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こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週何食べたのコーナー。
いいよ。
お互いにこの1週間で摂取したエンタメを報告し合うコーナーです。
最初はグー、じゃんけんぽい。
最初はグー、じゃんけんぽい。
よし。
お願いします。
デスペインビタショナルの講堂
5.10、デスペ・インビタショナルですね。
先週も軽く話したような気がするんですけど。
前回ちょっとお話しいただいた。
新日本プロレスの100キロ未満の選手によるリーグ戦、ベストオブスーパージュニアが決勝戦を迎えまして。
結果としてはエル・デスペラード選手が優勝しまして。
初優勝ということで、なかなかいい試合だったんですけれども。
その翌日ですね。
ベルトを取った翌日に行われた公表という。
ベルトじゃなくて、リーグ戦の優勝なんでトロフィーですね。
トロフィーだな。
優勝した後に今のチャンピオンであるショウ選手がやってきてですね。
一騎打ちをするぞということになりましたんで。
ベルトをかけた戦いはまた後ほど。
また今度あるんだ。
また今度。
なるほど。
ベルトに挑戦するためにはそれなりにあれが必要なんですよ。きっかけが。
例えばリーグ戦だのトーナメントとかで優勝するとか。
それか普段の他人数で行われる全勝戦でチャンピオンから直接勝利を奪い取るとか。
そういうことがあるとチャンピオンに挑戦できるんですね。
あとは乱入してぶっ叩くとか。
すげえなプロレス。
いろんな方法はあるんですけれども。
そんなこんなでですね。
リーグ戦はエル・ディスペラード選手が優勝。
おめでたい。
その翌日ですよ。
はい。
6月10日。
後楽園ホールでエル・ディスペラード選手が主催する講業が行われまして。
ちょっと変わった講業で。
まずエル・ディスペラード選手は新日本プロレスに所属している選手なんですが。
新日本プロレス以外の選手にも参加するになってまして。
当日その日その時までカードは不明。一切非公表。
どういう選手が参加するかっていうのはツイッター上でですね。
ディスペラード選手が招待状を渡していくっていうので期待感を煽るってやつだったんですよ。
チケット激戦で当然私は取れなくて。
ファンクラブ選考がすぐ終わっちゃったんでね。
私は取れなくて。
で、ペーパービューがあるということなんでそれを見ようかなと思ってたんですけど。
ちょっと仕事が忙しくて、職場の同僚にプロレス詳しい人がいるんで
一緒に帰り酒でも飲みながら見ようかって話したんだけど。
そっちもちょっと都合がつかなくなっちゃって。
これはもういいかって。後で結果だけ見ようとかって思ってたんだけど。
プロレスって結果だけ楽しむってやり方もあるんだ。
いや、そのなんていうの。ネクストがある。
こういう試合の結果こういう展開がある。
じゃあ次こうなるかなっていう風に楽しめる。
でもいいかなって思ってたんだけど。
第0試合がYouTubeで無料公開されて。
結構プロレスはこういうやり方あるんだけど。
第0試合だけ無料で公開して、続き見たかったらペーパービュー買って。
第0試合がすごくワクワクしてさ。
あーと思って買っちゃって。
通勤電車でずっと見ながら買える。
おー健康的。
第0試合がですね。
矢野徹と棚橋博っていう。
棚橋博はね、新日本プロレスのエースで。
聞いたことある。
今社長をやってる。
トールとヒロシっていうタッグを組んでて。
ビーバップハイスクール由来らしいんだけど。
知ってるビーバップハイスクール?
全然知りません。
でも2000何年まで連載してたらしいよ。
そうなんだ。
すごい古い。
めっちゃ古い映画のイメージがあったけど。
作品のイメージあるよね。
トールとヒロシっていうタッグやってて。
矢野徹選手に招待状が渡ってるっていうのはもう分かってたんだけど。
その矢野選手がパートナーとして誰を呼ぶかっていうのはちょっと分からない状態。
それが棚橋博だって事前に分かってて。
なんだよいつものじゃんと思って。
いつもの新日本プロレスだなと思って。
そんなでもないなと思ったら、
この矢野徹と棚橋博のトールとヒロシにもう一人選手が出てて。
3人のタッグになったんですね。
井上京子選手っていう女子プロレスラー。
割とレジェンド目の。
これは全然知らないかったんだけど、
ビーバップハイスクールのヒロインキャラが今日凝ってるらしいですね。
名前繋がりですね。
対戦相手、小高勲、宮本悠幸っていうヤンキー二丁拳銃と呼ばれるインディープロレスのタッグチームで。
つまりワースト世界観ですね。
ヤンキーにヤンキーをぶつける。
オタクっぽいね。すごいな。
やっぱエル・デスペラード選手、かなり陰キャンオタクの空気がすごいしてて。
なるほど。
あープオタだーって。
はいはいはい。
そういういきなりヤンキーバトルを大勢の試合でかましてくれて。
いいじゃない。
あれこれ面白いんじゃないかと思って。
そっから勝っちゃってですね。電車に揺られながら見てたんですけど。
スターライトキッド選手とドラゴンキッド選手のキッド組みたいなのとか。
そういう全然普段は関わりのない選手たちのいい共通項を見つけて。
面白そうだね。
とにかく全試合面白かったですね。
詳しい人見たら楽しそうだね。
最高でしたね。
客席もめちゃくちゃ盛り上がってましたね。
もちろん超満員ですし。
一試合一試合語りたいなっていう気持ちも結構あるんですけど。
この番組はアメコミ番組なので。
一応アメコミ紹介するっていうコンセプトの番組ではありますが。
ちょっとアメコミ絡みでメインイベントだけ紹介します。
メインイベント。
弾色Dのエルデスペラード組対ディック統合ゲドウ組っていう試合だったんですけど。
弾色Dの選手ね。フェロモンズというお尻出したりするプロレスラーなんで。
コンプラみたいなものを意識した時に会社から潰されてしまったユニットがフェロモンズっていうユニットなんですけど。
不遇のユニットがあったんだ。
エルデスペラード選手は賛否両論が起こるようなものを許さなくなるような社会の中で。
自分を貫いて戦っている姿勢っていうのに本当に感動したんだっていうようなことを言って。
そのDの選手に招待状を渡した。
かっこいいね。
Dの選手にDの選手のパートナーの分もあなたが思うパートナーを選んでくださいって言って2枚渡したんですよ。
で、わかったと。私が思うセクシーについてこれる選手を一人用意しましょうって。
で、当日迎えたわけですよ。
Dの出てきて、観客席の人たちにキスしながら出てきて。
今コンプラがあるんで、昔は無理やり男性客にキスしてたんですけど、今は完全合意性を取っていて。
合意をした人だけ?
