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あんちゃんの何でも言いたい放題
みなさんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
今、政府の方で出世払い奨学金というものの検討がされています。
出世払い奨学金というのは、今の日本の奨学金というのは、
奨学金という名前であるけれども、お金をあげるという制度ではなくて、
お金を貸してあげる、だから後で返せよという、単なる貸付金、学生ローンなんですね。
なので、これの返済負担がかなりきつくて、
若い世代にはものすごい実質所得の低減ということを招いていますし、
所得が低いから、将来安定した仕事に、よっぽど安定した仕事についていないと、
経済的な不安の根源となっていて、それで結婚もすることができない。
そして結果的に少子化の原因になっている。
本当にとんでもない仕組みなんですけれども、
この奨学金の返済が若い世代の負担になっているからということで、
せめて成功して、ある程度年収をもらうようになってから返済をするような形の、
出世払い奨学金にしたらどうかと、そういう仕組みが検討されているんですね。
で、今、いくら以上年収を取れるようになったら返済が始まるのかということが当然検討されていたわけですけれども、
今、このニュースでは、卒業後の収入に応じ返済する出世払い型奨学金は、
年収300万円を超えた段階で本格的に返済が始まる制度が有力となった。
年収300万円が出世ということらしいです。
で、他の国もですね、例えばオーストラリアとかイギリスが先行しているらしいんですけれども、
オーストラリアでは1989年に所得が約460万円を超えると、
その1%から10%を厳選徴収する制度を創設したと。
それからイギリスにも年収約440万円を基準として、
それを超える収入のうち9%を返済に充てる仕組みがある、そういうことですね。
で、両国とも回収の難しさが課題として浮上している。
で、オーストラリアの政府は2020年時点で15%の再建について返済が期待できないと試算、
だからもう15%は返ってきませんよというふうに考えたと。
で、イギリスの場合は2014年時点で返済されない再建は30%から45%と推計されて、
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密回収分などを補填する補助金を予算計上したと。
で、これ何でかというと、障害を通じて収入が上がらないので、
返済できないケースがあるということなんですね。
で、これ何を言ってるかというと、
日本の場合は卒業したらすぐに返済をしなきゃいけないという請求書がすぐ来るわけですよ。
で、皆さんは本当に低い年収だけれども、何とかやりくりをして払っている人が本当に多いんですね。
日本人はやっぱり真面目ですから。
で、でもそれが結局年収、実質的な年収を下げて経済的な根拠を招いているということなんですけれども、
じゃあ、今案で出ている年収300万は成功者なんでしょうか。
年収300万は経済的に余裕があるんでしょうか。
いや、とんでもないと思いますね。
そういう人に返済を迫ること自体が問題だし、
そもそも若い世代がそのぐらいの低い年収しかもらえない。
そして低い年収しかもらえないけれども、
300万もらえたら出世してるんだからそこで返済を始めろっていう方が、
常識的に考えておかしいと思いますよ。
年収300万ということは、おそらく手取りの収入としては月20万程度しかもらえません。
で、その中から返済がどのぐらいになるかわかりませんけれども、
2万3万と奪われていったら、例えば2万3万奪われていったら、
そこからまた携帯の代金を払って家賃を払っていったら、
もう本当に手残りないですよね。
そういう環境を若い世代に作ってしまって、
それで結婚しろ、子供作れって言っても無理ですよね。
で、こういう経済的な理由が少子化の根本的な原因なのだというところを、
みんなで共有しないと、
この一番日本の最大の国難である少子化の問題は解決しません。
そしてこの奨学金の問題も学生ローンじゃなくて給付にすればいいんですよ。
国はお金を作れるので、
国がお金を作れる力をちゃんと使えば、
若い世代には貸し付けじゃなくて給付をしてあげるということが、
もうものすごいできるわけですね。
しかも今、若い世代の数は減っているわけですから、
こういう人たちに給付型の奨学金を大幅に拡充して、
もう返済する心配はいらないから、
しっかりと勉強して日本の国のために働いてくださいと、
そういうメッセージを残した方が、よほど日本の国を好きになるし、
将来不安が、経済的な不安が取り除かれて、
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そして結婚ができて子供ができると、
そういう少子化の解決にもつながるんですね。
まあでも残念ながら、今のところは年収300万円というのが、
成功者という基準になるということで、
まあ大変な状況になってきましたね。
はい、ということでございます。
まあ今のところ、年収300万の単身世代の場合は、
年間の返済額が約10万円。
だから月額8,000円ぐらいの負担ということにするみたいですけれども、
まあこれだったらもうええやんと、
あげてしまえと思いますよ。
このぐらいのね、8,000円ぐらい返してもらったらもういいよと、
例えばもう3年真面目に払ったらもういいよと、
あなたは真面目にやってるのがわかったと、
もう後は返さなくていいよっていうね、
そういう仕組み作るとかね、
それだったらみんな真面目にやりますよ。
そういう仕組み作れないんですかね、って本当に思います。
日本の少子化を食い止めようと思ったら、
若い世代に安定した仕事とまともな所得を持ってもらう、
これが一番大事だと思いますし、
そのためにもこの奨学金はもうほとんどが給付にするということを、
ぜひ政府には実現をしていただきたいと思います。
はい、ということで、
本日もご覧くださいましてありがとうございました。
ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、
また次回お会いいたしましょう。
ありがとうございました。