1. イラストレーター原あいみの話
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2025-11-15 12:05

「コーネンキ〜」な私の1年を振り返る

2年前に出した「私の生理のしまい方」(KADOKAWA)は、2年経った今でもコンスタントに読んでいただけています。忘れた頃にメディアに取り上げられたり、取材を受けたりということがありまして、久しぶりに今日、更年期がらみの取材を受けるので、その事前準備として、自分の更年期の症状や生理についてなど振り返ってお話してみました。

「私の生理のしまい方」(KADOKAWA)
https://t.co/QNqwsMNMW1

[関連放送](Voicy多めです)
私の「コーネンキー」は玄関でこっちを見てるくらい。
https://stand.fm/episodes/682d8afd530833ea73438def

とうとう私にもヤツがやってきたか!?
https://stand.fm/episodes/67e26e28badbfd122472cdf6

#98 著書【私の生理のしまい方】よりお二人をご紹介!④
https://r.voicy.jp/YQm4OoG5K2W

#86 著書【私の生理のしまい方】よりお二人をご紹介!③
https://r.voicy.jp/GQVQ26nkKkW

#56 著書【私の生理のしまい方】よりお二人をご紹介!②
https://r.voicy.jp/wWK8qXQ0mB7

#47 著書【私の生理のしまい方】よりお二人をご紹介
https://voicy.jp/channel/4805/1265748

#39 更年期かもしれないし、更年期じゃないかもしれないし。
https://r.voicy.jp/W6mGD3pL9yA
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サマリー

イラストレーターの原あいみさんは、高年期に関する体験を振り返り、自身の著書『私の生理のしまい方』について語ります。また、高年期の症状や個人差についても触れながら、思い出や感情の変化を共有しています。

