
だからなんか前もって調べて、紙に書いていった覚えがある。
銀行とか、あと家の、何だっけ、
賃貸の契約とか、
割と契約書は長く私がずっと見てきて、
私が読んで、翻訳して、
こことこことここにサインして、みたいな感じで全部整理して、
整理して、で、提供するみたいな感じだったりとか、
今はだいぶ良くなったかな、
いろいろGoogle翻訳とかで、
スマホでスキャンできるとか、
当時なかった技術が今すごいたくさんあって、
あとニュージーランドは、医療通訳が結構充実してて、
で、だから私の母の友達が、医療通訳みたいなのをすごい専門にやってる人がいて、
だから母が結構、救急車で1回運ばれた時があって、
その時はさすがに私もその人に連絡して、
もう病気だったりとか、
すごいもっと重度なものだったら困るから、
来てもらって話してもらったんだけど、
でも多分それがなかったらすごい何言ってるかわかんないし、
症状自体は伝えられない、
多分親としても子供に頼りたくないんだよね、
やっぱりわざわざ移住してきて、
それ自体も大変なのに、
そこからまた親が子供に頼るみたいな、
で、親からしても多分すごいプライドなり、
いろいろな気持ちを傷つけられたり複雑な心情があると思うし、
特に病院関係って結構自分のプライベートな症状とかを説明するから、
子供に自分の症状の重さとか、
それこそ内容を知られたくない、みたいなのも多分あって、
定格に例えば症状とかを説明してなかったりとか、
ちょっと軽めに言ってたりとかも多分あって、
私はそれをすごい避けたかったっていうか、
本当に直接母がプライベートの中で通訳の人が仕事としてやってるやり取りの中で、
自分の症状を説明してほしかったから、
本当に重かった場合は、
すごいちゃんとした診断をしてもらわないと困ると思ったから、
読んだんだけど、
そういう感じで結構、
でもそれは多分10年前とかはなかったし、
そんな簡単に、
多分すごい値段とかもすごい高かったりとかするんだけど、
多分今は結構割と移民に対しての提供されるものとしてあったりする選択肢があったりするから、
時代もだいぶ変わったんだなっていうのはすごい思うけどね。
でもそれがなくなるわけではないから、
それこそね、複雑な問題ですごく。
だからなんか多分、
親の話す言語と、
自分たちが暮らすこの社会で使われている言語と、
自分の話す言語が一致してたら、
多分そういう苦悩は生まれないけど、
それも不一致が生まれた時に生じる苦労って、
まあ想像することはできるけど、
多分体験しないとわからないいろんな難しさとか辛さみたいのもあるよね。
そうね。
なんかね、なんか漫画では結構大福ちゃんすごいしっかり出る感じだったけど、
多分なんかすごいいろいろ背負っているんだろうなみたいな、
結構不安とした感じで描かれてたけど、
そうだね。
だいぶいろんなものを背負っているんだろうなみたいのは、
すごい思ったし、
そうだね。
明るい未来を待っているといいなって思った。
大福ちゃんに対して。
なんかもう全部自分がやらなくちゃっていうすごい意識があったし、
でもかといってそこでこう弱さを見せるとかではなく、
ずっと強がっている感じがあったり、
そのまま物語が終わっちゃったから、
もしかしたらこのバクちゃんが3,4,5とかって関数が続いてたら、
いろいろそういう部分も描かれたのかもしれないけど。
なんかすごい、その辺もすごいリアルに描かれててよかったなっていう。
そうだね。
なんかね、私調べてた作品、作家さんを見てたら、
インタビューを見つけて、
作者自身が2015年から2年弱、
カナダに留学、それこそ永住権を取ろうという目的で渡って暮らしてて、
その時の移民として生きるいろいろなことすべてみたいなのをテーマに、
実体験を元に描いてるって書いてあって、
結構すごい細かいニュアンス的なものとか、
それこそいろいろな、
移民の中にあるいろいろな、移民の人たちの背景とかをうまく描いてたから、
そう、なんか気になって調べたら、結構実体に基づいてるらしい。
そうなんだ。
なんかあの、この参考本の後ろに参考文献とか、
あと具体的な名前わかんないけど、
匿名でインタビューしたっていうことも書いてあって、
だからなんかそういう実体験、誰かの実体験と、
あとはまあこういろんな研究とかで出てるものを結構参考にして描かれたからこその、
割とリアリティのある表現なんだなぁと思ってたけど、
多分そこにプラス作者さんの自分自身のいろんな感情とか、
