2025-10-17 38:59

#71 アメリカ大学院修士号x2を目指す中年エンジニアの挑戦【Hult YaSushiさん 後編】🍣

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今回は、ハルト・インターナショナル・ビジネススクールで学ぶ YaSushiさんを迎え、50歳目前でのアメリカ留学から2つ目の修士号取得を目指す旅を追っていきます🍣


2025年10月のアメゴーのテーマは「クレイジーキャリアジャーニー」。あまり聴いたことないキャリアの変遷を生き抜いてアメリカを経験されているゲストをお迎えし、貴重なその旅路を一緒に辿っていきます。

テーマに合わせてLinkedInで公式ページを立ち上げました!こちらでも仲良くして頂けると嬉しいです☺️

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🗽トピック🗽 

iPhone17/サンフランシスコからボストンへのクレイジージャーニー/Hult international school/留学で活きる寿司技術/MBA取得と今後のキャリア/YaSushiさんのキャリアをお寿司に例えると?/悲観的に計画し、楽観的に実行する


YaSushiさんのnote

⁠https://note.com/zaza0/⁠

特に今回のクレイジージャーニー🚃

⁠https://note.com/zaza0/n/nbc212c9102f4⁠


Hult International Business School 

https://www.hult.edu/


Tokyo Sushi School

https://sushi-school.tokyo/en/


本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。


★番組のX ⁠⁠⁠@ANG_2024⁠⁠⁠

⁠⁠⁠メッセージはこちら⁠⁠⁠

★パーソナリティ ⁠⁠⁠NAKAMURA ⁠⁠⁠

★雑務 ⁠⁠おニューのわら人形⁠⁠

★オープニング: ⁠⁠⁠Trick style(まんぼう二等兵様)⁠⁠⁠

★エンディング: ⁠⁠⁠Night trip(Make a field Music様)⁠⁠⁠

★ジングル:

気分一新 (otologic様)

OP/EDジングル41 (t12ya様)

サマリー

ゲストの八筋さんは、アメリカでの留学生活を語りながら、サンフランシスコからボストンへのアムトラックでの大陸横断を振り返ります。また、MBA取得の目的やハルト大学を選んだ理由についても話します。中年のエンジニアがHult大学院でMBA取得を目指す挑戦について語り、サンフランシスコでの留学生活や英語でのコミュニケーションの難しさ、さらに多様な環境で得た経験による大きなマインドセットの変化を実感しています。また、彼はアメリカでの大学院修士号取得を目指し、キャリアの選択や挑戦についても語ります。特に、「悲観的に計画し、楽観的に実行する」という哲学が強調されています。

