1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #178 スパイダーマン:クローン..
2023-11-25 56:37

#178 スパイダーマン:クローン・コンスピラシー

~ でも、責任感はない
~ 
~
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00:03
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。よっしゃ、今週何食べたのコーナー。このコーナーは、今週面白かったエンタメをお互いに報告し合うコーナーです。
最初はグー、じゃんけんポイ。うーん、なるほど。よろしくお願いします。私が今週紹介したいのはですね、漫画。
ムコウブチですね。ムコウブチ、知らなーい。マージャン漫画ですね。舞台はバブル期の日本。どんどんレートが上がっていってですね、すごい高額をかけてマージャンをするマンションバージャンみたいなのが流行ってた時期だと。
いう説明がありまして、本当かどうかは知らないけど。そこに黒づくめの服を着た、カイ、ヒトニ、鬼と書いてカイと呼ばれているめちゃくちゃマージャンが強いやつが、フラッと現れてはマージャンを打っていくっていう。
一話完結っていうか、オムニバス形式というか。実際に一話では終わらないんだけど、ブラックジャックとか、おいしん坊みたいな感じで、一つ一つの話が切りよく。縦軸があるっていうよりは、いろんなバリエーションにどんどんお話をやってくれる。
天才マージャン誌によるいろんなストーリーが読めるという感じか。そういう、ウルトラマンでいうとウルトラマンマックスみたいな作風。知らん者が知らん者で例えられている。
カイっていうのが、とにかく主人公というか、毎回登場するキャラクターはカイだけなんだけど、その内面の描写であるとか、どういう追い立ちを持った人物だとかっていう話が一切されないんですね。
最初は、そういう高額マージャンを、高額をかけたマージャンをやっているところにフラッと来るっていうキャラクターだったんですけど、それだけだと話の広がりもないからなのか、どんどんマージャンタクがあればどこにでも来るようなキャラクターになってきまして。
負けないっていうキャラクターなんですよね。最初は、例えばプロでマージャンをやっていて、裏でも売っている人がカイっていうのをやって、こんな高みがあるのかみたいな風に思ったりとか。
あと、金を稼ぐために女を売り、そういうヤベェ奴とかがカイとマージャンを売ってボロ負けして人生崩壊していくとか。
そういうのもあるんだ。
逆に、和菓子屋の息子で、真面目に生きていないんだと。
03:03
で、見かねた先代が、自分の店を賭けてカイとマージャンを打つんですよ。結果負けるんですけど。そういう紳士な姿を見てカイ支援するとか。
とにかくカイっていうのは、主人公というよりは舞台装置で、彼に絶対みんな負けるんだけど、負けてどうなるかっていうのを楽しみにするマージャン漫画ですね。
最初はカイっていうのがいるんだと思ったんだけど、だんだん様子がおかしいなって思ってきたのが、長距離トラックの運転手が雪でこれ以上先に進めないとなって、しょうがないから時間潰しのためにトラックの荷台で仲間打ち同士マージャンをしようって話になったときに、
どんどん開けたらカイがいて、カイと呼ばれていますとか。死んだ絵描きの家に借金取りが押し寄せていって、遺品をみんなで分割しようみたいな話になったときに、フラッとカイが来て、
もうもはやカイの類だよね。妖精とか妖怪とかそういう類の生き物になってきて、そういう超常現象と人類がどう向き合うかっていうストーリーがあってね。
基本的に善良な人間だったり、自分で守るべきものだったり、美学がある人は絶対に勝てないんだけど。カイに勝てるような人はいないんだけど。でも何かしら人生が好転したり、得るものがあってっていうような話で。そこもまた面白いですね。
マージャンと調子乗ってるやつはコピドクというか破滅していくっていう。B級ホラー映画を見ているような読み味。
じゃあマージャン自体はあんまり関係ないってこと?絶対勝つの決まってるから。打ち方がどうこうとかそういうやつではないんだ。
マージャンもいろいろ打ち方があって。ただオカルトなんですよ。流れ論とかって言ったりするんだけど。例えばその席は冷えてるぞみたいな。さっきまでビリだったやつが座ってるから。
マージャンってそういう世界なんだ。あとポンとかチーとかって何となく知ってると思うけど、あれってハイを引く順番が変わるんだよね。ついてるやつの引く順番で引かれるはずだったハイを引くためにわざとポンとかチーとかしてドローの順番をずらすとか。そういうオカルト的な考え方って存在するんだけど。
06:05
そういうのをゼンフリなので。面白いよ。ロンリーとかとは違った理屈がやっぱり存在して、それを掴むために必死に登場人物たちはいろいろもがくわけだよね。カイはその上をさらに行くんだよね。
なるほど。 テンパイってさ、リーチというかあと1個で上がれるよっていう状態だと、最後テハイをさらすとちょっとした点数がもらえるんだけど、テハイをさらすということは自分の作戦を人に知らせるってことだから、本当はもうあと1パイで上がれるよっていうリーチの状態だよっていうのでも、あえてさらさない人とかいるんだよ。
あーなるほど。 でもそんなんどうなるかわかんないけど。でもそういう私から見たら高次元の戦いをしてるので、それはそれは面白いんだけど、正直読みながら導入と最後どうなるかだけ見て、中身の戦いの部分は正直気もそぞろで読んでますけど。
あーなるほど。 まあでもそういうわけで、マージャンを知らない人がムコウブチを読むとは思えないけど、ムコウブチの面白さって別にマージャン知らなくても面白いかなっていうのはありますね。
確かに私もマージャン漫画ってたまに読むんですけど、マージャン全然知らないけど面白いもんね。 マージャン打てるの?
