スマイルの歌詞の紹介
ラスト3曲目行きますか。
行きましょう。
3曲目に取り上げるのは、ホフ・リランのスマイルです。
これ、ちょっとピンと来ない方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
あれです。森奈々さんが歌ってた、あれです。
いつでもスマイルしようねっていう聞き覚えありますよね。
うん、前々日テレビでめっちゃ聞きました。
え、テレビでやってたんだ。
私もテレビで聞いてた気がします。
栄養ドリンクです。
栄養ドリンクのシーンなんだ。
なるほど、栄養補給してスマイルにっていう話ね。
うん。
はい、じゃあこれも、どんな歌詞なのかっていうところから行きましょうか。
そうですね、これ、森奈々さんが歌ってて、
なんか可愛らしい曲で、倫理的に問題になるんですかっていう気もするかもしれないんですが、
ね、ちょっと私たちはそうではないと言いたい。
歌詞ね、こちらも。
どんな歌詞かというと、
いつでもスマイルしようね。
どんなとんでもないことが起きてもさ、
可愛くスマイルしててね、何でもない顔して出かけりゃいいのさ。
はい、てんてんてんと続きまして、
2番とかだと、
いつでもスマイルしててね。
深刻ぶった女は綺麗じゃないから。
すぐスマイルするべきだ。子供じゃないならね。
上手にスマイルできるね。こんな時は努力が必要さ。
可愛くスマイルしててね。
街中に君を見せびらかすから。
と、まぁこんな感じでございます。
歌詞に対する倫理的考察
どうですか?
臭いね。
あれですよ、ちなみにですけど、
このスマイルの歌詞調べて、
Googleで一番上にパッて歌詞出るんですけど、
スマイル、森奈々の曲って出たんですけど、
これは森奈々の曲ではないです。
森奈々さんがサバーした?
森奈々さんがサバーした?
これは誰の曲かといえば、ほふりらんさんの曲でございます。
それを森奈々さんがカバーしたという。
私でも森奈々さんカバーで知りました、この曲を。
でもそうですよね。それで有名になった。
私も入口はそうでしたね。
節はあるかもしれないですけども、
もとはほふりらんが歌っている。
もとはというかね、ほふりらんの曲。
で、ほふりらんというのは男性のバンドなので、
これは女の子が歌っているというよりは、
男性が歌っているという体で、
とりあえず話を進めていきたいなと思います。
と思うわけです。
そうですよね。
まずこの曲自体がスマイルをとっても、
言ってみれば強要している曲とも捉えられるじゃないですか。
いつでもスマイルしててね。
すぐスマイルするべきだ。
スマイルの強要っていうのは、
私的に納得、
それはじゃあ笑わないとですよねっていう納得し得る理由があるなら、
許される可能性はあるのかなって思ったんですね。
ただこの歌詞を見る限り、
自分が見た感じスマイルしてほしい理由は、
5つくらいあるんですけど、
どれも納得できなかったです。
お、その5つというのが気になります。
そこだけピックアップしてもよろしいですか?
お願いします。
はい。
1つ目が、
いつでもスマイルしててね。
深刻ぶった女は綺麗じゃないから。
1つ目。
確かに。1つ目の理由。
順番に行きますか。
いやー、
これはちょっと受け入れがたい。
深刻ぶったの綺麗じゃないから、
なんか深刻ぶったのは綺麗じゃないからって言うけど、
そもそも深刻ぶってるか分からないじゃないですか。
本当に深刻かもしれないのに。
深刻そうに見えるけどどうしたのって中身をさ、
気にしてほしいななんて思っちゃったりして。
深刻そうな表情をしてたら、
そんな顔しないでよとか笑ってよとか言うんじゃなくて、
1回話を聞いてほしい。
これが1個目の理由なんです、まだ。
まだ1個目。あと4個ですね。
2個目が、すぐ次に来る歌詞なんですけど、
すぐスマイルするべきだ。子供じゃないならね。
っていうのが、
私この歌詞を見た時に、
考える理由を求めることを
ストップさせられたような気がして。
つまり子供じゃなくて、
あなたも分別のつく大人なんだから、
わきまえなさいみたいな。
空気読んで笑ってね。
笑うべきだよねとか、
そういうわきまえのニュアンスを感じてしまって、
3つ目の理由は、
3つ目が、
街中に君を見せびらかすから、
かわいくスマイルしててねっていう部分があるんですけど、
なんか、
女性って男性の所有物なの?みたいな。
思っちゃって。
迷いますね。
え、なんかかわいくスマイルしてる君に
会いたいとかじゃないのかなって思ったんですよ。
見せびらかしたいからスマイルしててほしい。
えーって。
そこは?って。
全くできない。
そうそうなんです。
で、
3つ目の理由は、
3つ目の理由は、
3つ目の理由は、
そこは?って。
全くできない。
そうそうなんです。
周りに見せる用のスマイル?って感じですね。
お次。
はい、4つ目。
次は、
最後の方の、
いつでもスマイルしててね、
完璧なんかでいられるわけがないだろうってところがあるんですけど、
完璧な人なんて完璧じゃないから、
諦めは必要だよねっていうニュアンスを感じて、
完璧なんかじゃないから、
せめて見た目は、
外見はいい方がいいよね。
笑ってね。
歌の解釈と受容
と、
完璧なことなんてないんだから、
理由に納得できなくても、
妥協しようよ。
こういう時も空気読んで笑おうね。
こう、
時には妥協して、
笑ってないといけないんですよっていう、
そういうことか。
えー、どうだ?