挙手した人にしか、挙手した人しか襲わないってことなんですけど。
多分そこまでの試合がめちゃくちゃ良かったんで、客席もだいぶ馬鹿になってたんでしょうね。みんな手を挙げてました。
いいね。流れがありますね、プロレス。
温まって温まって。
で、Dのが来て。パートナーは誰だった?
お前の始めた祭りだろ、デスペちゃん。遊びましょうって。そのもう一枚託されていた招待状をエル・デスペラード自身に渡すっていう展開でした。
デスペラードは出る予定ではあったのか?それ分かんないのか?見てる人は。
デスペラードは第一試合に出てたんですよ。
デスペ自身もDのが誰を連れてくるかっていうような感じで、実況解説席で見てたんだけど、まさか自分で。
もちろんフェロモンズ仕様だって言って。いつもと違う露出の多いコスチュームで出てきて。
相手側のディック・トーゴ・ゲドーっていうのもユニバーサルプロレスっていうところで活躍してた超ベテランのすごくいい選手なんですけど、いい感じの試合をしてて。
フェロモンズ殺法ですね。コラケンホールでWe won a holeっていうチャントが起こってましたね。
とにかくそういう、Dの選手はタイツを脱ぐと、ワンダータイツがTバックなんですけど、デスペも今回タイツを脱ぐシーンがありました。
大バックでした。面白いじゃん。
めちゃくちゃ面白かったんですけど、そんなこんなで試合が終わってですね、最後エル・ディスペラード選手が締めの挨拶でこんな風に言ってましたね。
これは新日本とは関係のない話だから。いつも新日本プロレスでジュニアヘビー級を引っ張っていく看板選手です。
それが今日はケツ丸出して戦ってて。これは新日本とは関係のない話だから。マルチバースだから。
今日は超楽しかったです。ありがとうございましたって思って。
というわけでアメコミでしたよ。
めっちゃSA風かつアメコミだわ。
マルチバースというか、エルスワールドって言いたかったんでしょうね。
いつもの世界戦とは違う舞台だったんだけど。
新日本プロレスはお尻とか出しちゃダメなんだ。
新日本プロレスはもうストロングスタイルですからね。お尻出す選手もいるんですけどね。
キャラクターみたいなのもありますからね。
お尻出すなりの文脈が必要なんだ。急に出しちゃダメなのね。
というわけで、デスペインビタショナル。めちゃくちゃ面白かったですね。
3500円くらいだったかな。ペーパービュー。
3500円で見れるものの中では最上級だったと思うんですけど。
そんなに?何試合くらい見れるの?
全部で第0コミで7試合かな。
結構あるんだね。
最高でしたね。
電車の中で見ながら帰って、家着いてからは酒をガブガブ飲んでみた。
満喫してますね。
酒飲みながら見るプロレスが一番ですね。
そんな感じでした。今週何かありましたか?
今週は少しでも楽しみにしていたコンテンツがありまして。
舞台刀剣乱舞『心伝 つけたり奇譚の走馬灯』の魅力
舞台統計乱舞新作がつい先日公開されまして。
舞台統計乱舞、死伝、つけたり来たんの走馬灯というのが。
死伝?
死伝。心の伝と書いて死伝。
つけたり来たんはパノラマ灯、来たんの来たんの走馬灯ということで。
新作だったんですね。
舞台統計乱舞以前から好きでよく見てまして。
ラジオでも何回か紹介してるんですが。
それが最新作ということで。
でもこれあれですか?メインストーリーが進むわけじゃなく?
メインストーリーとは多少変わったんですが、ほぼこれまでのストーリーとは関係なく。
これ一本でも独立して楽しめる作品になったんですね。
一応ご存知のない方にご説明しますと。
統計乱舞というのは、歴史を変えようとする時間走行軍と、
統計から生まれたつくも神、統計男子との終わらない戦いを描いているコンテンツなんですが。
今回はその中でも舞台版ですね。
ミュージカルとかゲームとかいろいろな中でも舞台版。
いろいろ何作品か見てきたんですが、正直今回最高傑作かもしれないなと。
一番とは言いにくいけれども、かなりトップクラスの面白さで。
何が?そんな。
物語と歴史というものの関係を一つのテーマに正面から取り上げていて。
しかもそれにかなり美しいオチまでつけていて。
もし舞台統計乱舞、興味あるなって人いたら、一作目これだなって思いました。
ここからいける?
これまでは第一作目とかをいろんな人に紹介してたんですけど、
正直今後は一作目これでいけるなって思いました。
舞台は新戦組ですね。
新戦組の内部で起こった歴史改変に対して統計乱舞がそれをなんとか修正しようという風に動いていくというのがあらすじなんですね。
これまでの現在の本丸というか、現在の舞台統計乱舞の状況を簡単に説明しますと、
これまでは三日月宗近と山羽斬り国宏というのが2大看板でずっと興行してきたんですけど、
いろいろありまして、三日月宗近は本丸を出奔しまして、世界の円環に入って行方不明になりました。
山羽斬り国宏もいろいろあって、自分を強くするために円環の断りというものに入って行ってしまって、今いません。
多分海外遠征というか海外修行で近いですね。
新戦組モチーフの作品と刀剣乱舞
トップ不在の状況なんですよ。
その中で今後どうしていくかという話なんですけど、今回は新戦組。
新戦組って言ったら皆さんご存知、山のようにコンテンツが出ている作品じゃないですか。
そうですね。もう新戦組モチーフのアニメ。
アニメ、漫画、作品、萌えよ剣とかさ、三武義士伝とかさ、白王記とかさ、ピースメーカー黒金とかさ。
出てくるね。
遥かなる時の中でとか、幕末連下新戦組とかね、ルロニケンシンもそうか。
とにかくいろんな物語があるわけで、そういうかなり分厚いコンテンツに刀剣乱舞が関わってくるということで。
刀剣乱舞モチーフのキャラクターとかも刀剣男子の中にはおりまして。
何モチーフ?
