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こんにちは、あきです。
今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日もさゆみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
先日、美容院で、私もたまたまさゆみさんと同じ美容院なんですけども、
そこで面白い話を聞いたというふうに、先ほど伺ったので、ちょっとその話を伺っていいですか?
私の言っている美容院のヘアスタイリストさん、日本人なんですけども、
パリ在住の日本人の女性なんですね。
彼女の旦那様が、以前大阪の方でヘアスタイリストとしてお仕事されてたんです。
パリにいらっしゃる前に。
その時に、大阪、関西のお客様っていうのは、
普通だと、例えばヘアカタログとか見て、こういうふうにしましょうかね。
サンプルが、写真がいっぱいでこういうふうにしましょうかとか言うらしいんですけども、
そこでのお客様、彼がお勤めしていた時、
誰一人としてもヘアカタログを開けて、こういうふうにしたいとかっていう人はいなかった。
逆にどういう感じなんですか?
全く、こういう誰もがやってるのじゃないヘアスタイルにしてほしいっていう人がほとんどだった。
オリジナリティを重視するのが関西。
人と同じにしたくないっていう方がほとんどだった。
関東は逆に、ある意味、ヘアカタログのようにしてください。
結構、皆さんどこのお店でもヘアカタログとか置いてますよね。
ちょっと悩んでる方とか、こういうふうにしたらいかがですかとか、
またお客様の方が写真とか持ってきて、こういうふうにしてほしいとか、
いうふうにされる方が多いらしいんですけど、
関西の方はそれがほとんどなかったっていう話を伺って、
全然違うんだなと。
日本でもね。
東と日本、東と西で全然違うみたいなんですよ。
ファッションとかヘアスタイルの趣向みたいなところが全く違うというお話をね、
ヘアスタイリストさんに伺って、はあ、そうなんだと思って。
で、それが、例えばその関西の方っていうのは、
親しみやすい関西弁のノリで、
例えばパリに来ても、そのノリでフランス語ができなくても喋っちゃう。
いますよね。日本語でじゃんじゃん喋りかけるお客さんもいますもんね。
多いんですって。
同じノリで言葉できなくても喋っちゃう方、とっても多いんですって。
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で、最初の頃は来た頃は本当にもうね、フランス語も全然できない。
関西弁でギャーって言っちゃうみたいな感じだったのが、
1年後ぐらいに語学を習得したら、関西弁のノリでフランス語を喋ってるんですよ。
なるほど。
上達の、何て言うんだろう、速度とかがすごいと。
早いんですね。
早い。あと、こう人懐っこさっていうのが結構やっぱりあるらしくて、
あと、なんていうのかな、親しみやすさというのかな。
笑いで帰るしね。
誰にでも話しかけちゃったりとか。
よくフランスだとバス停でバス待ってたりとか、メトロで待ってる間に、
いつ来るのか知らねえとか、なんかいろいろ話しかけてくる方ってたくさんいますよね。
そこでコミュニケーションがね、いろいろ始まったりとかっていうのがたくさんあるんですけど、
関東って、特に東京の方はないシーンですよね。
確かに。
なんか話しかけるのはよくないみたいな感じ。
逆かもしれないですね。
本当によっぽどのことがない限り、誰も話さないですよね、知らない人とは。
確かにそうかもしれない。
で、それが関西はないみたいなんですよ。
確かに隣の電車乗ってても隣のおばちゃんがすぐ声かけてくるとかっていうノリはある。
どちらから?みたいな。
ありますよね、確かに。
フランスもある意味、パリとかも結構、
関西より?