00:01
アメリカからこんばんは、NAKAMURAです。この番組では、アメリカ研究留学4年目を迎えた私、NAKAMURAがゲストとお話ししながら、アメリカ留学の魅力を再発見し、大きなあなたにおすそわけすることを目指しています。
最近、私の携帯電話は、iPhone SE2か初代のSEなのですが、さすがにガタが来て、写真を撮るときにブルブルと震えて、一生写真が撮れないように1ヶ月ぐらいになってしまって、さすがにまずいなと思って、最近iPhone17が出たじゃないですか。
ついに、それ買うかと思って、値段を見ると799ドル。日本円ですると多分12、3万円になるんですけど、感覚がバグっているのかよくわからないんですけど、12、3万円って聞くとめちゃめちゃ高いなと思うんですけど、799とか699って聞くと、1000しないんだって、謎の感覚になってポチってしまったんですけど。
僕が手に入れたタイミングが、9月の中旬、20とかそんぐらいで、本当、発売されてすぐ手に入ったんですけど、SEからiPhone17になったんですけど、めちゃめちゃ使い勝手がいいとか画質がめっちゃ良くて、日本の人とテレビ電話をするときに、僕の毛穴まで見えてしまうっていうぐらいの画質の良さで、
それが良いのか悪いのかわかんないですけど、あとカメラもすごくて、インカメで自撮りするときに、普通広角とか広角カメラとかあるじゃないですか、あれが自撮りするときに自分たちがカメラに近いと自動でヒュンって引いてくれるんですよね。
それやったときにこんなに技術が発達したのかっていう、タイムマシンで来たような風になっちゃったんですけど、もしちょっと今iPhoneとか自分の携帯がぶっ壊れて買い替えようと思っている人は、結構iPhone17おすすめです。
アップルの回し物もないんですけど、結構良いので、是非店頭とか行って試してみてください。
今月10月のアメ号のテーマはクレイジーキャリアチャーニング。あまり聞いたことないキャリアの変遷を生き抜いて、アメリカを経験されているゲストをお迎えし、貴重なその旅路を一緒に辿っていきます。
今週もハルトインターナショナルビジネススクールの八筋さんをお迎えします。この後ゲストさんの登場です。よろしくお願いします。
アメリカンナイトGOLD
改めましてNAKAMURAです。それでは今回のゲストも八筋さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
アムトラックの大陸横断
今月のアメ号はテーマがクレイジーキャリアジャーニーと目打ってるのですが、八筋さんも最近クレイジーなジャーニーがあったっていう話を聞いていて、僕もさっきFacebookでちょっと見ましたけど、実際どういうことをされたか教えてもらってもいいですか?
はい。今回少し時間があったので、サンフランシスコからボストンまでアムトラックという鉄道に乗って、走行距離5000kmなんですかね。5000kmを6日間くらいかけてアメリカ大陸横断をしたということです。
やべえな。
実際できるってのは知ってますけど、本当にやってる人初めて見たかもしれないな。
ちょっと確認したいんですが、アムトラックって日本で言うとどういう乗り物になるんですか?
新幹線のすごい遅いバンズ。
昔は寝台特急とかそういう感じ?
そうですね。寝台特急北斗星とか。昔自分中学旅行とかの時、北海道から東京とかまで北斗星の寝台で行ったことがあります。3階建てのベッドがあってっていうような感じで。
昔からそういう系好きだったんですね。
好きというか、もともとトライアスロンが趣味で、クレイジーなコミュニティに所属してたんですけど、日本にいた時は千葉から新潟まで360kmくらいあるんですけど、それを自転車で1日で本州を横断するみたいなことを3回くらいやってました。
朝の2時くらいに千葉を出て、夜の10時くらいに新潟の直越に着いて、そこで餃子屋で餃子食って寝台列車で千葉に戻ってくるみたいなことをやってて。
で、今回また大陸横断熱が再発して、またちょっとアメリカで、今回自転車じゃなくて鉄道でしたけれど、やってみたと。座席もいろんなタイプがあって、ベッドがついてるものとか豪華なやつとかいろいろあるんですけれども、自分の場合は一番下のランクの安い、本当に座席だけのタイプ。
座席だけってどういうことですか?座るだけですか?
そうです。ベッドがない、普通のグリーン車みたいな感じですね。JRのグリーン車みたいなやつで、6日間鉄道でやったと。
じゃあもう寝れないんですね?座った状態で。
一応リクライニング、フットレストもあるし、若干リクライニングがあるんで、寝れなくもないですけど。
