アメリカからこんばんは、NAKAMURAです。
このポッドキャストは、アメリカ研究留学3年目を迎えた私、NAKAMURAが、日常についてだったり、アメリカ生活を経験した、また今楽しんでいる方を招きして、その方のアメリカ留学を振り下げていきます。
7月のアメ号は、日本人研究者コミュニティとめぐるアメリカ中西部と題して、シカゴやピッツバーグの日本人研究者コミュニティに参加されている方からお話を伺っていきます。
この前の土曜日に、ヒヨケンさんからチーさんが遊びに来てくれて、最初チーさんが着いたときに、ワラさんが可愛い帽子で迎えに行って、そこからUCSFに来てもらって、
いつも僕らがご飯を食べているスパークというところで、ご飯を食べつつ、その後にマジカルドーナツに行って、僕は初めてあそこで写真を撮ったかな、一緒に写真を撮ってもらって、
ワラさんもツイッターで言ってましたけど、太陽みたいなポッドキャスター、確かにその通りだなという感じでしたね。
結局、観光に行くって言いながら、たぶん昼くらい、1、2時くらいから観光に行くって言いながら、5、6時までずっと喋って、観光もせずに美味しいものだけ食べて終わってしまったという感じで、
次回もし来る機会があったら、どこか観光できたらいいなというふうに思っています。
こうやって僕とかはおしゃべりしているだけで、ワラさんとか編集してもらって、こういう機会をもらって、
コメントはあまりしづらいんですけど、そうやって意外と聞いているので、ポッドキャスト、特に最近は。
聞いている人と会えるというのは、こんなに楽しいんだなというのが初めてだったので、すごい良かったです。
なので、僕が逆に日本に帰った時、ぜひ遊びに行きたいなというふうに思いました。
さて、今回のゲストはピッツバーグ日本人研究者の会や、カーネギーメロン大学で活躍をされている内藤さんをお迎えします。
今週もよろしくお願いします。
アメリカンナイトGOLD
それでは今回のゲスト、内藤さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、簡単に内藤さんの自己紹介をお願いします。
はい、私の名前は内藤葵と申します。
私は今、日本学術振興会特別研究員として、アメリカのカーネギーメロン大学に研究留学をしています。
ここに来る前は、もともと大学も大学院も日本の大学を出ていて、もちろんそれまでも海外経験は全くなくやってきました。
それで日本でいた時は、社会心理学という分野で研究をしていたんですけれども、今カーネギーメロン大学ではコンピューターサイエンス学部に所属していて、コンピューターサイエンス学部の中のヒューマンコンピューターインタラクションインスティジュートという研究所にいます。
そこで人とコンピューターの、多くの人は人とコンピューターのインタラクションを研究している。
そこで私は、社会心理学のバックグラウンドがある中で、おそらくアメリカに行って、人からコンピューターに広げていくという感じの研究をしています。
社会心理学というのが、僕の中では何をやっているかよく分からないんですけど、博士課程で社会心理学というのは何をやったんですか、実際に。
社会心理学という学問分野なんですけど、これ社会心理学という名前の通り、大元は心理学で、人の心の働き、あるいは人がどういう計算をしてどういう行動をしているかというところが元々出発点なんですけど、
研究の着目が、その結果として、人って社会を作りますよね。人って他の人がいないと社会って成り立たないわけなんで、社会を作るんですけど、どうやって社会ってできてくるのというところを研究する分野、そこの社会に特化した心理学ですね。
具体的には、例えば集団の意思決定と呼ばれるような問題であったり、例えば会議で人が意見を出して、そうだね、そうだね、議論するわけですけど、ある時はすごく活発にいい意見が出て、すごくいい判断ができたよねということもあるけど、ある時にはものすごくひどい会議だったねという時もある。
なんでそうなるのか、どうすればよくなるのかということを科学的に、多くの場合は実験を使ったり、あるいは数理モデルを使ってコンピューター上でシミュレーションをしたり、そういったことをやる分野です。
なるほど。
そうか、数理モデルとかも応用できる分野だからこそ、コンピューターの技術的なバックグラウンドがあったりするんですね。