うん。どっかでね、バスとかでたまたま隣の席になってちょっと話し始めたとか、
いっぱいありますよ。
普通ですよね。
本当に日常生活。だからある意味ちょっと関西ノリに近いのかなと。
関西の人がパリに来る意味では近い。
馴染めるんだと思うんですよ。
なるほど。
で、そうやって馴染むの早いから、
言葉も。
あっという間に言葉も覚えちゃったら、もうすごくね、上達が早くて、
なるほどね。
あと生活にも結構馴染んでいけて。
いけちゃう。
そういう意味では関東の方が、関東って東国立社とか東京側の方が、
公衆的なんですね。
公衆的で声をかけちゃいけないとか、
そういうところで積極的に声をかけていったりとかっていうのはしないから、
語学とかそういう海外での適応性にも影響がある。
なるほど、そういうことなんですね。
で、さゆみさんは一応西に当たるってことですか、じゃあ。
私西なんですよ。
でもね、確かに適応性はあると思う。
町の人と話すのは嫌いじゃないです。
結構楽しい。
知らないおばさまとか、話すのはすごい好きですよ。
確かに関西の個性的なファッションとかも含めてオリジナリティを重視するというか。
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人と同じにしたくないっていうメンタリティはパリの人のメンタリティに似てる。
若干近いかもしれない。
で、考えると関西の人は、他の国は知りませんけど、
関西の人がフランスとかに来たら結構早いのかもしれないですね。
で、スタイリストさん曰く、確かにパリには関西出身の人がたくさんいると、
お客様でもとても多いとおっしゃってました。
なるほどね、よく喋ってますよね。
私同じ美容室に行ってますけど、ご主人の方はとにかくよく喋ってますよね。
奥様は東北のご出身なので、結構静かですよね。
喋ったらもちろん喋りますけど、ひたすらご主人の方がペラペラとね。
行っていいんですかね、これ。
美容室の方は行ってないんで。
私もたまたまさゆみさんも奥様の方にやっていただいてるので、
奥様とよく喋ってるんですけど、隣の席でご主人がやってるので、
ご主人の話とかも入ってくるので、よく。
ずーっとエンドレスですよね。
ですよね。だから多分関西のノリがそこに入ってるのかなっていう気はするので、
そう考えて、さっきのヘアカタログの話は面白いなと思って。
全然アプローチが違うんですって。
美容院に来た時のこういう風にしてほしいっていうアプローチが全く違う。
面白いですね。私は東京にしか住んでないから逆に分からないけれども、
イメージはつきますよ。でも多分あれが当たり前だと思ってるところがあるし、
逆に言うと、じゃあなんで関西の人は東京に来ると東京っぽい喋り方になるんだろうっていうのがすごい不思議で、
オリジナリティをもっと殺しちゃってるのかな。
だけどそれが例えばたまたまフランスのパリとかに来ちゃうとマッチしちゃって爆発とかしちゃうじゃないですか。
やっぱり住む場所とか環境とかそういったことで影響出ちゃうのかもしれない。
それはすごい感じます。
私もだからフランスに来て、だから多分関西のノリが身についてるんですよねきっと。
そのノリで東京帰ると、エレベーターのシーンがね、時々耐えられない時がある。
私もずっと東京に住んでたのに、ずっとパリに住んだ後に東京に行くとなんかちょっとどうしても誰かに話しかけたい。
誰かに話しかけた。
沈黙がちょっと耐えられないみたいな時が。
電車の中とかでも喋れる人を探す自分がいる。
でも分かりますね。
時々いるんですよ。おばさまとか話したい人が。
見つける。
そうするとすごい話が盛り上がって、子供を連れてるとまたそれで盛り上がって。
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子供とペットは絶対ネタになりますからね。
自分のノリがね、変わってきてるのを感じます。
私もだから、もしかしたら今だったら関西に住めるのかもしれない。
楽しいと思いますよ。
っていうのを今話を聞いて思いましたね。
だから東京がまたちょっと違って見えてくるのかもしれないですね。
フランスに住んだことによって。
なるほど。ちょっと面白い視点で。
やっぱり美容師さんならではの視点だなと思ったので。
いろいろ見てらっしゃるからね。
なのでちょっと次回関西行った時にちょっと気にしてみようかなと思います。
フランスノリで。
それでは本編スタートです。
今回の本編なんですけど、別に質問が来てるわけではなくて
私が最近よく考えていることとか人間関係の中で
私のパリ美学のコミュニティで出てくる話題でもあるんですけども
やはり一番、これ人間関係で
カーネギーとかも言ってるのでちょうどいいなと思ったんですけども
やはりみんな自分が大事だとか
自分が存在感があるっていうのを認めてほしいっていう
願望が誰でも欲求であると思うんですよ。
重要感っていう。
