2023-03-03 06:52

いまだに電力自由化を推進する規制改革推進会議の的外れ

送配電会社の完全分離提言 大手電力と資本関係解消 不正防止で規制改革部会


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あんちゃんの何でも言いたい放題
皆さんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
今日のニュースですけれども、総配電会社の完全分離提言。
大手電力と資本関係を解消するべきだと。
不正防止で規制改革部会ということで、産経新聞が今日ニュースを流しているんですけれども、
これは複数の大手電力会社が競合する新電力会社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、
政府の規制改革推進会議の有識者作業部会は、2日、情報遮断を確実にするため、
大手電力と総配電子会社の資本関係を完全に断ち切る、所有権分離を実現すべきだとの提言を公表したと。
電力業界を所管する経済産業省に提起し、政府がまとめる規制改革実施計画への盛り込みを目指すということで、
ご承知の通り、関西電力などの大手の電力会社が、このような新電力の顧客情報を不正に閲覧していたということで、かなり問題にはなっています。
もちろん、これを不正に見たということはまずいことだと思いますけれども、
これで今こういうことがあるから、資本関係を断ち切るべきだとか、電力の発送電分離、あるいはこの電力自由化が不完全だからこういうことが起きるんだと、そういう批判を浴びているわけですけれども、ちょっと待ってくださいよと。
国民生活にとって一番大事なことは何でしょうか。
それは安くて安定的に電気が供給される状況を保つことですよね。
競争を徹底的に行うことは別に求められていないわけですよ。
国民はそんなことどうだっていいんですよ。
電力会社が競争してようが、別に国営だろうが、そんなことはどうでもよくて、安くて安定的にスイッチ入れればいつでも電気が供給されると、そういう状況をキープしてくれるのがまず第一なわけですよね。
今、この冬とか、あるいは去年の夏も電気の安定供給が脅かされるという状況になっていました。
この状況は今でも解決していません。
今年の夏もどうなっていくかわからない。
本当にこの冬も危なかったわけですけれども、ギリギリのところで電気の安定供給が保たれていると、本当にギリギリなわけですよ。
そして、電力価格はどんどん上がっていて、今各地の電力会社は値上げ申請をいろんなところでしているわけですけれども、
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これも今政府としてはほとんど放置しているわけです。無策なわけですよ。
電気の値上げの認可は統一司法選挙の後に先送りをしたということですけれども、いずれにしろ値上げは認可される流れになるわけですよね。
したがって今国民はこの電気について安定供給が脅かされているとともに、安い電気を買うことができなくなっているわけですね。
ただでさえいろんな物が物価が上がっている中で電気代もさらに上がると、そしてインボイスの導入でまた電気代が上がると、そういうことが起きているわけですよ。
今のこの会議は規制改革会議だからそういう議論をするのは仕方がないのかもしれないけれども、
今本当に大事なことは規制改革を進めるっていうことが大事なんじゃなくて、
電力の安定供給と安くて安い電力をどうやって国民に供給するかと、そっちの議論をすることの方がよほど大事なわけですね。
経産省は規制緩和を進める、規制改革を進めることが仕事なのではなくて、
国民に安定的な電力の安定供給と、そしてできるだけ安い価格で供給すると、そういう方向に電力政策は考えていかなきゃいけないんですけれども、
前からの流れがあって、とにかく発送電分離、電力自由化、それに突き進んでいかなきゃいけないみたいな、
ちょっとつ申しんというか、もう状況変わってもそっちに突き進んでいくっていう、周り見えないんですかという、そういう状況になっていると思います。
この際、電気は発送電分離ということはやめて、もういっぺん全部国有化してもいいぐらいですよ。
原子力発電所の問題もありますし、それから再エネについても再エネ付加金がどんどん上がってきて、
家庭の負担がどんどん大きくなっています。そういうことを解消するためにも、もういったん全部電力会社は国有化するぐらいのことをしてですね。
そして、本当に冷静に電気の発電の割合はどうしていくべきかと、
発電所はどの割合で石炭もそうだし、石油もそうだし、天然ガスもそうだし、原発もそうでしょう。
それをどうやって使っていくかということを、これはまさに国家戦略です。国家戦略ですから、それをエネルギー基本計画にきちんと盛り込んで、それを国策として進めていくと。
そういうことをやっていく必要があると思いますけれども、このように規制改革をとにかく進めろみたいな、もう失敗したことがほぼほぼ明らかになっているものを徹底的に進めるというのは、もうどうかしてるんじゃないかと思いますね。
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確かに電力会社の不正閲覧というのは大変な落ち度であったと思いますし、やってはいけないことであったと思いますけれども、
そういうところをきっかけにして、やっちゃいけないことをさらに進めるというのはいかがなものかと思います。
やはり政府としてどっちの方向を向くべきか、何が目的なのか、そこをしっかりと引き止めて、そちらの方向に進んでいってもらいたいなと、この全力の話に関しては本当にそれを強く思うところでございます。
ということで、本日もご覧くださいまして、ありがとうございました。
ぜひ皆さん、チャンネル登録と高評価、そして通知設定もよろしくお願いいたします。
それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。
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