やば。
電車自体は3本乗り継いで、最初はサンフランシスコからシカゴまでだいたい50時間、2、3日。
シカゴに行く。
で、シカゴからニューヨークまでで20時間ぐらい、丸1日ですね。
へえ。
で、最後がニューヨークからボストンという感じで、最短で80時間ぐらいで一応サンフラン、ボストンで行けるんですけど。
今回ちょっとニューヨークでどうしても寿司が食いたくて、それでニューヨークで2泊して、で計6日間の旅になったということですね。
どうでした?ニューヨークの寿司は。
すごく高いかなと思ってたんですけど、値段の割にすごくリーズナブルで、結構レベルが高いなと思いました。
サンフランシスコでも何軒か食べたんですけれども、やっぱりちょっとニューヨークの方が1枚上手かなという印象でしたね。
実際今ちょっと話戻っちゃうんですけど、SF、サンフランシスコからシカゴまで50時間って、ぶっ続け50時間ですか?
そうですね、ぶっ続け。一応途中停車駅とかもあるんですけど、数十分止まったりとか。でも基本は同じ列車で50時間ですね。
へえ。
シカゴは乗り換えまで6時間ぐらい時間があったので、一旦ちょっと外で町に出てシカゴピザ食べたり。
へえ。
あとはマクドナルドの本社がシカゴにあったんで、そこで世界のマックのメニューみたいなのがいろいろあって、そういうのを買い込んで電車の中で食べたりみたいな。
なるほど。
そんなことをしてました。
結構クレイジーですね。景色とかいいもんなんですか?
そうですね。いろんな景色があるなっていうのは思いましたね。砂漠地帯とかもあればロッキー山脈のいろいろあったり、いろいろコロラドの渓谷とかがあったりとか。
アメリカ大陸の大きさをすごくリアルに体感することができて、すごく楽しい旅でしたね。
確かにいいな。時間あったらやってみてもいいかもしれないですけど、ベッドは必要ですね。
やっぱりそういう旅憧れるんですけど、その椅子だけの席でどう6日間乗り切ったんですか?
座席自体は結構日本の車両に比べてすごくアメリカ人サイズということで結構広いんですよね。座席の前後間隔も結構広くてですね。
あと時期的にあんまり乗客が少なかったんで、隣の席が空席だったので、2人分の席をうまく2つ使って寝っ転がってました。丸くなって。かろうじてはそれで寝れたっていう。
50時間とか20時間とかって結構暇じゃないですか?
暇ですね。
何をやってたんですか?外をずっと見てたんですか?
外を見たり、そうですね。外を見たり、なんか本読んだりとか。
確かに本読むのいいかもしれないですね。なんかおしゃれだな、本読んでるの。
食事事情もあんまり良くなくてですね。ベッドがあるタイプとかは結構食事付きのサービスなんですよね、食事込みで。
食堂車とかがあって、そこで提供されるんですけれども、本当に座席だけの人は食堂車使ってない。空きが出た時だけにアナウンスがあって、
1名空いたけど食べたいやつは早いもの勝ちだみたいなアナウンスがかかって、それで食事にありつけるみたいな。
そんな感じなので、基本はなんか食べ物とか持参していかないと大変なことになるかもしれない。
そうですね、何時間も食べれなくなりますもんね。
そうですね。
しかも美味しいイメージないんですけど。
まあそうですよね。列車の食堂は多分そんなに美味しそうじゃなかったっていうのもあって、あえて選ばなかったっていうのもあるんですけど。
MBAの取得理由
それはハルトを卒業された後って話になるんですかね。
そうですね。卒業して次のビジネスアナリティクスっていうのを先行するんですけども、その授業が10月開始なのでまだ1ヶ月ぐらい空きがあるということで、早めにボストン入りしてって感じですかね。
実際今8月にMBAを取得されたということで、ここからMBAとかハルトとか今後の話を伺っていきたいんですけど、そもそもMBAは僕らのポッドキャストでも何回か出たことあるんですけど、MBAを簡単に説明してもらいたいのとちょっと忘れちゃったんで。
あとハルトを選んだ理由っていうのを教えてもらっていいですか。
はい。MBAっていうのは一つのマスターの学位の一つです。ハルトを選んだ理由っていうのは、そもそも私の場合は留学の目的っていうのは、アメリカのテク企業で就職するっていうのが大前提としてあって、そのためにビザを獲得しないといけないので、それで留学ということがまず一つ。
それプラスアメリカの大学でテク企業でエンジニア系で働きたいと思ってたので、コンピューターサイエンス系の学位が必要ということです。自分自身エンジニアリングのマスターはあるんですけど、コンピューターサイエンスとは違うので。
おだしょー 駄目なんですね。