それはマズローの欲求の段階でもあるんですけども
自分が重要だっていうことを満たされてないと
人って不必要に誇示するもんなんですよね。
例えば子どもがお母さんの気を引くためにわざと悪いことをするっていうのは
自分のことをもっと見てほしいとか認めてほしいとか
よくクラスに私たちの時代だとあった不良の子がいて
不良の子たちっていうのはどっかで自分の重要感とかを認められてない
親からとか先生からとか認められてないから
悪いことをして気を引こうとしている
注目してもらおうとしている
っていう感じがベースなので
自分の重要感を人に見て認めてもらいたいっていうのは
誰にでも持ってる願望だと思うんですよ。
そこが満たされてないがために
特に夫婦間とかパートナーシップでよく出るんですけど
あと子どもでももちろん出るかもしれないけど
喧嘩が夫婦の喧嘩の話を聞いたりとか
恋人同士の喧嘩を聞いていると
自分の重要感を認めてもらいたい合戦になっているケースが多いんですね。
旦那様と奥様で例えばね
例えば奥様の場合には専業主婦でももちろん
ワーキングマスターでもいいんですけど
私がこんなに家事頑張ってんのよアピールとかっていうのは
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実際にやってるやってないが問題ではなくて
やってるっていうことを認めてほしいっていう願望が前面に出ちゃうんですね。
だからあとは
じゃあ俺だって仕事毎日頑張ってんだよみたいな
お互いに
お互いにじゃあ俺だって頑張ってるんだよアピール
だからそのアピール合戦で喧嘩になってるんですね
っていうパターンが結構多い
なので人間関係って
どっちがいいとか悪いとかではなくて
アピールしてもらいたいがための
アピール合戦で喧嘩になってる場合ってのは結構あるなって思っていて
じゃあカネギとかも何て言ってるかっていうと
もう自分は重要な人間だと実感したいっていうのが
人間の特性なので
だからみんな認めてほしいわけじゃない
私は家事こんなに頑張ってるとか子育てもこんなにやってんのに
あなたは家でゴロゴロしてるじゃないとか
よくあるじゃないですか
俺だって感謝でこんなに頑張ってるんだから家でぐらいのんびりしたい
こういう不毛な議論って普通にあるけど
これもお互いの重要度を認めてもらいたい
客戦なんですよ
そこで余計なことまで言っちゃったり
もっと喧嘩に発展したり
家でしないとか
元々の議論とは全く関係ないとこで揉めてったり
っていうのが多分普通に起きる
だから友達の喧嘩とか普通にそうだと思うんですよ
やっぱり認めてもらえないかために相手を攻撃したりとか
っていう話なので
みんなそういうのは思ってるわけだから
じゃあどうしたらいいかってどうしたらいいと思います?
どうしたらいいんでしょうね
お互い認めてもらいたい
認めてもらいたいアピールを
私ちょっと考えたことがないですよ
どうしましょう
そこがまずいくつか方法があるんですけども
まず一つは
自分がまず自分の重要感を認めてない場合が多いんですよ
自分自身が
だから外からの承認じゃないと
それは認めたうちに入らないと思ってる人がいるわけ
だからどっかで
例えば私は家事をやっている
私は私でこれでいいんだって自分の価値を感じていたら
別に認めてもらいたいアピールしなくてもいいわけですよ
だからまずは人から認められないと重要とは思えない
っていうメンタリーと変えなきゃいけないんです
自分からね
だから結局人間関係は自分の鏡なので
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結局他人から見てもらいたい
認めてもらいたいって言ってることは
自分で認めてないからっていう鏡の法則で出ちゃってる
怖い
外から認めてほしいっていうのは
まず自分で認めてないケースが多い
まず自分で自分の重要感を認めてあげるっていうのが一つ
もう一つは
でもさ、喧嘩はなくならないじゃないですか
自分で認めてあげてもね
生きてる限り一緒に暮らしてる限りぶつかることはね
あるわけなので
そこで心理学が出てきて
そういう特性をみんな持っているのであれば
どうやったら結局のゴールは
その関係をいい形で持続する方が大事で
お互いの重要感を肯定し合うのが目的じゃないじゃないですか
どうやったらいい人間関係が続けられるかというと
自分が重要な人間と実感したいって
それぞれ思ってるんであれば
まず相手の方を満たしてあげちゃうということなんですよね
自分が相手のことをまず満たして
重要な人間として認めてあげちゃうんです
だからあなたは仕事で
これはちょっと男性と女性の今のパートナーシップの話をしてますけど
男性が俺だって仕事で頑張ってるとか
家族のことを思ってやってるとかって言うんだったら
それを思いっきり満たしてあげるんですね
そこで私だってじゃなくて
あなたはすごい頑張ってる
あなたは本当にやっているっていう
満たしてあげると
