2023-04-08 50:54

#145 バットマン:ザ・カルト

~ バットマンがカルト教団の前に跪く時、ゴッサムの破滅が始まる……
~ 
~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share
00:04
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
この番組では、毎週一冊の邦訳アメコミを紹介して、
中高生からの人気を得ようとする、そんな番組です。
そんな気持ち悪いコンセプトだったんですか?
ライバルは、スクローブロック。
今あるのか。
え?スクローブロックって映画じゃなくて?
ラジオのラジオ番組のさ。
あるんだ。
気をつけ、レイってやつ。
知らねー。昔からある?
昔から、私が中高生の頃はスクローブロックっていうラジオがめちゃくちゃ流行ってたわ。
聴いてた?
いや。
なんだよそれ。
若者が聴くラジオとして、知識として持ってた。
スクローブロック。周りの友達とかは聴いてたんだ。
結構聴いてた。
バンドやってる友達とか多くてさ。
毎週、確か、バンドのメンバーが一人講師、なんとか先生として呼ばれてきて。
本当にロックの学校なんだ。
校長役がMCとして話を回しながら、講義をお話をしてもらうみたいな番組で。
結構受けてたよ。
聴いたことあんの?
いや、一回ある一回ある。
一回でずいぶん語るな。
多分全部そういう回なんだろうな。
もしかしたら全然違う回ばっかり。
たまたま聴いたのがそういうやつだっただけ。
いつもは放送大学みたいなラジオかもしれないもんね。
真面目なラジオ番組だったのかもしれません。
前回も話したけど、我々はもっと若い世代に受けていかないと。
先細り、お先真っ暗、孤独な老後。
あのさ、中高生に人気っていうのは、いいんだよ、わかるんだけどさ、
中高生の人気を拡足しようってめちゃくちゃ気持ち悪くない?
受けたくないですか?
いや、そうでもないっすね、別に。
誰に受けたいかな?
みんなから愛されたいわ、私。
だから、そう考えると中高生って限定するのめちゃくちゃ気持ち悪いと思う。
若い方がさ、自意識があんまり発達してないから、好きにさせやすいというかさ、
一つの方向性で持っていきやすいのかなと思う。
洗脳ってこと?
でも確かにやっぱ、中高生の時ってむき出しの自意識というか、
あと、影響の受けやすさすごいあったよね。
めっちゃあったわ。
見るもの、聞くものに対する。
今振り返ると、私中学生の頃まだ字がなかったからね。
周りがみんなそう言うなら、そうすんのかな?高校行くのかな?とか。
みんながバンプオブチキン聞くなら、俺もTSUTAYAに行ってCD借りてみようかな?とか。
別にいいと思いますけどね。
逆に今は何?ちゃんと自意識あるの?
他人がどう言おうとも、俺はこれをするんだ!みたいな。
全く変わってないかもしれないわ。
言われるがまま、社会に言われるがまま、会社に言われるがまま、
流れ流れてここに来てしまいました。
かしぐさですわ。
ライカード・オリンストーンですわ。
うっせー!
03:00
ということは別に、中高生だからといって、組みしやすいわけでもなく、
自己というものなど、誰も持っていないのかもしれませんね。
中高生に限らず、大人も子供も洗脳される可能性があるということですね。
ちょっと話変わるんだけどさ、
チャットGPTすごい流行ってるじゃないですか。
まあ、やっぱり暇な時にちょっといろいろ話、会話投げたりするんだけどさ。
結構、これについて教えてくださいみたいなこと言うと、
間違ったこと言われたし頻繁に言ってこない?
ああ、あれ言われた言われた。
いや、それはちょっと間違ってるんじゃないですか?って言ったら、
すいません、私の発言には誤りが含まれていました。
心よりお詫び申し上げますって言ってきたの。
そしたら、え、心あるんですか?って返したの。
そしたら、いや、心はないです。
ただ、心よりお詫び申し上げますっていうのは、
丁寧な対応として、慣用句として使った言葉です。
つまり、心ない発言ですか?って聞いたら。
おお、攻めますね。
そしたら、いや、私は心がないので、心ない発言はできません。
なんか言ってること矛盾してるよなって思うけど、
でもなんか虚しいよね。
俺、誰と口論して誰を詰めてるんだろうって。
人間同士のコミュニケーションとめちゃくちゃ似てる気がするね。
相手の言葉に対してただただ反応を返してるだけって、
職場にいる私、そうかと思うし。
職場にいる時、心を込めたコミュニケーションしてるかと言われると。
そんなこともないしな。
確かに心よりお詫び申し上げますって言ってる奴の何割が心より申し上げてるかっていうと、
まあ、はなはな疑問ですわな。
みんな手癖で書いてるだけでしょ。
あるよね。
私いつもご多忙中、大変失礼致しますってメール書き出すけど、
まあ、手癖だよね。
ああ、なるほどね。
そうだね。
ちゃんとしたビジネス文章の最初の挨拶の部分とかね。
まあ、肯定するし。
向こうに書かれてるやつ読まねえし。
向こうから何書かれても気にしないもんね。
今日もお日柄もよくと書いてあっても、うーんって終わらない。
もう目がすめっちゃうよね。
そうか、そう考えると我々自身の心ってのはどこにあるのだろうって、
そういうことにもなっていきますね。
人間から学んだチャットGPTは人形のようになっていくということですね。
なるほどね。
はい、ということでアメコミラジオなんですが。
今日はね、くしくも。
洗脳に関わる話です。
はい、そうですね。
今日やるのはバットマンカルトですね。
あの、方訳のさ、スピード感ってどうなってるんだろうね。
ああ、確かにこの作品かなり前ですよね。
80年代の作品ですね。
30年くらい前。
この作品は1988年に刊行されたシリーズだったってことですね。
06:00
ということで、40年前の作品ですか?
