夫の定年後の悩み
イラストレーターの原あいみです。だいぶ声が戻ってきたかなという気がします。最初にお知らせですが、来週の月曜日、9月8日夜21時から、個展で募集させていただきました、私の立体作品人形に名前をつけてね企画の名前決定発表会という生放送をさせていただこうと思います。
今まだですね、10点くらいで迷っていまして、すごくいい名前がもうたくさん上がっているので、ちょっとね勢いで一つに決めれなくて、はい、なのでちょっと自分の作ったこのお人形キャラクターとその名前を並べてみたり、なんかどういう展開をして使っていけたら楽しいかなとかっていうのを妄想してみたりしながら、最後ねいくつかに絞っていく作業をしております。
はい、心をある程度決めて生放送をスタートしようかなとは思っておりますが、そんなね生っぽいリアルな考えながらお伝えする会ができたらいいなと思っております。ボイシーの方で行いますので、よろしければお時間空いている方は遊びに来ていただけると嬉しいです。
今日の本題はですね、古典期間いろいろ経てですね、ちょっと今日は夫の話をしようかなと思います。最近の夫、この数ヶ月なんですけど、定年後にどうやって過ごしていこうかっていうのをなんかすごい真剣に考え始めているんですね。
うちの夫は普通の会社員でして、私より4つ年上なので、53歳ですね、現在多分。なのでまだね定年後のことを考えるにはちょっと早いとは思うんですけど、何て言うんでしょうね、会社で50代あるあるなのかもしれませんが、やっぱりね30代40代前半とかね、こう一番油が乗って勢いがあってね、やってるんですよね。
やっていた世代とはやっぱり50代は変わってくるみたいで、後輩たちに仕事をどんどん引き継いでいかないといけないですし、なんかやっぱり今までとはちょっと仕事との向き合い方も変わってきているそうなんですね。
そんな中で、この人生後半戦をどういうふうに使っていこうかみたいなのを結構考えているみたいなんです。
そういう本ばっかり読んでるんですよね。なんか面白いな、私はそういうこと考えても絶対本を読まないタイプなので、夫はね、すごいそういう本をたくさんむさぼり読んでる感じです。
そしてその本に載ってたことみたいなのをちょろちょろ話してくれるんですけど、大体の本に会社以外での新しい人とのつながり、そういう新しい場所でのやりがいとか、もっと言うと生きがいとか、自分の存在価値とか、なんかそういうものを探すっていうのが大事だよって大体書いてあるらしいんですね。
で、それを読んでいて、まあそうは言ってもそんな簡単にそんなもん作れんわって思ってなんかツッコミながら読んでいるそうなんですが、なんかね、私を見て、あ、なんか自分のすぐそばにそれをやってる人がおったって思ったそうなんですよ。
あ、なるほどと思いました。
で、私は会社を辞めたのが3年前?2年前?2023年の1月にフリーランスになったんですけど、ちょうどその辞めた数ヶ月後、4月に、私ボイシーが大好きでね、ボイシーヘビーリスナーなんですが、
ボイシーで中村敦彦さんという存在を知り、中村さんが悪魔の計帳ライティング講座っていうのを始めるっていうのをお話しされていたのを聞いて、そこに入ったんですね。そのスタート当時から。
で、なんで入ったかっていうと、当時女性にインタビューをして、それを物語にするっていうコミックエッセイを作っていたんです。
角川さんから出ている私の生理の姉妹方っていうね、主に高年期世代の女性をターゲットにした本なんですけど、その時のインタビューで、今まで結構計帳というかインタビューに割と自信があったんですけど、ちょっとスランプに陥ってしまっていたんですよね。
その高年期世代というのはまだ私が経験していないことだったので、うまく聞き出し切れているかっていうのがちょっと不安になってきて、そんな時に名前のない女たちっていう女性へのインタビュー計帳のスペシャリストの中村敦彦さんが計帳とライティング、計帳したものを物語にするという講座をやるというものですから、
これはちょっと技を盗んでみたいと思って、その講座にドキドキしながら入ったんですよ。私は会社にいた時は本当に忙しかったので、会社のこと以外で何かこういう活動に入るとか、コミュニティに入るとか、そういう余裕は全くなく。
押し勝つとかもしたこともないし、ボイシーは結構聞いてたんですけど、全くのサイレントリスナーで、なんかいいねボタンがあることすら知らなかったくらいの感じでずっと聞いていたリスナーだったので、とにかくそういう活動に参加するっていうのは、それが確か初くらいだったんですよね。
そこで初めて講座仲間みたいなのができたんですよ。でもそれがすごく楽しくて、男性、そのAV業界のライターさんだから、そういう男性がいっぱい来てるのかなって思ってドキドキしたんですけど、割と自分と何となく似たような感じの女性たちがいっぱい集まっていて、すごく刺激をもらって面白かったんですよね。
