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CafeP%15 インタビューされる 1of2 です。
2021年3月18日 JST 木曜日ですね。
今回は卒業前スペシャルというところで、僕が所属している研究室の教授の方にゲストとして来ていただきました。
卒業前なので色々と質問をしたいと思います。卒業したら僕らここの研究室に入れないからね。聞けることは聞けるうちに聞いておこうというところでやっていきたいと思います。
もしかしたら途中で他の研究生が周りに数名いらっしゃるので、もしかしたら途中で参加してくれるかもしれません。
ということでよろしくお願いします。
いつか質問リストもすでに渡しておりまして、色々と質問をやって深掘りしていこうという感じですね。
まず一つ目色々と質問していきたいと思います。今年の特徴について質問というか、今年はコロナがあっても今年度かな。
コロナでほぼ半年前期か前期の方は研究室に学生が来れないという風になった時にゼミがあったわけで、学生に対して危機感はあったんでしょうかという話なんだけども。
そうですね基本的には本人以上にはなると思うんだけど、その学生って卒研って本来はね一回しかやらないわけだから、
学生にとっては今回やった卒研が自分の卒研ということで他とは比べられないんだけど危機感っていうのもわかんないんでね。
ただ結果論だけど、これは結果論だけど今年は8名いてちょうど4名卒業して4名が卒研できなかったということなので、
この環境、要は研究室に来れないから卒研ができないというよりは本人がやる気があったかやろうとしたかっていうところが大きいかなと。
昔ちょっと学生に話をしたことがあるんだけど、年に3回しか研究室に顔を出さなかった学生というのがいて、
それは実はキャンパスの反対側の端の本館の5階あたりにずっとアルバイトでいたんだけど、
メールとかでずっと連絡は取れてたんで卒業できたということなんで、来れないから卒研ができない。
だから今年卒研の単位を取れんかった4人はコロナのせいだけというのではないと思うので、やっぱり本人の問題かなというような感じは思ってます。
そうよね。例年とかってさ、コロナ、あろうがなかった場合、研究室に来ますと。一応来ますと。
で、来て、周りの奴らがなんかヤバいヤバいって叫んでるよ、俺ら卒業できないんちゃうかみたいな感じで、
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やってるのを見て自分も焦り出すっていう、引きずられるところもあると思うんやけど、今年それがなかったっていうのもあったこともあるんじゃないかなと。
そうね。確かに研究室に来たら隣でヤバそうな顔してるのがいるっていうのはなかったけど、
メールとか、うちではハングアウトとか、そういうところで煽られてるというか、それどういうことっていうふうなやり取りをしてるのを見てるはずなので、
そういう点ではヤバさを見てるのかなという気はするんだけどね。
だから、やっぱり今年やから卒業できなかったっていう言い訳がちょっと違うかなという気はしますね。
そうですね。前期実際にね、あそこで、いないどこ行った?うちのOJR君いますけれども、前期彼1回も来てない。確か1回も来てなかったはずだよね。
うちの研究室は、他の授業があるときは研究室に来れないみたいな感じでもあったので、
研究室に来れる状況になったとしても来れないみたいな感じで、前期全く学校に来なかったっていう人もいますが、
普通に発表して、普通に卒業してるので、そこに関しては確かに、明確なデミリットというにはちょっと、卒業できる人いるし、いてるしっていう感じになるんかな?