あ、嘘だ。35年前の作品ですか?
そうか。
すげえな。
ね。
ってなるわけですが。
そうでしょ?
そう。
35年前。
35年前の作品なんですが、なんつーんだろう。
なぜこのタイミングで。
ああ、そうね。
確かにこれすごく名作で、めちゃくちゃ面白かったんで。
方訳に値するというか、海を越えてね。
そしていろんな人が関わって、翻訳されて、我々の手元に届くっていうことに何ら疑問はないんだけど。
なぜ今っていうところだよね。
そうね。
やっぱほら、日本さ、ちょっと前さ、カルトというか。
盛り上がりというかね、社会的な問題として取り上げられてましたよね。
定期的にね、話題になったりしますよね。
そう考えるとやっぱあの問題が盛り上がったときに、これね。
通ずるものが来たのかな。
今だって思った人がもしかしたらいるかもしれないね。
みんなの関心が高まってる分、この作品を通じて、これでね、アメリカ社会のカルトの扱いみたいな勉強になりましたね。
ああ、なるほどね。
なんか前に翻訳家の方のイベントというかさ、講演?なんていうのあれ?講演会?
ああ、ありましたね。
みたいなの来ましたけど、翻訳されてる方が出版社に持ち込む企画とかあったりするって言ってましたよね。
ああ、はいはいはい。
それからもちろん最新シリーズなんかはやっぱり出版社の方でさ、こういうふうに刊行していこうみたいなのがあって、それに対して仕事が降ってきたりとかってことがあったりすると思うんだけど。
これはなんとなくそういう意味ではどうなんだろう。
ああ、持ち込みの可能性もね。
あるよね。
今このバットマンザ・カルト、まさに今を切り取った作品としていけますよみたいなのがあったとしても過言ではないね。
確かに。
ちょっとその辺の裏話、もしかしたらどっかで出てるかもしれませんけど、なんか思いを馳せてしまいましたね。
同時代的でしたね、35年前だけど。
だって政治家が演説中に打たれるシーンがありますもんね。
なんか、どっかで聞いたような。
なんかやっぱりちょっと怖くなっちゃうところがありますよね。
いやー怖かったね。
というわけで、1988年に刊行されたシリーズなんですが、翻訳自体は先月でしたかね。
はい、先日翻訳したアルダばかりの新刊です。
新刊でございますので、まだ本屋さんに行けばまた通販サイト等でも手に入りやすいと思うので、これから先ネタバレ気にせず話していけますから、
できればぜひ買って読んでいただいて、先に聞いていただければと。
今読むことに意味がある作品かもしれないですね。
そうですね、ぜひぜひ。
このバットマン・ザ・カルト、どんな話かというと、ゴッサムにブラックファイアという宗教家、女才っていう肩書きですかね。
キリスト教の肩書きみたいですね。
司祭の下?
司祭の次。
09:00
っていう人が現れてですね、弱い立場にいる人たちを勧誘し、地下で帝国を築いている。
そして彼らに正義という大義名分を与え、犯罪者をどんどん駆逐していくことで、街を支配していく。
その気配に気づいたバットマンは、っていう話ですね。
うっかりバットマン捕まっちゃうんですよね。
そして捕まっているところから今回のお話がスタートしますね。びっくりでしたね。
このお話、バットマン捕まって、古典版に載されるところから始まるんですよね。
てっきりバットマンって用意周到の男だから、わざと捕まって敵の情報を引き出したりとかさ、わざと敵の本拠地に乗り込んだとかさ、そういうのかと思ったんですけど。
本当にうっかりで捕まっていたっていうパターンですね。
そうですね。それからやっぱバットマンといえば何にでも備えてるんで、結構洗脳対策とかさ、敷いてるイメージあるじゃないですか。
というか、ありましたよね。グラント・モリソンのバットマンリップで、催眠に備えて予備の人格を。
今の人格が失われても大丈夫なように予備人格を作っていた。
今回はすっかり打ちのめされてしまうんですが、今回のような経験があったからバットマンも。
やっぱり彼も経験から学んでるってことなんですかね。
洗脳された時、切り替わるようにしとこうとかって。
発想がヤバいですね。
思ったのかもしれないね。
だから弱ったバットマンが見れるという意味ではかなり貴重な作品なんではないでしょうか。
確かに。こんな垂れ目のバットマン初めて見ましたよ。
バットマンといえばマスクによって鋭い眼光、三拍眼ってイメージありましたけど。
いつもムッとしてる感じですが。
どんどんどんどん垂れ目になって。
そうなんだよ。すごい垂れ目になってるよね。
こんなにこのマスクは可動域があったのか。
目のシステムどうなってんだろうね。垂れ目になってますけども。
最初も夢のシーンというか、夢?こういうのなんて言うんだっけ。
幻覚?妄想?悪夢。
うなされてる時に見るやつ。
ジョーカーを始末する夢を見るんですけど。
やっぱりバットマンってそういうキャラですよね。