実際に今ヤスタチさんが目指しているコンピューターサイエンス系のアメリカで就職するっていうのを最短で行こうと思ったら、このMBAから行くっていうのがベストなんですか?
おだしょー いろいろあると思うんですけれども、最初はCSのPhDとかも考えたんですけど、PhDだと学位取得するまでに時間かかりますし、自分の場合研究業績っていうのは特にないので、それをまたゼロから積み上げてっていうふうに考えるとやっぱり現実的じゃないと。
なので、コンピューターサイエンスのマスターに加えて、将来的にビジネスのマネジメント層に登っていくためにはやっぱりアメリカではMBAの学位っていうのは必須なので、それだったらMBAとコンピューターサイエンス系のマスターの両方の学位が取れるビジネススクールがないかなっていう感じで、いろいろと選んでたっていうことがあります。
おだしょー なるほど。その中でもハルトが一番良かったって感じですか?他にもあるんですか?ハルト以外にも。
おだしょー そうですね。いろいろ候補として考えていたのが、例えばスタンフォードとかUCバークレーとかシカゴとかMITとかすごい難しいところばかりなんですけど、そういうところが一応デュアルディグリーがあって、MBAとそういうCS系のマスターが両方取れるっていう、そういうプログラムを提供しているところがありました。
おだしょー 実際にそのMBAもやっぱ重要なんですか?
おだしょー そうですね。ずっとエンジニアで働く分には多分いらないと思うんですけど、よりビジネスよりのマネジメント的なポジションに昇格しようとすると、やっぱりMBAっていうのは必須、持ってて当たり前みたいな、そういう位置づけなので、それで選んだっていうのがありますね。
おだしょー あとはハルトはなんでしょう、テック企業に就職したいっていうのがあったんで、西側とかサンフランとかボストンとかもいいかなっていうのと、プログラム自体がハルトの場合1年半で2つの学位取れるっていうメリットがあって、通常アメリカだとMBAっていうのは2年が主流なんですね。MBAだけ取るのに2年かかる。
欧州は結構1年っていうところもあるんですけれども、その点ハルトは1年半でMBAとコンピュータ関係のマスターが2つ取れるっていうことで結構お得かなという。
ハルト大学の入学準備
おだしょー 確かに確かに。実際にハルトに入るっていうのはどういう準備をしたら入れるものなんですか。結構大変なんですかね。
おだしょー 普通のアメリカの大学院に出願するのと基本一緒ですね。
おだしょー 普通のマスターと一緒って感じですか。
おだしょー ええ、一緒ですね。エッセイ書いてGREとかIELTSとかTOEFLとか。
おだしょー ああ、じゃあ結構大変ですね。
おだしょー そうですね。
おだしょー ああ、そうなんだ。なんか僕ハルトのなんか人、すごい日本人が多いイメージがあったんで、あんまり英語とか問われないんかなと思ってました。
おだしょー 確かにそれは基準はちょっと優しい部分はあるかもしれないです。他のいわゆるトップ校に比べたら。
おだしょー けどそれなりにしっかり準備はしないと。何が一番大変でしたか、中尾院の中で。
おだしょー なんでしょうね。いやでもやっぱりエッセイが大変だったのかなっていう気がしますね。
おだしょー やっぱり推薦状とかもやっぱり必要じゃないですか。
おだしょー で、自分はもう結構年がいってたんで、当時の大学の先生とかもういなくなってたり亡くなられてたりとか。
おだしょー もうそもそもそういう紹介状をもらえる人がいないとか。そういうので結構苦労したりしましたね。
おだしょー そういう場合誰から推薦状をもらうんですか。
おだしょー その時は学校によって1名だったり3名必要とかあるんですけど、ハルトは1名だけだったんで、前の会社の上司だけに頼んで。
おだしょー そこは通したっていうのはありますけど。
おだしょー そうか。ハルトに普通に出願して受かってサンフランシスコにやってきたって感じなんですね。
おだしょー そうですね。
留学生活の始まり
おだしょー エッセイご苦労されたってお話ですけど、日本にいる段階でエッセイの検索とかしてくれるようなサービスとかもあったりするって聞くんですけど、
その英会話留学2ヶ月間された以外にも何かそういうサービスとか使われたりもされたんですか。
おだしょー しましたね。一応なんかそういう留学カウンセラー的なところにお願いして、いろいろエッセイを添削してもらったりとか、いろいろしましたね。
私の場合だと半年ぐらいですかね。
受験する前に一応なんかキャンパスビジットっていう形で、先ほど候補に登ってた学校見学しに行ったんですよ。