ちょっと、
そうじゃなさそう。
ちょっと反論を汲み立ててみますよ、僕は。
汲み立ってないけど。
汲み立ってないけど、
聞きたい。
ちょっとスマイル擁護に立とうと思います、私は。
スマイル擁護。
はい。
第一の意見。
ルッキズムではない。
おお。
全く反対。
どうだ?
なんでその、いや分かんない。
ちょっと分かんない。
俺ルッキズムのことちゃんと勉強してないから分かんない。
自信持って言えないけど、
スマイルって行為じゃないですか。
はい。
ゴミ拾いとか、
料理するとか、
そういうことと、
近いこと。
そういうと並べて考えてもいい気がする。
スマイルするってのは行為で、
そうか。
スマイル、
いやー、分かんないな。
それ、意見、そんなこと言っていいのかな。
分かんないや。
スマイル、
きれい、
スマイルしたら、
きれいである、
っていうのは、
が、
視覚的に、
なんかその、
なんか、美貌っていうか、
美貌?
なんて言うんだろうな。
外見の、
外見の魅力を、
スマイルが高めるのは、
私多分そうなんだと思うんですよ。
笑顔の方が、
あの、
いわゆる、
美男美女に見えるっていうのはあると思うんですけど、
笑顔の方が、
印象がいいですよね。
そこを理由として、
果たして本当に言っているのか。
うんうん。
別に、この歌は、
君はスマイルした方が、
美男美女に、
見える、
そういうニュアンスで、
スマイルしろと言っているのか。
そうでもない。
ああ。
そうではなくて、
スマイルした方が、
そうでもない。
ああ。
そうではないような気がする。
まあ確かに、
ルッキズムではないかもしれないですね。
その、
ルッキズムって多分、
えっと、
外見の、
特徴によって、
なんか、
不利益を被るみたいな、
扱い、
不合理な扱いを受けるみたいな、
ことだと思うんですけど、
確かに、
なんか、
その一緒にいる、
女の子が、
こう、
暗い顔してるよりは、
笑っててほしい、
っていう、
まあ、
傲慢さはありつつも、
ただ、
暗い顔よりは、
笑っててほしい、
っていう主張?
かもしれません。
かもしれません。
綺麗じゃないからって言ってるところは、
ちょっと難しいけど、
難しい。
微妙に、
弱いけど、
そこは、
かもしれない。
千春さん的に、
どうなんですか?
千春さん的には、
遅い気もあるんだ、
と思いますが、
その意見も。
微妙な主張したかな。
微妙な主張したかな。
でもまあ、
一応この人は、
見せびらかすつもりでは、
いるんですよね。
でも、スマイルを見せびらかすのかもしれない。
はい。
あ、そっか。
表情の運動を見せびらかすのかもしれない。
運動って言うと、
ちょっと面白いんですけど。
そうですね。
そんな、
笑顔なこと、
ある?みたいな。
見て見て、
この笑顔。
泣きにしてもあらずですよ、
個人的には。
確かに、
インドカレーのおじさんが、
うちの、
僕のその、
通勤の通路にあるんですけど、
いつもいるんですけど、
ナマステって挨拶するんですけど、
たまにすっごい笑顔で、
そんな笑顔なことある?って、
思うことはある。
この彼女は、
そういう笑顔の持ち主かもしれない。
それくらいのね、
見せびらかした笑顔なのかも。
可能性は。
可能性はある。
可能性は、
可能性はあるかもしれないんじゃないでしょうか。
そういう、
そういう用語の可能性も、
まあ、
確認したところで、
あれ?今、
何個言ったんでしたっけ?