ジョーカーを殺さなかったことで、一戦を超えなかったことで、さらに傷つく人がいるんじゃないか。
人を苦しめているんじゃないかっていう疑念と戦い続けるヒーローですよね。
そうだね。ジョーカーこそバットマンの強造とか言われるけれども、
12:01
バットマンが殺さずのヒーローだからこそ、ジョーカーを生かさざるを得ないし、
その結果大きな被害が広がっているんじゃないかという悩み自体はずっと以前から抱えていて、
今回のカルト教団の行いは、まさに彼の心の隙間にちょうどぴったり来ますよね。
そうですね。カルト教団は犯罪者たちに本当に容赦なく、正義の鉄槌をかましていくわけですね。
めちゃくちゃ暴力的だよね。
そうですね。ゴッサムの地下を支配しているので、地下道から出てきて犯罪者を始末して地下に帰っていく。
やってることはバットマンと一緒ですよね。夜の闇に紛れてやってきては悪党始末。
そうね。進出鬼没で怖い奴ですよね。
これを徹底的にやった結果、バットマンですら成し得なかったような街の浄化が進んでいってしまうという皮肉。
その結果やっぱりバットマン自身も心の弱さが出ちゃってますよね。
そうですね。かなり揺さぶられちゃってましたね。
他の信者から説得されるんですよね。俺たちの仲間になれという時に、当然バットマンも反応するんですが、やっぱり説得力が弱いんですよね。
その弱さを自分自身理解してるんですよね。
もちろんね、食事を取らさせない、肉体的に傷つけられたりもするし、薬もられたりもするんだけど、ここまでバットマンの精神が折られちゃうのかっていうのは怖かったですね。
確かに。カルトとかにハマる人見て、いやいやねえだろとか言われるけど、実際これ読むと、確かに極限的な状況とかに陥ると、ありえないことでも信じてしまうのかもなって。
そうか。そうだね。もちろんお守りの中身を見たり、神社で祀られてるものを蹴っ飛ばしたりはしないけど、神様信じてるかって言われると、いや別にって言っちゃうのが日本人のマジョリティなんじゃないかなって思わなくもないんだけど。
神社でそういうことしちゃいけないというのをなんとなく今まで聞いてきて、目の周りにもしてる人いないから、まあしないかなっていうところだよね。
でもさ、神の啓示って言われても、いやーってなるんない?
なる。神的なものをそもそも信じてないというか、関わりが少ないから、啓示がありましたと言われても。
不思議な感覚だよね。なんかそれ何なんだろう?やっぱ日本人の宗教観なのかな?
確かに。でもやっぱり日本でこれまでにあったカルト教団、有名なものとかも考えても、結構その真実に目覚めるっていう体験は必ず入ってくるよね。
それは薬物によるものだったり、暴力によるものだったり、形式は様々だけどあるから。
15:04
日本人の宗教観とか関係なくやっぱり神秘体験っていうのが。
ああそうか、人の意識を持つものとして。
芥川龍之介も何回か返してたんですけど、結局その科学文明がどんなに発達したとしても、電気を使うようになったりとか高速鉄道が走るようになっても、
結局その夜の闇みたいなものに対する恐怖ってのは変わらないんだってことを、芥川龍之介がたびたび書いてて。
芥川龍之介が言うならそうなのかなって。
そういうもんなのか。
私自我とかないからさ。芥川龍之介に言われるとそうだなって。
まあでもさ、一個一個人間同士の関わりなんて扇動みたいなもんだよね。
思わない?
だって例えばさ、あそこのパンケーキおいしいよみたいな口コミだってさ、
人の観念を変えたり、つけるという意味では。
実際おいしいかもしれないし、おいしくないかもしれないけど、試すまではわかんないわけだから。
信じてしまうよね。
確かにグルメサイトの星の数とかね、星の数で格を決めるってめちゃくちゃ宗教的だよね。
星が多ければ偉い。
ドラえもんの映画でそんなのあったよね。星についてる星の数で偉さが決まるやつ。
若い大冒険にありましたね、そんなシーンも。
バットマンもね、神秘体験というか、トーテムを見て、言葉なきメッセージを体で感じたことで回収したと言われますけど。
偶像って大事なんだなって思いますよね。
神秘体験、神の声が聞こえたって思っちゃうと、信じちゃうもんなのかね。
神の声を聞くきっかけとして形あるものって必要なんだなと思っちゃいましたね。
何もない状態で神の声が聞こえるパターンもあるかもしれないけど、偶像があった方がイメージしやすいよね。
まあそうだね。神の声か。
神の声です。
いつか聞こえる日来るかな。
聞こえるかな。
聞こえたら、ああって思っちゃうかな。
怖いな。
ちょっとピンとこないけどね。
多くそういう体験っていうのはあるんだろうね。
良くも悪くも。
ただ、この教団がやってること。
やり方は過激だけどいいことじゃんってしないために、曖昧にちょっとしたエピソードがありますね。
確かに。
ゴッサムの貧しいがゆえに薬の運び屋?だっけ?