そうですね。分野の中身としては本当に誰でも入ってこれるっていうところがあって、そんなに心理学ゴリゴリ、つまり視覚の研究、目の視覚の研究だったり、脳科学とかっていう心理学には分野あると思うんですけど、
心理学っていうと割とそういう、特に実験の場合は結構分野多いと思うんですけど、社会心理学の場合には、社会っていうものに関してであれば何でもいいっていうところもあるので、心理学から来る人もいればコンピューターサイエンスで、コンピューター上のオンラインの、例えばアメリカだったり海外、
レディットであったりとか、あるいはGitHubとか、人が交流したりとか、あるいは自分の持っている知識を共有したりとか、そういう中でどういうふうに知識が生まれていくか、みたいなことが興味ある人もコンピューターセンサーだったらいるし、あるいはその一方でより良い企業を作るとか、あるいは企業の会議をどう改善するか、組織論みたいな、社会学とかそういった分野であるいはビジネススクールとかそういう分野から来る人もいますし、
すごい方法のごったりというか、そういう分野では。
学信とかでそういう分野を見てて、こういう分野の人何やってるんだろうなっていうのはずっと思ったんで。
そうですね。
あれですよね、もともと東高大じゃないですか。
そうですね、日本の所属は東高大、今は東京科学大です。
東高大ってそういう社会心理、コンピューテーショナルだから社会心理、何て言うんだろう、社会心理で文系なイメージがあるんですよね、僕の中で。
文系、はい。僕がもともといたのは文学部です。
東高大って文学部あんの?
大学院は東大だったんですけど、子育てで東高大に学信で受け入れてもらってるっていう状態。
なるほど、なるほど。
じゃあ結構チャレンジングでありますね、文系から理系っていう、理転みたいな感じですよね。
そうですね、言ったら理転です。おそらくから理転したいみたいな。
しかも結構なハイレベルの学問的なレベルで、理転ってなんかすごいそうですよね。
ただ感覚としては、大学院に行った時から数理モデルを使った研究はしていて、文学部ではあるんですけれど、その研究室としては理系チックな雰囲気はありました。
実際にその日本に行って、どういう風に留学先っていうのを決めていったんですか?
そうですね、留学先を決める経緯としては、いろいろ海外に留学するときに、アメリカっていう場所に憧れがあるとか、
あるいは研究の大学のコミュニティ、あるいはすごい本拠地みたいなところで行きたいっていうのもあれば、
研究者個人に行きたいっていうのはあると思うんですけど、私の場合にはこの研究者個人の人とのつながりを求めて、海外留学を決意したという部分があって、
今受け入れていただいているアドバイザーの先生自身が、私も元々社会心理学という文系の分野からコンピューターサイエンスのほうに理転をある意味して、
その分野を変えるというチャレンジをしているところなんですけど、受け入れ先の先生っていうのが元々実はコンピューターサイエンスで、
PHDを取るときに元々言ったコンピューターサイエンスから社会学のほうに移って、自分とは実は逆のチャレンジをしていった方なんですよね。
その意味で、自分の研究のクオリティ自体はもちろんものすごく高いので、研究者として一緒に働くことのメリットがあるんですけど、それプラス、
自分からもうちょっと対極的なビジョンとして、これから乗り越えていかなきゃいけない、どうやって新しい分野に取り組んでいくかとか、
あるいは、どうやって領域融合的な分野で研究室を運営していくかということも含めて、
吸収できたらいいなというふうに思って、今の研究室を選びました。
それプラス、受け入れ先の研究者の方って結構若くて、自分と年が比較的近い部分があるので、ゴリゴリ一緒にやっていきたいなというところもありました。
その人、どうやって見つけたんですか?学会とかで会ったみたいな。
学会で会ったことは実はなくて、実は論文を最初に、論文を読んで初めて知った方ですね。
論文がすごい有名な論文で、その論文自身が、まずすごい専門的な論文というよりも、
いろんな分野の人が読んで面白いというふうに思える論文で、自分こういう論文を書けるようになったらなりたいなという思いが元々ある中で、
