デザインの学びとAIツール
お疲れ様です、Akiです。今回も放送を聞いていただきありがとうございます。
今回は、僕が今、AI以外に夢中になっている「1つのこと」というテーマでお話ししていこうと思います。
そうですね、僕は仕事柄、毎日いろんなAIツールを触っているんですけれども、
それ以外に1つの学問というか領域について、今夢中になって学んでいることがあるので、
そのことについてお話ししていこうと思います。
結論から言いますと、今僕が毎日学んでいるのはデザインになっています。
最近ですと、僕のXなどの投稿も、ほとんど画像生成だったり動画生成だったりのデザインツールを使った投稿が多くなっています。
つい最近ですと、Googleが新しい画像生成モデル、ジブリ2.5フラッシュ、
ちょっと前まではナノバナナと言われていた画像生成モデルが正式にリリースされましたので、
こちらをひたすら使って遊んでみて運用テストをしてみるということをやっています。
デザインと聞くと、チャットGPTやGoogleの画像生成AIツールのことを思い浮かべる方も多いと思うんですけれども、
もちろん僕もそれらの画像生成AIツールなどを使っていますし、
最近ですと、メリキャンバスだったりのデザインツールを使っているんですけれども、
AIツールの延長線上ということとは別に、デザインという領域についてAIツールとは一旦切り離して学んでいます。
なぜ学んでいるかと言いますと、問題を設定してその問題を解決するという能力を身につけるためにデザインという考え方だったり、
デザインの思考力が今必要だからだと思っているからです。
なぜかと言いますと、最近はAIツール、特にチャットGPTだったりGeminiだったりCloudだったりで、
文章だったりある程度の画像だったりは一定のレベルでほとんどの方が生成できると思います。
ただAIはやはりすごく便利な手段なんですけれども、あくまで手段でしかなく、
その成果物に対してこれは誰に向けて作られているのか、何の問題を解決するのかといった問題を設計して、
その問題に対して最適な答えを提示するというところは、AIツールではなくて人間がするべき、人間にしかできないことだと思っているからです。
例えば画像生成ツール、GoogleのGemini 2.5 Flashという画像生成モデルが出てきまして、
こちらもかなり今話題になっていますけれども、そういったものを作ってYouTubeのサムネイルを作る際に適切なプロンプトを与えると、
確かにYouTubeのサムネイル、それらしい画像が出来上がります。
でも出来上がったことに対して誰に向けて作られているのか、どんな人の何の問題を解決したいのか、
なぜこの色でこの文字の配置なのかといったそのなぜという部分を設計して、
他の方やお客様にも伝えるためには人間の能力が必要だと思っています。
AIは答えを出すのは得意なんですけれども、その何を問いとして設定すべきか、何を問題として解決すべきかという問いを設計する部分に関しては人間の能力が必要だと思い、
その部分を解決して学ぶためにデザインという領域を学ぶことが必要だと感じているからです。
というわけで僕は今大体Kindleで20冊くらいデザインの方を買って読んでいる途中です。
この考え方は別に画像生成や動画生成といったことに限らず上司や部下とのコミュニケーションだったり、
あとは友達と話す際のコミュニケーションだったりにも応用ができるかなと思っています。
友達が落ち込んでいる時に悩みを聞き出して解決しようとしたり、
部下の業務が進まない時になぜ進まないのかという本当の原因を探ったりする、
そういった思考がすべてデザインという領域に含まれていると思います。
普通に生きていれば誰でも自然にやっているということをもう少し意識的に丁寧にやってみるということがデザインを学ぶことだと思っています。
問題解決の重要性
AIツールというのは作業を効率化してくれるんですけれども、
なぜ作るのか、誰のために作るのかというのはやはり人間が設計することだと思っています。
ここはAIとちゃんと役割分担した方がいいと思います。
まず人間が問題を見つけて、その問題を設計して解決案を作る。
AIの役割は設計された解決案に沿って効率的にある種回答の土台となるものを提示する、
というような役割分担が今後必要になってくるかなと思っています。
というわけで今回の話は以上となります。
最後にまとめますと、デザインというのは画像生成や動画生成と一体同域に留まらず、
問題を見つけて解決方法を設計するという考え方だと思います。
これはデザイナーの方や画像生成に限らず、あらゆる場面で活用できる思考法だと思っています。
営業の方でしたらお客様の本当のお悩みは何か、
事務の方でしたらこの作業で誰の何の問題を解決しているのかというものは、
全部同じ思考プロセスで考えられると思っています。
JAT GPT だったり GEMINI だったり、
AI ツールがどんどん普及している今だからこそ、
こういった問題を探って見つける力、問題を設定する力、
それに対して解決方法を最適化する力というものが、
どんどん今後価値が上がっていくと思います。
他の方が同じ AI ツールを使えるようになった時に下がれてくるのは、
何を問題として設定するかというところで下がれてくるかと思っています。
というわけで今回の配信は以上となります。
ご質問やご相談がございましたら、レターやコメントでお気軽にお問い合わせください。
またデザインに関して知見を持っている方々のご意見なども、
もしお聞かせいただけたら幸いです。
それでは今回の配信は以上となります。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。お疲れ様でした。