そうですね。過去に3回しか来なかった学生がいたっていうところを僕、詳しく聞きたいんですけど。
この学生はね、情報科学センターのSAのアルバイトをやってて、それでほぼ本館5階に常駐してるという形で、
テーマを決めて、中間発表みたいなときと最後の発表のときかな、その3回ぐらいしか研究室に顔を出してない。
そのときは他の教授の下でやってて、たまたま私が担当したのがその学生1名だけで、
うちの教授から彼全然来てないけどどうなん?って言われたけど、来てるその教授の学生よりは進んでたということですね。
だから結局は、物理的に来れるかどうかっていうのと、実際に進むかどうかっていうのは別かなというふうな気がしますね。
今年、だいぶ前からオンラインでやってる人はいてたし、オンラインというか、研究室に来ない、今年みたいな状況でやってる人もいてたのか。
ちなみにその学生の1年上の学生が大学院に行ったんだけど、大学院に行く前、4回生のときはもう1人同じ年に大学院に行ったのがいるんだけど、
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2人並んで下の研究室で卒研やってて、いつも学校には来てるけど下の研究室で卒研してるというのもあって、
大学院に行ったときに、大学院に行ってもうちの研究室に顔を出してくれるっていう下の教授に言われて、他の先生が、
え、彼はその研究室の所属ではなかったんだっていうのを、そのときになって初めて気づいたと。
みんな下の研究室の所属だと思ってたというのもいるわけですよね。
そういう変わったのはうちでは多いので。
他の研究室に位相ローしに行く。
そうそう。
なので、実はその下の研究室の教授が、彼専用の端末を用意してくれてたという。
そんなこともありましたね。
今はそれできないですよね。他の研究室に行くとかね。
コロナっていう点では無理だね。
あとは受け入れてくれるかどうかっていうのは、そこの先生次第ということなんで。
先生の好みという言い方をするとあれだけれど、そういったところもあるのかもしれない。
ありがとうございます。
じゃあ次の質問に行きましょうか。
卒研ゼミにおいて、今年のならではというか、コロナがあっての大変さ、教員としての大変さみたいなところってありますかね、という話なんですけれども。
やっぱりね、顔が見えなくて反応わかんないっていうね。
これは授業でもそうなんだけど、なんかこう、酔ったときに、
頭の上にクエスチョンマークいっぱい並んでるよねみたいな、狐につままれたような顔をしている学生がいっぱいいるとか、
なんとなく理解しているなっていうのが、なんとなくわかるんだけど、
テキストでしかやると基本はしないので、音声も使ったけど、本当に学生がわかっているのかなっていうのがね、
反応がわかんないっていう、これが一番ちょっとめんどくさかったかなと。
あとは声が仕上がらなかったっていうのがあって、
普段は教室でマイクも使うけど割と地声が出す方なので、喉が出来上がってくるわけですね。
これは今年やったのが最後の最後に、共通テストの説明会というのをやったんだけど、
そこで1時間半喋ったら声が持たなかって咳き込んだというのでね、
隣にいたスタッフの奥さんもうちの職員だったので、家に帰ったら家に出てもらえなかったっていうね。
隣で咳きしてたでしょ、大丈夫なんとかって。
いやいやあれは単に声が出来てなくて喋りすぎて咳き込んでるだけやから大丈夫大丈夫って言って、
やっと家に出てもらったっていう職員がいたというね。
そんなのもありましたね。
あとは音信不通になる学生がちょっと多かったかな。
いつもだと3分の1、4分の1くらいだけど今年半分が音信不通になったんで。
ただこの音信不通になったのもコロナが影響してるのか本人のせいなのかが分かんない。
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ただ音信不通になってしまえば別にコロナがあってもなくても今まででも党民してるのかなっていうので、