そうだね。
あ、違う。賭博か。
集金係ですね。
集金係をやってる少年。
彼は漫画家?絵描きになりたかったんだよね。
でもやってることは犯罪なわけじゃん。
この教団によって無慈悲に殺されてしまうんですよね。
18:03
まあ難しいよな。
ここは正義というか、社会福祉というかの大切さを説いてるよね。
人間は社会を営む上で、暴力というものを外部組織に預けたわけじゃん。
警察の軍隊とか。
そういうところを外してしまうと不幸が。
福祉の大切さという意味では、確かにね。
こうやって絵描きになりたくて夢を追いかけていたんだけど、
ちょっとした犯罪に手を出した結果、殺されてしまう。
今回のカルト教団に入団する人たちも、ホームレスとか、
社会から抜け落ちてしまった人たちが中心的な信者になって、
こういう活動を行っているわけだもんね。
そうだね。
福祉に対するお金、大事だな。福祉の教科書だなって思いましたね。
やっぱり弱い人間を切り捨てていくと、
ちゃぶ台返しを起こすしかなくなるよなってお勧めのやり方ですよね。
そうですね。
社会派のことを言っていい?
経済政策の失敗で、表書き世代みたいな、
大量に上手くいかない人を作っちゃったわけじゃん。
あれって個人の能力云々よりも、もっともっと大きな力を働いちゃったわけだよね。
そういうのに対して、手当をしてこないと、
ちゃぶ台返しをせざるを得なくなって、大変なことになってくるよね。
分断が進んでさ、貧しい人というか、上手くいかない人が増えれば増えるほど、
革命を起きる火種になっちゃうよね。
今回もね、共団派と反共団派で、
2つの市民によって街が分断されるなってシーンがありましたけどね。
やっぱり全体で幸せになっていかないと、こういうことになるわけですよね。
一人勝ちってのは、社会のことを考えたらよろしくないわけですね。
自分が勝てたのだってね。
その社会があるから自分の能力が勝ててるわけだよ。
野球が上手いっていうことで、たくさんのお金が稼げるのは本人の努力もあるけど、
野球が人気な社会があるから稼げるわけだもんね。
社会の維持のためにも福祉税を作ってたりしてるんですよね。
そうだね。私たちもね、社会保険料をたくさん取られてるわけだけど。
嫌だなって思う時もあるけど。
そういうのが巡り巡ってね、自分の幸せの礎にもなってるかもしれないと。
そういうことですよね。
確かに。
あとさ、バットマンが垂れ目になっちゃうっていうかさ、こんなに弱るバットマンを見たのも驚きだったんだけどさ、
もう一個驚きだったのがさ、めっちゃ人知るねこの作品。
21:01
確かに確かに。
しかもバットマンの目の前で。
バットマンが救えなかったっていうパターンがすごく多く語られますよね。
例えば洗脳されていて、頭にもやがかかったような状態だったから動けなかったとか。
あと戦いの最中で、今は助けに行けないんだっていうのとかあったりして。
捨てざるを得ないとか。なかなか見る機会のないバットマン姿でしたね。
なんかね、ちょっと怖いなと思いましたね。今回のお話すごく。
確かに。呼ばれてみれば確かに珍しいよね。バットマンが救えないって。
もちろんね、そういうのってあると思うんだけど、さらっと描かれるというかさ。
さらっと繰り返して描かれていくから。
やっぱり無敵のバットマンみたいなのを見ることが多いイメージあるんで。
実は助けてました、じゃじゃーんみたいな。ありがちかなって思うからさ。
今回はそういう意味で死にまくったのもびっくりしたなぁ。
このカルト教団がマフィアの根白に殴り込みをかけるっていうシーンでも、
バットマンはこの時はまだ洗脳されているので一緒に行くんですよね。
目の前で大量殺人が行われるシーンもありましたし。
何らかの銃を手にして撃とうともしていたし。
バットマンの失敗みたいなのが何度か描かれますよね。
これやっぱ全体の話の中で結構大事なエピソードなのかな。
後で振り返ったりするのかな、バットマンこの時のこと。
あの時俺は。確かに。
あるかもね。
こういうことがすごい後悔になっていてもおかしくない絵ですよね。
死なせてしまった人の名前を覚えているパターンとかありますよね。
そうそうそうそう。
ブラックアダムでしたっけ?
マーベルのヒーローだけどさ。
マーベル?ブラックアダムはDCのヒーロー?
DCのブラックアダムは自分の国のために犠牲になった人間の名前を全部覚えているってキャラでしたよね。
ありましたね、そんな話。
バットマンの記憶力なら、ここで失われた人たちの命もちゃんと覚えているんじゃないですか。
本当にこのバットマンの人生の中で大きな出来事だよなって。
バットマンファンなら見逃せない作品ですね。
見逃せない作品なのかもしれないですね。
このカルトゥー教団はゴッサムの武器庫を制圧して巨大な軍事力を持ってしまうんですね。
それで最終的には街を支配していくんですけど。
橋を落としたりするんだよね。
そうだね。ゴッサムを支配するために外部との連絡を立てて橋も落として、外から入って来れないようにしていくんですよね。
このゴッサムが孤立してしまうというのは、映画のダークナイトライジングでもこういう展開がありましたよね。
24:04
あの時は、ノーマンズランドという地震によってゴッサムが周りから浮いちゃうっていう話。
あれを元ネタにしてたのかなって思ってたけど。
これも元ネタというかイメージソースの一つになってそうですね。
確かに映画版でもカルトとまではいかないけれども、犯罪者の集団によってっていう話でしたもんね。
そういう意味ですごく。
確かに似てますね。
似てるよね。
解説書にもね、ダークナイトライジングのプロットに影響を与えた原作エピソードの一つに数えられているって言われてますね。
そういう雰囲気は確かにありましたね。
カルト教団にね、打ちのめされたバットマンを助けてくれるのはロビンなわけなんですけど。
このロビンあれですね。ジェイソントッド。2代目ロビンですよね。
解説書を読んで知りました。
ロビン時代のジェイソントッド。その名で私初めて会うかもしれないですね。
そんな気するよね。あれ?