もうその時は特にそういうエッセイとかも何も、レジュメすら何もない状況で、とりあえず突撃して、なんか行きたいんですけどみたいな。
そのアドミッションの人と寝起してやったりしてましたね。
おだしょー じゃあやっぱりそういう繋がりとかも大事なんですか。
おだしょー そうですね。やっぱりなんか留学に関しては情報戦というか、いろんな学校の先輩であるとか、MBAのいった経験のある方とかにいろいろ聞いて、
その学校のカルチャーですとか、どういったエッセイを書けばいいかとか、どういうことを書くと刺さるとか、いろいろ学校によってカルチャーが違うんで、
求めてる人材層とかも。なので、いろいろ情報収集してっていう感じですかね。
おだしょー その中でハルトを受けて、ハルト実際入ってみてどんな感じでしたか。
おだしょー そうですね。ハルト自体は総合大学ではなくて、小さなビジネススクールなので、一般的なキャンパスライフみたいな、そういう感じではなくて、
個人的にはなんか予備校みたいな、そういうイメージがありますね。あとは特徴的なのは、留学生比率がすごく高くて、たぶん90%以上ぐらいあると思うんですけど、
通常の大学であれば大体30%ぐらいだと思うんですよね。7割ぐらいが大体アメリカ人で、他が留学生みたいな感じなんですけど、
ハルトはほぼほぼ留学生だけみたいな、すごいダイバーシティが飛んでいるっていう特徴があるのかな。
おだしょー 日本人もどんぐらいいるんですか。
おだしょー 日本人は、私の時はサンフランシスコキャンパスのMBAだと10人ぐらいいましたかね。割と多かったんですよ。
おだしょー もっと多いイメージあったら。
おだしょー たぶん他の専攻とかも入れたら、もうちょっといるかなと思いますね。15人ぐらいいるのかもしれない。
おだしょー 専攻自体70名ぐらいいらっしゃるんでしたっけ。
おだしょー 5、60名ぐらいですかね。あとはMBA以外にマーケティングだとか、ビジネスアナリティクスとか何個かコースがあるんで、ここにも日本人の方が何名かいたかなと思います。
おだしょー 実際、そもそもハルトってどこにあるんですか。サンフランシスコの。
おだしょー サンフランシスコの本当にダウンタウンのところにあって、いわゆるフィッシャーマンズワーフとか、いわゆる観光地のあるところなんですけど、そこにあります。
おだしょー 1年間9時、5時ぐらいでずっと勉強するみたいな感じなんですか。
おだしょー そうですね。カリキュラム自体は大きく秋と春と夏の3ターム制になっていて、タームの間っていうのはほぼ長期休暇はないですね。1年のコースなのでMBAは休みがなくて。
おだしょー あとはだいたい週休3日で毎日2,3時間の授業が2つ3つ、2,3コマあってって感じですかね。
おだしょー なるほど。毎回テストもあるみたいな感じですか。
おだしょー テスト、1つの授業がだいたい1ヶ月ぐらいでだいたい1科目みたいな感じなんですけど、それが終わったらテストはあるかな。
おだしょー そうなんだ。
おだしょー なので、週休3日なんですけど、基本的に休日といえども授業の準備だとか、あとは個人とかグループの課題っていうのが必ず重ねるので、それに追われてるっていう感じですかね。
サンフランシスコでの経験
おだしょー そうか。結構コミュニケーションも英語でやるんですよね。グループワークとかも。
おだしょー そうですね。はい。全部英語ですね。
おだしょー それはどうでしたか。半年で準備してアメリカ急に来て英語でディスカッションってなんかすごい難しそうなイメージがあるんですけど。
おだしょー 難しいです。本当に難しいですね。そもそも英語の対策をしてきたとはいえ、基本的にアメリカのそういうきれいな英語しか聞いてないので、いわゆるそういうインドとか南米とか独特のそういう英語に全然慣れてないので、何言ってるかわかんないみたいな。
おだしょー 多分相手も思ってるんですよね。僕も最近思いますけど。聞きにくいなと思う英語ありますけど、多分相手も僕の英語聞きにくいんだろうなと思いながら。
おだしょー そうですよね。
おだしょー 寿司は役に立ちましたか。
おだしょー 寿司は1回だけ役に立ったことがあって、1回グループワークの時に仲間割れみたいなことが起こって結構揉めて、自分学校を辞めるとか言い出した人とかがいたりして。
おだしょー ガッツリだな。
おだしょー で、ちょっとみんな仲直りしましょうということで、自分寿司作るからみんなで寿司食って、ちょっと落ち着こうよみたいな感じで、一応寿司を通じて和解をするみたいなことに1役立ったことがあります。
おだしょー それは役に立ちましたね寿司が。