ご所属の機会に一緒にやってみたいというふうになったんですね。
なんか結構人で、特にビッグネームのめちゃめちゃ有名な先生のところに行きたいっていうのは結構な人いそうですけど、若手の人を選ぶってなかなか初めて聞いたぐらいの。
本当ですか。
シニアの大状態の研究室もメリットあると思うんですけど、
そうですね。自分自身のキャリアとか、何て言うんだろうな、何を吸収したいかということを考えたときに、
大きい集団の中に入って、同じ同僚と接触ましてっていうのもいいんですけど、そこにはまたボスの人と関わる機会が少なかったりとか、
あとは研究室の中で世界が閉じてしまうじゃないかなっていう懸念もあったんですよね。
その一方で若いキャリアの人って、その人自身が今自分の世界広げてるっていうところがあって、もちろんそれ自身がリスクでもあるんですけど、
自分はこの機会にそこに自分自身も飛び込んで、自分自身も新しいことにチャレンジして、何もないところから作っていくっていうのをそばで学びたいなと思ったんですよね。
自分もいずれそれやらなきゃいけないから。
そうですね。近い未来。
その詳しい話は後半で伺うとして、
今ちょっとカーネギーメロン大学ってところにいるんですよね。
そうです。
恥ずかしながら僕初めて聞いたぐらいの何て言うんだろう。
そうですね。
言ってしまったらあまりポピュラー、日本ではあまり卑怯がない大学かなと思うんですけど、
そもそもどこにあってどういうところなんか教えてもらってもいいですか。
カーネギーメロン大学はアメリカのペンシルベニア州のペッツバーグという都市にある大学で、
ペンシルベニア州ってアメリカの東側、ニューヨークとかボストンとかそういうような都市があるところ近いんですけど、
ニューヨークとかボストンとか海辺の一番大西洋に面したところなんですけど、
そこでちょっと内陸に入って、アメリカの田舎。
ジャッキー・チェンガーの生卵飲んだところだよね。
そうなんですか、ちょっと間違えちゃった。
DCとニューヨークの間ぐらいあるところでね。
DCとニューヨークの間はフィラデルフィアかな。
フィラデルフィア、俺フィラデルフィアの勘違いしてるわ。
フィラデルフィアがどっちかっていうと有名なんですけど、ペッツバーグはよくあるアメリカの地方と、悪く言えば。
周りは本当に大自然があって、その中に急にビルが現れるみたいな感じですね。
学園都市的な感じなんですか。
そうですね。もともとは今アメリカと日本の間でUSスチールを日本製鉄が買収するっていう話があると思うんですけど、
USスチールっていうのがもともとペッツバーグの会社で、ペッツバーグって鉄工業で栄えた都市なんですよね。
それで、もともとはそうだったんですけど、この戦後鉄工業がどんどん廃れていく中で産業の空洞化が起こって、
じゃあどうするかってなった時に、このカーニギーメロン大学とか、あるいはペッツバーグ大学って大学ももう一つペッツバーグにはあるんですけど、
その大学を中心にまた今再生してるっていう都市ですね。
じゃあ結構大学としてはでっかいんですか?総合大学になるんですか?
それがそうでもなくてカーニギーメロンの場合はかなり小じんまりしてます。
キャンパスもアメリカの大学っていうよりはどっちかっていうと日本の大学みたいな感じで、
歩いてぐるっと回れるような敷地の中にビルがギュッと建っているような感じです。
だけどその大学という敷地はあるんですね。街中にポンポンポンじゃなくて。
そうですね。ちょっとダウンタウンから離れたところにあって、
大学の周りは本当に大学と大学関係者の街っていう感じ。
学部とかどういう学部があるんですか?
学部はそんなにいっぱいなくて、まず自分自身がいるのはコンピューターサイエンス学部なんですけど、
それ以外にアウトとかドラマの学部も有名ですね。
あとはドラマ。演劇です。
そんな学部なんだ。
アメリカで一番古いとか何とか、ちょっと本当か分からないですけど。
結構ユニークな学部が多いですね。
一般的な学部ももちろんあるんですけど、ビジネススクールもあるし、
政治学とかもちろんケミストリーとか生物学とかもあるんですけど、
特色としてはコンピューターサイエンスとドラマ、演劇がかなり有名。
じゃあ結構一般的な総合大学、日本でいう総合大学的な感じだけど、特殊な学部はあるんですか?
