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2024-02-19 11:45

#44 40代後半、自分の寿命をリアルに意識する

先日のトークイベントのために、自分の本「私の生理のしまい方」を読み返して、改めて色々と考えた事をお話しました。

更年期の世代に入り、自分の寿命をリアルに感じた事。でも、悪いことばかりじゃないなと思っているあれこれについて。

出産体験マンガ「出産は面白かった」はこちら

https://ameblo.jp/aimihara/entry-12657006369.html

コミックエッセイ「私の生理のしまい方」
(KADOKAWA)

http://www.amazon.co.jp/dp/404682915X

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00:05
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
先日ですね、娘の9歳の誕生日が終わりました。無事終わりました。大したことしてないんですけれども、
ここ数年ね、娘が学校から帰宅してきた時に、一応朝は何もなかったけど、帰ってきたら、ちょっとこうお部屋の中が飾り付けされてるっていうのを、何年かずっとやってきていたので、
ちょっとね、何もないのはきっと悲しいな、あれ今年は何もないんかいって思ってしまうのは悲しいかなと思ったので、
ちょっとね、全然準備足りてなかったんですけど、大急ぎで飾り付けをして、娘を迎えるっていうことができました。
誕生日になると、いつも自分の出産のことをね、思い出しますね。どうでしょう?皆さんいかがですか?
私は思い出すんですけれども、自分の出産のことは漫画にして、実は残してあるんですよね。
復職する時に、そのリハビリ、手のリハビリみたいな感じで、復職のご挨拶っていうのも兼ねて、出産漫画を描きました。
私の出産はですね、そのタイトルが、出産は面白かったっていうタイトルなんですけど、その通り面白かったんですよね。
よかったら、その漫画のリンクを貼っておきますので、ご覧いただけたらと思います。
ということで、今日は本題は、誕生日の話ではなく別のお話です。
前回ですね、水野さんのトークイベントに登壇しましたという裏側のお話をしたんですが、
それにまつわるというか、続きのお話で、公年期についての話をまた久しぶりにしてみたいと思います。
私が昨年出したコミックエッセイ、私の生理の姉妹方というものはですね、9人の大人女性の方にお話を聞いて物語にしたというお話です。
前回のトークイベントの時に、いろんなことを振られてもお話できるようにと思って、いろいろ準備をしてメモをしていた中で、
そこまでのお話に至らなかったので、お話ししなかったんですけど、ちょっと話してみたいなと思ったことがあるので、そちらを話していこうと思います。
このコミックエッセイの中に43歳の女性が登場するんですけれども、第1話の方ですね。
43歳なのでまだお若いかなという感じなんですが、ひどい変頭痛で悩まれて、本当に寝込んでしまうほど、家事とかができなくなってしまうほどの変頭痛に悩んだという方のお話が出てきます。
03:02
その方がですね、寝込んで寝ていると、自分の寿命っていうものをリアルに感じるっていうお話をしてくださいました。
これを聞いて、私も全く同感で、40前半の頃には感じなかったんですけど、40後半になってね、すごく普通に自分も死ぬんだなって感じるようになったんですよね。
親もね、歳をとって、どんどん衰えていくっていう姿を、間近で見ているっていうのもあるのかもしれないですが、なんかね、40代後半、50を目前にして、自分もそうだよな、死ぬんだよなっていうふうに、すごくリアルに感じるなという思いがあったので、この方のお話に私もすごく共感しました。
あとね、少し前の話で、娘が年を重ねる前に、甘えん坊になるっていうお話をした回があるんですけれども、そこで娘が2年生になった時に、いろいろなものが怖い、怖いっていうふうに、ちょっとナイーブになってしまった時期がありました、というお話をしたんですが、
その時のね、怖いの一つに、あの、ママが死んじゃったらどうしようっていうことをすごく考えていた時期があって、それでよく泣いてしまうっていうことがあったんですね。
周りの先輩、ママたちにお話聞くと、ああ、そういう時期ってあるよっていうふうにすごく言われたので、まあ、よくあることなんだろうなというふうには思いました。
ファンタジーの世界で生きていた子が、少しずつ大きくなって、人が死ぬとか、そういった事故とか、災害とか、そういったものをリアルに知って、あの、恐怖を感じるっていう時期があるんだろうなというふうに感じました。
私は高齢出産で娘を産んだので、まだね、8歳、9歳、この前9歳になりましたが、なんというか、そういった娘の姿も見ていたこともあり、なんかね、めちゃくちゃ長生きしたいと思ってるんですね、今は。
少なくとも娘が成人して大きくなるまでは元気で生きてたいなというふうにね、すごい思うんです。なので、コミックエッセイのプロローグにも書いたんですけど、とにかくね、健康で長生きするっていうのが最近のテーマでもあります。