刀剣乱舞じゃなくて新戦組モチーフか。
そんなに入れ子構造になっている。
新戦組モチーフ、いますよね。
そのキャラクターたちも今回数多く登場しているんですね。
例えば今回登場する刀剣男子は、沖田草治が使っていたという大和の神金沙太。
あと近藤勲が使っていたとされる長曽根古鉄。
古鉄という有名な刀の元作なんですが、田中氏、木下氏ですね、見た目的には。
あと、肘形敏夫が使っていた刀、泉野上金沙太、堀田君博。
斉藤羽始が使っていた刀、孫六金本かな。
あと、沖田草治が物語の中で使っていたとされる一文字のリムネ。
そういう新戦組に関わる刀たちが、新戦組がいる時代に行って、
そこで歴史を修正するために新戦組の大使たちと切り合うというお話ですね。
因縁がある相手の戦いなんで、なかなか見どころが多いんですね。
こういう面白さがまず一個ある。
物語と史実の激突
やっぱり刀剣男子としては元の持ち主に対する愛情があって、
できれば助かってほしいなという文字もあるんだけど、
でも任務だからこれを切らなきゃいけない。
情緒がどんどんぐちゃぐちゃになっていく。
これが舞台刀剣乱舞の面白さの一つなので、それを楽しめる作品。
内容的にもすごく面白くて、さっき言った通り、
史実と物語の激突みたいなのが一つのテーマなんですよ。
今回の歴史改編、何で起こったかというと、
起きた草治が、史実の未来の歴史を知ってしまって、
新戦組がいずれ滅んでいくということを知ったときに、
いや、そんな未来は嫌だと。
自分が大好きな新戦組というものを勝たせたいんだと。
ということで、いろんなこれまでの物語で、
それこそ萌え尾剣とか御武器師伝とかいろんなコンテンツがあったわけじゃん。
そういう物語で作られてきた、
これまで積み重ねられてきた物語の要素を、
ちょっとずつこの歴史の中に入れていくことによって、
実際の歴史も変えてしまおうという歴史改編を起こしていたということなんですね。
だから新戦組大使たちというのは、
これまで積み重ねられてきた物語の総体としての新戦組大使なんですよ。
新戦組マルチバースからやってきた新戦組と刀剣男子の戦い。
ガトツっぽい技を見せる斉藤はじめとか。
なるほど。
史実には存在しない三段突きという技を使って戦う沖田壮志とか。
あ、三段突きって史実じゃねえんだ。
ないらしい。
そういう物語を持って、史実を守ろうとする刀剣男子と戦っていく。
構造自体もすごく面白いし。
あとさっき言った元の持ち主と切り合う苦しみというのもあるし。
ただ戦うだけじゃなくて、
例えば斉藤はじめとか長倉新八とか、肘方俊三とか。
その場で死ぬべきではない奴って言われるんですよね。
こいつらを殺してしまうと歴史が変わってしまう。
ただ切り合えばいいというだけでもない。
そういう生きなきゃいけない人たちとまたどうやって戦うのかっていう面白さもあるし。
フクロウの皇帝との戦い
あと今回盾がですね、なんか異常に迫力があって。
そういう人もと雰囲気違いましたね。
あんまり舞台として大きい舞台じゃないんですけど、
かなり高低差のあるアクションとか、舞台装置を回転させたりとか。
あと研いだ大きい板。
板一枚使ったアクションシーンがあって、これがすごくて。
見立てですよね。板一枚を見立てて段差にしたり壁にしたり、
役者の入れ替わりのきっかけにしたりとか。
そうしたちょっとした道具を読み換えるアクションシーンとかって、
なんか面白い舞台演劇見てるなっていう。
シアターはミラノ座でやったんだ。
新宿のミラノ座で。
灰狼座戦国ここで見ました。
あそこです。
で、やってて。
そのアクション的な面白さもあったんで、
普段舞台とか見ませんねっていう人にももしかしたらお勧めできるかもなと思いましたね。
面白さの肝の部分をあれで話してしまうと、
史実と物語の対決なんですよね。
当時に後悔があるんですよ。
近藤勲が斬首されるときに、
自分は病気で助けることができなかったと。
ひじかたとしぞうが五稜郭で戦ったときも、
自分は何の役にも立たなかったと。
そういう歴史を変えたいなと。
私が病気にならなければ、
新選組は続いていたかもしれないという後悔を抱えていて、
それを解消したいんですね。
そのたびにいろんな物語っていうのを歴史に加えることで、
新選組が勝つ世界っていうのを作り出しているんですね。
こう出会ってほしかったとか、
ああ出会ってほしかったとか。
そういう願いを少しずつ歴史に付け加えた結果、
歴史を変える。
こうやって大北漱司が付け加えた物語のことを、
タイトルにもなっている、
付け足り来たっていうふうに物語では言われているんですけど。
作り話であっても、
その話を付け加えたかった人がいるんだと。
人間っていうのは、
愛ゆえに物語を付け足さずにはいられないんだと。
いう方向になってくるんですよ。
まあまあまあ、気持ちは分かる。
というのはこれまで何度も何度も語られてきているわけじゃないですか。
それはやっぱりみんな新選組っていうコンテンツというか、
組織というか、
歴史上の存在というのが好きだから、
こうであればいいのにとか、
こう勝ったかもしれないとか。
そういう愛ゆえに色々な物語が生まれているんだと。
物語は自己言及的になってくるんですよね。
で、
そこと私実を守るための刀剣男子の戦い、
というふうにもなってくるんですが、
これが単なる私実と物語の対比で終わらないですね。
まあそうだよね。
そういう形で結論したらつまんないかな。
そうそう。
起きた草地が物語を付け加えて、
歴史を修正すれば修正するほど、
逆に私実というものの掛け替えの無さみたいなものがどんどん強まっていくんですよね。
それは演出というかストーリーの展開として。
こうではなかったかもしれないし、
ああではなかったかもしれないけど、
でもだからこそ、
この私実の掛け替えの無さというのがあるんだと。
私実の価値を高めていくんですね。
と同時に、
私実の価値が高まって、
物語がまた生まれてくるわけじゃないですか。
まさにこの円環構造が、
その中でまた生まれてるんですよね。
そのオタクのサイクルみたいな。
オタクのサイクルみたいな。
自家発電のサイクルみたいになってるんですよ。
でもそうやって起きた草地が生み出した物語っていうのは、
ありえなかったもちろん歴史だし、
これからも決して起こることはない歴史。
でも、どこかで誰かが起きてほしいって願って、
生み出された物語っていうのは、
全然無意味なものじゃないんだと。
ちゃんとそういった物語にも価値があるんだ。
っていう風にストーリーがどんどん動いていくんですね。
なるほど。
単なる歴史を変えようとする時間速攻軍対統拳団者の戦いというよりも、
物語とは何か。
歴史ってのは何なのか。
っていうものに言及して、
でも歴史と物語ってのはお互いこの円環の構造を持っていて、
それぞれに価値があって、どちらも大事なんだと。
いうストーリーになっておりまして。
そういう物語とか好きなオタクにはきっと刺さる。
なるほど。
そうか。
統拳団者の強さの秘密は何か。
シーンがありまして。
統拳団者の強さってのは愛だと。
歴史に対する愛情、物語に対する愛情によって、
俺たちは力を得てるんだ。
シーンがあって。
今私が言うとめっちゃアホみたいなセリフなんですけど、
めちゃくちゃ感動的なシーンに仕上がってて。
いや、だいぶ興味が引かれますね。
見ようかな。
ちょっと見てほしいなって思ってたんですけど、
これ配信される頃には、
見逃し配信も終わってる。
でもさ、7月いっぱい。
7月までやるんでしょ?