SMSでポンとメッセージを送ると2週間くらいだけ起きてくるみたいなね。
そんなのもあって今年も同じだったんで、たぶんここはそんななかったのかな。
その4人は留年というか卒業不合格になりましたけど、やっぱり一番普段と違うのは顔が見えないというか反応が分かんない。
テキストであっても反応を返してくれる学生さんはいいんだけど、そうじゃない学生さんはやっぱり反応が分かんないので、
やりにくかったかな、そんなところですね。
やっぱり着てると反応というか目の前にいるわけだから顔も分かるし仕草も分かるし、何やってるかも分かるしってなりますよね。
やっぱりその視覚情報が全くなくなるっていうのは大きいですよね。
ちなみに研究室でやってるのでこういった音声が入ります。ご了承ください。
まあそうさなと言っても、僕ら特に教授の授業ってディスコードでやってますよねっていうのがあって、ディスコードで音声のみでやってるけれども顔が見えない。
まあそれは音声のみでやってるから顔も見えないところもあるだろうし、他の先生とかの授業もだいたいさ、
ミートでやってるけど音声と画像切ってるよね。
後期からはミート標準ということで、私もミートにしたかな。
一応学生はカメラオフ、逆にカメラオフにしてくれと。
でないと今度は学生側の上りのトラフィックが多分大変になるからオフにする。
マイクもオフにする。要するに垂れ流しですよね。
学校によっては、これはうちじゃなくて他所の大学なんかではカメラをオンにして顔を見せろと。
顔を見せないと出席にしないというのがあったりね。
うちは基本カメラマイクオフにして質問とか意見言うとかそういうので、学生側から発言するときだけマイクオンとかという形だったんで、やっぱり見えないんですよね。
学生側が、学生側というか全員がカメラオンにしたらこっちの声は届かなくなるかもしれんし、
多分また向こうの方で止まりましたみたいな感じで来られても困るから全員オフにするしかないんだけど、
でもそれだと顔が見えなくて相手の反応わかんないっていう。
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顔が見えてもほんまにそれリアルで見えてるのかわかんないけどね。
ああそういうことか。なんかいろんなライフハックがあったね。
顔をね、顔写真をカメラの前に垂らしておくって言ってもあるし、そこはまあいろいろやるようなので。
やっぱり教室でやる方がやりやすかったなという気がする。
まあいろいろツッコミもやりやすいからな。
あと教室だとマイク持ってフラフラ、教室の中回りながらドライっていうような形でマイク向けたりとかもできるし、
そういうのはなかなかないとか。
あとは座ってる位置によってなんとなくこの辺のグループはやってるよね、ある辺のグループは遊んでるよねっていうのも見えるけど、
オンラインだとね、ログインしてるけどほんまにこの子ら聞いてるのかなっていう。
ログインだけしてて、実は料理してるとかね、トイレ行ってるとかいろいろあるみたいだから、
なのでほんまにわかんない。そこはちょっと苦労しましたね。
だいたい前の方に座ってるやつはなんかめっちゃ真面目にやってるっぽいし、
なんか後ろの方にいてるやつはなんかちょっとだらけてるっぽい、
まあそういうイメージみたいなのが実は座る場所であったりはするけれど、
そういうのが全くなかったのか今年は。
そうだよね、だから座る位置という、教室で教宅と席との距離っていう概念がもう全くなくなっちゃうから、
そこがちょっとね、大変わかんない。
そうですね、教員側からしたら前の席とかいつも最前列に座るやつって顔覚えやすかったりするけど、そんなの全くないですもんね。
あえて言っとくと、前の方に座った方が遊んでてもバレへんねんけどね。
実は後ろの方がバレるんけどね。
見やすい?