どちらかというと、東高大に雰囲気が似てる気がします。
あんまり文系学部もあるんですけど、文系っていうよりは、
美系の感じでキャンパスの中にロボットとかが急に走ってくるみたいな。
そういう雰囲気です。
近未来的な。
近未来的ですね。犬のロボットってあるじゃないですか。
相棒みたいな。
もうちょっと大きい、すごい腕が長い、大きいロボットが一人で走ってたりする。
面白いです。
なんでやってるんだろうな、テストしてるんだろうな。
じゃあ結構そういう工業系というかテック系の強い町なんですね。
そうですね。町自身もカーネギーメロン大学から派生して、多分テックの町ですね。
例えば、スマホのアプリデュオリンゴってご存知かもしれないですけど、語学の英語とかいろんな言語を学べるアプリなんですけど、
それもカーネギーメロン大学から出てきた会社で、ピッツバグの会社があるんですけど。
めっちゃ儲かってる。あそこめっちゃ儲かってるんですかね、今。
めっちゃ儲かってます。
Googleとかメタとかもオフィスがあったり。
ちっちゃい町の割には先進的な雰囲気感じますね。
そのレベル的にはどのぐらいのレベルなんですか?
大学のランキング的には。
Googleで調べると、全米の大学ランキングで今年17位にランクインしていて、コンピューターサイエンス分野では世界で1位。
これは多分評価基準によってちょっと変わるんですけど、スタンフォードとかUCバークレーとかの並んで全米トップ5のコンピューターサイエンスの大学という風に言われてるみたいです。
強いですね。
コンピューターサイエンスは強いです。
すごいな。恥ずかしいな。聞いたことなかったな。
自分自身もその分野、もともとコンピューターサイエンスしなかったんで、そこまで知らなかったんですけど。
コンピューターサイエンス学部ってあんまり確かにないのかな?
そうですね。でも学部自体はあんまり、学部としてあるケースは意外と日本の場合は特にあんまりないですけど、
日本だと工学部の情報系とかですかね。
アメリカの場合はコンピューターサイエンス学部あるし、増えてる。世界的にも新しく作るっていうのは増えてるんじゃないか。
じゃあかなりレベルが高いところで利点してやってるわけですね。
そうですね。
結構テック系も多いっていう感じで、過ごしやすさはあるんですか?
現地の生活、そうですね。
まず過ごしやすいですね、すごく。
日本人は特に過ごしやすいんじゃないかなっていうふうに思います。
街の雰囲気は日本の都市にちょっと似てる感じがして、
アメリカに住むっていうと、自由社会だし、すごいカオスなんじゃないかっていう。
びくびく、びびっちゃうところあると思うんですけど、
自分自身も車は結構ビビってたんですけど、ピッツバーグは治安めちゃくちゃいいですね。
特に大学の周りは夜も全然歩けますし、
基本的に住んでる人が、大学の周りは大学の人しかいないし、
ピッツバーグって街自身も人がすごい優しいですね。
交通も車とかも、都市によってはクラクションすごい鳴ったり、
信号が無視みたいなところもあると思うんですけど、
ピッツバーグは本当にみんな信号を守って譲ってくれるし、すごい安全です。
ホームレスとかもいないですか?