今、4つ言いました。
深刻ぶった女が、
深刻ぶった女が、
は、綺麗じゃないからが一つ目。
二つ目は子供じゃないから。
三つ目が、
三つ目が、
三つ目が、
三つ目が、
見せびらかすから。
四つ目が、
完璧なんかでいられるわけがない。
妥協せねばならない。
でした。
そうだ。
なんで完璧なんかでいられるわけがないから、
スマイルすべきやんか。
え?
不完全な状態だから、
どこで補ったらいいんだろうって、
男性考えて、
あ、じゃあビジュアルだろう。
手戻らないでしょ。
さっきのとこに。
マジ?
そういう話なの?
そうなのかな?
支配的に考察を。
マジ?
と、あとそれと、
ビジュアルだろう。
子供じゃないならね、
にもさ、繋がると思うんですよ。
なんか分かってきた。
この歌の言ってることが分かってきた。
分かってきたらしい。
僕はこの歌の言ってることが分かってきた。
僕はこの歌好きですよ。
僕はこの歌好き。
いや問題がありそうなのは分かるけど。
このスマイルっていうのが、
なんかこう、
スマイルの解釈
自分の不完全さみたいなものを、
受け入れる笑いなんですかね。
ここで歌ってるスマイルっていうのは。
結構その解釈しっくりきますね。
俺弱いところあるし、
私でもいいんだけど、
弱いとこあるし、
できないこと、
人格歪んでるとこ、
あるけど、
受け入れるしかねえかっていう、
笑い。
怒られることもあるし、
ミスもするけど、
しゃあないわっていう、
笑い。
しゃあないわって変なイントネーションになっちゃった。
そのチャラにするって何を生産してるんだろうね。
これがもしさ、
例えば僕がさ、
他の人といてさ、
Aさんと言うとしてさ、
Aさんがさ、
こいつは本当に欠点が多いなとかって思ってたとしてさ、
でも笑顔になったら、
見た目がいいんだか分からないけど、
こいつは笑顔だからいいやって、
俺の評価をプラマイゼロにするのか、
そっち側か。
それとも、
笑う人自身にとっての生産なのかもしれないな、
ですけどね。
そんなことないかな。
でもこのチャラにするの前のところだと、
自身の方だと思います。
もうすぐだね、
あと少しだね、
その時の笑顔が全てをチャラにする、
するさ。
もうすぐってことは、
今はちょっと辛い段階にいて、
けど、
あと少しで乗り越えられて、
笑顔になれるから、
その時まで頑張ろうね、
みたいな意味だと思うんですけど。
なんかちょっと、
分かんないですけど、
ちょっと深読みしすぎなのかもって思うんですけど、
そこまでは、
ずっとスマイルしててね、
スマイルするべきだ、
カタカナスマイルできてて、
で、ここだと、
その時の笑顔が全てをチャラにするさ、
で、笑顔、漢字笑顔、
なんです。
ほんとだ、笑顔になってる。
で、
この互換もあるかもしれないですけど、
ここの笑顔だけちょっと、
作り笑顔じゃなくて、
この、やった!達成した!やり切った!みたいな、
嬉しい笑顔っぽくないですか。
すごい、言われてみればそんな気してきますわ。
ほんとだ。
めっちゃ分かります、それ。
その感覚分かりますよ。
全ての笑顔が、
その時の笑顔が全てをチャラにする。
でもその後だと、
また不完全さの話に戻ると、
可愛くスマイルしててね、
人間なんかそれほど綺麗じゃないから、
って言ってるんですよね。
おっ、
最後の。
それが自分の感じた最後の理由なんだけど、
5個目のね。
これも完璧なんかでいられるわけがないだろうと、
同じ意味合い?
