王道というか。
王道ですよね。
はい。
好きな漫画何で言われて、バンピースって答えるぐらい多分王道じゃないですかね。
間違いないですね。
しかも世界中の子供たちに聞いて、そうやってバックトゥーザフューチャーって答える子が。
答える子って年齢じゃないかもしれないですけど。
そうっすね、世代的に多分俺らすごい小さい時か、
はい。
生まれる前、たぶんワンは生まれる前とかかもしれないですね。
はい、もういい大人たちが小さい頃胸躍らせたというか。
うーん。
はい。
銀行ロードショーとかでね、毎週見てましたよね。
やってましたね。
あの、吹き替え版がいろいろあるやつですよね。
あ、そうなんすよ。
はい。
やっぱ俺は定番のマーティーの声は三谷優二さんの声が一番。
あー、そうなんですね。
あれがいたっぱ、マーティーと言ったらこの人っていう話はね。
一番なんか楽しいというか、三谷さんの声っていいですよね。
なんか本当あってますよね。
あってますよね、はい。
ちょっとバックトゥーザケちゃんに思わず反応してしまいましたが。
というわけでお互いのベスト3ちょっと発表しあったところでですね。
はい。
ちょっと3位から順番におすすめポイントというか、好きなポイントをちょっと紹介しあっていけたらなと思うんですけども。
そうですね、はい。
ちょっとじゃあ私の方の第3位からちょっと紹介させてください。
はい、お願いします。
第3位に挙げた作品がフローという、これあんまり知らない方の方が多いと思うんですけど。
多いです。俺もちょっとね、初めて聞きましたね。
あ、本当ですか。
猫が出てくる。
あ、そうですそうです。
言ってましたっけ。
はい。
黒猫が主人公の3DCGのアニメ映画なんですけど。
はい。
日本で公開されたのは今年の3月ぐらいで、
ダトビアっていう国の出身の方が作ったアニメ映画なんですよ。
はい。
で、これ人間が全く出てこなくて、
本編中にその人間の言語のセリフもないし、
ナレーションも一切ない。
なんでその動物の鳴き声とBGMだけで、
ずっと本編が進行していくっていう作品でして。
へー、はい。
すごいとこいっぱいあるんですけど、
まず表現がやっぱすごいですね。
猫の仕草とか動き方とかが本当に猫なんですよ。
当たり前なんですけど。
そうですよね。
他にもカピバラとか犬とか、
いろんな動物が出てくるんですけど、
そういういろんな動物の仕草とかが、
すごくほどよくアニメーションとしてデフォルメされているし、
かといって、行きすぎてないほどよくリアルな表現になっていて、
それがすごくちょうどいいというか、
エンターテイメントとしてみても成立しているし、
すごくひとつのドラマとしても、
ドラマっていうか、ドキュメンタリーみたいなものを見ているような気持ちにもなれる。
そういう作品、そこが一個いい点と、
あともうひとつ、世界観が個人的には本当にすごく良くて、
セリフがないんで、細かい背景、どうしてそうなったとかはわからないんですけど。
そうですよね。
もともと多分人間が存在してたけど、
人間がもう多分、絶滅してて、
世界がどんどん海になっていくんですよ。
森だったところが、どんどん水がわーってやってきて、
全部海になっていくみたいな。
そういう、世界の終わりみたいな雰囲気の映画で、
そういう中を猫とか、いろんな動物が力を合わせながら、
なんとか水から逃げて、
安息の地を探していくっていうようなストーリーなんですけど、
なんていうか、見終わった後に、
命ってすごいなってめちゃくちゃ思うんですよ。
あー、確かになんか、
命がけでこうね、戦ったり水から逃げたりするのかな、多分。
そうですそうです。本当に。
命ギリギリのところで逃げ延びたりとかするんですけど、
なんかこう、全部飲み込んじゃう自然の残酷さとか、
壮大さみたいなのも見てて感じるんですけど、
なんかもうその一方で、
本当に自然から見たらちっぽけな命が、
みんなで力合わせて生き延びようとしていくっていうのが、
なんかすごく命、命ってすごいみたいな、
ちょっと語彙力なくて申し訳ないんですけど、
それをね、すごくセリフがないのにこんなに感じられるってすごいなって思って、
私今年2回映画館行きましたね、このフローのために。
めちゃくちゃ似てるというか、大好き。
そうですね、今年見た映画で言ったらもう間違いなく1位ですね。
はい、ちょっと第3位から喋りすぎましたね。
