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2025-07-03 12:03

娘が突然、勉強ガンバルマンになった理由 #201

娘の通う小学校で、中学から始まる定期考査の練習のためのなんちゃって定期考査が始まりました。勉強に関しては、あまり好きじゃないタイプの娘だったのですが、、、なぜか突然、めちゃくちゃテスト勉強を熱心に頑張り出したのです。ふり返って何がきっかけだったのか?を考えてみました。

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サマリー

小学5年生の娘さんは、学校の自主勉強シートをきっかけに自発的に勉強を始め、楽しみながら成果を上げています。特に、ゲームタイプの心理に基づく勉強方法の重要性について述べています。

娘の勉強の変化
おはようございます。今日はですね、娘、小学5年生と学習についてのお話をしようと思います。
我が家は何度かお話ししていますが、中学受験をする予定はなく、塾にも行っておらず、のびのび王国という感じで、娘はね、お家に帰ってきたら、ゲームしたり、好きな漫画を読んだり、絵を描いたりというふうに、とにかく楽しんで、
自分の趣味に没頭するというような毎日を過ごしている女の子です。 勉強はそんなにズバ抜けていいわけではないけど、ズバ抜けて悪いわけでもないという感じですね。
そしてすごく好きかと言われると、もしかしたらそうじゃないかなという、そんなタイプかなと思って見ています。テスト的なものがあっても、もっと悔しがればいいのにって私なんかは思ってしまうタイプなので、もどかしい気持ちになることも今まで多々あったんですけれども、ここへ来てですね、
最近、なんか勉強しだしたんですよね。 そういう話を今日はねしようかなと思っているんです。
うちの小学校はですね、中学校になると定期講座、期末試験とか中間試験とか始まりますよね。 それのなんか練習みたいな、なんちゃって定期講座みたいなのが5年生から始まったんですね。
学習のちょっと練習をしていきましょうみたいな、そういう意図だと思うんですけれども、5年生になってちょっといきなり中間テストは大変だからということでなくて、期末テスト的な、そういうなんちゃって期末テストみたいなのがこの前あったんですね。
それに対して、なんかすごく頑張って勉強してたんですよ。 全然ね、あの勉強しなさいって、これを機会に中学校に向けてちゃんと勉強しなさいみたいなことは全く言ってないんですよ。
ただただ自主的に取り組んでいたんですね。 しかもなんだかとっても楽しそうに、楽しそうというかまあ、そりゃね、遊んでる方が楽しそうですけど、でも意欲的にね、
前向きに楽しそうにやってたんですよ。 すごいなぁと思って偉いなぁって思って眺めていたんですね。
で、なぜそれができたのかっていうのをちょっと考えてみたんですけど、 クラスの先生というかもしかしたら学年でかもしれないんですけど、
自主勉強、テスト勉強グラフみたいな表が配られたんですね。 毎日少なくとも例えば1時間とか30分なのかな、ちょっと私も全然よく見てないんで任せっきりなんですけど、
やってみましょうみたいな、頑張ろうっていうシートみたいなのが配られたんですね。 そして30分1時間ってこう塗りつぶしていくんですよ。
で、折り返し折り返しって言って100時間とか言って塗っていくと、なんかみんなとね多分比べられるのかな。
まあでも人と比べるっていうよりかは、自分でこのラインまで行きたいみたいなのを意識してそれを塗っていくことに、なんかものすごく面白みを感じていたっぽいんですね。
おそらく良い点を取らなきゃとか、なんかクラスで何番になりたいとか、なんかそういうものではなく、とにかくただただその勉強シートを塗りつぶしてなるべく少しでもたくさん塗りつぶしたいみたいな、なんかそういうふうに見えました。
これを見ていて、高橋新平さんのボードゲーム作り入門に出てくる、あなたはどんなゲームが好きか、そのタイプを知ることによって自分の勉強方法とか仕事の仕方に活かせるかもしれないよっていう、あの話を思い出したんですね。
おもちゃクリエイターの高橋新平さんが4月に出された新刊、ボードゲーム作り入門という中で、イギリスのゲーム研究者リチャードバートルさんという方の、このプレイヤーのね、ゲームがどんな風に夢中になるかっていう心理を分けたバートルテストっていうのをご紹介されているんですよ。
で、みんな誰しもゲームはね、あの子供も大人も結構好きだと思うんですけど、どういうところに面白みを感じるのかっていうので、4つのタイプに分けられるそうなんですね。
で、このタイプが自分がどれなのかっていうのを知ることによって、どういうゲームに夢中になるかっていうのが分かるっていう、そういうものなんですよ。
で、新平さんと対談をさせていただいた時に、自分の子供のタイプを知ることができたら、例えばね、ちょっと苦手な勉強をどんな風に楽しくさせるかっていうヒントが分かりますねみたいな、そんな話をね、まさにしたんですよ。
で、これ話した後に、娘はあんまりね、お勉強が好きなタイプではないので、これは絶対生かしたいなって思ったんですけど、
特に私が何か仕向けることなく、娘はね、その学校から配られたそのシートのおかげで、多分ね、楽しく勉強することができたっぽいんですよね。
で、このタイプ、娘のタイプは一体何だったんだろうって、後からちょっと考えてみたんですけど、4つタイプがありまして、
