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あんちゃんの何でも言いたい放題
皆さんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。
本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
国会も予算委員会の方が、予算案の方が衆議院を通過をいたしまして、参議院の方に移りました。
そして予算が通ると、衆議院の方で本格的に他の法案審議が始まりますので、各委員会がいろんな法案の審議を本格的に始めるということになってまいります。
そんな中で非常に残念なニュースなんですけれども、林外務大臣がG20欠席へということで、参議院予算委員会が審議出席を要求しているということですね。
林外務大臣はインドで3月1日と2日に開催される主要20カ国地域G20の外相会合について出席を見送る方向となったと。
参議院予算委員会が2月28日の理事懇談会で、2023年度予算案の審議に出席を求めることを決めたということですね。
この理事懇談会というところで今度どういう風な委員会の進め方をしようかということを決めるんですけれども、
この理事というのがこの委員会の与野党の幹部という位置づけなんですが、委員会の前には理事会というのが開かれるんですけれども、
それの前に理事懇談会というものを開いて、それで何月何日に委員会を開催しようかという日程を決めるという手続きになっています。
それで28日に衆議院を通過したので、その28日に通過したことを受けて、参議院の予算委員会をどういう日程でやろうかということで、
この参議院の予算委員会の理事懇談会が28日に開かれたということですけれども、
そこで予算案の審議を岸田首相と全閣僚が出席する基本的質疑というものを、3月の1日と2日に行うことで一致したということですね。
なので、この全閣僚が出席するということなので例外は認めないということになったんでしょうね。
なので外務大臣がここに外交日程が入っていたとしても国会を優先するということになったわけです。
そして3月3日には首相と鈴木財務大臣、そして要求された閣僚が出席する一般質疑を行うことでも大筋合意したということで、
1日と2日はそういうことで縛られると。林外務大臣も縛られると。
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そして3日は野党の要求、野党というか与党もそうですけれども、質疑をする人の要求があったらその大臣が出席をすると。
そういう流れになります。
それで3月3日はインドで日米合印4カ国の協力枠組み、クワットの外省会談の開催が調整されていると。
そして仮にその日に野党がその日の予算委員会で林外務大臣の答弁を要求すれば、このクワット外省会談も出席できないということになります。
もちろん国会の質疑は重要だというのはもちろんそうなんですけれども、
でも林外務大臣に対する質疑だけはちょっと別の日程でやろうかということもやれるわけですよね、本当だったら。
でも官令に従って最初の基本的質疑は全閣僚出席でなくてはならないという、国会って非常に前例を大事にするという先例主義をとっているので、
先例通りでやると閣僚が決席したことはないみたいな、おそらくそういうことで今回もG20ぐらいだったらもう行かなくてもよくねみたいな、結局そういう感じになるわけですよね。
でも会議を主催している側からしたらあいつ来ないよと、この会議別にその程度なんやなとあいつにとってはと、
そういう捉え方をされても仕方がないですよね。
なのでこれ外交日程なので日本国内の事情ではなくて、外交的にこれは外務大臣ではなくて代理の副大臣などでもいいのか、
それともみんな大臣が来てるのに日本だけ副大臣というとやっぱりちょっと格が下がってしまうというか、会議の重要性を認識していないみたいな空気感になると思うので、
そこのところの国益というものはどう考えるべきなのか、これをよく考えていただきたいと思いますね。
特にこの3月3日に予定されているクワットというのは非常に大事な枠組みだと思いますし、これは一般質疑ということですから、
当然与党が林外務大臣の出席を求めることはないと思いますけれども、野党側もここで呼ばなくても別に他のところで他の日程で要求すればちゃんと出てくるでしょうから、
ここで今もたぶん野党側はこれで林大臣が海外出張行けないのは阻んだみたいになってちょっと世論が逆風みたいになったら、
いやいや私らはそんなこと言ってない。どうぞどうぞ3日は外交行ってくださいって言うと思いますけれども、
でもそれだったら1日2日もしっかり行って、そして日本の存在感をアピールすると、そういうことをやってもらいたいと思いますね。
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国会に全閣僚が出席して、そしてまたいろんな法案の審議も大臣がいないと進められないというのが今の日本の国会の慣例ですけれども、
もうそろそろこの慣例もちょっと変えてですね、大臣がいなくてもというか、やれるところはどんどん進めていって、
特に外務大臣の場合は外交で海外に飛び回るというのが仕事ですから、それを国会の審議、もちろん国会の審議を軽視するわけではなくて、
きちんとバランス取りながら、与野党ともに合意を取りながら、ここは外交に行って優先してくださいねと、
そういうところがあって当然だろうと思いますし、そういう国会改革をぜひ進めていただきたいというふうに思います。
林外務大臣、いろいろいろんな評価がある人で、この人が外務大臣でいいのかみたいな話は前からずっとありますけれども、
それとこれとは別ですので、外務大臣が外務大臣としての職責が十分に果たせるような、
そして日本の国益のために外交の舞台でどういう行動をするべきなのか、
それを国会もしっかりと協力をすると、そういう姿勢を示していただきたいというふうに思います。
はい、ということで本日もご覧下さいましてありがとうございました。
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それではアンちゃんの何でも言いたい放題、また次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。