マージャンアプリで多少打てるかなっていう。全然本物の灰とか触ったことないですね。
私は好きなんですけど、なかなかできる人がいないんでね。 4人集まらなくちゃいけないじゃないですか。
フリーで行くほどではないんですよね。 会と呼ばれていますみたいな感じで。フリー行くとやっぱり最終的に自己紹介から始まるんですかね。
行ったことないか分かんないけど。 まあもし私がフリーで参戦したらね、やっぱり今までの漫画を軸にやるんで、まず自己紹介から始めます。
挨拶大事だもんね。そういう世界なんだ。 っていうことでね。まあ面白いんですよ。てかマージャンがそもそも面白いですよね。
ゲームとしてってこと? 知り合いでボードゲームカフェでバイトしてた人がいるんですけど、そこの店長が結局マージャンが一番面白いって言ってたらしいですよ。
運の要素とテクニック、技術的な部分が噛み合うゲームってことなのかな。 そうっすね。
私はまあそうだな、まあマージャンねお金かけたことはないので、ギャンブルとしての面白さってのは多分あるんでしょうけど、それは分かんない。
マージャンとしてはねお金をかけたことはないので、分からないんですけども、愚かなところをしたときに勝つ可能性があるところが面白いなと思って。
09:09
マージャンとはどういうことでしょう? つまり3面チャンスって、3種類の範囲でどれが来ても上がれるっていう状態と短期待ち、もう1個しかない、上がり範囲が1個しかないっていう待ち方があるじゃないですか。
これが同時に揃ったときに、確率論で言ったら当たり範囲が3つある方が絶対勝つじゃないですか。 絶対そっちのほうがいいよね。
でも短期待ち、当たり範囲が1個しかない方が勝つ瞬間があるのがマージャンの面白さだと思ってて。 確率だからそれはあるよね。
世の中どんどん正しい方向に行くじゃないですか。 そして比較的間違いじゃない道っていうのがどんどん示されていきますよね。
みんながいろんなルートを選択していけばだんだん最適化されていくよね。道ができていくよね。 こういうことをした方がいいね。
積み立てにさ始めた方がいいとか。 一応毎日学校に通った方がいいとかあるよね。
そういうコースした方が正しいっていうルールがあるじゃないですか。 でもマージャンって4人でやるっていうのが最大の面白さであり、4人揃わないとできないのが最大の弱点なんだけど、
他人の意図が自分の上がりとかに関わってきてしまうんだよね。 だから1人愚かなことをした時に、
周りの人たちにも影響を与えるわけだ。 だから全員が最適な打ち方をしたら、ハイをオープンして手札が配られた時点で勝敗決まっちゃうじゃん。
でもそうじゃなくて、誰かがその理屈とか正しさを超えた訳のわからないことをして、その影響が他のプレイヤーにも波及するってところが面白い。
まるで現実世界のような。 そういった一瞬に人生を感じるってところがマージャンの面白さであり、面白さだと思いますね。
なるほどね。他人の愚かしさによって自分たちの選択がまた変えざるを得なくなってくる。 またその愚かさが正しさに勝つ瞬間もある。
なるほど。短期待ちだったけど勝てた。やったぜっていう瞬間もあるのか。 どう考えてもこっちの方が街が広いんだけど、ここはロマンみたいなのが勝つ時もあるわけですよ。
効率ばっかり追い求めてて、じゃあマージャンには勝てないってこと? 勝ち負けとはまた別なのか?
長期的に見たら、それは効率を追った方が強いんだろうけど、その瞬間を掻き取れるかどうかですよね。
確率で考えたら、それは最適化した方が収束していくんだろうけど、結局人生って有限だから、無限回の試行回数はできないから、どっかでロマンを追い求めたっていいじゃないかってことか。
なるほど、今理解しました。
人生ね、それは100回も200回もやるんだったら最適な人生を送った方が幸せだと思うけど、1回しかないわけなんで、愚かなことが実る可能性ってあるわけじゃん。
12:07
あるね、全然あるわ。
それを感じることができるのがマージャン。
最適化したってうまくいく人は限らないと。
そう。
ほー、なるほど。
で、周りの奴らの思惑が自分にも影響していくっていう絡んだ面白さがありますね。
じゃあちょっとマージャンのルールもちゃんと勉強してみようかな。
なんかね、やっぱりやってて、ドラっていう、リーチかけた時だけめくれる裏ドラとかっていろいろ、これがね、参入のハードル下げてると思うんだけど、やってると、よーくできてるなーって、このゲームバランスいいなーってなると思うのでね。
いつまでずっとなんとなくマージャン漫画読んでたけど、ちゃんと。
知ってみたらそれはそれでね。
マンガで勉強していきますか?ちゃんと勉強したほうがいいマージャン。
あのね、私もゲームもやるし、漫画も読むんだけど、結局生の範囲使って自分で計算するようにしないと覚えないよね。
だって、計算できちゃうしさ。
確かに。
役とか分かってなくてもローンってさ、勝手に。
勝手に計算してくれるわ。
勝手に計算してくれるでしょ。
あれだとほら考えなくなっちゃうからね。
はいはい。
まあ本当だったら一緒に打つのがいいと思うんで。今度やる?あと2人いたら一緒にやりますよ。
えーでもなんかマージャン怖いイメージあるしな。
うーん。
わー、でも私マージャンやってて怖い目にあったことないですよ別に。
まあフリーとかいってないからね。
あー。
まあちゃんと自己紹介でやりたいと思います。打つ時は。
はい、ぜひその時は声かけてください。
はい。
今週なんかありましたか?
今週はですね、SF小説読みました。
おっ!
最近は小説読んでなかったんで本読もうかなーっつって。
いいね。
電子小説で書いたやつなんですけど、
たまたま座ったところに全てがあり、それが直腸に入ってしまった。
ははははは。
っていうタイトルの本ですね。
なにそれ。
もともとウェブ連載か何かの小説をまとめた短編集ですね。
はあ。
作者はですね、惑星ソラリスのラストのビショビショの実家でビショビショの父親と抱き合うビショビショの主人公。
っていう作者名です。
やばっ。
もう絶対アングラじゃん。
ウェブ書く読むだっけな。書く読むにしか掲載していたのをまとめてSF短編集として出した本ですね。
多分これがデビュー作か別名義で本を書いている可能性はあるけど。
はいはいはい。
特徴としては、とにかくワンアイディアで振り抜くSF短編集って感じですね。
一個面白いシチュエーション作ったら、それでもう最後までぶっ通す。
へー。
例えばタイトルになっている、たまたま座ったところに全てがあり、それが直腸に入ってしまったというのはそのまんまですね。
もう近年のラノベみたいな説明。
そうだね、ストーリーの始まり冒頭設定が全てタイトルに入っているタイトルですね。
文字通りたまたま座ったところに全てがあって、それがお尻に入っちゃったと。
で肛門科の先生のところに行って治療してもらうっていうお話ですね。
おー発展していくの?もうタイトルで終わっちゃってる感じするけど。
15:04
直腸を検査するとですね、穴を開けると中から自分たちがいるんですよ。
まあ全てが。
全てがあるからね。でさらにその外側には病院があって、その周りには街があってっていう全てが見えるんですね。
はー。
っていうので短編一本仕上げてます。
なるほど。流れよ我が涙と孔明は行ったっていうSF?