著書の紹介と高年期の実感
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
今日はですね、久しぶりにちょっと取材をしていただくことがありまして、その準備のために自分のコーネンキについて話をしてみようかなと思います。
私は2年前、2023年に、私の生理の姉妹方というコミックエッセイを発売させていただきました。
これは門川さんから出ている本なんですけど、9名の大人女性に私が実際にインタビューをさせていただいて、
皆さんのこの年頃の、ならではの心や体の不調等々を物語にさせてもらったという本です。
そこには当時の自分の感覚、コーネンキっていうものに対しての思いとか、そういったものも書いているんですが、
この本はですね、結構ずっとコンスタントに色々な媒体で紹介されたり、こんな風に著者である自分がインタビューを受けたりということがあるんですね。
これありがたい話です。残念ながらね、重版にはまだ至ってはいないんですけど、でもずっと動いてるんですね。
半年ごとだったかな、くらいに、このくらいKindleで読まれました、みたいなのとか、お知らせでちょこっと陰性みたいなお知らせいただくので、
まだちゃんと定期的に売れてるんだなっていうのは実感しているという、そういう本です。
もともと編集担当者さんとも、すごい爆発的に大ヒットで話題になる本みたいな感じではなく、
長く読み継がれていくような、そういう本にしていきたいと思っています、みたいな風に言っていただけたんですが、
その役目は果たせているのかな、これで重版に到達したらね、そう言えるんですけど胸を張って、
まだちょっとそこには至っていないので、ちょっとまだ力不足だったかなという気はしているんですが、
そんな感じで今回も本の紹介と合わせて取材を受けることになりました。
自分自身の高年期の症状というか、そういったものをちょっと振り返ってみようかなと思って、
それにこの音声配信で自分が喋っていたっていうのはとってもいい資料なんですよね。
振り返って見てみたんですよ。そうすると私、今年の3月になんだか娘に対して普段イライラしない私が、
ちょっと抑えきれないモヤモヤイライラムカムカが出てきてるっていうことをね、なんかトロしてるんですよね。
で、私にもとうとうやってきたのかな、あの高年期っていうね、漫画ではね、高年期っていう生き物として描いてるんですね。
比喩として、それがうちにもやってきたかもみたいな話を当時していました。
なんですが、私ね、当時のこのイライラしてた感情、あんまり思い出せないんですよね。
そんなことあったっけ?ぐらいの感じなんです。なので今はないんですよ。
あともう一つ声で記録していたのは、5月ぐらいに新刊の80字作文の本が終わって、いろいろPRも落ち着いて、
じゃあちょっと久しぶりになんか燃え尽き症候群的な感じになってるのもあり、
もやもやしてる気持ちもあるから、婦人科に久しぶりに血液検査してみようかなって言ってきたっていうことを話していました。
そこでは血液検査の結果で、いわゆる高年期の症状が出ているかどうかっていうのが血液検査で数字でわかるんですけど、
それは通常通り、2023年に私の生理のしまい方を書き終えた後に血液検査してるんですけど、
それと比べてみたんですけど、正直あんまり変わってないっていうくらいの結果だったんですね。
そこでわかったのは、鉄不足、隠れ貧血であるということで鉄剤を処方されたっていう。
そこから疲れやすさとか気持ちのもやもやとか、よくわからない不安感とかも起こり得るということなので、
その時は鉄剤を処方してもらったんですね。
そういうこともこうだったんですよ、今こういう気持ちで、みたいなのを声で残しているので、
ものすごく自分としてはいい記録になっているなというふうに振り返って思いました。
そして現在なんですけど、古典が終わってしばらくちょっと燃え尽き症候群的な時期があり、
今は新たな絵本制作ですとか、お仕事に向かってぼちぼちとエンジンをかけているっていう感じではあるので、
生理と子供への感謝
気持ち的にはちょっと落ち着いている感じです。
ただ整理がですね、そういえばだいぶ来てないんですよね。
3ヶ月?4ヶ月くらいもしかしたら来てないかもっていう感じで、
だからといって何かものすごい不調があるわけでもないんですよ。
その整理が終わることを平形って言うんですけど、
この平形っていうのは日本人女性で平均年齢が50歳前後って言われてるんですね。
なので平形の前後5年の10年間を後年期って呼ぶんですよ。
平形っていうのは最後の整理が来てから1年間なかったら、
あ、あれが平形だったんだなってわかるっていうものなので、
ここから例えばもし私が1年間来なかったら、
あ、あれが平形だったんだってわかるっていうそういうものなんですね。
なので今現在はわからないんです。
私の整理のしまい方でもたくさんの方の平形した時のこととかお話聞きましたが、
これも本当に人それぞれで普通に定期的に順調にあったのに突然なくなったっていう人もいれば、
なんか感覚が空いてきて、あれそういえばなんか最近長く来てないなみたいなのが増えてきて、
いつの間にか平形してたんだなみたいなこともあるっていう、
本当に人それぞれなんですよ。
50歳が平均って言われてるんですが、
本当に40代の前半とかで平形を迎える方もいらっしゃるし、
これも本当に個人差が大きいと言われています。
若い頃、若い頃って言っても30代とか、
それこそ不妊治療を頑張っていた頃なんかは、
もうこの整理が来るっていうことはものすごく大きなことで、
言ったら自分の卵子が残っているか問題っていうのが本当に本当に大きなことだったので、
もうこの整理っていう存在がすごくすごく心を揺さぶられる大きなものだったんですよ。
でも今もう私今ちょうど49になったので、
いわゆる平均的な平形の年代に来てるんですよね。
なので、なきゃないでもものすごい楽だし、
整理痛とか整理前の不調とかも、
そう言われてみるとあんまりないような気がするので、
ないなら別にこれでいいかなみたいな、
そんなすごい軽い感じなんですよね。
とうとう私平形してしまうのかな、
女として終わりな気がするみたいな、
そういう感情になるんじゃないかっていうイメージがあったんですけど、
全くそういうのがなくて、
むしろ性別を超越して、
性別を超えた美しさを目指していきたいなみたいな、
そういう気持ちにすらなっているというか、
うまく言えないんですけど、
全然暗いイメージじゃないという、そんな感じです。
だからこそこうやってベラベラとしゃべっているんですけれども、
そんなことを今日の取材でせっかくなんでお話できたらななんて、
取材は今日あるんですよね。
インタビューしていただくんですけど、
そんな話ができたらなという、
ちょっと予行練習的な感じでお話ししてみました。
こんなふうに自分のことを声で残しておくと、
すごくリアルな後年期の奇跡になっていいななんて思っております。
でも3月ごろ娘にイライラしてたんですね。
なんか今じゃあんまり信じられない感じなんですけど、
やっぱり自分に余裕があるかどうかっていう感じなのと、
あと娘のことに構ってられないくらい自分のことで夢中になることがあるっていう、
そういう状態だと多分娘にいちいちイライラしたりという、
暇がない感じなんですかね。
そうなのかもしれないなっていうのと、
あと今日ちょっと生理の話をしたんで、
不妊治療のことを私はよく思い出すんですよ。
やっぱり娘っていうか自分の家に子どもがいるっていう生活は、
もう半ば諦めていた時期があったので、
本当に子どもがここにいるという生活が体験できているということに、
やっぱりいつまでも感謝の気持ちがあってですね。
あと私は胎外受精で娘を授かることができたんですが、
育っていった卵子、卵ちゃんの状態をすごく鮮明に覚えてるんですよね。
あの卵が人間になったという奇跡を自分としては体験しているので、
なんかうまく言えないんですけど、
10歳になった娘でも卵に戻っちゃうんじゃないかみたいな、
時々そういう夢を見たりするんですよ。
あの卵に戻ってしまうんじゃないかみたいな、
そんなことをふと思想で考えることがありまして、
そんなことを考えると多少のことはどうでもいいなって思うんですよね。
なんかもうおばあちゃんっぽいっていうか、
いろいろありますよ。
それはガミガミ言ったり小言を言ったりすることもちろんありますけど、
でも言った後に、
まあでも別に今日も怪我してないし、病気な病気してないし、元気に帰ってきたからまあいいかって、
なんかね、そうやって娘にもそう言うんですけど、終わるんですよね。
なんかそう思うと、いつも心にあの卵ちゃんを思い浮かべておくっていうのは、
ものすごく私にとってイライラ抑制になっている気がします。
はい、ということで今日は取材を受ける準備ということで、
自分の後年期および生理についてお話ししてみました。
男性の方とかね、もしかしたらこういう話聞くのあんまり好きじゃないな、
ちょっと嫌だなっていう方もいらっしゃるかもしれませんが、
まあこういうのもね、知識としてこういう人がいるんだな、
こういうふうに考えている人がいるんだなとかね、
なんか普通のこととしてぜひ聞いていただけたら嬉しいななんて思います。
イラストレーターの原江美でした。
せっかくなので、私の生理のしまい方は2年前の本ですが、
いつまでも古くなく読める本だと思いますので、URLを貼っておきます。
また話します。
12:05

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