会社を辞めてしまってフリーランスで一人になったけれど、新しい大人になってできた同級生みたいな、そんなのができてすごく刺激をもらってフリーランス生活をスタートさせたんです。
夫の変化とサポート
その流れで音声配信を始めたら、またさらにつながりができて、ボイシーパーソナリティになったら、またさらにパーソナリティさんと知り合いになれたりとか、いろいろと人のつながりが増えていきました。
その流れに背中を押してもらって、逆に今まで足を運んでいなかったイラストレーターさんのイベントとかにも顔を出すようになり、そこからイラストレーターさんのお知り合いとかお友達がちょっとずつ増えてきたんですね。
そんな感じで会社以外のつながりっていうのが、私はこの2年とかで本当にたくさんできたなというふうに思っています。
そんな私を見ていて、夫は最初の頃はきっと、なんかこの人最近イヤホンばっかりしてて、話しかけてもなんか聞こえてないことも多いし、なんかちょっと感じ悪いなって思ってたっぽいんですよね。
そんなこともちょっと言われたこともあった気がします。
でも、私が音声配信面白いよっていう感じで、別に夫に勧めたりは全くしてないんですけど、私が自分自身もパーソナリティーになったりして、生放送を頑張ってやったりとか、対談したりとか、イベントに登壇したりとか、
活動の幅が広がっていってるのを見て、出版につながったり、出版した本を皆さんに広く知ってもらうっていう活動の一つにしていたりとか、
で、極めつけで今回コテンというのをやって、実際にその音声配信等で知り合ったパーソナリティーさんやリスナーさんが、すごいたくさん足を運んできてくださったっていうのを夫が本当に目の当たりにしたんですよね。
なんかすごいねって、こんなにこう人様が動くのねっていうのを実感してくれたんですよね。
で、最初の話に戻りますが、その会社を辞めた後とか、会社以外で自分の新しい人脈を作り、そこで生き生きと楽しそうに活動しているっていう、そんなことね、できるわけないじゃんみたいな風に思っていたのが、私がまさにそれを体現しているので、ここに夫って思ったんだそうです。
夫はもともと音声配信とかラジオを聞くのが苦手らしいんですね。
なんかどんな話でも、どんな軽い雑談でも、やっぱりながら劇が全くできないらしくって、聞くなら、もう聞くに集中しないと情報が入ってこないそうなんですよ。
なので、どうしても習慣として聞くっていうことにはならないんだそうです。
で、あとはね、近しい私なんかが喋っているのは、やっぱりどうしても照れくさいので、私の放送は夫は聞いていないんですね。
なんですが、私の遠方に住んでいる家族とか、はたまた夫の親戚とかは、私の放送をちょこちょこ聞いてくれていたりしたっていうのが、この個展で分かってですね。
なんだか一番近くにいるのは自分なのに、自分よりも遠方に住んでいる私の父とか兄とかおばさんとかの方が、あいみ情報に詳しいぞっていうのが、もうなんか不思議でしょうがないらしくって。
いよいよ自分も聞かないと、情報に追いつけないんじゃないかという気がしてきたなんてね、笑って言ったりしておりますが、聞かなくていいよと言ってるんですけれども。
とにかくそんな夫も、今回の個展を経験して、私がやっている音声配信という活動もひっくるめて、とにかくやると決めたらいろんなことを行動に起こす、その行動力と人徳のなせる技だったというか、なんかもう行動力と人徳で大成功だったねって言ってくれたんですよね。
そういう評価というか、一番そばで見てくれていた夫が、そんな感想を言ってくれたのが、自分としてはとてもうれしかったです。
なんかね、こんな風にスマホに向かってベラベラ喋ってね、なんかずっとイヤホンしてて、一体こいつは何をやってるんだっていうような感じをさせていた時もあった気がしますが、なんとなくこの活動の意味もね、分かってもらえたと、1年半くらいかかりましたが、そんな気がいたします。
個展の最中、準備期間も含め、ものすごく夫には助けてもらいました。朝ごはんとかほとんど私作ってなくて、全部夫がやってくれていたので、とにかく本当にありがとうと、最近は感謝を述べています。
本当ごめんね、こんな家の中ぐちゃぐちゃでって何度か言ったんですけど、でも夫からは、逆に活力をもらっているというふうに言ってもらえたので、そういうふうに言ってくれる人でよかったなというふうに改めて感謝しています。
そんな夫は、もともと漫画家を目指していたので、最近漫画の公募店に出したり、昔やっていたマラソンをね、復活させてマラソン大会にエントリーしたりとね、いい刺激を与えられたかもしれないですね。
共にね、ここから定年というかね、後半戦に向けてお互い好きなことをね、やっていけるような、そんなお家にね、していけたらいいななんて思います。はい、イラストレーターの原絵美でした。また話します。