SFなのかな?
SF。読んだ読んだ。
泣いて馬食を切るっていう個人性語があるけど、馬食が切れないってやつね。
馬食が切れないっていうやつだけで一本書いた。
あれに近いね。
思い出しましたね。
まあ文理的にはバカミスとか言われるやつかもしれないんですが。
バカSFか。
バカSF。
バカSFって呼ばれるやつかもしれないんですが。
まあでもこのワンアイディアの面白さ、設定の面白さっていうのがやっぱすごく。
はいはいはい。
ウェブ連載ってこともあるんでしょうけど、すごく読みやすいしキャッチーなネタでやってくれるんで。
面白かったですね。
え、文章うまいの?
文章うまいと思ったなあ。
じゃあやっぱそのめちゃくちゃ変なペンネームしてるが、もしかしたら何か。
なんか他にやってる人なのかもしれないね。
バカSFってその文体もよくわかんなくなっちゃって、時系列もよくわかんなくなって、なんだこれはって。
なりそうなもんなんだけど、これは全然そういう混乱なく。
確かにね。
設定が複雑なだけで。
全てを描こうとしたら、やっぱ文章も結構な、抑制聞かせないととんでもないことになっちゃいそう。
わけわかんなくなっちゃいそうなんだけど、そういうのはないね。
お尻に全部入ったっていうだけで通してるんで。
なるほど。
あと俺以外にも、宇宙の先っぽに落ちてしまったサラリーマンの話。
宇宙の先っぽ。
そう、何があるのか、どうなるのかとか、あるいは頭部が巨大な桃になっている桃太郎の話とか。
この桃太郎の話はですね、桃太郎が頭部が巨大な桃なんでちょっと怖い。
怖い?
見てる人はやっぱ頭が巨大な桃になっている人がいるとちょっと怖いじゃないですか。
まあ不安になるよな。
彼は全然コミュニケーション取れないんですよ、周囲の人間と。
だから周りがなんとなく察してあげて、こいつはこういうことしたいんじゃないかな。
おお、なるほど。
鬼退治いきたいんじゃないかな。きび団子欲しいんじゃないかな。
なるほど。
って言って、なんとなく鬼退治に生かされることになっていくっていうお話で。
ちょっと面白い。
これちょっと面白い、おすすめですね。
なんか全体的に小説じゃないと表現できないような感じなのがまた。
ああ、そうかもね。
いいですね。
確かに、世界の終わりとか世界の始まりみたいなものもたびたび出てくる小説なんで、
多分絵とか映像でやろうとするとおそらくかなりきつい。
また難しさがあるよね。
出てくるんだけど、小説だといけるね。
個人的にすごい好きなシーンがあって、すごいブヨブヨヌメヌメした怪物の生贄にされそうになったサラリーマンが出てくるんですけど、
これちょっとやばくねえかって疑いを持ち始めるんですね。
このままだと俺、殺されるんじゃないかな。
めっちゃなんか周りブヨブヨしてるしヌメヌメしてるし、なんだここは。
その時に、そこに案内してくれた人が、いやこれはチームラボの企画です。
ああ、そうなんだ。よく考えられてるね。
18:01
生贄にされるっていう話があって、
私は爆笑しましたね。こんな面白い表現がまだあったのか。
あとは漫才の台本とかも入ってて、
これはSFをテーマにした漫才よりは、SF世界で漫才を作ったらこうなるだろうみたいな感じのネタになってて、
それはそれで面白いし、やっぱりワンアイデアで飛び抜けたところがあったりして。
面白かったし、私が一番お勧めしたいのは、
一つの完全な球体って書いて、一球さんって読み違ってる。
それは一球さんですよね。ポクポクポクポクチーンってやる一球さんが完全な球体なんですよ。
その完全な球体になった一球さんが、現実改変能力みたいなのを持ってるんですね。
その力を使ってトンチ勝負をしていくっていう。
これだけちょっぴりハードSFっぽくなってて、面白かったですね。
こんな始まり方してどこに着地するんだろうって思うと、結構ハードな終わり方してて、
ああ、ちゃんとSFだっていう面白さもあって。
いやー、最近SF読んでねぇな。
これ一応Kindle Unlimited入ってるんで。
あ、うそ!
じゃあ読める?読もう?
1時間ないぐらいで読み終わるんで、さらっと通勤時間とかにお勧めです。
たまたま座ったところにすべてがあり、それが直帳に入ってしまった。
日本語だ、日本語ってか日本の人だよね?
惑星ソラリスのラストの美少女の実家で美少女の父親と抱き合う美少女の主人公っていうペンネームなんで。
日本語で書かれてますよね?
あー、そうですね。日本人がおそらく書いた日本語の本です。
了解。
皆さんもぜひ、お暇だったら読んでみてください。
はい。さて、この番組では毎週一冊の公約アメコミを紹介しております。
で、先週、バットマンハッシュをリスナーの方からプレゼントしていただいて。
その説もありがとうございました。
読んだらめちゃくちゃ面白かったじゃん。
面白かったねー。
皆さんぜひ読んでください。読んだことない人は。かけねなしの名作。
かけねなしの名作。素晴らしかった。
なんだっけ。で、バットマンいいなと。
で、来週もバットマンだ。
バットマン連続でやったろうと。
ゴッサムセントラル読むぞって思ったけど、ごめん届かなかった。
発注したんですけどね、なかなか来なかったですね。
ちょっとね、今週はね、後半祝日もあってちょっと忙しくて。
間に合わなかったですね。
予告して準備してくださった方には大変申し訳ないんですけど、本日は予定を変更してスパイダーマンクローンコンスピラシーをお送りいたします。
どちらも名作という点ではね、名作ぞろいという点では共通してるし。
せめてバットマンにしろよと思う方もいたかもしれないですけど、電子は楽。
いやー電子書籍は素晴らしい。もうその場ですぐ買えたもんね。
ゴッサムセントラルは流通限定なので、小プロの公式サイトから頼まないと手に入らない。
21:01
紙入れないと買えないっていうね。
ちょっと動きが遅かったですね、我々もね。
我々の責任でしたね。もし余裕を持って発注すればよかった。
すみません。ということで、バットマンファン、申し訳ないんですけれども、今日はスパイダーマンのクローンコンスピラシーをやっていきたいと思います。
比較的翻訳も新しいんだったっけな?
2016、17とかだっけ?