おだしょー そうですね。
おだしょー どうですか、この1年間のMBAの取得のために結構ギュッと詰まったスケジュールだったと思うんですけど、何が一番楽しくて何が一番大変でしたか。
おだしょー そうですね、大変、ずっと大変だったんですけど、基本授業は大変で、かといってただ学位だけ取りに来たわけではないので、一応就活もしないといけないっていうのがあって、
おだしょー なので授業をいかに楽して、その残った時間を就活に充てるかっていうところに、もう全力を注いでたんで、なかなかゆっくりする時間とは全然ない感じでしたね。
おだしょー あ、そうなんだ。
おだしょー とはいえ、すごい気候もいいですし、トライアスロン愛好家としてはすごい。自転車とかロードバイクとかも日本から持って行ったんですよ、サンフランシスコに。
おだしょー なので、秋実館とか見ては、サンフランシスコ市内ゴールデンゲートパークとか、ああいうところサイクリングしたりとか、あとはサンフランシスコ湾で泳いだりとか、あとは激坂を登って行ったりとか。
おだしょー 確かにサンフランシスコ湾ありますね。
おだしょー そういうトレーニング環境としてはすごくいい場所なんで、サンフランは。楽しかったですね。
おだしょー 確かにな。自転車はそこらへんすごい気持ちいいっすよね、多分。海風にも当たれるし。あれ泳いでるときにアシカとか出会いました?
おだしょー 泳いでるときは出会ってないんですけど、毎日通学するときにピア39とか通ってたんで、毎日アシカは見てました。泣き声を聞きながら。今日もいるなと思って。いるときといないときあるんですよね、あれ。
おだしょー サンフランシスコ自体は実際1年住んでみてどうでしたか?
おだしょー いや本当にすごいいいところだなっていうのを改めて思いましたね。気候もさることながら、やっぱり就職を考えた際にテック系のイベントっていうのが毎日のようにたくさんありますし、あとは交通の便も結構いいので、サウス米とかいろんなところのイベントにもしょっちゅう行くことができますし、そういう観点ではすごくいいですね。
おだしょー 確かにコンピューターサイエンス系の就職したいんだったらサンフランシスコはベストなのかもしれないですね。
おだしょー そうですね。あとはいろんな人種の人がたくさんいて、カオスな感じなんですけど、すごいエキサイティングな場所でもあり、逆に今ボストンにいてサンフランが普通じゃなかったんだなっていうのが改めて思う。
おだしょー 結構サンフラン安全で別にいいじゃんと思ってたんですけど、ボストンはそれにも増してなかなか安全で静かで、ある意味刺激が足りないっていう感じではあるかもしれないですね。
おだしょー 刺激中としては確かにそうなのかもしれないですね。
おだしょー 実際1年経って卒業になるんですか?MBAを取得されたんですね。どうですか?MBA取った後って環境とか自分の中でも変わったこととかありましたか?
おだしょー そうですね。MBAを取ったからといってすぐ明日からスーパーマンになれるみたいなそんな感じではないんですけれども、一つ留学を決意した段階でマインドセットが大きく変化したっていうところはあるかなと思います。
おだしょー っていうのもいわゆる情報を取得するためにやっぱりいろんな知らない人にDM送ったりとか、いろんなことをしなくちゃいけなくなって、変化したというより変化せざるを得なかったみたいなそんな感じではあると思いますね。
あとは何でしょう、もともと技術バックグラウンドだったんですけど、MBAを学ぶことで技術と経営の両面から物事を見られるようになったっていうこととか、あとは何でしょうね、ダイバーシティな環境で学んだことで、自分一人じゃなくて様々な人を巻き込んで物事を遂行する能力であったり、
あとは国を変えたということで、アメリカと日本、もしくはそれ以外の国々という比較の軸で物事を見られるようになったなっていうところが変化かなというふうに思います。
なんか確かに。 確かにそんだけ詰まってると1年でだいぶ人としても人生観も全部変わりそうですよね。 そうですね。 で実際に今なんでボストンにいられるんですか、ボストンに引っ越されたんですよね。
はい。もともと、これ言っていいのかなよくわかんないですけど、もともとサンフランシスコに残るつもりだったんですけれども、カルトのサンフランシスコキャンパスが閉鎖になってしまって、それでボストンキャンパスに移らざるを得なかったというのが実態です。