そうなんです。7月までやっておりまして、
つい先ほどツイッターの方を見ましたら、
千秋楽の配信も決まりまして。
じゃあそこで見れるね。
7月11日の千秋楽配信があるそうなので。
ライブ配信。
ライブ配信。
見逃し配信も翌日いくらやってくれると思うので、
ぜひ皆さん見てみてください。
統拳団者知らない人にもおすすめです。
ぜひぜひ。
さて、この番組では毎週一冊の防薬アメコミを取り上げて、
その内容を紹介しております。
今日取り上げるのは、
バットマン・フクロウの街ということで、
NEW 52期の作品。
電子版も出ているので、
もし読んでいない人がいたら、
ぜひもうすぐ買っていただいて、
見ていただければと思います。
またネタバレとかしながら内容を話していくので、
ぜひ買って読んでから続きを聞いていただければと思います。
あらすじとしましては、
以前こちらのラジオでも取り上げた、
フクロウの皇帝の続編ということですかね。
ゴッサムを支配する秘密結社、
フクロウの皇帝との戦いもいよいよ大詰めと。
果たしてバットマンはフクロウの皇帝に打ち勝つことができるのかということと、
ブルース・ウェインが実はこの戦いの中で大きな自信に関する
大きな秘密をまた暴くことになると。
衝撃的な事実を知る、なんて裏表紙に書いてありましたが。
そんな作品ですかね。
フクロウの皇帝、前作読んだときは、
かなりバットマンに対する過酷な状況といいますか、
バットマンがかなり危機的状況に陥って、
さてじゃあこれからどうなるんだ、どうやってバットマンが逆転するんだ、
というところが一つの読みどころ、フクロウの皇帝の読みどころだったと思うんですが、
今回は逆にフクロウの皇帝との全面抗争ということで、
バットファミリーとの協力、アクションシーンも多めで、
読んでいるとカタルシスを味わえる作品になっているんじゃないでしょうか。
そうですね、前作が追い詰められて追い詰められて、
地下迷宮みたいなところに閉じ込められて、毒飲まされて、みたいな感じでね。
えらい上にやっていましたが。
フクロウの皇帝にはタロンというですね、爪、
実動部隊というか暴力装置があるんですね。
そうですね、暴力装置が。
こいつはサーカスとかのやつを鍛えて、
不死に近いような状態に薬でして、というキャラで。
前作フクロウの皇帝のラストで、このタロン、歴代のタロンというのがいるんですね。
タロンは何にも言いまして、定期的に代替わりをしているらしいんですが。
でも不死なんで、前の仙台も取っているんですね。
で、前作のラストでこのタロンをフクロウの皇帝が街に放った。
で、ゴッサムシティの有力者たちを殺させようとしたと。
さあこれをどう止める、バッドマン、そしてバッドファミリーと。
まあそういう話ですね。
意外と短編でちょっとびっくりしましたね。
そうですね。というのも、戦い自体はバッドファミリーの掲載誌でクロスオーバーというのをしていたんですね。
バッドファミリーの戦い
だから細かい戦いは、法訳で言うと第3巻、フクロウの夜に引き継がれるわけですね。
じゃあ今回載っているのはあくまでバッドマンを中心とした戦いということで。
なるほどね。
なのでちょっとあっさりめに感じたかも。ボリューム的な意味ではあっさりめに感じたかもしれないですね。
じゃあ本当はタイムも含めて読んでいくと、クロウの皇帝との激しい戦いがわかったということなんですね。
いやーバッドファミリー、みんないるじゃないですか。
そうですね。バッドファミリー、ニュー52期ということでもあるので、バッドファミリーも勢揃い、みんな仲良し。
そうですね。
この時仲良くなかったかもしれないですけど。
でも、ディック、ジェイソン、ティム、ダミアン、バーバラ、カタナとかいますか?
カタナとかいますよ。
みんな勢揃いして、フクロウの皇帝との戦いに臨むということで。
面白かったですね。フクロウの皇帝って名作ということは聞いていて、前作の時も面白いなと思ったんですけど。
今回、落ちのつけ方も含めて、こういうストーリーだったのかという驚きもありましたね。
そうですね。
かなりここで終わらないぞというところを見せつつ終わっていくところもあるんですが、人気キャラと言うか、人気の組織として今後も活躍していくのも納得かなって思いましたね。
いいキャラを作りましたよね。
タロンとかもいいデザインしてますよね。
そして、コウモリに対してフクロウというのがまた良かったですね。
天敵と。
天敵なんだなって。
天敵なんだなって、バットマンで学んだわ。
本当本当。
今回でも突撃すべきは、リンカンマーチなんじゃないですか。
リンカンマーチ、確かに。
もうこの話のオチだけど、言っちゃっていいのかな?