が本編のあれかな。
その後なんで。
翻訳は2022年ですね。
本当につい最近ですね、去年。
昨年の作品でございまして、アメイジングスパイダーマンの比較的新しい物語ですね。
我々もね、ラジオの中で扱いましたけれども、クローンサーガ。
ありましたね。
スパイダーマンの重要エピソードですが、これの続編と言いますか、スパイダーマンクローン出てくる話すごく多いんだけどね。
クローンをテーマにした作品で、クローンサーガに出てくるキャラクターたちも大勢登場。
それから比較的新しいスパイダーグウェンなんか。
そういうスパイダーバースで人気のあるキャラクターなんかも出てきますし、とっても面白いですね。
なんて言ったって、ライターがダンスロット。
ダンスロット。
もう世界一のスパイダーマンオタク。
スパイダーマンオタクとして最も成功した男。
毎朝スパイダーマンの1話を読みながら朝食食うんだっけ?
そんなエピソードありましたね。
今流行っているプレステのスパイダーマンのゲームのシナリオも担当してますよね。
そうか、そう言われてみればそうだ。
やっぱりスパイダーマンに対する愛や理解が深いから、もうダンスロットのスパイダーマン読んでおけば間違いないですよ。
スパイダーマンといえばというところですかね。
というような作品です。
物語の始まりはジェイジョナ・ジェームソンのシニアが亡くなるところから。
ジェイジョナ・ジェームソンはスパイダーマンの一番のビランですね。
スパイダーマンに対して批判的な報道をしているキャラクターですね。
ネガキャンを押しまくると。
ピーター・パーカーの上司でありながらスパイダーマンの敵という複雑なポジションであるんですけど、
その人のお父さんですね。これがメインおばさんと結婚してたっていうことなんですけど。
何かのエピソードでも出てきましたよね。
ニューウェイズ・トゥーライデーみたいじゃないですか。
スパイダーマンとピーター・パーカーとジェイジョナ・ジェームソンが兄弟になるっていう話ですよね。
ジェイジョナ・ジェームソンシニアがお亡くなりになるところからお話スタートです。
なかなかいいですね。スパイダーマン完成しないですね。ピーター・パーカーの物語は。激動よ。
激動ですね。今回のお話としては死がテーマになるじゃないですか。
24:05
人の死に対してスパイダーマンがどう向き合っていくのかっていう話なんですけど、やっぱりストーリー自体もキャラクターの死で始まるし、
物語の中でも死っていう言葉が繰り返し出てくるんですが、本当にピーター・パーカーの関係者っていうのはよく死ぬなっていうところは改めて思いましたね。
歴史もありますからね。たくさん死にますね。
ベンおじさんから始まり、グウェンも死んだりとかね。あったし。
あるいは悪役、ヴィランダ氏も結構よく死んでるんだなっていうところは個人的な印象に残りましたね。
あとスパイダーマン氏の話をすると、ジェイ・ジョナ・ジェームソンの奥さんですね。
妻が死んでしまった事件があって、スパイダーマンはまたその目の前で人の命を救えなかった。もう二度と誰も自分の目の前では殺させないぞ。
ノーマーデッドだっけ?ノーマーダイだっけ?という誓いを立てたわけですね。
なので、もう二度と誰も自分の目の前で不当な死を味合わせないと。
この誓いが揺らぐというか、その誓いをどう果たしていくかっていうところがこの作品の一つの見どころでしたね。
そうだね。冒頭からこんなセリフで始まりますもんね。
大いなる力でも決して勝てない敵が存在する。それは死だ。
人間は誰でも死にますからね。
そうね。年齢を重ねるにつれてそういうもののリアリティがどんどん増す一方ですね。
そうですね。
あとニューヨークってさ、いっぱいヒーローいるけど、結構スパイダーマンみたいに不殺を貫くヒーローばかりじゃないじゃないですか。
そうですね。代表的なので言えばパニッシャーいますしね。
パニッシャーとかもさ、めっちゃ人を殺すじゃないですか。
ニューヨークで生活している限り、この人の死のリアリティはやっぱりすごいんでしょうね。
突然、不良の死っていうのが。
不良の死とか、戦いの中で死ぬとかさ。
今回その最後の解説で、かつてのこれまでのスパイダーマンのストーリーで死んでいったキャラクターとかが結構出てくるじゃないですか、説明で。
その中に死因として結構パニッシャーに殺されたとかが出てきてて。
スパイダーマンの知り合いでも、悪いことをしているとパニッシャーに殺されたりするんだなと思って。
それを思うと、これ以上誰も殺させないっていうスパイダーマンの誓いは重みを感じますね。
なるほどね。ちょっと話ずれるんだけどさ、ヒーローもので悪いやつが死んで終わりにすんの、最近ちょっとどうなのかなって思ってて。
ほうほうほう。
戦隊とかでもさ、毎週怪人出てきてさ、まあなんやかんやって爆殺して終わるじゃないですか。
なるほど。
27:00
償わせた方がいいよね。
あーなるほどね。死にゃいいってもんでもないよね。
そう。
確かに、その怪人によって被害を受けた人たちの心情とかも考えても、あるいは社会全体の利益という点で考えても、公正っていう可能性は示しておいた方がいいよね。
そう。まあこんなこと言うのはあれなんだけどさ、まあなんつーの、上層教育場も良くないんじゃない?
すごい。なるほど。
悪いやつをさ、殺していいわけじゃないよ。
悪いからといって。
悪いからといって。気持ちはわかるが、司法の手に委ねた方がいいと思うんだよね。
ということはやっぱり、あれか、ロボット刑事じゃなくて、公務員の戦隊ヒーローみたいなやつが作った方がいいのか。警察権力を持ったヒーローとか。
デカレンジャーが公正をさせたかっていうと、まあいろいろだったよ。でもデカレンジャーは毎回裁判所に一旦デリート。
デリート?デリート?デカレンジャーって刑事でしょ?
刑事だよ。
え?デリート?え?え?え?え?え?