まあ、とはいえ、そう、あの、寿命とかをね、すごくリアルに感じるっていうのが40代後半だなというふうに感じています。
で、まあ、あれもこれもね、無理ができないなっていうのもすごくわかってきて、で、こう、残された時間っていうと、まあ大げさかもしれないんですけど、時間ってもう限られてるんだなっていうのをめちゃくちゃリアルに感じるんですよね。
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だから、こう、仕事もこれはやるべきだろうか、お断りするべきだろうか、みたいなのをすごく選べるようになりましたし、あと、やりたいなって思ってることへのチャレンジも躊躇なくできるようになったなというふうに思います。
まあね、年取ると、やっぱりシラガの寮とかね、シミとかもうシワとかタルミとかね、もう起きたての自分とか、夜遅い自分の顔とかもほんと見たくないですし、もうね、残念って思うことはもう数えきれないほどあるんですけど、まあでも、なんかトータルとしては今、すごいね、結構楽しいなというふうに思ってます。
どんどんね、50が近づいてきて、こう、歳を重ねていくと、いい意味で、もうね、周りのことあんまり気にせずにずずしくなれる年代な気もします。で、まあ、無理ができないこともね、分かってるので、自分に期待しすぎないですし、こう、自分のことをね、もうよしよしといたわってあげられるようになったなというふうに思います。
ね、そう考えると、なんか悪いことばかりではないな、こう念きってっていうふうに思ってます。なんか昔は、あの、時間がある限り絵をね、描きたいみたいな時期もやっぱりあったなと思うんですよね。
よくあんな無茶苦茶な生活してたなって思い返すと思うんですけど、今はね、本当に娘のためにも、自分のためにも、やっぱりね、健康でいたいし、仲良きしたいなと思っているので、本当にね、無理しなくなって自分のことを大切にするようになりました。
昔はね、自分のこと全然大切にしてなかったと思います。唯一大切にしてたのは妊活の時だけですね。それ以外はね、本当もうね、くちゃくちゃだったなと思います。なので、高年期っていう世代に突入して、すごくね、自分のことを大事に思えるようになったなと思います。
まあ、というのも、会社を辞めてね、フリーランスになって、自分で時間管理ができるようになったからっていうのも結構大きいなとは思いますね。
組織に所属していると、やっぱりこうね、待たせてるデザイナーさんとかね、いろんなスタッフの子に、仕事ちゃんと振らないとって思うと、そういった仕事を先にやって、夜自分が書けばいいかなみたいな、そういう自分の体はないがしろみたいな働き方をしていたなというふうな気がしますね。
まあ、無理もできてたっていうこともありますけど、はい。なので、自分のことを大事にできるようになる年代かなというふうに思っています。
まあ、高年期のことを別にこう、声高に叫ぶ必要はないんですけれども、まあ、さらりとね、普通にこの年代の不調について、誰もが周りの身近な人と話せるようになったらいいなっていう思いはずっと変わってません。
09:03
周りに言えなくて、辛さを抱え込んでいる人とか、無理してしまっている人が減ってほしいなというふうな思いで、コミックエッセイは書きました。
なので、自分みたいに何か発信している人間としては、今後もね、自分の高年期のリアルを包み隠さず、記録して伝えていけたらいいなというふうに思っています。
この年代って、子供の反抗期とか受験とか、親の介護とか職場での責任とか、本当にいろいろなことが重なる年代だと思うんですよね。
でも、昔ほど馬力は出ないし、本当に抜け出せないような辛いループに陥ってしまう危険性がある時期、年代だと思います。
加えて、自分のことを二の次にしてしまうことも多い年代だと思うんですよね。
でも、ここで大病をしてしまったり、高年期の症状もひどくなるまで放っておいたりしてしまうと、盛り返すのがめちゃくちゃ大変になると思うんです。若くないので。
コミックエッセイにも、高年期かなと思ってたら、すごく裏に大病が潜んでいたっていう方のお話も出てきます。
なので、ぜひ自分の心と体に、とにかくよく耳をすませて、日々の変化に気づけるように、そのくらいの余裕を持てるような生活ができるといいかなと思います。
もうやばいなって時は、とにかくほっぽり出して寝る。寝る。寝てもなかなか治らないですけど、疲れ取れないですけど、でも寝る。
ずっと自分一番で優先していくっていうのは、現実的に難しいかもしれないので、自分を第一優先にする日とか、曜日とか、そういうのを決めてもいいんじゃないかななんて思ったりしています。
今日はちょっと真面目な話になってしまいましたが、自分のコミックエッセイをトークイベントに向けて読み返して、改めて自分が今考えていることを整理してまとめてみたので、一回お話をとってみました。
同世代の方に何かヒントになることがあったら嬉しいです。
ということで、最後まで聞いてくださりありがとうございました。イラストレーターの原江美でした。
11:45

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