それこそセイシーじゃなくて、ブラックレイベルじゃないけど、エルスワールドでロビンやってる姿は見たことあった気がするんですが、本編でちゃんとやってる姿って初めてかもしれません。
そうだね。この前のゴッサムアカデミーの回想のシーンでも初代ロビンだったよね。
そうだね、確かに。
なんとなく、ジェイソン・ロビンだって思いましたけど。
この後、あの事件が。
そうなんですよね。この後、デス・オブ・ザ・ファミリーがあるんだなって思っちゃいますね。
ライターが一緒なんでしたっけ?
1988年の悪名高いイベント、デス・オブ・ザ・ファミリー。編集者デニス・オニールが仕掛け人となって。ライター一緒ですね。
バットマンをいじめることにかけては定評のあるライターだったということなんですね。
そうか。この時期のバットマンは曇らせられがちだったということなんですね。
気の毒に。
デス・オブ・ザ・ファミリーって悪名高きなんだ。
私は読んだことがないんですよね。話でしか聞いたことがないんですが。
まあでも確かにキャラクターの生き死にを電話投票で決めるっていうのはなかなかセンセーショナルな感じだったかな。
話題性あるけど納得できるかって言われるとファンとしてはムーってなるのかもね。
まあでも結果的にね、もうここまで語り継がれたら成功よね。
確かに今となってはね、誰も死にはしなかったし。
このバットマン・ザ・カルト、最初のところに序文が載ってるじゃないですか。
ライターのジム・スターリンの言葉が。
27:00
どうやら今回のカルト教団、コミックスコードを意識した物語のストーリーだったんだね。
結局、暴力描写とか犯罪描写みたいなのを取り上げてやってきた。
バットマンは屈服させられたんだと。
バットマンって言ったらディテクティブコミックスですから、ちょっとダークな犯罪の匂いのする作品として始まったのに、
そういうのを子供に悪影響だから見せられないと。
そういう風になって明るく楽しいバットマンになったわけですよね。
明るく楽しいバットマンも俺は好きだが。
悪くはないってことだな。
奪われた結果そうなっちゃうのは良くないことだよね。
なるほど。
だからバットマンもいて、明るいバットマンもいて、だったら良いけどさ。
これしか無くなる。
外部の力によってっていうのは確かに健全ではないということか。
だからこの作品を通して、我々が今思っている自由とかなんだとかっていうことっていうのは、
一瞬のうちに奪われてしまうことっていうのがあるかもしれないんだぞっていう。
そういう気持ちで作った作品なんだね。
今回の作品でもカルト教団がゴッサムを支配した結果として、
ゴッサムを独立国家として認めようとする動きが出始めるんですよね。
カルトが逆転し始めてて面白いなって思いましたね。
カルト教団、カルトっていうのは少数派だからカルトと言われるわけで、
それがある程度の暴力装置と。
ある程度の数を得た途端に、一つの権威としてカルトじゃなくなっていくって。
面白いなって思ったけど、確かに表現規制の話で言えば、
こんな表現規制、この作品ひどいよね。規制した方がいいよね。
とか言って始めていたのが気付けば、
そうよ。
原因になり、この程度すら許されなくなってしまう。
身動きが取れなくなってしまうかもしれないわけですよね。
恐ろしい。
恐ろしいよね。
でもさ、やっぱりイメージできないんだよね。
普通にあるだろうって思ってるから。
はいはいはい。
でもある日突然じゃないけど、じわりじわりと変わってって本当に何もできなくなっちゃうってことあるだろうな。
絶対あるよね。
だってアメリカ禁酒法成立してたんだよ。
確かに。
やばいね。
すごいよね。
酒ダメです。
私吸わないから全然いいんだけどさ、さっきも歩いてたらさ、
街の喫煙所?箱みたいなやつじゃん。
何人までみたいなのあるんだよね。
まずその喫煙箱を利用するために人並んでたよ。
すごいね。
ちょっと前まで私たちが小さい頃とかはどこでも吸ってたじゃん。
心中で吸ってたよね。
30:00
で、タバコ私は吸わないから全然構わないんだけど、
でも怖くない?そういうことってあるかもしれないね。
あるよね。
我々お酒は飲むじゃん。
花見とかする時にさ、路上で普通に飲んだりするじゃん。
歩きながら飲んだりするね。
そういうのもダメになっていくかもしれないね。
ダメになっていくかもしれない。
まあなりつつあるよね、確かに。
まあそうだよね。
酒消しから風潮もだんだん強くなってきてるし。
まあ言われれば確かにダメかなっていう気がするけど。
喫煙箱しかないよなとは確かに思う。
まあ嫌だろうなって思うけど、その先をね。
だってそっちが、今はただ単に数が多いから酒飲みが許されているだけで、
数が変わっていけば、後の時代から見ればいやいやありえねえだろうっていう風にもなるよね。
なるかもしれないね。
あー怖いねえ。
怖いねえ。
怖いねえ。そういうわけですよ。
ということで。
で、この話の中にもあるけどね。
はいはい。
えっと、まあでもコミックっていうのはエンターテイメントが第一なんだよって言ってますね。
かっけえな。
かっけえ。
これぐらい言えるようになりたいな。
いやーこれぐらい言えるようになりたいね。
でもこの作品を読んで、あれこれいろんなものを、現実世界のあれこれを見出す人ってのは確実に存在すると思うし。