さっきの不良の子供と一緒で
アピールする必要はなくなるんですよ
だってご主人は
この奥さんは自分が頑張ってることを
いつも分かってくれてる奥さんだって言ったら
俺頑張ってるぜアピールする必要ないじゃないですか
もう分かってるんだったら
それ以上見せる必要ないですよね
だからそれをアピールする必要がないって言ったら
そこで揉める必要もなくなるわけじゃないですか
なのでここは一旦グッと
自分がこんなに頑張ってるアピールをしないで
相手のアピールも存在感をもっといっぱい認めてあげる
認めてあげて認めてあげると
向こうはこじする必要がなくなり
そうするとどういうことが起きるかというと
奥さんも頑張ってるよねって
相手のほうに認めるほうに移るんですよ
素晴らしい
なので自分が重要な人間だっていうのは
実感したいのは特性なので人間の
その特性をうまく生かして
人間関係を良くするのがゴールなので
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それを使わないともったいなくて
そこで強気な人がこういうことを言うわけですよ
なんで私からやらなきゃいけないんですかみたいな
彼らがやるべきじゃないですか先に
プライドを通してね
ちょっとそういうのは許さない方もね
でもゴールはどっちが先にやるかじゃなくて
これ鶏か卵かの話で
どっちかがやればそういう風に循環していくはずなので
まずはゴールはやっぱりいい人間関係を築くことなので
じゃあまず自分から満たしてあげたら
勝手に相手は変わるんで
何にもしてないのに彼が変わっていくのって
そういうことなんですよね
だからそこで私がアピールをして
彼に私のことを認めさせてあげたいっていう風に
思えば思うほど彼はもっとアピールしてくるから
喧嘩は続くっていう
だから喧嘩したくなかったらそこの連鎖を断ち切らなきゃ
そうですね
どっかで断ち切らないと
永遠に終わりのない戦いになるんですよね
私それでカーネギーさんが言ってたんですけども
例えば多分日本もそうだと思うんですけど
レジョンドナーっていうショーがあるじゃないですか
フランスで要は国民洋装とかある系ありますよね
それはナポレオンが作ったらしいんですけども
あれはその人が自分で重要な人間と認めてあげるために
作ったショーなんですってナポレオンが
だからよく頑張った
その頑張ったっていう認めてくれたっていうのが
それは肩書きとしてね
残るっていうことがその人の気持ちの重要度を上げることで
さらにナポレオンとかにも奉仕するというか
忠誠をするっていう
彼はその心理的メカニズムが分かっていた
話を聞きおーなるほどなって
だからあのショーって何のためにもらえるんだろうっていう風に考えるならば
そのただの肩書きを与えるってことではなくて
それをやることでその人が自分自身も重要感と感じ
周りも感じることで
さらにその国のために何かできるっていう風に
思うその中に心理的仕組みを作ったんだなっていうのを聞いたときも
なるほどよくできてるって思いましたね
それはフランスだけじゃなくて
今日本でも天皇がやってますよね
勲章ですよね
イギリスもねどこもやってるので
だからその仕組みってきっとただの肩書きを
だから本当に栄誉あるショーを与えたいっていうだけではなくて
自分の重要感をいい形でさらなる発展につなげるっていう国としての
その人間的心理をうまく使ってるのかなっていうのを
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ちょっと今ベッデンで話を思い出したんですけど
そういうのも関係してるので
やっぱりその自分自身で重要って認めてあげることと
まず自分から相手の存在を認めてあげるっていうのが
これも結局人間関係の僕かなっていう感じがしました
認めるっていうことは大事
それをまたそれを示してあげるっていうことが大事ってことですね
だから特にね
ご主人とか家族と喧嘩が絶えない人は
自分の主張にフォーカスするんではなくて
相手のことに聞き耳を
これは耳が痛いかも
結構応用できるんですよ
耳が痛いかもだけどやらなきゃって思いますよ
だからみんなね私もたまたま
別の方とも話してたんですけど
心理学をバンバン学んでる人って多いんですけど
心理は応用してこそ心理なんですよ
実践応用実践ですね
実践あるのみなんですよ
だからそうそうそうなのよね
人の心理ってじゃなくて
使わないともったいない
だって自分が生きてるわけだから
なのでこの重要感
人って重要感を認めてもらいたい
あれなんだよねで終わっちゃうんじゃなくて
それを人間関係に生かしてほしいなって
いうのを切に願っている次第です
また来月楽しみにしていてください
ありがとうございました
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また次回もパリで学んだ
ブレない自分の作り方をお楽しみに
アキでした