結構短い映画なんで見やすいと思います。
あ、そうなんですか。
90分ぐらいじゃないか。
ああ、じゃあそうですね。
ぜひぜひ皆さんも見てみてください。
これはぜひおすすめですね。
はい、よろしくお願いします。
はい。
たっぷり、たっぷり喋りましたね。
はい、ちょっとすいません、だいぶ尺取っちゃいました。
逆に俺が多分短すぎちゃうな、そしたら。
いや、ぜひお願いします。
はい。
じゃあ俺の第3位行きましょうか。
はい。
第3位、クリオンシンちゃんのロボトーちゃんの逆襲という映画。
出ましたね、ロボトーちゃん。
はい、まさかの、俺もアニメなんですけど、
これはね、子供がいる人にはグッとくると思います、やっぱり。
そうですよね、これは名作ですよね。
シンちゃんの映画の中でも。
一番好きかもしれないな、俺、クリオンシンちゃんの中だったら。
なんか、だいたいみなさん戦国か、大人帝国か、ロボトーちゃんか、みたいな感じだと思うんですけど。
そうですね。
これね、あとね、俺、攻殻機動隊も好きで、
はい。
山田さんも何回か前の回でですね、
そうですね、はい。
攻殻機動隊のセリフ、少佐のね、宇佐永元子のセリフ紹介してましたけど、
はい。
そういう攻殻機動隊が好きな人も結構面白いと思うんですよね。
あー、確かに、はい。
なんていうのかな、ロボトーちゃんの中で、人としての尊厳とか、人間とロボットの境界線とか、
はい。
あと、何だろうな、偽物の記憶とか、
はい。
っていうのが、攻殻機動隊と、何ていうのかな、扱ってるテーマがちょっと似てたりして、
そうかもしれない、はい。
これ、うん、すごく好きですね。
うん。
あとは、あれかな、もちろん親子愛とか、
はい。
父親ならではの子供に対する思いとかね、
うん。
俺の一番好きなシーンは、
はい。
最後に悪いやつを倒して、ちなみにネタバレ全開でいきますんで、
はい。
ご了承ください。
そうですね、聞きたくない方は耳閉じていただいて。
そうですね。
はい。
見終わってからまた聞きに来てください。
そうですね、はい。
でですね、一番最後に悪いやつを倒すんですけど、
はい。
倒して一件落着っていうふうになるんですけど、
一番最後に本物のヒロシと、
はい。
ロボットのヒロシが腕相撲する、腕相撲で勝負するシーンがあって、
はい。
中盤でも腕相撲のところはあるんですけど、
そこは当然ロボヒロシが勝って、
はい。
当然生身の人間とロボットだったら、当然ロボットが勝つんで、
はい。
で、一番最後にもう一回二人で戦うんですけど、
ここで最後にもう一回蹴りつけようぜって二人でね、
はい。
がれきの山のてっぺんで腕をガッと組んで戦うんですけど、
それでロボヒロシの方はその悪いやつとの戦いでもう片腕がなかったりとか、
体中がいろんなとこがもう傷だらけでボロボロになってて、
はい。
でね、ここがねもうすごい良い勝負なんですよ。
うーん、はいはい。
この身の付けたちもね応援してて、
父ちゃん頑張れーっつって、でこう力が一段とグッと入って、
でロボ父ちゃんも頑張れーっつって、
はい。
で今度はロボヒロシの方がグッと力入って、
父ちゃんも頑張れーっつって、
二人でこう子供とか家族の応援を聞きながらね、
うわーって鳴るわけですよ。
はい。
で、ロボヒロシの方が一瞬こうはっ!となって、
一瞬だけ力が抜けてあって、
で本物のヒロシが勝つっていう、
まあそういう勝負の結末なんですけど、
これはね、ロボヒロシはわざと力抜いて、
わざと負けたんだと思うんですよ。
はい。
このどっかでロボットの俺が一番ダメだって思ったんだろうなーって。
うーん。
でそこもなんというか父親としてというか、
夫としての愛というかね。
そうですね。そこそうなんですよね。
ね、あそこいいっすよね。
いいっすよね。
いや、そうなんですよね。ほんとに。
ね。
ロボットだけどちゃんと愛がありますよね。
ね。ありますよね。
はい。
最後の最後はもう、
ロボヒロシはもうひばのバチバチになってて、
もう今にも壊れそうな状態で、
でそこでしんのすけに、
しんのすけ、お前の父ちゃん強えだろって言って、
でここもね、人間のヒロシを認め入れて、
まあ自分の分身だからそれは当然なんですけど、
うーん、いやここらへんは泣けますよね。
泣けますね。
えーちょっと、今思い出し泣きしそうです、私今。
そうだそうだ、そんな感じだったと思って。