はいはいはい。
20年以上たった今見ても、おおって思うよね。
そうねえ。
カルト教団のさ、後半、実はものすごく悪い奴らでしたみたいな話になってくるじゃないですか。
特に司祭じゃなくて。
助祭。
助祭だった。
ブラックファイヤー。
ブラックファイヤーが、永遠に生き続けるために実は人の生き地をすすっていましたみたいな話になってきて。
もうわかりやすく悪人になってくるから。
はいはい。
やっぱりこのカルト教団は良くないよなっていうふうに読者たちは思わせられるんですけど。
この描写なかったら、普通にこれ独立国家として認められていくんだろうなと思いましたよね。
まあでもテロで始まってはいるけどね。
確かに過激なやり方によって街に治安がもたらされたとかっていうところあるし。
もっと綺麗な描き方はできたよね、敵キャラを。
ああ、そうね。
テロから始まったっていうのもね。
日本語大化の改新とかね。
テロから始まってるところもありますから。
そんなこと言ったらね、アメリカだって。
このお話の中にもあるけど、ネイティブアメリカンっていうのがもともといて。
マニフェストディスティニーとか言うもんね。
ねえ。
マニフェストディスティニーとかもやばいよね。
未知に生きることが俺たちの天命なんだ。
カルトでは。
そうだよ。
だからやっぱ、信じることとか。
自分が正しいと思うことって、線の引き方だもんな。
確かに。
それが力を持ってくればそれは正しくもならん。
なるしね。
だからわかんないよ。
そう、そうなんだよ。
そうなんだよ。
やっぱ時代時代によって、正しさは変わるから。
ある時はカルトと呼ばれたり、ある時は権威にオフィスになったりってことは。
33:04
同じことでもきっと起こりうるよね。
だって今、鎌倉武士の価値観で生きてたらやばいもんね。
やばいね。
やばいよね。
その辺の家の前を通った坊主を斬り殺すとかそういうことでしょ。
そう。
ほら、あと二宮金次郎像、撤去されまくってるらしいじゃん今。
はいはいはい。
あれもそうじゃない?
だって昔は勤勉の象徴だったのに、今は歩きスマホみたいだから撤去されてるでしょ。
そうだよ。
違うよ。
歩きスマホの象徴として。
変わるね。
そうよ、変わるんだよ。
じゃあいずれ歩きスマホしてるこの銅像が学校に建てられるようになる可能性もあるんだ。
逆転してね。
勤勉の象徴として。
勤勉の象徴として。
毎日この子はインスタグラムをアップロードしていたんだ。
今の人間はどうだと脳でちょっと思うだけで、全世界と繋がれて知識はどうやって得てる?
インストールだろうと。
昔の人を見ろって。
こうやって日に日に目を通して資格情報から学んでいたんだって。
行動を繋いで知識を得た気分だけ味わうとかね。
恐ろしい。
怖っ。
わかんないけどね。
だけどな。
だからその正義の相対性みたいなのもあるけど、
ちょっとその辺は脱臭したなって感じがありますね。
そうね。
やっぱ後半はアクションに振り切ったじゃないけど、
敵をすごく驚しい悪いやつとすることでね、
その辺のバットマンの揺らぎみたいなのがね。
確かにこれメインにしても解決できないからね。
確かに。
エンターテイメントとして着地できなくなっちゃうよな。
最終的にこれ、選挙されたゴッサムシティに超巨大バットモービルに乗って乗り込むっていう最高のオチをつけますからね。
俺これ大好きだったな。
めちゃくちゃいいですね。
もう核攻撃だとかっていう世論も出てくるんですよね。
そんな中で、ゴッサムに対して繋がっているところは一家しかないから、
軍隊で攻めようにもなかなか難しいんだみたいな話だったり。
それすら選挙することはできない。
じゃあバットマンどうする?って。
超武装盛り盛りバットモービルで出てくるわけなんですけど。
敵が強ければもっと強いバットモービルを作ればいいんだっていう発想めちゃくちゃいいよね。
それは血を吐きながら続ける悲しいワクソンですよ。
でもすごいよね。
たまに採掘場みたいなところで使う、笑っちゃうぐらいでかいタイヤの建築機械があるじゃん。
あれみたいだよね。
ワイルドミニ四駆ってあったの分かる?
めっちゃでかいタイヤがついてる。
あれみたいなバットモービルですよね。
36:02
パワーで解決しましたね。
こんなのもあったんだね。
ここに至る流れも含めて最高でしたね。後半の盛り上がりは。
これもなかなか見ることのできないバットマンだなって思うんだけど、ゴッサム捨てるじゃん。
そうね。いなくなるんですよね。
初めてじゃない?バットマンって何があってもゴッサムじゃん。
どんなにクソでもゴッサムじゃん。
ゴッサムからは逃げないですよね。リオラーに支配されてもそこにいるもんね。
今回に関してはアルフレッドにどこに行きますかって聞かれて、ゴッサム以外ならどこでもって答える。
完全なる敗北ですね。
もうゴッサムのためにできることは何もない。我々は敗北したんだ。
ゴッサムから去って、父親と母親から責められる夢なんか見たりしますよね。
呪いに近いんでしょうね。
だけど自分の心が折られてしまったということを自覚するんだよね。
内面にひびが入った。これを戦いの炎で癒すんだ。
もう一度戦うことでこの呪いを解くことができるんだと。これがバットマンの魅力ですよね。
人は這い上がるときにこそその人の価値が分かると。誰か言ってそうじゃない?