そうですね、あんまり見たことないです。もちろんいるところにはいるんですけど、
でもダウンタウンとかでもあんまり見ないレベルですね。
夏も行ってしまったらちょっとレベルが高い街なんでしょうね。
そうですね。
気候的にはどうなんですか?ピッツバーグって。
気候もすごいいいです。
夏は30度行ったら暑いかなみたいなぐらいですね。
エアコンあったほうがいいけど、最近はちょっとあれですけど、
冬も寒いは寒いけど、そんなにドカッと雪が降ったりとか、
マイナス何十度っていうわけではないですね。
雪は降るんですね。
雪降りますね。積もるは積もるんですけど、そんなに不便ほど積もらないですね。
結構日本に似てますね。
日本に似てます。
暑くない日本みたいな。
暑くない日本。乾燥してますすごい。
そこはちょっと違う。
それめちゃめちゃいいな。
あと一個すごいちょっと困るのは、天気がすごい変わりやすいっていう。
それがピッツバーグの特徴ですね。
1日の中でも変わりやすい。
雨降ったと思ったら急に晴れるとか、1日の中でもあるし、
1年を通して春が来たと思ったら冬が来て、その次急に夏になって。
昨日ダウン着てたのに今日Tシャツみたいな。
じゃあ日本中も行けますね、なんとか。
そうです。
観光的なところはあるんですか?ピッツバーグって。
ピッツバーグはですね、そんなに大きくない都市なんで、
あんまりここに居とけばいいみたいなのがあんまりないですね。
で、やっぱり他の都市との距離がかなり空いてるので、
気軽にこう行ける。
例えば最寄りの観光地といったらナイヤガラの滝かな。
でもナイヤガラの滝一泊じゃちょっと行けないかなっていう感じの。
一泊で行けるか行けないかみたいな。
そういう感じの距離感なんで、
基本的には街の中で楽しみを見つけて過ごすんですけど、
すごく楽しい。
特にアウトドアが好きな人はいいと思います。
自分の場合には自転車を好きなんですけど、
ピッツバーグってさっきあの鉄工業が盛んって話したと思うんですけど、
鉄工業をちょっと衰退してなくなっちゃって、
昔鉄工業で使ってた電車の線路、配線を利用して、
それをリノベーションして、
すっごい長いトレイルを整備してまして、
そこを自転車で走ったり、あるいはジョギングしてる人もいるんですけど。
それ気持ち良さそうですね。
自然の中を行けるみたいな感じですよね、たぶん。
そうですそうです。
紅葉の時期はすっごい綺麗で、真っ赤になって。
じゃあ動物たちもいたりしますよね、たぶん。
動物もいますね。
街中にも動物いますね。
鹿とかウサギとか。
遊べれてるの?
そのレベルですね。
結構自然に恵まれてる。
結構自然。
行ってしまったら、陸の孤島みたいな感じなんですね。
そうですそうです。
1時間車で走ったら、大自然、森です。
そういうハイキングとかチャリとか、そういうの好きな人はめっちゃいいですね。
そうだと思います。
ご飯はどうですか?
ご飯は、アメリカですよね。
バーガーですね。
いつも何食べてるんですか?
いつもはもう、今は日本食を自分たちで作って、家族いるんですけど、
アジアスーパーで日本食を家で作って食べてる感じですね。
最初来た時はバーガー食べたんですけど、やっぱりこってりです。
じゃあ日本食を作ろうと思ったらいけるんですね、全然。
そうですね。
日本人がそんなに多いわけじゃないんですけど、
中国系の留学生が多いんで、
中国系のスーパーに行けば大体日本のものも揃っているし、
比較的アクセスしやすいですね。
物価的にはどうなんですか?ピッツワークって。
物価安いですね、多分。
生活する上では、東京とかとあんまり変わらない。
もちろん物によるんですけど。
結構高いな。
高いけど、今の状況の中ではかなり安いんじゃないか。
ちなみにお家賃はいくらぐらいですか?
家賃は今住んでるのが、1100から1150とかそのぐらいです。
それでワンベッドとかですか?