いやだから、倒す。
処死権利を与えられてるんですか彼ら。
倒していいやつだったら、デリート許可。
やべえ。やば。上層教育的に良くないってそれ。
いやでも、宇宙の遥か彼方である裁判所があるんだけど、そこで何百年も審議してもらって、デリートの許可が出るんですよ。
あーなるほど。時差的なものがあるから。
そうそうそう。浦島理論でね。こっちでは一瞬だけど、向こうではめちゃくちゃ審議してやってる。
デリートOKって。わー割り切れねえ。割り切れねえなあ。
割り切れないか。
まあいいや。なんかさ、スパイダーマンでさ、バットマンとかもさ、今回ねスパイダーマンはスーペリアスパイダーマンの後のスパイダーマンなので、パーカーインダストリーっていう会社の社長になってるっていう設定なんですけど、
そのピーター・パーカーも、あとブルース・ウェインも、犯罪者の構成にちゃんと力を入れてる拍子あるじゃないですか。
あーそうね。悪いことしたけど、うちの会社で雇ってやるぜとかあったね。
そうそうそうそう。君の技術が必要なんだとかって言ったりするじゃん。
あったあった。
ああいうのだよ。
ほう。やっぱり爆殺するばかりではなくて。
そう。たとえ、まあ多分その住民票とかないでしょ。海人には。
なかなか取りにくいだろうね。
ねえ。国籍とかも不明かもしれないけど。
確かに。身分証とかなさそうだよね。
爆殺して解決することってあるか?あるかもしれないが。
うーん。
っていうことをね、最近ふと思ったんですよ。
おお、すごい。
何の話だっけ。ああ、殺されていなくなる人。
いなくなる人多いよねっていう話。
まあでも確かに、そのヴィランが増え続けると、いろいろちょっとニッチもサチもいかなくなるんで、
30:04
まあある程度のところで間引くっていうのは。
確かにね。間引きも必要か。
天才を考えると必要なんですかね。
世界の大きさは有限だしね。
まあ難しい問題をはらんでおるんですが、今回は死んだ奴が生き返ると。
そのスパイダーマンの最大の敵である死っていうものを超越する技術がもしできたらどうなるっていう。
この設定でも天才だなって思いましたね。
いや、さすがよダウンスロット。ねえ。
スパイダーマンの物語は何かって言ったときに、死だと。スパイダーマンの物語は死が象徴してるんだっていうふうに解釈して、
じゃあその死がなくなったとしたらスパイダーマンは、スパイダーマンたちか、今回クローンも出てくるから、どう反応するのかっていうストーリー。
それは面白くないわけないですよね。
とっても面白いですね。最高でしたよ。かつての旧敵たちも生き返るし。
生み返って。
あとスパイダーマンのトラウマの一つである恋人のグウェンステイシー。彼女も生き返る。
この筆頭の死っていうのを超越した技術に対してスパイダーマンがどう接していくのかと。
最初はね、この復活騒動の裏にアムビスのお面をかぶったキャラクターが関わってですね。
これジャッカルの面。スパイダーマンでジャッカルといえば。
ジャッカルといえばクローンサーガー。
クローンサーガー。ジャッカルというイカれた科学者がですね、ピーター・パーカーやグウェンのクローンを作りまくってたっていうのがあったから。
これも新しいクローン体なんじゃないかと。そういう疑いをスパイダーマンは持つんだけど、いやそうじゃない。
確かにこの死んだ人たちは生前の記憶を持っていて、単なるクローンではないことがわかるんでね。
単なるクローンではなくてほぼ蘇っていたようなものですよね。
ということがわかって、ジャッカルはスパイダーマンへの協力を依頼するんですよね。
一緒にこの素晴らしい技術を世界中に広めようじゃないかと。
それに対してスパイダーマンはどうするのか。
いやー本当にこれ面白かったですね。
今年読んだ正直スパイダーマンで一番面白かったかもしれないですね、私。
最初はスパイダーマンというかピーター・パーカーですか。
ピーター・パーカーはかなり疑いを持つんですよね。
まあ普通に考えてな。
死者が蘇るなんて。
まあいわゆる物語の約束的なもので考えても、死者蘇る的な夢の技術ってろくなもんじゃないっていうのが定番じゃないですか。
まあそりゃそうだ。
今回ちょっとすごいなって思ったのは、この死者蘇生の技術自体はほぼ問題ないんですよね。
まあほぼ問題ないか。
一応多少の体がすぐ崩壊してしまうみたいなのがあるんですが。
薬を飲み続ける。
薬を飲めば大丈夫っていうのがあって、結構問題点は解決方法までちゃんと出来上がってる。
あともしあるとしたらおそらく倫理的な問題とか、そういう方向になってくるんですけど。
33:05
まあそのスパイダーマンはその技術を知って、最初は疑うんだが、なかなかうまくいくっぽいぞっていうこともわかってくるし、
実際に蘇った人々と次々会っていくんですよね。
それはさっき言った通りパニッシャーに殺されてしまった人とか、あるいはグウェン・ステイシーとかスパイダーマンの関係者とかが生みがえるんですけど、
それ以外にも、例えばビランになってしまった、きっかけになった家族の死ってやっぱ定番じゃないですか。
家族が死んだから悪オチしてしまってビランになってしまったっていうキャラクターの死んだ家族とかを蘇らせることも出来る。
これは結構いいものなんじゃないか。
なんならパニッシャーもね、パニッシャーになったきっかけは家族の死ですから。
これ蘇らせればパニッシャーも多少落ち着く可能性がある。ニューヨークがこれまで以上に幸せになれるんじゃないか。
っていう風に思っていくんですね。
これすごいよねっていうか、物語の作り方としてさ、死者蘇生の技術が出来ました。これでみんなハッピーになれるぜ。
でも実はその裏にはこんなに良くない技術が使われていて、あるいはこういう副作用があってっていうのが物語として作りやすいと思うんだけど、
技術的な部分は何の問題もなく、あるのはただ倫理的な部分。本当にそんな風に死者を蘇らせていいのかっていうところで物語を作っていくから、
すげえ読ませられてるなと思いましたね。
確かに。結構そういう生命倫理的なストーリーですよね。
そうそう。キングピン、この本編には収録されていない過去のエピソードであった話らしいんですが、キングピンの奥さんバネッサは既に死んでいて、
そのことをキングピンは今でも愛してるんだって話が、これまでの読んだ話でも度々出てたんだけど。
アニメのスパイダーバースでも、そもそもキングピンが何で異次元のポータルを開けたかって言ったら、バネッサと会いたかったってやつだったよね。
この技術を使って実はバネッサは一度蘇らせたこともあったらしいんですが、そのバネッサをキングピンは自分の手で殺しているっていう話が出てきて、
それやっぱり自分の愛したバネッサっていうのはあのバネッサだから。いくら記憶を引き継いでいても蘇った彼女は違うんだっていう反応をするやつもいたりして、
生命とは何かっていうのを考えさせる。スパイダーマンでここまで面白いストーリーが。
まあね、さすがよ。自分死んだら生き返らせてほしい?これで。
もういいかな。って思っちゃうけどな。どうですか?蘇りたいですか?