アチーバーっていうのは目標達成のために努力する人、キラーはとにかく勝ちたい競争や対戦を楽しむ人、エクスプローラーは新しい発見を求める人、ソーシャライザーは他のプレイヤーとの交流を楽しむ人っていうこの4つに分けられているんです。
これ、最初に本を読んだ時は娘はソーシャライザーだなと思ったんですね。
おすすめのゲームがハーっていうゲームって書いてあるんですけど、まさにハーっていうゲームが大好きで、ゲームをやりたいゲームの特徴としても、なんかみんなでセリフを言い合って笑うとか、なんかコミュニケーションをするゲームが好きっぽいんですよ。
だから娘はソーシャライザーなんだったら、私と例えばごっこ遊び、学習塾ごっこみたいな感じで面白い名物先生が出てきて、なんか問題を出し合うとか、なんかクイズバトルみたいにして遊びながら勉強するとか、なんかそういう方法がいいんだろうなーってなんとなく思っていたんですね。
日常の中でそういうことは結構やっているので、まあうまく使えてはいるのかなと思ってたんですけど、今回のこの塗っていく、シートを塗っていって少しでも長く達成させたいみたいなのはアチーバーの心理だと思うんですね。
努力の成果
なのでそれがガチッとハマったんだな、娘はアチーバーの要素も持っている子なんだなっていうふうに発見しました。
私自身はっていうと、この本を読んだ時にも自分はもう完全にこれだなって思ったんですけど、完全にキラーなんですよ。もう勝ちたい。ゲームでは勝ちたいんですね。
自分が小中学生だった時の勉強方法の意欲の持ち方を思い返してみてもまさに私はキラーで、中学校なんて特にですね、あの順位1番になりたい、絶対少なくとも3番以内に入りたいみたいな、とにかく順位を競う、順位を達成することが面白かったんですよ。
だから私的には、なんでそんな、もっと悔しがればいいのに、みたいな心理、気持ちでね、娘を見てたんですけど、娘はね、あんまり順位とか人と比べて何番だったとか、なんかそういうことはあんまり気にしてない感じなんですよね。
それよりもただただ、ただただそのシートを塗っていくっていうのが面白かったみたいなんです。
そして結果を見てみるとですね、その自習学習の勉強時間、時間ですよ。時間で言ったらもうクラスのダントツ1位だったそうなんですね。
で、先生からも自習学習、自習学習じゃないや、テスト勉強ノートっていうのを作って、自分でね、とにかくたくさん塗りたいから、全部復習してノートにまとめて、1日何時間やって、来週は社会やって、とかなんかいろいろね、計画もすっごい一生懸命立ててたんですよ。
私何にも言ってないんですよ。で、自分で勝手に計画立てて、で、何曜日に土日にはこれやるからとか言って、なんかすっごい一生懸命やって、朝もなんか早く起きてきて勉強したり、なんかね、ちょっとね、びっくりするような姿勢だったんですね。
それで、えーと、無事時間、トータル時間で言うともう圧倒的に1位だったそうで、で、まとめノートもなんか一生懸命ね、色鉛筆とか使ってすごいわかりやすくまとめていて、なんかそれでちゃんと覚えられてるのかなって心配しながら眺めてたんですけど、とにかくやる気になっているので、もう何も言うことなく、すごいねすごいねって眺めて応援してました。
で、これでね、こんなに一生懸命頑張ったんだから点数につながるといいなーっていう風にね、あの、見ていたんですけど、ま、小学校のね、テスト、勉強なので、やっぱりね、やったらやっただけ取れますよね。
点数にもね、きちんとつながってですね、それもま、そんなつば抜けてよかったかというとそういうわけではないんですけど、えー、いつもの娘の感じから言ったら、かなりいい点が取れて、大満足で終わることができたんです。
もう本当にね、我が子ながらね、えらいなーと思ってね、なんかもう本当にたくさん褒めてあげました。なんか突然ね、勉強の楽しさというかなんかね、知ったのかな、なんかこのままいってくれるといいななんて思いましたが、
とにかくね、この好きなゲームのタイプにバッチリ先生が出してくれたそのシートがはまったんだなーという風に思いましたね。
4年生の年度末あたりに、ちょっと算数にね、苦手意識が出てきてしまって、若干つまずいた時があったんですよね。
そんな時になんか大丈夫かなーってね、心配してた感じがあったんですけど、ほんとね、あの、ほっとくっていうの大事だなという風にね、思いました。
なんか私が、ほら勉強、テスト勉強やらなきゃダメだよ、ママはね、こうだったよとか言って、なすりつけていたらね、無理やりやらせていたらね、多分この結果にはならなかったんじゃないかなという風に思います。
あの、私はね、一言も何も言ってないんですよ。ただただ、あ、えらいね、すごいねーって見てただけです。
そして娘が、模擬テストを作ってくれって言うから、それはね、一生懸命頑張って作りましたけど、そういうね、話し相手になったり、テスト問題作ってあげたり、朝みんなでクイズを出しあったり、みたいなそういうことはやりましたが、他はね、全くやれとは言ってないんですよ。
まあ、ママ友とかからはね、それはのちちゃんだからだよってまた言われてしまうかもしれませんが、まあでもね、とにかくやれやれ言うよりね、いいことあったなという風に思います。
好きなゲームのタイプで勉強方法が見つかるっていうのは、本当だなというのを実感しましたという、そんなお話でした。
イラストレーターの原海でした。フォローやコメントいただけるととても嬉しいです。また話します。
12:03

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