なるほど。 ただ個人的には、ボストンも一応MITとかハーバードとかそういうアカデミアが強い分野ですし、核融合とか量子コンピューターとかそういった自分が関心のあるテクノロジーに関しても結構強い部分があるので、そういった意味でボストンに来てよかったなというふうに今はそう思っています。
確かに結果オーライみたいな感じですよね。ボストン結構強そうですよね。
そうですね。これをきっかけにニューヨークで寿司食うこともできたし。
確かに。
ついに。
ボストンからニューヨークに行こうと思ったら。
行こうと思えば行けますからね。4、5時間かければ。
今ボストンのハルトではどういうコースをやってるんですか。
今は先行はビジネスアナリティクスっていう分野でして、ちょっと馴染みがない分野かもしれないんですけれども、データサイエンスをビジネス寄りにしたみたいなそんな学問分野で、
具体的には例えばデータサイエンティストが用意してくれたデータとかそういったものを使ってビジネスに関するそういう洞察を導いたり、それをビジネスの意思決定につなげるためのことをやるっていう分野ですね。
難しいな。
卒業後の目標
難しいんですけど。ただそれだけじゃなくて、例えばPythonとかそういうSQLとかRとかプログラミング言語的なものや、あとはAIに関しても機械学習とか、今流行りの大規模言語モデルとか、そういった先端のAIに関することも学んだりとかいう感じのことをやります。半年かけて。
半年。で、それ終わると何が起こるんですか。
それが終わると一応ビジネスアナリティクスの一応修士号がもらえるっていう形になって、一応コンピュータサイエンスではないんですけれども、データサイエンス寄りでみたいな感じで、自分が希望するコンピュータサイエンスに類する学位っていうところではフィルターは回避できるんじゃないかなという感じでいますね。
半年後にはもう卒業されるんですね。
そうですね、はい。もともとMBAの段階でビジネスアナリティクスに関する選択科目っていうのをいくつか取ってたんで、それで今回プラス半年で一応マスターが取れるっていう感じになります。
こういう半年のギュッとした過程において、普通の2年だったら修論とかあると思うんですけど、修士論文とか。なんか卒業試験みたいなのってどういうのがあるんですか。
基本的に卒業試験っていうのはなくて、本当に単位を取れば修了みたいな。
じゃあもう半年でいろいろ授業を取って、パスすれば修了できるっていう。
はい、そうですね。学校によっては修論が必要なところがあったりすると思うんですけど。
けどバックグラウンドがあるからそういうコーディングとかそういうのもできるっていう話になってきますね、たぶん。
そうですね、はい。
バックグラウンドなかったら大変そうですもんね、いちからやろうと思ったら。
そうですね。
実際それ卒業したらどういう作戦を立ててるんですか。
まずはですね、MBAの時って結構忙しくて、最新のテクノロジーに関するキャッチアップってなかなかできなかったですね、時間がなくて。
なのでこの半年でとりあえずAI関係とかそういった再生人のところに追いつきたいと。
それと並行して就活をしつつ学位が取れた暁にはアメリカで例えばスーパーコンピューターとかAIとか量子コンピューターとかそういったものを融合して
アメリカでのキャリアの選択
サイエンス、特に核融合の発電とかの実現を加速することに貢献できるような仕事に就きたいなというふうに思っています。
エンジニアであるのか、ビジネスディベロップメントをするようなポジションなのか、まだちょっと絞り込めてはいないんですけれども。
そういったところの仕事がゲットできたらいいなというふうに思っていますね。
就活はもう始まってるんですか。
そうですね。特にMBAに在籍している時からいろいろコツコツやってはいるんですけれども。
やっぱり卒業間近にならないと企業側も面接とかしてくれないというのもあるので、まずはいろんな自分が関心を持っている企業にアクセスして、
自分を知ってもらって、リファラルをもらえるように。
なるほど。
趣旨を活用していろいろ広げていこうかなというところですね。特にMITとかハーバーズとかそういったところのコミュニティも。
そういうコミュニティとかはもう参加したりしたんですか。
ぼちぼちいろんなイベントがあるので顔を出そうかなというふうに思っているところですね。
じゃあボストンもサンフランシスコと同様にたくさんイベントがあるんですね。
でもサンフランに比べるとやっぱり数が少ない感じで、あとは業界も結構ヘルスケアとかバイオ関係とかが多いですよね。
なので業界も結構絞られる感じはあるんですけれども、ちょっといろいろ挑戦していこうかなというふうに思ってますね。
実際この何十年もキャリアがあって、その度々で物理学からそういうコンピューター研に行くのもそうですし、