ワンベッド。
安いよ。
めちゃ安いですよね。
めちゃ安いな。
それはいいわ。
めちゃ安いですよね。
これ以下はなかなかないですけど、ワンベッドってそのぐらいからありますね。
じゃあ、なんとなく物価もわかる気がします。
そうです。そういう感じの物価です。
確かに東京と同じぐらいですね。
確かにその例は新しいと思います。
そうですね。
大体15万とか、もうちょいか今は。
そのぐらいの。
めちゃめちゃ過ごしやすいですね。
そうですね。お金はなんとか。
ポッドキャストミキサーを開催します。
ポッドキャストミキサーは、ポッドキャスターもリスナーも全員巻き込んだトーク型イベントです。
豪華ゲストによる特別コラボセッション。
10分おきに様々な番組が混ざり合うミキサータイム。
各番組のグッズが手に入る物販ブース。
計15番組と混ざり合う、東海で今までになかったポッドキャストイベントがここに実現。
声が混ざる、思いが交わる。
チャンネルもスタイルも超えて、ポッドキャストの今が名古屋に集う週末。
話す人も聞く人も、混ざって生まれる新しい熱。
7月、ポッドキャストミキサーで会いましょう。
場所は名古屋駅すぐ近く、名古野キャンパス。
7月26日13時より開始。
チケットはリッスンチケットページにて。
さあ、推しに会いに行こう。
日本人コミュニティがあったら研究者コミュニティいらんくねみたいな人も多そうじゃないですか。
そこらへんはどういう理由づけで研究者コミュニティっていうのを作ろうっていうふうに思ったんですか。
そうですね。
日本人であるコミュニティはもともとあって、
日本人研究者であるコミュニティの存在っていうのがすごい大事で、
研究者だけでもダメなんですね。
研究者だったら自分の分野の、別に日本人に限らず、
自分の分野の人とコミュニティ作ったらいいし、
その間の日本人研究者のコミュニティってなんだってなったときに、
自分自身は学生の研究員で、身分としては客員の研究員になるんですよね。
カーネギーメロンの場合は。
で、学生以外にもポスドクで来てる人とか、
あとは企業から派遣制度で大学の研究室に長期で滞在するという、
いろんなバックグラウンドを持った人が、
学生とか教員以外にもいっぱいいて、
そういう人たちって、僕は3年ですし、
1年、2年の人もいるけど、4年、5年っていう人もいたりとか、
結構長いスパンでアメリカに滞在しているんだけれども、
実はアメリカに、自分はここの人ですっていう確固たる所属がない。
そうすると、もちろん自分から広げていかないと、
コミュニティにアクセスできない、情報にアクセスできないっていうのがあって、
特に客員で来てると、アメリカのことは、
アメリカの現地の所属、本物酒のラボとかから情報を得られるんだけれども、
かといって、日本人には日本人にしか分からない悩みがやっぱりあって、
現地の生活、例えばさっきもスーパーの話があったけれども、
食事どうするのかとか、
あるいは、日本語が喋りたいとか、そういうのもあるし、
日本人研究者だったら、アメリカにずっといるわけじゃないっていう人もいて、
数年後には日本に戻るけど、
1回日本から出て、また日本に戻ってくるのってちょっとハードルが高いですね。
例えば、就活の時期が違ったりとか、
あと、求人に応募するときに、郵送じゃなきゃいけないとかまだあったりとか、
そういう時にどうするんだっていうのを、
気軽に相談できるコミュニティがやっぱりないんですよね。
研究の悩みっていうのを、日本人コミュニティに持っていきにくいですもんね。
そうですね。日本人コミュニティもやっぱり多様で、
ちょっといるっていう人もいるけど、学生は学生で、やっぱりコミュニティあるし、
こっちにずっと住んでる人は、こっちにずっと住んでる人のコミュニティがあって、
数年で帰る人とはまたちょっと違う、子供の学校の情報だったりとか、
また住んでる人とちょっと違ったりとかして、
なかなかそのつながりが持てないっていうのがあるんですよね。
それを解消したかったっていう。
年齢層はどんぐらいなんですか?研究者コミュニティって。
そうですね。もともと意図してたのは、自分は今ちょうど30になって、
もともと意図してたのは、自分みたいな20代から30代、
アーリーキャリアを脚印できている研究員で、
そういう会を作れたらいいなっていうのがあったんですけど、
実際呼びかけてみると、すごいいろんな層の方に来ていただいて、
すごいありがたかったですね。
研究者と目打ってるんだけれども、
陰性の教授の人も本当にすごい幅広く、全部の層から来てくれる。
それ逆にいいですね。目的にめっちゃ合ってますよね。
結果的にはいろんな情報が集まって、
もともとは研究者でつながりたかったって、
つなげれば最低限いいと思ってたんだけど、