俺?まあいいかな。俺死んだらどうする?
死んだらどうするか。
生き返らせる?
ああ、そういう。
ラジオ一人でやることになっちゃうもんね。
確かに一人でやるのはきついな。ラジオの間だけ蘇ってもらうっていうのもありか。
やだよ、ラジオマシンとして生きるの。2回目のせいだね。
36:02
実は黒幕のジャッカルの面を被ったやつ。
あれ誰だ?
もうさ、明らかにジャッカルなんですよ。クローン技術っぽいのを使って、スパイダーマンの正体を知ってて、次々蘇らせてくって、
ああこれはジャッカルだなと思ったんだけど、ジャッカルってさ、緑色のケムクジャラの、たまにブリーフいっちょの、本当にキモいんだよね、ジャッカルって。
怪物寄りの見た目ですよね。
中身もキモいし。なんだけど、今回はシンクのスーツに決めて。
おしゃれスーツですね。
で、いつもの緑色のケムクジャラの顔じゃなくて、アヌビスのジャッカルの面をして。
かっこいいお面をかけていて。
かっこスタイリッシュなんですね。
で、実は、マイルスウォーレン博士、つまりいわゆるジャッカルではなくて、実はこの服の色は赤よりも濃いシンクだよ。つまりスカーレット。
おおおお!というわけで正体ベンライリーでしたね。
スパイダーマンのクローン。
スカーレットスパイダーですね。
これなかなかひねりきいててというか、ちょっとおおって思いましたね。
おおってなりましたね。確かにベンライリーであればクローンについて誰よりも詳しいっちゃ詳しいし、あるいは人の死っていうものに対してもいろいろ思うところあったでしょうからね。
どうやら本物のジャッカルの手によってベンライリーは何度も蘇らされ、何度も殺されっていうのを繰り返してきたって話も載ってましたもんね。
そうですね。タイインでそんな話があったらしいですね。その結果心を病んでしまって、もう後半ではね、ヴィランになってしまうんですが。
悲しかったよ俺は。ベンライリーはさあ、あんなに感動的な形でピーターに自分の人生を託して消えていったわけじゃないですか。
ああそうね。
クローンサーガで。女、寂しすぎるよ。
ダンスロッドの解釈、すげえなって思いますよね。
私、ベンライリーが一緒にベンおじさん復活させようっていうシーンはちょっと好きですよ。
いいですよね。
スパイダーマンの心をこの上なく揺さぶる言葉ですよね。
でもさ、結局この作品の中でベンおじさんは本当に一回も復活させないんだよね。
そうだね。復活させずに終わりましたね。
そのことについてね、ピーターとベンが話をするくだりがありますもんね。
なんで君がおじさんを復活させないか。理由はわかってるよ。
おじが復活して君を見たらきっとこういう間違っていると。
君には力も技術もある。でも責任感はない。
あら、ピーター。
ベンが一番言われたくない言葉かもしれない。スパイダーマンとして言われたくない言葉かもしれないですよね。
39:00
ご存知の通りね、ベンはピーターとほぼ同じ人生を途中まで歩んでますから。
これは言われたくないでしょうね。
今回ベンライリーがクローン技術というか死者蘇生の技術を発明した経緯として
世界中にいる大切な人を失った人たちをみんなを束ねることによって新しい技術を生み出したんだとなっているんですけど
いろんな人と協力することで死者蘇生の技術を生み出したベンライリーと
死んでしまったベンおじさんへの仁義を通すためだけにその技術を否定するピーター・パーカーというのは
ピーター・パーカーの孤独が強調されて私は
こいつはなかなか幸せになれない奴だなって思いましたね。
いや本当ね、ピーター・パーカーってマジで幸せになれないですね。
こんな生き方してたら本当大変なことになっちゃうぞって思いましたね。
復活したグウェン・ステイシーとかもね、最後は自分の死を受け入れてピーターを助けて再び死んでいくんですけども
もうやめてやれよって感じですよね。
何回目か2回どころじゃないのか、グウェンを目の前で失うのも。
幸せになれねえな。
あと読んでて嬉しかった楽しかった部分としては
スパイダーマン系のヒーローが結構いろいろ出てくるところですね。
あーそうね。
まずあのさっきも言ったけどスパイダー・グウェン。
復活したグウェン・ステイシーのかえ玉というかに成りすまして先流操作をするっていう結構おいしい役の頃でしたね。
おーもうメイン張ってましたね。
これはスパイダーバースで出てきた彼女と同一人物ですね。
はい、アース65のグウェンですね。
あと嬉しかったのはあいつね、ケイン。
スパイダー・ケイン。スパイダーマンのケインね。
人を殺すスパイダーマンとして知られるケイン。
そうですね、最初のクローンですか?