言っちゃいましょう。
リンカンマーチは前作に出てきた実業家、ゴッサムシティの市長候補として、ブルース・ウェインの名誉というか、ブルース・ウェインと共にゴッサムを良くしようと考えているキャラクターだったんですが、彼が当然フクロウの法廷に狙われるわけですよね。
街の支配者層の一人であるのは間違いないわけですからね。
で、狙われているぞと。
バットマンがそれを助けに行こうと向かったら、住んでいるところで間に合わずタロンに刺されていたということですね。
このシーンでも怪しいなとは思いましたよね。
ちょっとね。
死ぬにしても。
死に方として怪しさしかなかったですね。
その後、バットマンはフクロウの法廷を一旦追い詰めるというか。
本拠地というか、フクロウの法廷は何人もメンバーがいるんですが、その会合場所に乗り込むことになるんですが、そこではすでにほとんどのメンバーが自殺していた、死んでいたという現場を目撃する。
そんなわけあるかいと。
そんなわけあるかいと。
そしたら最新アーマーに身を包んだタロンが出てくるんですね。
最新型アーマーに身を包んだ新型ってことですよね。
バットマンはそうやっていろんなガジェットを使って鍛えているけど、タロンにもあるんだぜと。
なるほどね、確かに確かに。
バットマンもいろんなアーマーを身につけて戦うヒーローでもありますからね。
確かにそういう意味では完全に、内容でも言っているけど、鏡写しだって話をしていたけど、確かにアーマーという意味でも一緒なのか。
自分の体を鍛えて、そしてアーマーに身を包んで、自分の正義を直すと。
このタロンの正体がリンカーマーチ。
リンカーマーチは誰だったか。
彼はブルース・ウェインの弟、トーマス・ウェイン・ジュニアだと。
トーマス・ウェイン・ジュニアだと衝撃の事実が判明しまして。
私この時まで完全に忘れていたんですけど、トーマス・ウェイン・ジュニアって前見たことあるなって。
そうですね、トーマス・ウェイン・ジュニア初めましてじゃないですね。
このシーンまだ私は覚えていなかったんですけど、
フォーエヴァー・イビルでオールマンが出てくる回がありましたね。
アース3、善悪逆転世界のジャスティスリーグにおけるバットマン枠。
彼がトーマス・ウェイン・ジュニアだったので、すでに知っているキャラだったんですね。
そしてリンガンバーチというか、新型アーマーに見寄せたタロンがそいつだっていうのもおおむね予想すべきでしたね。
そうですね、オールマンですもんね、言ってみれば。
言ってみれば完全にオールマンですね。
フクロウの。
フクロウですもんね。全く覚えなかったですね。
やっぱりアメコミ読んできてる夢も全然身についてないなって改めて実感しましたね。
そうですね、でも自称弟ですよ。
自称弟。これ良かったですね。結局最後まで本当に弟なのかどうかはこの作品の中では何も言わず、かなり弟っぽさを見せつつ終わっていくんですよね。
弟っぽさを見せつつ終わっていきますね。
そうですね、かつてマーサ、ブルースのお母さんが妊娠してたんだけど事故で生まれてきて一晩しか生きられなかったというね。
そういうことがあったらしいんですが、この状況だけを見れば明らかに弟感がありますが。
そうですね、実はそれはそう聞かされてただけで結構ひどい養護施設で育ったんだと。だからブルースウェインから街を取り返すんだと。
ブルースウェインの全てを奪ってやろうと。そういうキャラクターですかね。
それはフクロウの皇帝がお前に植え付けた妄想なんだとかなんとか言うんだが真相は破らなかったと。
面白い。
実際どうなんですかね。
こんなのまた登場しちゃうよね。
余地残してますね。
いいキャラしてますよ。リンカーンマーチもフクロウの皇帝も。
フクロウの皇帝もね、とりあえず全員独殺されたことで、なんとなく尻尾切りじゃないけど、また深追いできなくなっちゃう。
リンカンマーチの正体
確かに確かに。何か大きな陰謀があるのではないかということで、ニュー52が始まって新たな敵から、そして今後の活躍みたいなものを期待させますよね。
ニュー52ってやっぱ面白いなって思いましたね。
あとこのバットマンの全てを奪おうとするキャラって結構いるなと思いました。
定期的に度々会ってますよね。
いますね。
今回のリンカーンマーチとかトーマス・ウェイン・ジュニアーもそうでしたし。
以前読んだレッドフードもね、そういう回話ですよね。
レッドフード?
あれは元ロビンで終わったんですが、バットマンの代わり、バットマンになり変わろうとするキャラクターですね。
バットマンよりもより優れた。
優れた、スーペリアバットマンになろうとするキャラクターでもいましたし。
あとはハッシュとかそうですよね。
そうですね。
ハッシュとかそのまんまですよね。
あれは幼馴染でしたけど。
バットマンの全て、ブルースウェインの全てを奪おうとするキャラ。
あとは、あれはブラックレイベルでしたっけ?
バットマンインポスター。
ああ、インポスター。
あれもバットマンの偽バットマンが出てくる話でしたね。
そうですね。
あれもまた自分の方が優れたバットマンになるんだということで、バットマンになり変わろうとするキャラクターでしたが。
やっぱこうゴッサムっていう街を背負うから、なんか俺がっていうやつ集めちゃうんかな。
ああ、俺の方がうまくやるぜ。
私はその舞台統計ラムを見たせいか、最初の愛が深いほど自分の物語を付け加えようとするのかなって思いましたね。
ああ、なるほど。みんなバットマンが大好きすぎるから、だからこそ理想のバットマンっていうのを生み出したくなって、自分がなってしまうと。
バットマンがいるせいでヴィランが集まってくるっていうのと同じですよね。
バットマンがいると偽バットマンが増えると。
今回スコットスナイダーがライターで、アーティストグレッグがプロなんだけど、ラストナイトオンアースと同じ組み合わせですよね。
ああ、確かに。
ラストナイトオンアースでリックがフクロウになってましたよね。
あったっけ?