諦め妥協のスマイル。
確かに。
なるほど。
なんか4つ目、5つ目は、
結構議論が盛り上がるというか、
なんか、
まあ、
もう、
何も言わせず、
スマイルしろっていう、
妥協して、大人は妥協して、
スマイルするもんだっていうのも、
どうなのって感じもしつつ、
でもなんか、
不完全さを受け入れるスマイルっていうのも、
ちょっとわかる感じもしますね。
いやー、なかなか、
味わい深い、
鑑賞する価値のある歌詞でしたね。
歌手の印象
本当ですね。
本当に。
はい。
結局5個の理由があって、
全部用語できたわけじゃなさそうだな。
なんとなく、
ちょっとこの、
この歌のいいところもそれなりにあるような気がしますね。
うんうん。
個人的に。
ですね。
励まされる、
励まされます。
この曲でね、励まされる人だって、
いっぱいいる。
これあの、
男性が歌ったテーリーも話してたじゃないですか。
でした。
じゃないバージョンを考えたい。
そうだ。
これも楽しそうですけど。
オフリランではなく、
森奈々が歌うと、
ちょっと違うかもしれない。
これもあるみたいで。
河原さん言ってましたよね、この前。
そうなんです、そうなんですよね。
そうなんです。
私は森奈々さんのスマイルから入ったんですけど、
女優さんなんですね、この人は。
で、ある意味、
スマイルすることが仕事な人ですよね。
この人が歌っているのを聞いて、
プロの歌っていうか、
仕事人の歌なのかなっていう感じにパッと思ったんですよ。
すぐスマイルすべきだ。
上手にスマイル。
スマイルしなきゃねって。
この人がプロの女優としての教授を歌っているように、
僕もともとオフリランさんの歌ということを知らなかったから、
そういう風に聞こえたんですよね。
で、MVがYouTubeとかにあるんですけど、
森奈々さんの歌っているやつ。
それなんかを見ても、
ひたすら一人で仕事して、
疲れて寝ながら仕事場を移動して、
また一人で仕事して、
一人でカメラの前に立ったりとか、
結構年上の大人と一緒に、
それこそラジオの収録をしたりとか、
ずっと微妙な孤独感みたいなのを漂わせながら、
ストイックに仕事しまくるみたいなMVで。
で、それを背景にこの歌っていうのが、
なんか超仕事人って感じやな。
素直にかっこいいなと思ったりしましたね。
なので、歌い手によって結構印象が違うっていうか、
スマイルすべきだっていう主張の向きが変わると、
やっぱり全然違うじゃないですか、その評価が。
本当だ。
それが面白いっていうか、
森菜野バージョン好きだなっていう話なんですけど。
私なんか散々、先ほど笑わなきゃいけない理由、
納得ができないって言いましたけど、
川原さんの話通りに森菜野さんが、
俳優っていう仕事をしているプロフェッショナルの意識で
倫理的議論の展望
歌ってるって思って聞いたら、
すんなり入ってきたんですよ、歌詞が。
それにびっくりして、
特にファーストテイクで出てたんですけど、
森菜野さんがこのスマイルで。
それ見た時に、
本当にずっと森菜野さんが歌ってる姿を見ながら、
歌詞が入ってきて、
純粋にかっこいいなって確かに思ったんです。
さっき自分が、
親ってた深刻ぶった女は綺麗じゃないから、
っていうところも、
俳優さんは喜怒哀楽を、
コロコロ変えて表現するのが仕事じゃないですか。
だから深刻ぶった、固まった表情とかを、
していたらそれは、
俳優としてはふさわしくないからって自分に言い聞かせて、
いつでもスマイルしててねって自分に言い聞かせてるのかなって思ったら、
あれ全然、
すっきり聞けるって思ったんです。
確かに。
歌い?
うん。
なんかコフディランバーションだと、
やっぱり男性側からの、
押しつけ。
自分と一緒に歩く女性はこうあるべきだ、
という理想の女性像を押しつけてる感が、
ちょっとね、ちょっともやっとしたんですけど、
森奈々さんが歌うと、
もうなんか、
自分が、自分で自ら進んで、
スマイルする仕事を引き受けて、
やっているっていう感じで、
押しつけ感がなくなるから、
いいのかな。
本人の覚悟を立てるみたいに。
覚悟って感じします。
聞こえ方が変わりましたね。
面白い。
盛り上がりましたね、3曲。
はい、頑張りましたね。
頑張りました。
収録時間、2時間ぐらい撮りましたよ。
撮りましたよ。
いやー、これは1回じゃ収まらない。
何回かに言うの良かったですね。
この聴いてる皆さんは、
スマイルだけで1個できますね。
いやー、
頑張りました。
猫踏んじゃった。
愛のままに、わがままに僕は君だけを傷つけない。
そしてスマイル。
いやー、こんな感じで、
歌詞倫理はね、
いっぱい議論できたということで、
締めたいと思います。
はい。
とっても楽しかった。
楽しかったです。
ですね。
全部の歌、ちょっと好きになりましたね。
味わい深かった。
こんだけこねくり回してますけど、
魅力は再発見してます。
はい。
これあれですね、
なんか他に面白い、面白い?
ちょっともやっとするとか、
これどうなんだみたいな、
歌詞あったら募集したいですね。
うん。
なんでも倫理ラジオでは、
お便りも募集してます。
感想、
なんでも倫理ラジオで取り上げてほしいテーマ、
これって倫理的にどうなんだと思ったエピソードとか、
それに加えて話してほしい、議論してほしい歌詞も、
ぜひ送ってください。
多分、何ですか、
メールとかね、
フォームとかができてるはずなので、
はい。
そこから送ってください。
お待ちしてます。
お待ちしてます。
はい。
ではまた、
次回倫理のお話で盛り上がりましょう。
ということで、
今回は以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。