クローン・サーガでもね、不完全な偽物のクローンを殺し回ろうとする厄介さんとして出てきてましたけど、今回もね、密命を受けて裏で暗躍する形だったし、
初期型クローンとして、よく漫画とか創作物であるプロトタイプがちょっと強いっていう。
旧式の方が強いっていうのを生身の人間に見られましたね。
あと、あんまり今までコミックでは活躍するところを見てなかったんだけど、プローラー出てきましたね。
プローラー。スパイダーバースの映画で出てきたやつですよね。
一作目のスパイダーバースでは、マイルス・モラレスのおじさんがプローラーっていう仮面のビラになってましたけど、
アクロス・ザ・スパイダーバースでもね、別世界のマイルス・モラレスがプローラーのコスチュームを着てましたけど、
今回もね、プローラーはダークヒーローみのある活躍の仕方でね。
42:03
プローラーはこんなスパイダーマンの仲間だったんですね。映画の印象だったから普通のビランだと思ってたら、今回かなり活躍してましたね。
おいしい役どころがありましたね。
スパイダーマンのためにっていう感じで。
あと、オッド・オクトビアス。ドクター・オクトバスね。
ドクター・オクトバス良かったね。
いやーこいつすごいね。
スーテリア・スパイダーマンを経た後だから、スパイダーマンに対する思いもより一層深まってる感じしますよね。
で、やっぱ彼なんつーんだろうな、悪者なんだけど、なんかこうちょっと進路を通ったところがありつつ、
アナ・マリア。スーテリア・スパイダーマンだった時に恋人というか、仲良くなった天才科学者と、
なんつーんだろうな、惚れた女にいいとこ見せるために頑張りますし。
最後、死んだかどうかわからない、生死不明の状態で彼を割るんですけど。
解説によるとね、ベン・ライリーが用意してた完璧なクローン体を手に入れて、しぶとく生き延びてたことがわかりまして。
今後の活躍に行きたいって感じですね。
さすがよね。ジャンププラスで主人公の作品もらえるだけあるよね。
確かに。ジャンププラスで出てたわ。
魅力的なキャラクターですよ。
このスーペリア・スパイダーマン時代に仲良かった女性に、生身って言い方してるけど、いわゆる元の姿であった時に全然相手してもらえないところとか。
もちろん見た目のせいじゃなくて、言動行動含めての嫌われなんですけど、それを見た目のせいかって思っちゃうところとかね。
可愛らしいところありますよね。
なんかこう、イケてなさっていうか、モテなさみたいなところが自分と共感できる部分があって。
キモいもんね、やっぱね。
スパイダーマンのゲームの1作目、マンスロットが監修しているやつだと、ドクター・オクトパスがピーター・パーカーのメンターというか、先生として出てくるんですよね。
ピーター・パーカーと一緒に科学技術で人々を幸せにするんだって頑張るんだけど、いろんな事故とか不幸なことが重なって、結局ドクター・オクトパスになってしまうっていうキャラなんですけど。
それちょっと思い出しましたね。根はいい人なんだけど、なんかいろいろ間違ってしまって、せいで嫌われるっていうところが。
まあやっぱり実写映画のスパイダーマンでもね、最後こうちょっと改心するドクター。
あーあったね、確かに。
結構いいキャラクターしてましたので。人気があるんだな。
ドクター・オクトパスファンにもおすすめの1冊ですね。
そうですね。
ジャッカルのベン・ライリーの目的としては、死を超越したいっていうところがあるんですよね。この世界から死をなくしたい。そのためにいろんな技術を結集させて死者蘇生技術を生み出しました。
でも死を超越するためにはやらなきゃいけないことがあるんだと。何かっていうと、1回全人類が死ななければいけない。
45:04
まあちょっとやっぱね、何度も殺されては生き返らせっていうのを繰り返されたせいで、ちょっと精神がね、歪んでしまっちゃったのもあるんだけど。
1回全員死んでその後この技術で蘇ればみんなが同じ種族になって平和な死のない世界を生み出すことができるんだと。
この技術で1回蘇らせるとその後も何度も何回も何回も蘇らせられるんですよね。
そのために1回全員でみんなで死のうと。実はその蘇生体、甦った身体っていうのは薬を飲まないでいると身体が腐っていく。
その身体が腐るっていう症状は感染性があるんだと。だからこのまま身体を、いろんな蘇生体の身体をゾンビ化させることによって感染者を増やしてみんなで死んで、明日はみんなで甦ろう。
明日はみんなの誕生日だっていうシーンがありますが。
ありましたね。
そのためにその蘇生体たちの身体を1回殺して、ゾンビ化させていくっていうのが今回のクライマックスですかね。
いやー俺もやっぱこのベン・ライリーがかわいそうでというか、悪者にしてほしくなかったなーっていう気持ちがね、どうしてもありますね。
クローンサーガー読んじゃうとね。
同情というか幸せになってくれよと思っちゃうんだけど。
いい人生もスパイダーマンから解放させてやってくれって思っちゃうけどね。
これをですね、スパイダーマンは大きな犠牲を払って、この野望を阻止するわけなんですが。
このゾンビ化してしまって、ゾンビ化すると蘇生体っていうのは割とすぐ死んでしまうんですが、その死んでいく蘇生体たちと生きている人間たちが一体どう向き合うのかっていうところもクライマックスの読みどころというか。
読みどころでしたね。
いいシーンですよね。
グウェンのね、死ぬ姿はあなたに見られたくないのっていうところとかね。
いいよね。
そしてグウェンパパがグウェン蘇生体に対してかける言葉とかもいいですよね。
いいですね。
スパイダーマンのために協力してやってくれ。
多分その自分と話してる相手のグウェンもいずれすぐ死ぬだろうってことはパパ知りながらそういうセリフを言うシーンだと思う。
なるほど。
なんかいい意味を読ませてもらったな。
そうですね。
いい気にしますね。
はい、というわけでスパイダーマンクローンコンスピラシーでした。
スパイダーマンのお話としてすごくめちゃくちゃ面白いっていうのもそうなんですけど、死というものにどう向き合うのか、どういう生き様があるのかっていうのもいろいろ考えさせてくれる生命倫理についてのお話もありましたね。
あとはスパイダーマンが明らかに達成できない、もう目の前で誰も殺させない、誰も死なせないっていう自分の理想っていうものをちょっと客観視するというか、見直す物語でもありましたね。
今回スパイダー系のヒーローいっぱい出てきたし、関連誌というか外伝的なお話も注釈読むと面白そうなの多かったですよね。
48:10
機会あれば読んでみたいなぁとか思いましたね。
そうですね。結構いろいろ面白い話ありそうでしたね。
この後もメンライリーは引き続き活躍を続けている。どうやら最後に薬をいっぱい飲んで、その薬で体を丈夫にして食材の旅をしているらしいな。
この話だけだと生死不明で終わるんだけど。ドクターオクトバスと一騎打ちして生死不明で終わるんだけど、どうやら食材の旅に出るってことなんでちょっと安心したんだけど。
メンライリーってさ、キャズムとかっていうさ、ヴィランになるよね、また。記憶失って。
へー、そうなんだ。
この後だと思うんだけど。
全然知りませんでした。
苦労が多いな、メンライリーもな。
いやー、もうちょっとスパイダーマンから距離取った方がいいと思うんだよな。
何かね、ちょっともう、なんならもう安らかに寝てもらったらいいと思う。
いいような気もしますね。
そして、解説でまたしても悪名高きクローンサーが出てきた。
編集が良かったのかな?面白かったですけどね、クローンサーが。
でも噂によると5000ページあるうちの面白いところだけ解説版が編集だったから。
あ、翻訳がね。
翻訳が面白かったのかな。
5000ページ全部読むとやっぱり印象変わっちゃうのかな。
このダンスロッドのクローンコンスピラシーは本当に面白い。
以前紹介したスパイダーマンアイランドと合わせてですね、このダンスロッドが書いたスパイダーマン読んでおけば安心です。
スパイダーマンについて語れるようになるかもしれない。
スパイダーバースとか実写スパイダーマンとかでちょっとスパイダーマン読んでみたいなと思った人にもおすすめですし。
確かにおすすめしやすい。
あのー、なんか新しい映画発表されましたね。
スパイダーマンの?