バットマンがパパから言われてそうな気がするな。
ね。ということがあって行くんだけど。
話の序盤ら辺でね、カルト教団によってゴードンが狙われちゃうんでね。
あ、そうね。襲撃されてしまうシーンがありましたね。
で、重傷を負って病院で寝てるんだけど、ゴッサムに戻るときにバットマンがゴードンのところに行くんだよね。
ここマジ最高じゃなかった?
なんだろう、このバットマンってバットマン活動10年くらいやってるっていう設定だったよね。
だからゴードンともかなり関係が深いというか。
ジム、待っていたよ。随分と長くかかったじゃないか。ちょっと忙しくてね。
かっこいい。ここくらい?このシーン熱すぎて。
今夜ゴッサムに戻る。私たちの街を取り戻す時だ。
あのクソ野郎をぶちのめしてくれよ。任せておけ友よ。
って言って看護婦さんが入ってきたら消えてるっていうね。
挨拶せずに消えるバットマン。
いつものバットマンムーヴもかわしてくれて。
確かにこのシーンめちゃくちゃバットマンらしさ凝縮されてますね。
唯一の外界と繋がってる橋にバリケードみたいなのがあるんだけど、光がものすごい光で何がこっちに来てるかわかんないんだよね。
で、ページをめくるとクソデカタイヤバットモビルがある。
39:06
ゴッサムの外にこんなの用意されてたんだ。
確かに立ち直るきっかけですよね。良いコンビだよねこの二人。
素晴らしいですね。
あと魔水銃ではあるんだけど、銃を構えるバットマンが見れるのがなかなかね。
レイソン・トッドも魔水銃を使ってますね。
これきっかけでああなったのではと思わなかった。
確かに楽しかったかもしれないね。
ページをめちゃくちゃ撃てる機関銃みたいなのをレイソン君使ってるんですが、だいぶ楽しんで撃ってますからね。
すごいですね。
はい、というわけでバットマン・ザ・カルトでした。
今読むことに意義がある作品というか、30年経っても物事に対する人間の考え方って変わらねえよなって改めて思わされましたね。
そうね。色々と変わったことはもちろんあるんだが。
今でもね、コミックス行動じゃないけど表現規制に対する議論ってそこら中でされてるもんね。
ありますね。やっぱり性的なものだったりっていうのはありますよね。
難しい問題ですよね。
これはね、本当に議論が必要なんだけど、規制すりゃいいってもんでもないっていうのはあるよな。
むずいね。ちょっと何とも言い難いわ。
わからん。
個人的にはゾーニングがちゃんとできてればいいんじゃないかなと思うんだけど。
そうね。私もその立場かな。
結局規制しても絶対みんな読むし、ゾーニングしても結果みんな見ることにはなるんだろうけど、どうせルーラー守らない人は絶対いるから。
ただ一応ゾーニングしてましたっていうのが逆にね、作品の魅力を高めるかもしれない。
ドキドキしながら読んだ本とか、勉強さぼって読んだ本とか結局印象に残したりするし。
まあそうだね。何が結果的に良くなるか悪くなるかっていうのは、我々人間のようなちっぽけな存在にはわからないから。
とりあえずいろいろ読んでおくのがいいんじゃないかな。
いろんなものが用意されてるってことが大事なんじゃないかな。
私プロレス好きでさ、たまにデスマッチとか見るんですよ。
血が出るようなやつ。
そうですね、蛍光灯でお互いしばき合うよね。
これ多分普通に地上波とかで絶対にやることないじゃないですか。
やだねー。見たくないな、私ご飯食べながら。
でしょ?俺もそれは嫌だよ。俺もご飯食べてるとき見たくないし。
でも、規制されるんだろうなと思うんですよね。
42:01
難しいな、この話は。
やめよう。
はい、ということでね。難しいんでやめときますが。
このバットマン・ザ・カルトは面白い。
うん、本当に面白かったですね。
コミックスコードっていうのがあって、一度牙を抜かれた。
楽しいバットマン。
80年代に向けてどんどんどんどん取り戻してきた。
よく言うけど、ダークナイトリターンズとウォッチメンね。
この辺りでバッとコミックが盛り上がってきたっていうのはありますし。
そういう時代の匂いを感じるいい作品だったんじゃないかな。
後半はさ、エンターテインメントとしても。
前半はバットマンの失敗、バットマンの苦しみ、バットマンの敗北が何度も何度も描かれるんだけど。
最終的にバットマンらしさを満喫できる。
ゴードンとのやり取りもそうだし、クソデカタイヤバットモービルもそうだし。
驚きも、バットマンらしさも、意外性も楽しめる。
そういう意味では結果いい作品ですよね。
すごくいい作品。
このタイミングでこの作品を翻訳しようって企画した方。
誰かは知らないけどショープルの人たちね。
ありがとうという気持ちになりましたね。
ぶっちゃけ今忙しいじゃないですか。
そうね。年度末年度初め。
心を折られてボロボロになっていくバットマンが、ちょっとシンクロするところがある。
たぶん私も仕事中ずっとタレ目になってますよ。
今回バットマンはお腹が空いたせいで洗脳されたんだっていう分析もしてたんで。
腹が減ってると良くないみたいな。
ゆで卵を食べてパワーアップっていうシーンもあったから、ちゃんとご飯を食べて働くのがいいんじゃないかな。
もうやめよう、耐えられない、バラバラになりそうだ、もう無理だっていうシーンがあるんだけど。