そうそうそうそう。で普通なら、
ロボヒロシは本物のヒロシを痛めつけて、
俺が本物のだからヒロシだっていうところに見せつけると思うんだけど、
ここはかっこよく一歩引いて、
いやお前の父ちゃん強えなーっつって、
おい俺後のこと頼んだぞって、
お任せろ俺って、
いやー本当にめちゃくちゃいいシーンなんですよこれ。
そうですね、ちょっとこれ見たことない皆さん見てくださいよ本当に。
ここはねもうずっと胸圧の連続ですね。
そうですね、なんかちょっとそうやって一歩引くところがまたヒロシなんですよね、ちゃんと。
うーん、そうですね。
大人のかっこいいところがね、
そうなんですよ。
出てて、
という感じですかね。
はい。ありがとうございます。
いやーいい作品、あげていただきまして。
いやーよかった、乗ってもらってよかった。
あーもうちょっと、今ちょっと本当にうるうるしてきましたね。
ありがとうございます。
はい。
じゃあちょっと余韻に浸りながら、第2位にいきたいなと思います。
私の方の第2位、
はい、ノックインオンヘブンズドアという作品でして、
これ前、少し前に私もポッドキャストで一度話した作品なんですけど、
うん、前ね、話されてましたね。
1997年ぐらいに作られているドイツの映画ですね。
あの、まあ、余命戦国された男2人のロードムービーなんですけど、
はい。
まあ、ちょっとこれもネタバレ全開でちょっと話すんですが、
今日はもうネタバレ全開の日にしましょう。
はい、もうネタバレ全開でいきます。
いきましょう。
まあ、あの、余命戦国されてる2人がたまたまその同じ病院の同じ病室にいて、
で、まあ2人ともなんかもうすぐ死ぬってわかって、自暴自棄になってるんですよ。
で、なんかこう夜中にコソコソと病院のキッチンみたいなところで、
本当はダメなんですけど、酒飲みながら、
うん、はい。
あの、グダグダ喋るんですけど、
まあ、その時に片っぽの方の人が、
天国じゃみんな海の話するんだぜ、みたいな、
っていう話をしたら、もう片っぽの男の人が、
やばい、俺海見たことない。
このままじゃ死んでもその会話に入れない俺、みたいな。
会話をきっかけにして、
じゃあ海見に行こうぜって、死ぬ前に海見に行こうって言って、
2人で病院を抜け出すんですね。
で、その時にたまたま病院の地下にあったギャングの車を盗んで、
バーって飛び出すんですけど、そのギャングの車に大金が入ってて、
ギャングも大慌てでその2人を追いかけるし、警察も追いかけてくるし、みたいな感じで、
道中すごい銃撃戦にあったり、いろんなトラブルがあるんですよ。
そんなトラブルに見舞われつつ、
なんか人生でやり残したこととかを紙に書いたりして、
順番にちょっと、ギャングの大金を勝手に使って、
叶えていったりとかして、
で、最終的に海にたどり着くんですよ、最後。
で、この最後海を見るシーンがめちゃくちゃ本当に良くって、
基本的に本編ずっとガチャガチャしてるっていうか、
オープニングから結構激しめの音楽で始まって、
道中もすごいギャングとかが追いかけてきて、
わーわーって激しいやかましい映画なんですけど、
海に着くとやっぱりめちゃくちゃ静かっていうか、海の音しかしないですね。
で、2人もなんかこう海見ながら、ほとんど喋らないんですよ。
海来たなーみたいな顔しながら、神妙な顔して2人で海見てて、
なんかその、最後のその壮大な海を見て、
なんかこう言葉も出ない2人の顔が、なんかすごいグッとくるんですよね。
なんかこの人たちもうすぐ死ぬんだよなーって思って私も見るんですけど、
なんかね、そういう、ちょっと言葉で言い表せないんですけど、
かっこいい男2人の死ぬ直前までの人生が垣間見れるというか、
ただただ海を見るためだけに、めちゃくちゃ死ぬ直前に、
めちゃくちゃなことしまくるっていう、なんかね、いい映画です。
本当にちょっと上手く言えないな。
というわけで、第2位であげたんですけど、これ本当におすすめの映画ですね。
なんかかっこいい、単純にかっこいい映画が好きな方とかには是非見てほしいなって。
ごちゃごちゃ脳が汚れてるわけじゃないんで、
じゃあまた私の第2位を発表したいと思います。
よろしくお願いします。
第2位はパルプフィクションですね。ちょっと間に合ったけど。
出ましたね、パルプフィクション。
パルプフィクション。
見たことありますか?