そこからそれを越えて、
研究者だけではたどり着けない、ローカルに永住する日本人の人とか、
学生の人とか、あるいは大学部の学部生ですね。
知り合いができたりして、結果的にはすごい充実したコミュニティになりました。
いいですね。縦にも横にもコミュニティが広がるって感じ。
それめっちゃいいな。やっぱり学生がいるのいいですね。
学生とか教授とか、こじんまりしてるからこそできるというか。
そうですね。たぶんもともとピッツバーグの場合には、
日本人のコミュニティがあって、そこにみんな入ってたから、
それをごっそり研究者の部分だけ引き抜いて持ってこれたっていうのはあったんで、
本当にゼロからのスタートかっていうとそういうわけじゃないんですけど、
興味持っていただいて来てもらってよかったです。
その研究者コミュニティを作るにあたって、確かUJAからサポートを受けたみたいな。
そうですね。
内藤さん自身もUJAに参加されてるっていう感じですけど、
UJAからどういうサポートを実際得たんですか。
そうですね。UJAではコミュニティの立ち上げを支援するグループに参加させていただいていて、
特に自分たちがコミュニティを立ち上げるっていうときに、
日本人のコミュニティがあって、そこを下につこうというプランはあったものの、
実は研究者のコミュニティっていうもの自体については何もノウハウがなくて、
実際何したらいいのかとか、やってみないとわからない困りごとっていうのがやっぱりあって、
そういったときにすでに立ち上げた経験のある人と相談してアドバイスをもらうっていう環境をいただきましたね。
なるほど。
はい。
実際に何かコミュニティ、僕らのコミュニティでセミナーとかをやってるんですけど、
セミナーとかをやったりしてるんですか?その後懇親会みたいな。
はい。そうですね。まったくその通りです。
そういうのをどういうふうにやったらいいかみたいなやつを教えてもらえるみたいな。
そうですね。実際どういう路地でやるか、あるいは資金をどうするか。
確かに資金。
それからセミナーと懇親会以外にどういう活動の幅があるかとか、
誰を呼ぶかとか、研究者といってもいろんな研究者がいるし、
研究者だけで壁を作るのもまたそれはそれでっていうのもあるので。
なるほど。確かに研究に興味がある人が参加してもらえばいいそうね。
そうですね。実際自分たちの場合には研究者じゃない人も来てもらっているんですけど、
いいですね。
ただその一方でよくわからない人も来ちゃう場合もある。
自分たちの場合にはそんなことはまだないんですけど、
コミュニティによってはそういうこともあって、その対応は結構困ったよとか。
確かにありそうだな。
そういうのを聞けたのは、事前にそういう想定ができるのとできないのとは全然違うんで。
もし仮に他の地域でコミュニティがないところでも立ち上げっていうのは
比較的サポートしてもらいながらできるって感じなんですね。
そうですね。今はUJのコミュニティ立ち上げのグループで
コミュニティ立ち上げマニュアルっていうのを作っていただいていて、
いろんなコミュニティの立ち上げの知見をまとめて
これから作りたいっていう人が参考にできるようにしようっていう活動もしています。
すごいですね。それは確かにありですね。
僕らの場合は結構古いらしいんで、どう立ち上がったのかわからないですけど。
そうですね。
なかなかそういうこじんまりしたところで、
研究者コミュニティを作るっていうメリットというか、
そういうのが結構あるんだなっていうのを初めて当事者から聞けたんですごい良かったです。
はい、そうですね。
なんで作る意味があるんだろうなっていうのは若干心の中で思ってたんで、
結構めちゃめちゃいい、研究者として生きる上で結構いいじゃんっていう。
生活面は別に普通の日本人コミュニティでどうにかなりますけど、
研究者としての悩みは確かに普通のコミュニティにもできづらいよなっていう感じがしますね。
というわけで今回は、
内藤さんのピッツパーク生活や日本人研究者コミュニティ活動について伺ってきました。
さっきも言いましたけど、
研究者コミュニティって僕の場合はもう本当に来てすぐ入っちゃったんで、
ありがたみっていうのはなかったんですけど、感じにくい関係だったんですけど、
もともとあったものなので、何も苦労せずに教授を受けてきたわけですけど、
そういうゼロから作っていくっていう過程で意味を見出して、
それを実際に意味を作っていくっていうのはすごいいいなと思いましたし、
今後そういう活動がアメリカ全土で広がっていけばいいなというふうに思いました。
それはマニュアルがあれば多分できる。
ハードルはだいぶ低くなるんで、
そこはなんかすごい楽しみだなというふうに思います。