バット、コウボリーが堕落したせいでフクロウを名乗ってるっていう。
ああ、あったね。
ありましたよね。
あったね、確かに。
前作でディックは実はタロンの候補生だったっていうセリフシーンがあったんで。
同じライターだし、そういうマルチバースじゃないですか。
マルチバースだ。すごいとかね、全然気づかなかった。
ただこのフクロウの法廷っていうのがすごすぎてなんでもありかんっていうのが結構あって。
なるほど。
バットマンといえば後出しじゃんけんじゃないですか。
こんなこともあろうかとで。
実は準備していたぜっていう。
実はあの時のあれ俺だったんだぜっていう。
そういう後出しができるのがフクロウの法廷で。
確かにバットマンの鏡写しだわ。
実はあの事件もこの事件も全部俺たちでした。
できるわ。
今回一通りメインストーリーが終わった後に
アルフレッドのお父さんジャーヴィス・ペニーワースっていう仙台のウェイン家の執事のエピソードがあるんだけど。
短編載ってましたね。
ここですごくウェイン家の周りにフクロウの法廷が昔から関わってたんだっていう話するじゃないですか。
ありましたね。
もう完全に後出しの後付けのあれじゃないですか。
確かに。
これやられると全部を疑ってかかんなくちゃいけなくなっちゃうんだけど。
そういった話の中で最後のディックとブルースの会話が効いてくるなと思って。
ディックはタロンになるはずだった。
でもバットマンのおかげでロビンになってタロンじゃなくて今はナイトウィングとしてやってるんだって。
だけどそうじゃない。
お前を救ったのは私だと思うかもしれない。
だがお前は絶対にタロンにはなれなかった。
お前の中にある光を彼らも気づいたはずだ。
あの時私がお前を救ったんじゃない。
お前が私を救ったんだ。
これ超よくない?
確かに。
タロンの法廷がなんでもありだからこそバットマンにとっての光として。
どんな陰謀が渦巻いててどんな仕掛けがあったとしてもお前はお前として今の光の姿でいたんだよっていう。
めっちゃ感動的じゃん。
確かに言われてみればそういうシーンだったのか。
あとね、ロビンという存在がバットマンの救いであるっていうのは結構たびたびバットマンのストーリーの中では語られてくることですよね。
あとはほっとくとやっぱさ、闇というかさ。暴力と。
暴力と恐怖によって僕なことをしないというのはバットマンあるあるかもしれないですね。
私はフクロウの法廷の最初に出てたゴッサムとはっていう問いかけが落ち着いてたのがよかったですね。
ゴッサムというのはバットマンの街じゃないんだと。フクロウの街でもない。ゴッサムはみんなのものなんだ。バットマンらしからぬセリフを。
確かに。ちょっと主張な。
これはやっぱりロビンが隣におかげなんですかね。
そうかもね。
ちゃんとロビンは少しはバットマンの街だろう。こんな言われたらブルスに喜んじゃいますよね。
そうね。
こうしてまた調子に乗っていくんだろうな。
めっちゃいい話でしたね。
本当に面白かったですね。これフクロウの法廷と続けてすぐ読んじゃってもよかったなって思いました。
そうね。
ちょっと間あげて読んだんですけど、完全に続きものというかストーリーは繋がっているので読んでみても面白いのかなと思いました。
このゴッサム・イズに関しては、ニュー52期のスコット・スナイダーが解説したバットマンを貫くテーマなので、引き続きまた読んでいきたいなという気がしますね。
ゴッサムとはという答えはさらにまた別のものに。
いろんな形で出てくるんですけど。
いいね。
この後はですね、バットマンは失われた絆。ジョーカーがバットファミリーとバットマンの絆をたとうとしたりですね。
はいはいはい。
ちょうどバットマンの70周年?75周年だっけな。記念作品でバットマンエターナルってめちゃくちゃ分厚いやつとか、本当にバットマンのオールスターの作品とか出たり。
バットマンの戦いと支え
なんやかんやあって、ジョーカーと一騎打ちしたりして、エンドゲーム。記憶を失った後、ゴードン警部がバットマンを引き継いだりとか。
なんやかんやあって。
なんやかんやありますね。
ちょっとニュー52のバットマンをね。
引き続き読んでいきたいですね。
いろいろ読んでいくのも悪くないですね。電子化してるんで。
ありがたい。ほんとありがたい。気軽にポンとか読むのほんと嬉しいですね。
ありがたいですね。
ぜひこのね、福郷の法廷、福郷の町から順番に読んでって。読み終わったらバットマンメタルとか読んで。
そうね。確かに新しいバットマン結構読んでたかもしれないんだけど、ニュー52期全然読んでないなって思いましたね。
確かに。これからも引き続き読んでいきたいと思います。
リバース期はリバース期で面白いんだけどな。バットマンの話も。
バットマンどれも面白いな。
まあでもこう、投資でね、1つシーズン読んでみるってのはいいかもしれないね。
確かにアメコミの読み方として、贅沢な読み方ですね。公約で全部読めるなんてね。
最初に好きになった、最初にちゃんと読んだバットマンを親だと思う習性があるかもしれない。
なるほど。現代圏として。
私だからやっぱり、結局グラント・モリソンのバットマンめっちゃ好きだもんな。
じゃあ私何だろう?最初に読んだバットマン。
バットマンリップかな?
グラント・モリソンだよ。
いいよね、バットマンリップね。
面白かったなあ。
ブラック・グローブとの戦いからね。
あれも秘密決戦でしたね。
世界各国のバットマン。
そうだ、世界中からバットマンを集めてくるって話だったんだ。
よかったよね。
バットマンインビテーションだ。
確かに。
フクロウの街?本編はわりとあっさり終わるんだけど、意外とこの本分厚いんですよね。
なんでかっていうと、読み切りというか、短編が後ろに入ってて。
後半の短編これ面白かったですね。
一つはさっき言った、アルフレッドのお父さんのジャーヴィス・ペニーワースの物語。
あとなんだ?この人は結局なんだったの?