うん。一番前なんか一番遊べるよ、実は。
それはめっちゃできるやつが前に座るから、授業だいたい聞かなくてもできるから遊べるっていう、そういう話ではなくて普通に遊べる。
後ろの方で遊んでる方が目立つ。
つってもなあ、まあだいたい僕たちが使うような、まあパソコンの演習室でだいたい授業を受けますけれども、
後ろで遊ぶつったってなあ、スマホスタイルで授業を受けると、
そうやね、あとみんなで共同で狩りをしてるとかね。
共同でレースしてるとかね。
人狩り行っちゃってるような人が多いかな。
いやあ、まあ前の方が、前の方がか、まあまあ、そうさなあ、
まあ後ろに行ったら行ったで、
後ろに行ったら行ったで、
後ろに行ったら行ったで、
まあまあ、そうさなあ、
まあ後ろに行ったら行ったで、
先生方からしたら、
心理的にも遠くなるのかな、だから安心してゲームができるから後ろに行くのか。
どうなんだろうね。
結構前に出る方やったから、後ろに行くことがあんまりなかったので。
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どうやろうね、
とりあえず授業やから出席はしとかないといけないけど、
まあ授業聞いても面白くないのかわかんない、まあわかんないから面白くないっていうのもあるんだけど、
だからとりあえず教室にいました、出席してますっていうフリはするけど、
授業は聞いてなくて遊んでるっていう感じなのかな。
ただ後になってちゃんと僕授業出てましたっていう言い訳するために部屋にはいると。
まあ出席はしてますからね。
うん、出席はしてますというね。
うーん、かといって今になったらばらけるっていうのが、
今のこのコロナの状況では良かったりするのか、後ろにも前にもばらけてるっていう。
うん、新しくその辺のことを考えないといけないよね。
そうですね、前に座ってるやつと後ろに座ってるやつ、成績は実はあんまり関係ないみたいな話があったけど。
うん、一回、うちの学科の演習室の誰がどこに座ってるかっていうデータを元に成績との相関を取ったけど、あまりなかった。
うん、イメージではやっぱり前に座ってるやつがなんか真面目にやってそうな雰囲気というかイメージはあるけどね。
前からちょっと下がったところが真面目グループ。
その後がだんだん成績が悪くなっていく。
一番前はあんまり前にみんな座りたくないので、遅れてきたやつがそこに座るというので、そんな感じになるんちゃうかっていう予測をしてたけど、
教卓取る距離と成績には明確な相関はなかった。
後ろでもやるやつはやるし、前でもやるやつはやるか。
座ってる位置と成績はあんまり関係ない。
ただまあたぶんグループとかで関係してくるのかな、たぶんあのグループ固まってて。
まあそんなんもあるから、グループの中でできることできない子がいて、ただ同じような位置に座ってるからっていうのもあるかもしれない。
その辺までは解析はしてないので、あくまで個人個人の成績との相関なので。
グループに関してはまたソーシャルグラフをちょっと作ってみないとわからないね。
3年生やるかな。
あの点は面白そうだけどね。
ありがとうございます。では次の質問に参りますと。
今までは今年の今回、今年度の特徴的な話をしたんだけれども、
次からは学科全体というか、教授に個人に対して聞きたいことがあります。
大学の教員として今年、うちの学科学部に入ってくる学生に今一番言いたいことみたいなのがあれば、文章でお願いします。
今のうちに遊んでおきましょう。
要するに高校生が遊びって思うような遊びを今のうちにはしておきましょう。
3月の間にね。
もちろん法に触れない範囲でということで。
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大学入ったらもっと遊びましょうと。
ただこれはハックするという意味で、
要するにそういう高校生が思っているような遊びというよりは、
ハックしよう大魔王という感じで、
いろいろ世の中が思っているようなものを作っていきましょう。
この前、準先生と安保先生が話していた石製産の技術についての本が中であって、
高校までの授業って知的消費っていうのがメインになっているんじゃないのみたいな話があって、
確かにそうだったんですけど、
高校までの授業って知的消費というのがメインになっているんじゃないのみたいな話があって、