マダムウェブ。
へー、マダムウェブ。
多分、いわゆるソニースパイダーマンユニバースだっけ?
SSUだっけ?なんかそんなのあるよね。
あったあった。
モービウスとかの。
モービウスで有名な。
同じ世界観だと思うんだけど。
それの新作でなんかトレーラー出てましたよ。
へー。
なんか噂によるとエゼキエルが出てくると。
エゼキエルってどちら様でしたっけ?
エゼキエルはホームカミング、スパイダーマンホームカミングで出てきた、インヘリターズが来るぞって教えてくれるトーテム持ちのスパイダー能力持ちのおじいちゃん。
そんな奴いたっけ?
いたじゃーん。
やば。
今回もあれですよ、僕の力が足りなかったせいで死んでしまった人達っていう思い出してる人の中に紛れてるじゃないですか。
51:05
いたいたいた。
あー、いたいたいたいた。
あー、思い出した。
エゼキエル。
エゼキエルか、すごいな。
スパイダーマンに最初の危機を伝えてくれるんだけど、なんか我々が読んだお話の後の方ではヴィランになっちゃうんだね。
今回どういうポジションで登場するかは分かりませんが。
あったあった。
そんな名前も出てきましたし。
すごい。スパイダーマンの映画を作ろうっつって、そこを来るかっていう感じもすごいな。
なんかよく分かんない、ほら、クレイヴン・ザ・ハンターとかさ、そういう知ってるキャラクターもいればさ、本当にマジでよく分からないルチャリブレーの人みたいなのも映画化の予定あったりしたでしょ。
ドロレスの人ね。
これ意外とスパイダーマン・ギリバース、長く見ていくと頬順な世界になっていくんじゃないかな。
クローンサーガと同じ匂いを感じ始めているんですが、5000ページあれば中に面白いやつもあるかもしれないが。
まあでもやっぱり、面白かどうか面白くなかろうが、付き合っていくってところに一種の面白さがまたあるよね。
出たら見ちゃうな。
マダムウェブか。スパイダーマンまた出すって出てこないのかな。
ね、トム・ホランドもね。
別バージョンのスパイダーマンでもいいけど。
いやでもスパイダーマンなんか無限に出せますからね。
そろそろ出てくるかな。
ということで、そんなことも楽しみですし、ぜひ皆さんもコミックのスパイダーマン読んでみてください。
おすすめです。
いつものお願いします。
番組へのご意見・ご感想あれば、Twitterハッシュタグ、方訳あめあられをつけてツイートしていただくか、メールをお待ちしております。
メールアドレスは、
あめこみ、あめあられ、あっとマーク、gmail.com
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あめこみのコミはcomiです。
語ってほしいアメコミのリクエスト。
スパイダーマンのコミックの感想。
私の考えたスパイダーマン。
最近全く届かないですね。
スパイダーバースに出てくるような、いないけどいそうなスパイダーマンっていうのを送ってもらいたい。
そういう企画です。
私の考えたスパイダーマンもお待ちしております。
ということでね。
来週は、来週こそゴッサムセントラルをやってもいいけれども、
ゴッサム届くかな?
あ、でもあれだ。もう収録してるんだ。
来週はレイ・ブラッドベリー、歌詞451を一度漫画で読む。
名作をちゃんと読んでおくってこと大事だと思うので、漫画で読みましょう。
はい、というわけで来週は古典的な名作SF、歌詞451を漫画で読むっていうアメコミを読みます。
本屋さんで買います。
そうですね。電子ないんだっけ?
電子確かなかったんじゃないかな。
まあでもあの本当に結構面白かったな。
54:03
読み応えありましたね。
私はね、映画しか見てなかったんですけど。
私も小説しか読んでなかったんであれですけど、1984とめっちゃ混ざってたなっていうことが発見でしたね。
言ってましたね。
もうやっぱエゼキエルも忘れるし、読んだ本は混ざるし。
いろんなものを忘れながらね、人間は生きていくのかもしれない。
ねえ。
あのさ、やっぱアメコミ系ポッドキャストいろいろあるじゃん。
みんなすごいよな。
すごい。もうみんな何でも知ってるよね。
すごいよ。最新のやつ読みながらさ、こういうことが今まであってみたいな話するしさ。
自分の読みたいやつしか読んでないのに全く記憶に残らないっていうのは。
ねえ。
先ヤバいなって思っちゃいますね。
ねえ。なんか受験生とかも偉いよな。
ハハハハハ。
ああ、急に。まあ確かに。
ねえ。
もう12月だからね。受験シーズンだ。
そう、いろんなことわけわかんなくなんないから。
確かに。
ねえ。自分どうだった?この学生時代。
学生時代。
学生時代に学んだこと何にも覚えてない。
全然覚えてないなあ。
全然覚えてないね。
学生時代に自分が存在していたのかって思っちゃうよね。
ほんとね。
なんか植え込まれた記憶だって言われても多分信じちゃう気がするもんな。
ねえ。お前はずっとおじさんだったぞって言われても。最初から。
その記憶は偽物だ。確かにそうかもな。
ハハハハハ。
めちゃくちゃ曖昧だもん。高校時代とか。
いや、ほんとね。全てはただ通り過ぎていきますよ。
ハハハハハ。
全てはね。
でも忘れるってことは捨てるのとは違うんだって寺山修士が言ってたから。
そっか。じゃあ我々もね、そうやってね、いろんなものが過ぎ去っていくけど、
わずかに。
わずかに多分残ったものが。
残った何かが我々を作ってんだな。
かもしれません。
というわけで、残りカスラジオ。
本日はここまでです。
それではまた来週。さよなら。
バイバイ。
このさ、死んだ人を生き返らせる技術。
もし現実にあったらさ、
押しまれつつ亡くなった俳優とかコメディアンとかさ、
生き返らせてさ、
永遠とコンテンツと消費して消費させられるっていう、
めちゃくちゃえぐいディストピアタグストじゃない?
こわ。
ダンスロットに死んでも死んでも、
スパイラーマンを描かせ続ける。
だんだんね、ダンスロットの倫理観もおかしくなってきて。
56:37

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