ハーパーローさん。
あんまり会ったことない人なんですけど、フクロウの法廷でも登場していた電気工事技師。
そしてバットマンの相棒的な、バットマンのサポートをしているキャラクターなのかな。
街のやつですよね。
街の住民。
ゴッサムの住人。
このゴッサムの住人とバットマンの心温まる交流、またいいですよね。
これ良かったですね。バットマンの立ち上がったゴッサムに関する人間から見ての、バットマンの戦いとはどういうものなのか、どれくらい迷惑なのかという部分と。
バットマンとハーパーロイ
あと結構こういう人間の善意によってバットマンの戦いって支えられてるんだなっていうのもあって、ちょっとバットマンの新しい魅力が楽しめましたね。
そうですね。バットマン、大変だな。
フクロウのホーテとの戦いの最中ですね。
タロンがどうやって上に行ったのか。
タイガーシャークと戦ってますよ。
こんなやついるのか。
いるね。
トラツ入れた海賊ですか。
そうですね。
下水道を船で乗りますと。
ゴッサム絶対住みたくないよね。
あとインフラというか、街のシステムにめっちゃバットマン入り込んでますね。
一応ね、電力を上げる機能を吸いた、電力を支配する機械みたいなのが多いですよね。
本当ね、ゴッサムは自分の街だと思い込んではいけないよ。
でもやっぱり日頃からこういう戦い方をしてるからこそ、フクロウの法廷が実在した時のショックはでかかったんだろうなって。
そうね、確かに。
ディティールですよ。
インニオンに自分がゴッサムの支配者だと思っていたら、実は自分は支配者じゃなかったんだと。
しかもね、結構調べたというかさ、追っかけた上で痕跡見つけられなかったわけじゃん。
そうだね、一作目でそんなシーンありましたね。
秘密結社。
フクリシャ探したがなかったと。
フクロウが実は存在していて、自分と同じようにというか、自分以上にこの街を支配していたんだと。
確かにバットマンにとっては宿敵というか、一番憎むべき相手ですよね。
そうね、やっぱりかなり。
なんかこういうライバルキャラまたいいっすね。
よくさ、ジョーカーがさ、地図書と混沌みたいな対比で描かれるがちなんですけど。
そんな中ですね、フクロウの法廷はまさに狂憎として。
そうですよね、バットマンの機能という部分を象徴する存在ですよね。
バットマンの役割というか、そういうのを示している存在だから、面白いですよね。
内面とか精神的な部分はジョーカーともしかしたら対比できるかもしれないんだけど。
機能とか役割でいうと、ほぼバットマンは街を支配する悪の秘密結社と変わらないというのが面白さですね、魅力ですね。
そうね、バットマンはやっぱり危うい存在ですよね。
このバットマンを手助けするハーパーロイドとしてめちゃくちゃ雑な対応というのもいいですね。
でもやっぱりバットマンの人格があるというのもフクロウの法廷との違いなのかな。
なるほどね。
ちゃんとこうやって街の人と会話を交わして、二度と余計なことをするなというふうに、やなこと言うけど、
ちゃんとそうやって会話を交わせる人格を持っているんだというところが、フルフェイスの仮面をかぶったフクロウの法廷との違いになってくるのかな。
ミスターフリーズのオリジン再構築
まあもちろんその前段でさ、チンピラに絡まれているところをきっちり助けてくれるじゃん。
確かに。
チンピラもやな奴らですね。やっぱゴッサム治安悪すぎますよね。
そうね。
バットマンを通してしか見てないけど、日常生活からして最悪だなって思いますね。
そんでやっぱ格差社会よな。
ほう。
ねえ。
確かに。
ウェインマナーあるんだよ。上流階級ではパーティーやってるんですよ。
パーティー会長に呼ばれるシーンありますね。
ハバローはケーキをリュックサックに詰めて持って帰ろうとしますね、パーティーの。
このシーンもまたいいんですよね、アルフレッドが。
チョコケーキを食べないなんてっていうシーンですね。
秘伝のレシピですよ。
まあそんな風な、日常のバットマンを掘り下げたような短編になってますね。
確かに、これは面白い名作ですね。
あと最後に入ってるのがミスターフリーズのオリジン復活編っていう感じですかね。
ミスターフリーズはあんまりよく知らなかったんですけど、あんまりよく知らないというか、このミスターフリーズのことよく知らなかったんですけど。
ご存知の通りNew 52っていうのはフラッシュポイントを経て設定とかをリセットした新しい世界なわけなんで。
ミスターフリーズのオリジンも書き換えられましたね。
愛する妻が病気になって、冷凍保存されていると。
それを直すためにダイヤが必要なんだとか、いろいろやってるのが。
ダイヤ換えするキャラクターのイメージがあったんですが。
ここで新たなオリジンが書き加えられて。
衝撃の事実が。
これどうですか。
いやーすごいなと思いましたよね。
かなり思い切って。
元のやつだとさ、両親の死っていうものをきっかけにバットマンになっていた。
愛する者の死っていう意味で分かり合えるというか、似たようなところのある二人だった。
大事なものを失っているっていうところが共通じゃないかと思うんですが。
今回の話の中で、実はミスター・フリーズが妻だと思い込んでいる人は、
ミスター・フリーズの妻だとされている人は、彼がそう思っているだけで全然関係ない。
彼の他人であると。
ずっと前に冷凍保存された人だっていうことが。
ミスター・フリーズはただ単に氷が好きなだけであって、別にその女性とは何の関係もないんだっていうオリジンが書き換えられてましたね。
これでミスター・フリーズ、共感しにくいキャラクターになっちゃったよね。
そうね。ミスター・フリーズはちょっと応援しにくいよね。
このミスター・フリーズの思いとバットマンとの理解の不一致みたいなところが面白さとしてあったと思うんですが、
ないね。ミスター・フリーズよりは共感の余地はないくなりましたね。
ホワイトナイトとかでもさ、ちょっと味方寄りのキャラだったりした。
ああ、そうね。確かに。
それはもう完全にオリジンだ。
冷酷なビジネスマンと戦う心優しい家庭人みたいな自意識を持ってるけど、そんなのは妄想だってボロクソに言われてましたね。
切な。