これ私も1回だけありまして、ちょっと記憶曖昧なところもあるんですけど、
マジでめちゃくちゃな映画だったっていう印象です。
めちゃくちゃだな。
これも結構ごちゃごちゃしてる。
時系列をわざとシャッフルさせてるから、それのせいもあるかな。
確かにそうかもしれないですね。
1、2、3、4、5っていうんじゃなくて、
3、1、2、5、4みたいな、ほんとぐっちゃぐちゃになってるで、
そこはまたおもしろいですけどね、謎のところを見ていくと、
繋がっていって、ああそういうことだったのか、みたいなのがあるから、
そういうおもしろさもありますね。
そうですね、確かに。
これはね、日本語吹き替えだと、ジュールズっていう主人公がいるんですけど、
その人物の声を大塚昭雄さんがやってまして、
そうなんですか。
そうなんですよ。
山田さんの回、俺結構聞いたんですけど、
メタルギアの話ししてるとき、
スネークですよね。
これがね、もう本当に最高で、大塚昭雄さんの声が。
そうなんだ。
あとね、この言い回しとかめちゃくちゃよくて、アルコニクションの。
だからこの吹き替えの台本書いた人、本当にすげえと思う、センスあると思う。
確かに、私字幕で見ましたけど、結構セリフ量多いですよね、あの映画って。
多いですね。ずっと喋ってますね。
そうですよね。
確かにそれを吹き替えでやるって、すごいセンスを問われますね、あれ。
そうなんですよ。
例えば、何人かで集まってるときに、目の前の相手に対して、こいつ頭いいなっていうセリフがあるんですけど、
っていうのを山田さんだったら、なんて言います?
普通にこいつ頭いいなって言っちゃいますね。
俺ね、このリュウルズってやつは、こいつ脳みそパンパンに詰まってやがるって言うんですよ。
めちゃくちゃいいっすよね、この言い回し。
めちゃくちゃすごいですね。
うまいですね。
うまいっすよね。
単純に頭いいっていうんじゃなくて、人をひねり加えた言い方っていうのかな。
それが俺めちゃくちゃ好きで。
なるほど。
そういうのがね、いっぱいあるんですよね。
で、ざっくりストーリーを言うと、あるギャング2人が、またギャングが出てきたけど、
ギャング2人が、その組織のボスが取られたものを取り返しに行くっていうストーリーで、
これだけだとシンプルなんですけど、さっきも言ったけど時系列をごちゃ混ぜにして、
登場人物もそれなりにいて、こいつがこれをしてる時、裏ではあいつがこんなことをしてたとか、
これが起きる前は実はこんなことがあったみたいな。
はい。
登場人物というか、主人公がどんどん変わっていって、その人物の視点でそれぞれ話が進んでいくというか、
そういうのがいっぱいありますね。
じゃあ見ていると、あ、これこういうことだったんだって答え合わせが後からあるみたいな感じですか?
そうですね。
最初ジュールズたちもスーツを着てるんですけど、途中でパジャマみたいな格好になってたりとかして、
なんでこんな格好になってんのかなって思うんだけど、物語がどんどん伸びていくと、
ああ、だからこれパジャマに着替えてるんだみたいな。そういうのがいっぱいあって面白いですね。
その分混乱しますけどね。どういうことだっていうのがあるから。
じゃあ何回見ても、2回目見ても面白いみたいな。
それはありますね。新発見はいっぱいあると思います。