高校までの授業って知的消費っていうのがメインになっているんじゃないのみたいな話があって、
確かにそうだね。
大学ってなったら知的生産の方に回る風になってくるのかなっていうので、
ずらやくしたらもっと遊べっていう、
このハックしようっていうのは多分知的生産の方に回れっていうことなのかしらと、
僕は一応思うんだけどどうでしょうか。
高校までの授業っていうのがどちらかというと、
これは昔からもそうだけど、
勉強ができる人っていうのは実は記憶力のいい人っていうのが勉強ができる人と思われるわけですよね。
例えば日本史なんかだと、
徳川が十五代将軍まで売るのかな。
徳川の十五代将軍は家康から何とかまで十五人言えるとか、
近代日本になってから例えば内閣総理大臣が、
伊藤博文だったかな、初代が。
それがずっと言えるとか、
例えば青衣大将軍が坂上田村丸が一番目でずっと言えるとかっていうのは、
日本史の問題出るんだけど、
そんなのってGoogleで検索しても出るし、
もう終わったことなんだからリストがあったらいいよねと。
なんで覚えとかないといけないのかなっていうことになるわけですね。
昔はそれを覚えてて、
この人はすごく知識を持っているってことだけど、
それは単なる記憶力が良かったわけですよね。
それで要はプリントだって穴埋めでほとんどやる。
だけどこれ大学に入ってきたら、
レポートだって穴埋めじゃなくて、
位置から全部書いたりとかっていうことになってくるし、
特に工学系になったら実験をやりますよ。
実験をやって、それを結果をまとめる。
もちろんこの実験はどういう意味があって済むのか。
おそらくこういう結果になるはずだと。
やってやっぱりそうなりましたよね。
あるいはひょっとしたら失敗したかもしれないし、
何かの条件のせいで本来思っている通りの結果が出ないことがある。
じゃあそれはなぜそうなったかっていうのを考えて書くというのが必要になってくるから、
ちょっとやっぱり高校までの学びっていうのと、
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大学入ってからの学びっていうのは変わってくるよね。
そこはある意味今言ったような、
知的消費と生産、消費から生産に変わるっていうのはある意味言い得ていると思うんですね。
それに加えてさらに3年生までのやっぱり高校みたいに、
授業っていうのは座学は教室にいて前で先生が喋ってそれを同行するっていうのから、
今度卒業研究とかになってくると、
全然やることが違ってくるから、
教室で授業を受けている科目の成績が良い学生が卒業研究もちゃんとできるかというと、
そこはまた違う。
やっぱりその教室で授業を聞いて、
レポートを出したりテストを書いて受けて良い点数を取るっていう能力と、
卒業研究で何かをやらかして物を作るっていうのは違う能力だから、
そこもまた変わってくる。
その辺の違いっていうのを変化を短い期間で変化していくけど、
その変化はやっぱりついていかないとあかんかなということですね。
そうですね、やっぱり僕たち高校、大学4年間行ってましたけど、
やっぱり最後の1年間、卒業研究って異質やとのはやっぱり僕らは思っていて、
僕らって良いんかな?僕らで良いかな?皆さん僕らで良いですかね?
あ、僕でした。
僕は思っていまして、やっぱり1年、2年で卒業研究のための積み重ねの中も入っていて、
3年で研究室に配属されて、4年生でスタモンダしている、
死にそうな顔しながらスタモンダしている先輩を見て、
あ、俺ら来年こうなるのや。やべ。っていうので準備をしていって、
4年で実際に、あ、去年の先輩ら、死にかけてたな今頃。
俺も死にかけてるわみたいな感じで、すごいコロコロ変わっていくと思うんやけど、
確かにすごい狭い4年間の中でゴロゴロと変化があるっていうのが、
僕としても特徴的な出来事だったなと思っています。
あと、大学に入って僕思ったんですけど、
大学で高校の頃って、その一つの一コマの授業で、
先生の言っていることを真面目に聞いたら、
その授業が理解できるみたいな感じで作られてるじゃないですか。
言ってしまったら、ちゃんと教えるべき内容があって、
ちゃんと作られてて、教科書みたいな、
先生が生徒に教えるための教科書みたいなのがあって、
大学ってそんなのないやん。
先生って先生なりのカリキュラムみたいなのを自分で作って、
あれって先生、たぶん1回の授業で全部把握できるような内容に