どうなんだろう。ちょっと頭おかしい奴増やすなよって思っちゃいましたね。
そうね。確かに。ただでさ、いろんな人が多いのに、完全な狂人が一人増えてしまいましたね。
でも、ペンギンとのやりとりは結構好き。
ペンギンとのやりとりありましたね。アイスバーグラウンジでのやりとり。
よくアイスバーグラウンジってすぐ出てきたな。
彼も一応面識あるというか、それなりに信頼関係あるんだなって面白いですね。
ペンギンはペンギンモチーフのキャラなんで、そういうバーっていうか隠れ家みたいなのを持ってるんですけど、
氷マニアのミスターフリーズが氷山風のこのクラブを襲ったっていう風に言って、保険金詐欺をやれと。
彼を持ってってくれと。みんであるということですね。
ゴッサムで生きていくっていうのも大変だな。
でも、こういうのもまたキャラクターの関係とか、ゴッサムっていう街とかその歴史に深みとか厚みが出ていいやりとりですね。
確かに、252になって一体キャラ同士の関係性どうなってるのかっていう部分もきっとこういうところで見せていくんでしょうね。
こういうのの積み重ねで説明していくんですね。
単純にお家怖いし、もう本当にミスターフリーズ嫌になってきちゃった。
ミスターフリーズ見たらね、ちゃんと自分のパートナーを氷月になってるかどうか確認した方がいいですね。
あとは、ゴッサムセントラルの一巻でさ、めちゃくちゃ怖いビランだったじゃないですか。
ミスターフリーズが警官を凍らせるっていうシーンありましたね。
嫌だな、こんな奴が普通に歩いてる街。
同じ街にいるとか最悪だよ。
怖すぎだよね。
はい、というわけでバットマン・フクロウの街でした。
バットマンの胸像としてのフクロウの法廷の大活躍が楽しめますし、
あと、252に変わってからのキャラ同士の関係性とかね、新キャラクターとかの活躍も見られるので、結構面白い一冊なんじゃないでしょうか。
実は私、フクロウの夜、読んでないんですよね。
ちょっと読んでみようかな。
面白そうだよね。続けて読んだら気になりますね。
ちょっとタロンさ、戦闘員っぽくなっちゃったところがあるからさ。
そうですね、今回出てくるタロンはバッドケイブの中でバットマン・ネシコ玉やられるキャラクターとして出てくるので、
ちょっとタロンの格が落ちちゃいましたね、フクロウのこの一冊だけだと。
もちろんリンカーン・マーチはかなりの強敵なんですけど、いっぱいいるなーって感じがしますね。
いっぱいいてバットケイブで氷漬けにされちゃってましたね。
だからちょっと怖いタロン。
暗殺者としてのタロンみたいな姿、ちょっと見てみたいですね。
見てみたいですね。
ということで、めちゃくちゃオススメ、New 52。
みなさんも読んでみましょう。
はい、じゃあ一問お願いします。
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あめこみのコミはcomiです。
語ってほしいアメコミのリクエスト、あるいはプロレスの感想、ドケンラムの感想、何でもお待ちしております。
来週はDaredevil Born Againでいかがでしょうか。
アシェットで先日出た作品ですかね。
5月末にアシェットのマーベルグラフィックノベルコレクション62号でしたかね。
バットマン梟の街(THE NEW 52!)
出たと思いますし、あと以前ビレッジブックスから翻訳されていたので、私はそれを持っています。
買おうと思えば買える?
いや、結構ね、この名作でプレネついちゃってるんじゃないかなと思うんですよね。
なので今だったらアシェット。
アシェット版を買うのが一番か。
買いやすいと思いますし、あと同タイトルでMCUに来るんだよね。
あ、そうなんだ。
確か。
Born Again。
Born Againっていうタイトルで。
違ったかな。
なんかそれが予定されてたはずですよ。
ドラマかな。
2025年3月に配信予定と。
じゃあ合わせて翻訳が来るかもしれない。
確かに再度翻訳される可能性ありますね。
確かに。
予習としても読んでみましょうか。
いいんじゃないかと思います。
こちらフランク・ミラーのデア・デビルということで。
以前デア・デビルのオリジン的なMAN WITHOUT FEARやった時。
やりましたね。
ちょっとまた久々にデア・デビル。
私はやっぱり結構デア・デビル、マーベルヒーローの中では好きだった。
よくない?
夜は弁護士じゃねえわ。
昼は弁護士。
夜はイジランテ。
弁護士っていうインテリジェンス漂う職業についていながら、めちゃくちゃ暴力的だよね。
私はフランク・ミラーのデア・デビルしかほとんど知らないから、すごい過烈な暴力を振るうやつっていうイメージがありますね。
育ち悪いしね。
ヘルズキッティー出身。
レマリッシャーの友達だしね。
結構頼りになるやつじゃん。
そうね。
スパイダーマンが捕まってマスク取れってなった時も助けてくれたよね。
確かに。
アメリカの裁判はああいう感じなんだね。
トンチバトルみたいな。
楽しそうだよね、アメリカの弁護士。大喜利大会みたいなことやってるでしょ。
シー・ハルクも面白かったしな。
確かに。シー・ハルクもちょっと出はあったもんね。
楽しみですね、デア・デビル。
はい、というわけでぜひぜひ手に入れておいてください。
はい。
それではまた来週。さよなら。
バイバイ。
このトゥントゥンのコーナーでも一個だけプロレスラーの話させてください。
お願いします。
グレートっていう団体があるんですけど、この前名古屋大会があって、メインイベントが電流爆破だったんですね。
川上隆一選手がグレートの社長の鈴木社長っていう、これはレスラーじゃなくていわゆる背広組というか社長なんだけど、
リング上で爆破して、
おーすごい。
おーすごいって思うんですよ。
なんか、いわゆるプロレスという文脈の中での出来事だって思うじゃん。
WWEとかで社長がひどい目に遭うとか聞いたことあるよ。
まあそんなんだろうと思うんだけど、先日公式サイトで川上隆一契約解除っていう。
川上隆一選手の処分についてっていう。
この傍協に対して社会的な。
傍協に対してって書いてあるの?
すごい。
制裁として契約解除をいたします。
どっち?
やっぱプロレスってガチなんだ。
ガッチなんですかね。