ここまでは777のシステムが発達をしたという話をしてきましたけれども、
私は飛行機を学ぶ上で、その飛行機の開発された背景とか経緯とかっていうのを
いろいろネットのリソースから取るのを結構好きで、
そんな中で777の開発に関わるキーワードを一つ紹介をしたいと思います。
ワーキングトゥゲザーっていう言葉ですね。
直訳すると一緒に働こうぜっていう意味なんですけど、
777が開発をされるそれ以前の飛行機っていうのは開発するメーカー、
例えばボーイングですとかエアバスっていうそういう開発のメーカーが
市場の意見とかをあまり反映せずに作ってきたっていうそういう歴史があって、
ただ777が開発されるときはボーイングがユーザー、
つまり航空会社ですね、ANAをはじめとする航空会社にどういうデザインにしてほしいっていうのを
アンケートしたんですよね。
ANAの開発部門の方もその時はボーイングに出向されて、
いろいろ一緒に意見を出し合いながら、もちろんANAだけじゃなくて、
世界中のいろんな航空会社の技術スタッフが集まって、
そういう考えを初めて取り入れたのが777になります。
じゃあ初めてその777で取り入れられた、
そういう航空会社のアイデアってどういうのがあるんですかっていうところなんですけど、
イメージしやすいところだとですね、
皆さん乗るときに客室の頭上の物入れに荷物とか載せると思います。
その中に鏡が付きました。
なんで鏡があるのかっていうと、
ボーイングってアメリカの製造メーカーなんですけど、
体格が大きいじゃないですか。
ただ、日本人のCAさんとかお客様でも荷物を取るときに忘れ物がないかっていうのを
確認しやすくするために鏡が付いたんですよね。
これ、次回乗ってみたときに確認をしてみてください、ぜひ。
すごいね、知らなかった。
今普通に付いているものだと思っちゃうもんね。
最初のこの導入背景でそういうことがあったな。
そうですね。
あとはですね、トイレの蓋のダンパー機構っていうのも777で初めて付きました。
ダンパー機構っていうのは蓋が開けた状態からゆっくり閉まるという機構ですね。
それまでは張っては離すとパターンっていう勢いで閉まる機構だったんですけど、
ダンパー機構っていうのを初めて導入しました。
じゃあなんでですかっていうと、777って国際線を飛ぶんですよね。
国際線って飛行時間がハイダックからだとニューヨークまで14時間とか飛ぶんですけど、
お休みになっているお客様を起こさないようにする配慮だったりするんですよね。
そういう違いもあったりします。
ありがとうございます。
ではですね、西川さんはLTCの社員として関わってきた企画があるというふうに伺ってます。
ちょっとこの辺りお話を聞きたいです。
はい、私はですね、これまでに777をモチーフとしてですね、
一般のお客様に対してエンターテインメントとして企画を2点ほど作ってきました。
例えばですね、2022年に777の撮影会と航空教室っていうのを実施をしました。
これはですね、羽田空港のランプ制限エリアですね。
一般のお客様は普通は入れない中期場にお客様をお連れをして、
撮影のためだけに飛行機を用意をして、いろんな角度から撮っていただけるという商品ですね。
あとは同じ日に本当に777に特化した航空教室を実施しました。
これは私たちはLTC社員が初めて企画をした優勝のイベントなんですよね。
参加してくれたお客様からすごく高いお言葉もいただきましたし、
実現に向けてすごく苦労したことはたくさんあったんですけど、
整備士って普段お客様と交流する機会って全くないので、
直接お客様からそういった言葉をいただけて、本当にそれまでの苦労が報われたなというふうに感じました。
あと2点目はですね、25年の12月23日にですね、
ANAで飛ばしている777、これが就航30周年を迎えたんですよね。
その日に出発する飛行機のゲート前で記念セレモニーをやりました。
あとは同じ羽田整備部から募集したボランティアの方と一緒に手を振ってのお見送りイベントでしたり、
あとはですね、777の特徴だったり歴史を紹介する特設サイトをオープンして、
皆様に対して777の魅力を発信する、そういった機会を作りました。
こういった企画ごとをですね、やるのは結構その大変なんですけれども、
入社して10年、丸10年が経つんですけれども、整備士という仕事をしていて、
より詳しく知っていくと、その整備士で培った知識や経験をその本業以外の部分にも役立てたいというふうに思ってきました。
そういった背景もあって、社員の提案制度にですね、手を挙げて企画をしてきた背景があります。
またこれからもですね、そういった機会があれば、どんどん手を挙げて実現に向けて動いていきたいと思いますし、
今のLTCの社風として、そういった社員からの提案制度を実現に向けて、
いろんな方が協力をしてくださる、そういった温かい風土がありますので、これからもやっていきたいと思っています。
今、社員数増えてきましたけれども、我々と同じような年代の方も増えてきて、一緒に会社をやっていこうぜって言ったようなのがありますので、
是非ともですね、我々の会社の魅力を発信できるようにやっていければと思います。