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収めてないこともあるし、
先生の授業って、大学の授業っていうのも全然違ってくるんだなっていうのがあるんやけど、
そこに関して何かあちら、ここの違いみたいなのあるかな。
もちろんそれは授業をやる先生によって違うんだけど、
大きな違いっていうのは、
保育園、幼稚園から始まって高校までっていうのは、
これは免許がいるわけですよね。
我々の学科でも、中学の数学とか高校の数学情報の免許っていうのは
取れるようなカリキュラムがあるんだけど、
大学って、大学の教員になる免許ってないのよね。
実はね。
で、じゃあ教授はどうなったら教授かっていうと、
大学があなた教授って言ったら教授になるわけだよね。
もちろんいろいろ条件があって、
教授になる人はこういう人っていう条件があって、
それを満たすんだけど、
それを満たしてるかどうかは教授会で審議して、
満たしてるからこの人を教授として採用しましょうって言って取るわけですね。
そうすると、
大学院を出てずっと助手から大学の教員の畑をずっと歩いてくる人もいるけど、
企業のほうにいて、
例えば研究所から3月まで研究所にいて、
4月になったらいきなり教授になるという人もいるわけですよね。
これは実はすごい話だけど、
一つの免許は得られないという話と、
もう一つは教え方を学んでないということですね。
要は教員の免許を取るというときは、
例えばうちで言えば、
数学科教育法とか情報科教育法っていう授業があったり、
教育実習行ったりすることだけど、
大学の教員って教え方っていうのを学ぶ機会はないし、
学んでこなかったわけですね。
もちろんそれは今はいけないということで、
そういう研修をやりましょうということで、
各大学やってるんだけど、
いっぱい一番大きな違いは、
教員になるという道筋が高校までと全然違う。
特に下からずっと叩き上げ、
例えば千人御長みたいな叩き上げみたいな先生もいるけども、
あるとき大学企業からポンと大学のほうに移ってくるという方もおられるので、
その辺の大学の教員になる道っていうのが、
高校までと全然違うっていうのがやっぱり一番大きいんちゃうかなと。
さっきも言ったように、教え方っていう点で言えば、
高校までは教育指導要領っていうのがあって、
この科目はこの内容を教えなさいっていうことが決まってるわけですね。
その内容は教えないといけないんだけど、
大学の場合は、こういう名前の授業はこういう内容をしなさいっていうことを
きちきちとは決まってはないわけですよね。
だからそこら辺もやっぱり大きな違いとして出てくるんでしょうね。
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そうですよね。
高校から大学に来て一番びっくりしたのが、
予習・復習もいるよねっていう話もあるし、
高校以上に大学っているよねっていうのもあるし、
少なくとも解説しようとして話しているわけじゃないな、この先生はみたいな。
多分自分が言いたいことを言っているだけなんやろうなっていうような授業もあったりするっていうのが、
やっぱり大学に入って一番びっくりしたことですよね。
ちゃんとこの人の話を聞いていれば全部理解できるってわけじゃない。
自分なりに調べないと、図書館に行ったりして調べないといけないよねっていうのはすごい印象的でした。
一応文科省の基準かな、例えば90分講義があります。
その90分の講義に対して同じ時間、予習・復習する。
かける15週で2単位ということになっているので、
やっぱりその予習・復習するっていうのは基本的な前提だね。
それと多分これ、またなんやかんやって言って新入生に聞かせるかもしれないけど、
大学の先生が、この分野の人やったら知ってると思うけどっていう言い方をするんだけど、
私もよくするけど、知ってると思うんだけどって言われたときに、
そんなん知るかっていうことになると思うんだけど、
それは知ってると思うけどっていう言い方をするときは、
この分野の人は基本的な知識として、
そういうことは知っておかないといけないよねという意味で使っているので、
そう言われて知らなかったときは、僕知りませんって反論するんじゃなくて、
やべえと思ってそこは自分で調べて覚えておきましょうね、
勉強しておきましょうねっていうことですかね。
そうですね。
だいたい次の授業とかでさらっと、前教えたよねとか、