ある体験で生じた物事とかも、
多分プラスアルファで書かれてるってことなんだね、多分。
そうそう。
もうちょっと続いてくれる、またなんかその、
時間っていうのも結構ね、移民にとっては結構大きいテーマだったりして、
まあそれこそそのビザのタイムリミットだったりとか、
確かに。
その永住権を取るまでの道のりの長さだったりとか、
そういうものもまた時間が経たないと描かれないものとかもあったりするから、
続いてくれればこうそういう目も見られただろうなと思ったけどね。
だからなんかやっぱ結構普通に漫画も私結構好きでよく読んでるから、
好きな作品とかは本当にちゃんと買わないとダメだと思って、
買ってちゃんと続いてもらわないとって思って。
すごい絵とかも可愛かったし、
なんかSF的な設定なのが面白かったね。
確かに。
国じゃなくて、そもそも違う惑星からの日本の中の、
まあそれこそ東京にやってくるっていうすごいピンポイントで、
そうそうそう。
設定されてたのが面白かった。
上京の経験とカルチャーショック
なんか人間もいるし、その日本とか地球とかその実態のものももちろんあるんだけど、
なんかその人間ではないいろんな生き物とか、
いろんな形の生き物たちが描かれてて、
なんかそのリアリティの無さとめちゃくちゃリアリティのある描写みたいなのが、
両方こう組み合わせられてる感じがすごい良かったなって思って。
すごいいい作品だった。
なんか自分の出身とか、
自分の慣れた場所以外で暮らすことみたいなのについて、
結構またいろいろ考えたし、
確かに。
はなちゃんもさ、上京してきた子だったじゃん。
だからあれもすごいいい設定だなと思ったし、
それこそ日本の中でもやっぱり、大きな町と、それこそ田舎とかから比べるとだいぶいろいろ文化とか、
全然違うよね。
違う。りょうちゃんとか多分わかると思うけど、
その辺の違いとかも触れられてたり、描かれたりしてて、
なんかやっぱりその自分の生まれ育ったとか、
自分の慣れた場所とは違う場所で生きることの大変さはやっぱり、
なんかその状況は違えど、やっぱりそれをしているというか、
みんなそれぞれいろいろなものを抱えて、
生きているっていうか過ごしているんだなみたいなのは、
ちゃんと描かれてたから、それも良かったなって。
そうだね、確かに。
私もやっぱり自分も東京に、
まあ別に距離的に言えばそんなにすごい遠い地域から行ったとかでは全然ないけど、
でもまあ状況をしたっていう感覚があるから、
なんかその点で結構この花ちゃんとなんかね、
自分をこう重ねて見てしまう部分とかもあったりして、
なんかやっぱり東京とか、東京にアクセスの良い場所で、
生まれ育った人との会話の中で感じる、
なんか選択肢の多いんだなみたいな、
例えばなんか高校を選ぶにしても、
そんなに選択肢あるんかみたいな、
なんか私は三本指の中から選ぶみたいな感じだったけどみたいな、
とかいろんな文化を享受するにしても、
なんかどういう映画館があったかとか、
なんか映画を見れる環境があったかみたいなものとか、
そもそもなんか前も話したが、
美術館とかに行くっていう感覚がなかったっていうのもなかったから、
なんか行ける、自分の足でそうそう行ける範囲になかったから、
美術館に行くっていう感覚が、
なんか東京に行ってからこんなにいろんなものやってて、
みんなこんな頻繁に行くもんなんだみたいなのがあったから、
だからそういうのはちょっとね、
多少のなんか共感みたいのはあったかなって思う。
それも大きなカルチャーショックだよね。
まあね。
いい漫画だった、すごい久しぶりに読んだけど、
なんか自分の中でもいろいろ実体験なり、
まあそれこそ日本自体のそういう移民事情とかも、
絵も見れたりとか、考えさせられたりとか、
もうちょっと知りたいなっていうふうに思っています。
作品だったから。
そうだね。
ありがとう。
よかったよかった。
だからなんか今はもう多分紙では手に入りにくいと思うんだけど、
むーちゃんがKindleで買えたってことは電子では買えるはずだから、
よかったらなんか聞いてる人にも読んでみて、
もし読んだことがない人がいれば読んでみてほしいなと思います。
はい、ぜひ。
今日はこんな感じかな。
こんな感じで。
はい、ありがとう。
はい、また次回。
59:14

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