そこからアメリカに来て、今頑張ってるというかアメリカで戦ってるっていうのも結構でっかい決断をいくつか人生の中でされてきたと思うんですけど、
その決断をする勇気というか、どういう心持ちで、僕らまだ大きい選択はしてないんですけど、
そういう選択をしていけばいいのかというアドバイスをもらえますか、人生の先輩として。
結構難しいそうなんですけど。
今いろいろ振り返ってみると、有名な経営者に稲森和夫さんという方がいらっしゃるんですけども、
その人の言葉の中で、悲観的に計画して楽観的に実行するという言葉があるんですよね。
自分のこれまでの決断とかそういうのを振り返ってみると、まさに今言った悲観的に計画して楽観的に実行するというのが、
最も当てはまる言葉かなというふうに思っています。
挑戦する勇気
悲観的に計画するんですね。
そうですね。
最悪の事態を考えておくってことですね。
そうですね。エンジニアやってると常に最悪を想定していろんなバックアッププランを常に用意するっていう癖はあるんですけど、
そこから一歩勇気を出して踏み切るっていう時には、そこはもうちょっと楽観的に考えてやってみるっていうのが多分いいんじゃないのかなというふうに。
僕はもう楽観的に計画して楽観的に実行するタイプなんで。
ぼちぼち大人になり、大分大人ですけど、悲観的な部分もちょっと考えてみます。
最後なんか結構難しい最後のお題が裏方さんから来てますけど、
自分のキャリアをイメージして一枚の寿司下駄に握りを盛り付けるならどうなりますか?
もう完全な大切り戦
大切り戦。何が答えなのかよくわかんないですけど。
まあそうですね、だからなんでしょう。
一つはあれですね、日本の伝統的な江戸前の握りっていうのと、
あとはアメリカで挑戦してるということで、アメリカ的な寿司を両方配置したいなというふうに思いますね。
例えば、左側に日本の江戸前の握りを配置して、
で、その横に、そうですね、これからアメリカで戦って登り詰めていくというのをイメージして、
ドラゴンロールっていうんですかね。
エビフライとかを巻いて、あと竜の鱗をアボカド、アボカドを寿司に巻いて、
それを竜の鱗に見立てるドラゴンロールっていうのがあるんですけど、
まあそれをちょっと配置して、
で、その先にアメリカでの成功を象徴するような、
なんでしょう、花火、もしくは花を見立てたイクラのなんかクンカンとか、
もしくはお刺身でサーモンとかマグロのお刺身でこう、
バラの花みたいな感じで花開くみたいな、
そういうイメージのものを配置するのかなというふうに思います。
すごいですね。
イメージできました。
イメージできましたよ。
じゃああれ楽しみですね。
なんかもう、なんなら半年後とかに就職したら、
この寿司がきっとどっかにポストされるんでしょうね。
ちょっと今度試しに作ってみます。
というわけで、ここまでヤスリさんのオリジナリティ溢れるクレイジーなキャリアについて伺ってきました。
今回前半と後半で参加していただきましたが、
アメ号に参加していただいていかがでしたでしょうか。
いや、今回すごく自分の過去を振り返る、
本当にいい経験になったなというふうに思います。
普段あまりこうした場で喋る機会がないので、
改めてこういった機会を与えていただいて本当に感謝しています。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
多分アメ号の中では一番最年長の留学者なんですかね。
留学を始めたタイミングが多分最年長ですよね。
結構いつでも挑戦できるんだなっていうのは、
僕もまだあと何十年も生きていくと中で
いつでもチャレンジできるんだっていう勇気をもらえたので、
聞いてる人も気軽に楽観的に考えて、
楽観的に考えてじゃないや、悲観的に計画して、
楽観的に留学するっていうのは結構いいかもしれないですね。
そうですね。MBAのクラスでも私最年長でした。
本当に自分の子供と言ってもおかしくないような年齢の人と一緒にやってましたからね。
授業も一回り二回り違う。
本当にいつでもチャレンジしていいんだなっていうのは分かったので、
すごいモチベーションになりました。
ぜひ皆さん挑戦してください。特にエンジニアの方。
さて、アメリカンナイトGOLDは毎週日本時間の金曜0時に配信をしています。
番組のご意見ご感想は、
皆さんからのコメントをお待ちしています。
ここまでのお相手はNAKAMURAとやすしでした。
また来週。
38:59

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