そういう感じでもくるので、そういったことは1年生は勉強しておいたほうがいいでしょう。
あと、1回の授業で1つか2つぐらい教授に質問にしに行くぐらいのことがあれば、
なおいいんじゃないかなと思います。
教授も質問に来てくれた相手を無限にすることはないので、
行ってみてもいいんじゃないだろうかという感じかな。
ありがとうございます。
では次の質問いきますと、
今までの質問って大学の教員として聞きました。
はい。
教授個人として学生に今言いたいこと的なことはありますか。
やっぱりね、この世の中は解決を待っている問題で溢れてるっていうね。
だから、ハックしましょうっていう。
ただ、学生の間は車輪の再発明すると無駄っていうことはあるんだけど、
学生の間は車輪の再発明をどんどんやりましょう。
で、やっぱりね、何でそのものがそういう形になったのかっていう結果しか見なかったら、
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今日は長い話の中なんで一部しか言わないけど、
例えばエスケープキーを押すとメニューが出るっていうのがあって、
それはあるソフトウェアでは入力のモードからエスケープを押すとメニューモードに戻る。
だからエスケープキーだったんだけど、
あるソフトウェアでは通常使っている状態からエスケープキーを押すとメニューが上がるというのに使っちゃった。
それは歴史的背景とかバックグラウンドを全く無視して、
エスケープを押せばメニューが出るっていうその事実だけに基づいて作っちゃったから、
なんかおかしいことになるわけですよね。
だからそういうきちっと裏を知るということを考えれば、
ちゃんと自分で再発明してみるというのは確かに無駄かもしれないんだけど、
学ぶという点においては非常に有効なので、
学生の間は車輪の再発明をどんどんして学んでほしい。
それが一つだね。
そうですね。学生の間はそういうことになってくるよなって。
そうですよね。
学生の間にって言ってるのは要するに、
学生のうちにいっぱい車輪の再発明をして、
卒業する頃には色々知識が付いてて、
とりあえずは行けるよねというね。
社会人になってからも仕事で車輪の再発明を延々してたら仕事進まないから。
だからそういうバックグラウンドを学ぶっていうのはできるだけ学生の間にやろうねという意味でね。
そうですね。入ってくる学生、つまりは1年生に今度なる2021年度かな、
に早く入ってくる学生の方には車輪の再発明をガンガンしていこう。
ちょっとあかんような、それはちょっとっていうようなやつだったら多分教授が止めに入るんで、
いくらでもガンガンやっていただければということになるんじゃないですかね。
次の質問いきます。
似たような質問になるのかな。
僕たち今回卒業しますと。
卒業後に大切にしていってほしいことというものはありますかというのもあるし、
一言何かしら言うことってありますかみたいな話ですね。
やっぱり世界は解決を待っている問題で溢れてるんですよね。
で、その時に同じ問題を二度と食うようなものは嫌だから、
1回解いた問題はプログラムにしておきましょうねと。
これはやっぱり効率化できるので、
1回やってやるときにプログラムを変えて動かすと、
あとは全部自動化できるので省力化もできるし。
で、同じことを繰り返してでも成長はないんだから、
やっぱり新しいことにどんどんトライしていく。
自分が知らないところにどんどん足を踏み入れていくっていうね。
誰だっけ、ちょっと忘れたけど、
私の前に道はない、私の後ろに道ができるみたいなね。
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ありましたけど、あれですよね。
道を作っていきなさいということでよろしいですか。
別に道路工事会社に入れってわけじゃないけどね。
そうですね。
学生の間は車輪の再発明というか、
自分で何かいろいろ考えることをやって、
自分で作り出すということをやって、
社会に出るときにはそれを車輪再発明ではなく、
新しいものを作っていく側になろうという感じですか。
ありがとうございます。
今のでメインの質問が終わりまして、
次はちょろちょろと僕本当に個人的な質問に入っていきます。
どうしようかな、一旦切りますかね。
そうやね、一旦切ってファイル分けようか。
そうしましょうか。
一旦録音止める。
ではでは。