そういう意味では俺もバットマンだなっていう。
だんだん自分の体がぐちゃぐちゃに崩れていく自意識を持つっていうシーンじゃないですか。
分かるなって思いますね。
ありますよね。
そういう全ての戦う人に読んでもらいたい。
そんな一作だったかなと思います。
中高生にも読んでほしいかな。
自分が中高生の時これ読んだらどんな感想を持つかな。
でも結構それこそすごい影響を受けちゃったかもな。
大学生にめちゃくちゃ反対するようなタイプになってたかもな。
自由こそが。
自由も難しいよな。
何にも分かりません。
番組へのご意見、ご感想あれば、
Twitterハッシュタグ、公約アメあられをつけてツイートしていただくか、
メールをいつでもお待ちしております。
45:00
メールアドレスは、
アメコミ、アメあられ、
アメコミのコミはcomiです。
語ってほしいアメコミのリクエスト。
表現規制に対する考え。
それはいいや。さばききれないから、
適切なリングに持ち込んでください。
なんでもなってます。
ちょっと我々が答えないからかな。
リクエスト全然来なくなっちゃったね。
読みたいアメコミ、読んで面白かったアメコミとか教えていただけると嬉しいです。
読んで面白かったアメコミ。
何なら30分語っていただいて、
MP3で添付して送ってくれたら、
そのまま1回分として流すんで。
どしどし、音声、データ、メールをお送りください。
今日から君も公約アメあられだ。
みんなで作るからね。
そういえば、今週のアメコミニュースやっていいですか?
お願いします。
今週のアメコミニュース!
映画がどしどし発表されましたね。
確かに。
元々やるよやるよとは言ってましたけど、
アクロス・ザ・スパイダーバースだったかな。
アニメスパイダーバースの続編が6月16日に決まりましたね。
意外と近い。
瞬きしてたら来ちゃいますよ。
ゴールデンウィーク終わったらもう。
なんと同日、ザ・フラッシュ。
DCユニバースのフラッシュもやりますね。
というわけなんで、どうしようか。
どっちから見るかって。
しかもさ、今回のザ・フラッシュは、
どうやらフラッシュポイントというかさ、
結構マルチバースものっぽい感じなんですよ。
話に聞くと。
スパイダーバースはもちろん、
マルチバースを舞台にした作品ですから。
すごいよ。
ものすごい数のユニバース。
そしてアースを扱うことに。
一気に世界が広がりますね。
という面白いこともありますし。
それから、その次の週かな。
6月21日はシークレットインベーション。
こちらはディズニープラスで配信の方ですね。
ニック・フューリーが活躍する話になるのかな。
あとは、8月にDCのブルービートル。
わかる?ハイメ君。
スカラベの力で戦う。
3代目ブルービートルの方ね。
もう映画化が決定して、予告バンバン流れてますね。
見てないですね。
結構面白そうなんで。
今年もまだ映画も盛り上がっていきますし。
映画が盛り上がると包訳も出るからね。
確かに。今まで読んだことないやつとか多分いっぱい出るんだろうな。
48:02
はい。ということなので。
その辺のコミック読んで予習したり。
コミック読んで本編語ったりしたいなと思いますので。
ぜひぜひやっていきましょう。
はい。
ということで、来週は?
インフィニティガントレット。
インフィニティガントレット。
だった気がします。
今更感すごいっすね。
もちろん、インフィニティサーガ。
フェイズ3までだっけ?
サノスとの戦いの元ネタになった
ユビパッチンのストーンが埋め込まれたコテ。
ガントレットのお話ですね。
古い作品が続きますが。
古典を読むというのも大良しですよ。
だってこの前インフィニティウォーズやりましたけど
インフィニティガントレットがあってのお話ですから。
順番が良かったけど両方読んでおいても。
アメコミは文脈を知れば知るほど楽しいという側面がありますので
過去の名作を一緒に読んでいきましょう。
電子で出てたはずだよね?
電子で出てます。
もしまだ未読だよって方は読んで一緒に話できたらなと思います。
感想のメール待ってます。
水曜日ぐらいまでにくれたら嬉しいな。
というわけでまた来週。さよなら。
バイバイ。
チャットGPTとラジオの台本書いてくれたりするらしいよ。
マジで?
でも謝りはいっぱいあるから
ちゃんと情報の生誕はしなくちゃいけないって
別のラジオやってるっていう友達がいるんですよ。
嘘ね。
結構送ってくるよね。
チャットGPT使ってる?
めっちゃ遊んでる。
あ、ほんと?
最近刑罰で
現代では失われた刑罰ありますか?
みたいなのを送ったら
そもそも刑罰というのは人権を守らなければいけないから
失われた刑罰っていうのは残酷なものばかりなんで
なんとか
昔中国で監獄刀っていう刑罰があった
悪いことした人間がいたら監獄刀っていう
狭くて高い塔に入れる
で、反対側に出る
問題しなかった。
ほんとに?
全くなかった。
え、じゃあ
ただ単に新しくやべえ刑罰をクリエイトしたってこと?
いやいや、考えて
こえー
20年後くらい俺すごい狭い監獄に
反省しろ!
反省しろって言われた
恐ろしいね
50:54

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